第10話は、イベントとしてはバレンタインでしたが、草摩 紫呉の話がメインでした。
いやあ、紫呉役の中村悠一さん。
いい声なのはもちろんですが、めちゃくちゃ上手かったですねえ。
表面的には飄々としていながら、中身は芯があって黒さもある紫呉ですが、その危険な感じこそが紫呉の魅力なんだと受け取れる演技でした。
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目次
『フルーツバスケット』第10話「だって、バレンタインだもん」あらすじ
バレンタインデー前日。
夾は校門前で待っていた楽羅を見た途端、一目散に逃げ出した。
猛追する楽羅は、バレンタインデー当日にデートをしようと誘いに来たという。
だが、夾は断固拒否。
そこで楽羅は、透と由希も交えたWデートを提案。
デート未経験の透が嬉しそうに目を輝かせるので、夾は渋々”デートをすることに。
【ネタバレ】『フルーツバスケット』第10話「だって、バレンタインだもん」感想
バレンタイン
今回のイベントはバレンタイン。
学園の王子様の定番として、下駄箱いっぱいのチョコレートが予想されましたが、由希の下駄箱にチョコレートは1つだけでした。
後から下駄箱にチョコを入れにきた女子が、先にあったチョコをゴミ箱に捨てていたらしいです。
確かに女子にはありそうですね。
ここは、さすが原作が少女マンガだけのことはあるなあ、と感心した生々しい描写でした。
最後に入れられたであろう、下駄箱に1つだけ残ったバレンタインチョコ。
それを最後にかすめ取るのは、やはり花島咲。
花ちゃんは本当に面白いですねえ。
その花は、みんなが闘争心剥き出しだと感じている夾からナイーブな電波を読み取ります。
電波のおかげで、超能力のレベルで相手の内面を読み取れるんですね(笑)
この力があるからこそ、異常なほど優しい透を好きになったのでしょうね。
担任: 白木 繭子
透の担任である、白木 繭子。
ホームルームを抜け出そうとする夾を、「オレンジ髪を白髪染めで黒く染めるぞ」と脅して、席につかせます。
ヤンキーっぽい喋り方、煙草とか咥えていそうな見た目、男っぽい服装。
なかなか、キャラ立ちがしっかりしていますね。
キャラクター描写のしっかりしたアニメなので、おそらく何らかのバックボーンがあるんでしょう。
今後、明かされる場面があるのでしょうか。
期待したいです。
夾のトラウマと透セラピー
「なぜ、嫌うことが義務のような言い方をするのかな。まるで、知ること自体におびえているような目で…」
おお、中村悠一さんかっけえ…ってそうじゃなく、紫呉に言われた夾は、逃げ出すように走り去ります。
どうやら、何かしらのトラウマがあるようですね。
逃げ出した夾をなだめたのは、やはり透。
あるがままを受け入れてくれる透に、すぐにいつもの夾に戻るのでした。
透セラピーですね。
草摩 楽羅の再来!
ガッツリ登場したのは第4話以来ですね。
初登場時ほどの暴走はなかったですが、相変わらずの乙女と暴力のハーモニーが面白かったです。
バレンタインということでデートイベントもあって、乙女モードでデレている楽羅が可愛かったですね。
草摩紫呉
「足元は撫でていくのに、触れようとすると遠ざかる、捕まえることができない、さざ波のような男」
誰かが言った紫呉の人物評らしいですが、結構黒いところも見せる視聴者目線からは、由希の言うように「クラゲ」の方が近いかもですね。
クラゲ刺しますし。
紫呉とはとり、そして「あーや」が泣いたという「夢見た朝」。
紫呉が誰かを傷つけたとしても、確かな形で手に入れたいと願うもの。
「あーや」とは?
「夢見た朝」とは?
明かされないまま、第10話は幕を閉じます。
いやあ、なかなか引っ張りますね。
悪びれもせず、誰かを傷つけてでも夢を手に入れる、と言い放つ紫呉の危険な魅力。
イケてますねえ。
『フルーツバスケット』第10話まとめ
TVアニメ「#フルーツバスケット」🐶
この後1:53~(25:53~)テレビ大阪にて第10話放送となります🐱
※テレビ大阪は放送時間変更となっていますので、ご注意下さい!!https://t.co/c1dLJWaDcg
第10話、間もなく放送です🌟#フルバ pic.twitter.com/kOJU1iWr0e
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) 2019年6月7日
- バレンタイン
- 夾のトラウマと透セラピー
- 草摩 紫呉
今回は、紫呉の性格や人間関係が明かされただけで、具体的なエピソードは先になりそうです。
怪しげな雰囲気を漂わせていた草摩 慊人との関係など、詳細が待ち遠しいですね。
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