『腐女子、うっかりゲイに告る。』第2話あらすじ・ネタバレ感想!三浦紗枝の想い、ゲイ安藤純の答え

出典:NHKドラマ公式Twitter

ゲイであることを隠している安藤純(金子大地)と腐女子であることを世間に隠す三浦紗枝(藤野涼子)、ふたりが織りな恋愛ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』の第2話。

何かと安藤に声をかける三浦。

明らかな好意に対し、ゲイの安藤はどうなのか…スタートからもどかしさ満載です。

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『腐女子、うっかりゲイに告る。』第2話あらすじ

純は紗枝の連日のアタックにとまどう。

SNSでつながっている友人・ファーレンハイトは純に「彼女は間違いなく君に惚れてるね」と指摘する。

自分の心情が紗枝に傾きつつあることに気づき始める純。

親友の亮平から、連休に紗枝たちと遊園地へ遊びに行くこと提案された純は、秘密の恋人・マコトさんに相談するが「連休中は家族といるので会えない」とつきはなされてしまう。

純は亮平が女子に告白されるが断っているところを目撃、「普通でベタな青春、過ごせるのかな、僕たち」。

亮平と語り合った純は、紗枝たちと遊園地デートに行くことを決める。

母・陽子は恋人を作るチャンスだと純のデートを応援する。

そして、いよいよデート当日を迎える。
出典:『腐女子、うっかりゲイに告る。』公式ページ

【ネタバレ】『腐女子、うっかりゲイに告る。』第2話の感想

秘密の共有が恋に変わる

一緒にお弁当を食べたり、読んでいた小説を自分も読んだと感想を共有したり、恋をする相手に同調をして距離を縮めたいという心理がにじみ出ている三浦(藤野涼子)。

そんな三浦となんとなく一緒に過ごす安藤(金子大地)。

三浦は“腐女子”という人に言うことができない特別なキャラクターがあり、それを知りながら理解をしてくれる安藤に好意を寄せ始めました。

三浦が求めたのは、理解者だったのかもしれませんね。

ただ、安藤が自分に心を開いてくれていない、好意を持っていないことをわかっていながらアプローチをする三浦がまた心苦しかったです。

三浦は、安藤がゲイであることを知ったならどんな反応をするのでしょうか?

恋する乙女モードになっている今の三浦からは、全く想像がつきません。

恋と愛、抱けるか、抱きたくなるか、そうじゃないか…ディープだなぁ

好意を寄せられていることの気づいている安藤は、SNS上での友人・ファーレンハイトにこのことを相談しました。

ファーレンハイトが選択肢として提示した答えは3つでした。

自分が同性愛者であることを打ち明けて振る
―真摯だね―

自分が同性愛者であることを打ち明かさずに振る
―無難だね―

自分が同性愛者だと明かさずに彼女と付き合う
―外道だね―

自分が同性愛者だと明かして彼女と付き合うという選択肢は、ないみたいです。

肝心の安藤の想いです。

安藤は三浦に対して好意を持っていますが、それは“Love”ではなく“Like”。

好きではないが、抱きたいと思う…そんな瞬間も安藤の中にはあるみたいです。

異性愛者にはわからない感情です。

しかし、loveとlikeの話までなら今までたくさんありましたが、「抱きたいと思うか思わないか」「勃つか勃たないか」彼らの考えの基準がここまでくると、見ているこっちまでドキッとしてしまいます。

結構ディープな話ですが、安藤にとっては大事な話だと言えるでしょう。

秘密をもっとも知られたくない相手は“母親”

安藤陽子(安藤玉恵)は、女手ひとつで息子を育て、必死に働いている女性です。

その母に、彼女が出できて結婚をして、子供ができる未来が見えたと言われれば辛いものがあるでしょう。

自分がゲイであることを隠しているのですから。

母の陽子がゲイだと知ったらどうなってしまうのでしょう。

それが想像のできないために、隠し続けることしかできません。

それもそれで辛く、一番気を使ってしまうみたいです。

好きだからこそ、関係を壊したくなくて打ち明けられない…痛いほどわかる感情で、胸が苦しくなりました。

普通でベタな青春。その裏には複雑な恋模様

週末の日曜日、安藤は幼馴染の高岡亮平(小越勇輝)に誘われて、男女3人で遊園地へ行くことにしました。

余りクラスの男子とつるまない安藤と、普通でベタな青春を過ごしたいという高岡の言葉に、安藤は応えることにしました。

しかし、それはうわべの言葉。

これは三浦と安藤をくっつけるためのイベントなのです。

安藤と三浦を2人きりにし、良い雰囲気になっていくことに喜ぶ高岡。

ですが、もう一人の友人である小野雄介(内藤秀一郎)も、高岡が三浦に好意を寄せていることを知っています。

なので小野は、安藤にそのことをバラしてしまいました。

2人の恋路よりも、高岡の気持ちを尊重したかったのでしょう。

「観覧車のてっぺんに来たら、三浦は安藤に告白をする、好きじゃないなら断れ。」

小野の言葉に、安藤はまた困惑していきます。

高岡が三浦に抱く気持ちはおそらく「Love」です。

安藤が三浦を想う気持ちよりも強いでしょう。

しかし、いざ告白されたとき、安藤の心の中に会ったのは、すべてが欲しいという想いでした。

ゲイ・パートナーの佐々木誠(谷原章介)との濃密な時間も手放したくない、女性と子供を成したい、孫を母に見せたい、自分の子供を甘やかしたい。

全てが欲しいという衝動に駆られた安藤は、三浦の告白を受けました。

自分が同性愛者であることを隠して付き合う。

ファーレンハイトとの選択肢のひとつにありましたね。

そう、安藤は葛藤と衝動の末に「邪道」の道を選んだのです。

『腐女子、うっかりゲイに告る。』第2話まとめ

このドラマは、安藤の目線で描かれます。

安藤が迷い、悩み、辛い。

そんな気持ちが表情に出つつも、ナレーションの声にも表れて見ているこっちも辛いです。

最終的に安藤は三浦に告白され、これを受け入れました。

心の中に沸き上がった言葉は「すべて欲しい」、そして三浦が大好きなQUEENの曲が流れます。

辛いです…しかし、そんな安藤をこのまま見届けていきたい気持ちでいっぱいです。

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