【怖すぎ注意】実在したシリアルキラーがモデルの映画おすすめ10選!題材となった事件の解説も。

【怖すぎ注意】実在したシリアルキラーがモデルの映画おすすめ10選!

出典:amazon.co.jp

こんにちは!ミルトモライターのYUKIです!

突然ですが、皆さんは“シリアルキラー”ってどんな人物かご存知でしょうか?

詳しくは知らなくとも、耳にしたことはある方も多いでしょう。

シリアルキラーとは、ある一定の冷却期間を置いて殺人を繰り返す人物のことです。

YUKI

私たちが普段何気なく観ている映画やドラマの中で起こる殺人事件は、実は実在したシリアルキラーが起こした事件が基になって作られているものがたくさんあります。

“事実は小説よりも奇なり”という言葉があるように、シリアルキラーが実際に起こした事件というのは、時として普通の人の想像のはるか斜め上をぶっ飛んでいるものも多々あり!

YUKI

それゆえ、三度の飯よりサスペンス好きの私は、この実話ベースの犯罪モノに目がないのです…。

そこで今回は、私がこれまでたくさん観てきた、“実在したシリアルキラーをモデルにして作られた映画”の中から特におすすめの作品を10作品ご紹介します。

YUKI

事件の残虐性や殺害人数だけでなく、映画として面白かった、心に残った作品を厳選しました。

私たちの暮らす日本で実際に起こった事件や、めずらしいと言われる女性シリアルキラーを題材にした作品もご紹介したいと思います!

注意点
今記事は、映画のネタバレはなるべくなしでまとめましたが、実際の事件のことにも触れて書きましたので、多少結末が予想できてしまう作品もあるかもしれません。

これから視聴予定の方でネタバレを知りたくない方、すみませんが気を付けて読んでいただければと思います!

実在したシリアルキラーがモデルの映画おすすめ10選

①『モンスター』

作品名 モンスター
公開日 2004年9月25日
上映時間 109分
監督 パティ・ジェンキンス
脚本 パティ・ジェンキンス
出演者 シャーリーズ・セロン
マーク・ダモン
クリスティーナ・リッチ
ブルース・ダーン
リー・ターゲセン
プルイット・テイラー・ヴィンス
スコット・ウィルソン
音楽 BT

『モンスター』あらすじ・見どころ解説


本作『モンスター』を語る上で、まず一番初めにお伝えしたいことは、主人公女性シリアルキラーのアイリーン・ウォーノスを演じてアカデミー賞主演女優賞を受賞したシャーリーズ・セロンの怪演。

役作りのために13キロほど増量して挑んだそうですが、本人かと見紛う程のルックス。

YUKI

さすが“化ける女優”と異名を持つ大女優です。

物語の中心となるストーリーであるアイリーンとセルビーの恋は、はたから見ると汚れているようなのですが、セルビーを愛し引き留めようとしたアイリーンの愚直とも言える痛々しさが胸を締め付けます。

アイリーンは7人もの男性を殺害した連続殺人犯。

どれだけ恵まれない人生を送っていようが人を殺めない人だってたくさんいるわけで…殺人行為自体にはもちろん同情の余地はありません。

しかし本作を観ると、タイトルとなった『モンスター』とはアイリーンのことだけではないように感じるのも確か。

見終えた後はしばらく、救いなんてひとつもないのか…と脱力、絶望モノ。

YUKI

それでも私は『モンスター』を数年おきにリピート鑑賞しています。忘れた頃になぜだか、「忘れてはいけない」と思い立つ作品です。

『モンスター』の題材 : アイリーン・ウォーノス

アイリーン・ウォーノス

出典:Wikipedia

1989年から1990年の1年間の間で7名の男性を殺害したアイリーン・ウォーノス

売春婦として生計を立てていたアイリーンは、自分を買った男性客を狙って犯行に及びました。

逮捕後、アイリーンは「彼らに襲われたための正当防衛だった」と供述しますが、辻褄の合わない話だったため、この訴えは却下。

最終的には全ての罪を認め、6件の死刑判決を言い渡され、2002年薬物注射による死刑が執行されました。

アイリーンをモデルにした作品としては、今回ご紹介の『モンスター』だけでなく、アイリーンと恋人のティリアをモデルにした『テルマ&ルイーズ』、死刑前日のインタビューが納められたドキュメンタリー映画『シリアル・キラーアイリーン「モンスター」と呼ばれた女』などがあります。

