映像+音楽というのは本当に感情を揺さぶられます。
今回のクライマックスである、由希と夾が、正月を一人で過ごそうとしていた透の元に全力で帰っていくシーン。とても良かったです。
ここまでの思い出を振り返りながら、夕焼けの中を全力で駆ける王子様二人と切ないメロディー。
本当に素晴らしいシーンでした。
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目次
『フルーツバスケット』第8話「行ってらっしゃい」あらすじ
年の暮れ。
帰る場所のない透は正月もこの家にいさせてほしいと紫呉にお願いする。
紫呉はもちろんと認めるが、草摩家は正月に一族が集まってお祝いをするしきたりがあるという。
本家に帰りたくないとゴネる由希と夾に、留守は自分にまかせて帰りを待っている両親に会いに行くよう透は促す。
由希達は仕方なく家を出るが……。
【ネタバレ】『フルーツバスケット』第8話「行ってらっしゃい」感想
素晴らしい友情
魚谷 ありさと花島 咲。
通称、「うおちゃん」と「さきちゃん」。
正月に紫呉の家でひとりきりになる透を心配する二人。
「三人でテントで過ごすのもいい」なんてことを笑顔で言われたら、それだけで胸がいっぱいになりそうですね。
そして「正月は家族で過ごして欲しい」なんて透に言われたら、それ以上は何も言えないですね。
結局、透は紫呉の家にて正月をひとりで過ごす流れになりましたが、本当に素晴らしい友人関係です。
このシーンの咲の格好がほぼメーテルだったのが、何気に面白かったですね(笑)
今回は、咲の焚き付けで、由希と夾が紫呉の家に帰ることになったりと、咲の有能さが際立っていました。
電波発言や独特の服装もあって、とてもキャラ立ちがいいですね。
スカートが短い
毎回のように思うのですが、透のスカートがめちゃくちゃ短いです。
膝上何センチなのでしょう。
これで雑巾がけなんてしたら、絶対に見えちゃいますよね。
それを誰も指摘しないのが、なかなかファンタジーです。
お正月は人を感傷的にさせる
いつからだろう、お正月に何も感じなくなったのは。
確かに昔は何かを感じていました。
いつの頃からか、日々の忙しさに追われて、ただの休日になっていました。
透がお正月を「特別な日」と感じていることに、少しだけ寂しさを覚えて、ちょっとうらやましくも思ってしまいました。
せめて今年の正月は、しっかりと1年を振り返ろうと思います。
お互いに助け合う
由希と夾は、透の言葉に何度も救われてきました。
ひとりの寂しさもそれを救ってくれた嬉しさも、人一倍知っている二人だからこそ、倒れ込むほど必死に透のいる家に帰ったんでしょうね。
「よかった、もし気づかずにいたら……」
「ひとりで泣かせちまうところだった」
気づかずに草摩の宴に参加していれば、どれほどの後悔が押し寄せてきていたことでしょう。
なにしろ、その償いができるのは1年後ですから、かなりやばい状況でした。
咲ちゃん、本当にいい仕事してますわ。
慊人vs紫呉
いつもニコニコしている柔和な雰囲気の草摩 紫呉。
「とりあえず、良いザマだな」
由希に宴をすっぽかされた慊人に対して放った紫呉のモノローグですが、中村悠一さんの声で言われると迫力ありますねえ。
こちらが本性なのか、それとも慊人にだけ個人的な想いがあるのか。
どちらにしても、紫呉の黒さが垣間見えたシーンでした。
紅葉がいれば変化はいらず
今回は、変化するシーンはなかったのですが、紅葉がいればマスコット成分は十分ですね。
そのままでも十分かわいいのに、コスプレして可愛さ倍増でした。
『フルーツバスケット』第8話まとめ
TVアニメ「#フルーツバスケット」第8話💫
まもなくTV東京にて深夜1:23~
放送!お楽しみに♩#フルバ pic.twitter.com/LBkTmKrWWn
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) 2019年5月24日
- 咲ちゃん素敵
- 三人で過ごす年越し
- 紫呉の黒さ
紫呉の家の屋根の上で、初日の出を由希、夾、透で迎えるシーンはとても絵になっていましたが、慊人に関してはまた何か火種を残した感じですね。
「由希は俺の初恋だから」
次回は、なんだか薔薇の気配が漂うサブタイトルです。
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