今回は十二支の申の、草摩 利津が登場しました。
こんな美しい利津が、男だなんて…って声ですぐにわかっちゃいましたね(笑)
利津に関しては、女性の声優さんをキャスティングしてもよかったかもですね。
サプライズがひとつ飛んじゃうわけですし。
今回は全体的にコメディ中心で、終始誰かが叫んでいた印象でした。
りっちゃんもみっちゃんも面白かったです(笑)
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『フルーツバスケット』第19話「ごめんなさいーっ」あらすじ
満が原稿を受け取りに来た。が、家には誰もいない様子。
電話をすると紫呉はたこ焼き屋にいると言うので、満は猛スピードで去っていった。
そこへ透が帰宅。玄関の前で荷物を散乱させている和服の人が目に入る。
咄嗟に拾うのを手伝うと、その人は「ごめんなさいーっ!」と頭をおさえて絶叫!
その仕草から透はハッとして……。
【ネタバレ】『フルーツバスケット』第19話「ごめんなさいーっ」感想
草摩 利津
第11話で登場した温泉旅館の病弱な女将。
彼女の息子が、十二支の申の草摩 利津。
女将さんもなかなかぶっ飛んだキャラでしたが、 利津も劣らずぶっ飛んでいました。
利津は女装趣味を持ち、気が弱く、周りに対して常に謝り続ける、かなりコメディテイストの強いキャラクターです。
物の怪付きとして生まれ、気が弱くてドジな自分のせいで、周りに謝ってばかりの両親。
頭を下げる両親の姿を見続け、利津は現在のネガティブな性格になってしまったようです。
コメディキャラでも、きちんと性格の裏付けがあるのがいいですね。
「担当さんの命より大事な原稿を亡き者にしてしまいました。もはや死を持って償うほか手立てはありません」
その利津が、他人の原稿にコーヒーなんてこぼそうものなら、自殺騒動になるのは必至でした。
生まれてきた理由
「私なんてきっとこの世に生まれてきた理由なんてないのだろうから」
「見つけようとしているのですよ。きっと心の中で一生懸命見つけ出そうとしているのですよ」
利津のネガティブな思考に対する透の答えは、「理由を探している途中」というものでした。
古代ギリシャの哲学や仏教などをざっくり調べると、「幸福とは何か」を己に問い続けながら生きていくことが、生まれてきた理由、生きている意味になっているケースが多いです。
幸福の形は個々によって違うので、普遍的な答えは無く、だからこそ自分で探す必要があるってことですね。
透の言葉は、かなり本質に近い気がします。
さすが透。今日子さんの娘なだけはあります。
「誰かのために生きられるような自分に」
それが、いま現在の透にとっての幸福の形なのでしょう。
今日子さんと出会い、別れたことで、自分にとっての幸福の形を見つけられたんでしょうね。
「いつか、必要としてくれる人に出会えるかもしれないから」
利津は、透の言葉にはっきりとした幸せの形と、そこに至る道筋を見出したのですね。
紫呉とみっちゃん
作家の草摩 紫呉と担当編集の「みっちゃん」こと満。
慌てふためく様子が面白くて、居留守を使ったり、原稿ができていないフリをしたりと、なにかとみっちゃんをからかう紫呉。
現在、紫呉みたいな作家がいたらパワハラ問題になりそうですが、ギャグとしてみれば面白いですね。
みっちゃんはフルネームが無いっぽいですが、その割にはしっかりした立ち位置です。
りっちゃんとみっちゃん
なんだか、あだ名が似ているからまとめられた感のある二人ですが、とても微笑ましいですね。
二人ともコメディテイストでリアクションが大きく、見ていて楽しいですから。
話の流れ的に「必要としてくれる人」は、みっちゃんのことなんでしょうか。
この二人がくっついたら、とても面白そうですね(笑)
過去話で服をもらったりしていましたし、どうやら利津は、楽羅とも仲がいいようです。
りっちゃん、みっちゃん、楽羅。
一度、三人で話すところも見てみたいですね。
とても賑やかになりそうです。
『フルーツバスケット』第19話まとめ
TVアニメ「#フルーツバスケット」第19話🐵
このあと夜9:00~AT-Xにて放送です!
是非御覧ください♬#フルバ pic.twitter.com/DaVUTqqai3
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) August 10, 2019
- 十二支の申、草摩 利津が登場
- 生まれてきた理由
- りっちゃんとみっちゃん
コメディ中心の話でも、透の「生まれてきた理由」への考えを聞けたり、しっかりと『フルーツバスケット』の味が出ていました。
▼動画の無料視聴はこちら▼
▼次回第20話も続けて読む▼