今回は十二支の未、草摩 燈路が登場しました。
理屈っぽくて意地悪な、小学六年生です。
燈路は1つ年上の杞紗に片想いしているため、杞紗が懐いている透に嫉妬し、小憎たらしい態度を取ります。
こんな嫌な子供に杞紗はあげたくないのですが、どうもがっちりカップリングされてるみたいですね。無念です…。
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目次
『フルーツバスケット』第20話「何マジで拾ってんのさ」あらすじ
透はバイトへ向かう途中にひとりの少年と出会う。
草摩家のひとり、草摩燈路だ。
しかし、燈路は可愛らしい外見とは裏腹に屁理屈をまくし立てて透を困らせる。
更には、わざわざ会いに来たから食事でも奢ってくれと要求。
透は所持金が少ないと言うも、財布を見せてと強引にカバンを取り上げられて手帳を奪われてしまう。
【ネタバレ】『フルーツバスケット』第20話「何マジで拾ってんのさ」感想
草摩 燈路
燈路はいきなり、透に「靴を拾え」と因縁を吹っ掛けて現れて、勝手にかばんを漁って手帳を盗んでいきます。
他人の持ち物を盗むのは、さすがに嫉妬とか反抗期で許される行為じゃないですね。犯罪ですし。
ていうか、透に対してやっているのは、明らかに「イジメ」ですよね。
杞紗がイジメられて失語症を患っていたことを知っているのに、よくできますね。
嫉妬で何も考えられなくなっていたんでしょうか。
手帳を取り返した後もきちんとした罰を受けていないですし、罰を受けないのが当然といった様子。
かなり甘やかされて育った感じがします。
燈路の性格は嫌な感じですが、彼はまだ子供です。
子供の性格は、それを作った環境の方に問題があるのではないでしょうか。
子供から大人に
「何もできないガキのくせに」
燈路は何もできないガキなのではなく、何もやらせてもらえないガキなのです。
たとえば、早くに父親を失い、母子二人だけの家庭で育った透は、子供のころから学校に行きながら家事という、大人がやるべき仕事をこなせているわけです。
何もできないというのは、これまで何もしなくていい状況があったからです。
ようするに、燈路は「不幸にして」恵まれた家庭に育ってしまった結果、ひねくれて何もできない子供になってしまった、ということですね。
燈路が当主である慊人に「杞紗が好きだ」と伝えたせいで、「杞紗が慊人に暴行されて入院する」という事件が起きました。
この事件のせいで、杞紗に関することだけは何もしないわけにはいかなくなり、燈路は杞紗に関する部分だけ少し大人です。
そして、一人の少女を守り幸せにするために、足りないものを色々と自覚していき、冒頭の「何もできないガキのくせに」のセリフにつながるわけですね。
教育・しつけというには乱暴すぎますが、なんの試練も経験せずに甘やかされて年齢だけ大人になるよりは、燈路にとって良かったんじゃないでしょうか。杞紗にとっては理不尽すぎますが。
もちろん、慊人のやったことを肯定しているわけではなく、あくまでこの事件がきっかけで燈路が成長できた、というだけです。
杞紗と燈路
可愛い杞紗と、理屈っぽくて嫌味な燈路。
明らかに、杞紗の相手役として燈路は配置されています。
原作はすでに完結している物語。
いやだー、このカップリングはいやだー、と嘆いてもどうにもならないですが、透をイジメた燈路に杞紗はあげたくないです(笑)
娘を不良に取られる親の気持ちですね。
子供を殴る慊人
はとりの左目を奪い、由希の監禁し、さらに中学1年生の杞紗をボコボコに殴って全治二週間ですか。
慊人はそこまでやるんですね……。
しかもその理由が、燈路に杞紗が好きだと告げられたこと。
リア充がそんなに気に入らないんでしょうか。
もう慊人は人ぐらい殺していそうですね。恐ろしい…。
『フルーツバスケット』第20話まとめ
TVアニメ「#フルーツバスケット」第20話!!🐑
AT-Xにてこの後夜9:00~放送です!
お楽しみに♪#フルバ pic.twitter.com/E7awuN0WCP
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) August 17, 2019
- 十二支の未、草摩 燈路が登場
- 杞紗と燈路
- 慊人のさらなる異常行動が明らかに
最初のシーンがモゲ太のVol.20だったため、別のアニメが始まったのかと思いました(笑)
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