②『冷たい熱帯魚』

シリアルキラー映画まとめ

出典:IMDb

作品名 冷たい熱帯魚
公開日 2011年1月29日
上映時間 146分
監督 園子温
脚本 園子温
高橋ヨシキ
出演者 吹越満
でんでん
黒沢あすか
神楽坂恵
梶原ひかり
渡辺哲
音楽 原田智英

『冷たい熱帯魚』あらすじ・見どころ解説


「次にどの映画を観ようか」と映画を選ぶ時、出演者、話題性、監督など人それぞれの選び方があると思いますが、私は監督で作品を選ぶことはしません。

YUKI

しかし!そんな私も園子温監督作品だけは例外で、チェックを欠かしません。きっと私の好みのど真ん中なのでしょう。

そして、本作『冷たい熱帯魚』が園子温監督にハマったキッカケになった作品です。

『冷たい熱帯魚』のグロ描写や胸糞悪さは相当なものがありますが、実際の事件よりも衝撃はかなり抑えて作られたというのだから、事件のことを想像すると…身がすくむ思いです。

でんでんさん演じる村田は、遺体の処分方法を「ボディを透明にする」という一見スタイリッシュな表現を用いますが、この行為がどれほどの惨劇を経るかは実際に観るまで分からないと思います。

YUKI

『冷たい熱帯魚』を観る前と観た後で、でんでんさんのイメージが180度変わってしまいました。それ程までに怪演されたということでしょう。

だけど、でんでんさんを観る度に『冷たい熱帯魚』を思い出して…ぞくっとしてしまいます。それほどトラウマ級に忘れられない映画です。

『冷たい熱帯魚』の題材 : 関根元、風間博子

関根元、風間博子は経営するペットショップ『アフリカケンネル』で法外な値段で子犬を売りつけるなどの詐欺で生計を立てていましたが、次第に経営は破綻し、借金がかさんでいったため、殺人を決行。

獣医からもらった犬を殺処分する薬剤を使用し、計4人を殺害。

YUKI

通称:埼玉愛犬家連続殺人事件と呼ばれています。

遺体はバラバラにされ、川などに流されたため「遺体なき殺人」と言われていました。

この元夫婦は、逮捕後の裁判では互いを罵り合い、罪を擦り付け合っていましたが、結局2人共に死刑判決が下りました。

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③『チェイサー』

作品名 チェイサー
公開日 2009年5月1日
上映時間 125分
監督 ナ・ホンジン
脚本 ナ・ホンジン
出演者 キム・ユンソク
ハ・ジョンウ
ソ・ヨンヒ
キム・ユジョン
ク・ボヌン
チョン・インギ
パク・ヒョジュ
音楽 キム・ジュンソク
チェ・ヨンナク

『チェイサー』あらすじ・見どころ解説


本作『チェイサー』は、『ソウル20人連続殺人事件』のユ・ヨンチョルの事件から着想を得た物語です。

しかし、かなり脚色が施されているのでほとんどフィクションとして観ても良いかと思いますが、ストーリーがとにかく最高でしたので、今回ご紹介させて頂きます。

物語の主人公のジュンホは元刑事。

現在は、デリヘルの元締めという異色な経歴の持ち主です。

ジュンホは自分の店の女性2名が同じ男の元へ行ってから帰ってこないことを突きとめ、自分の店の女性を売り飛ばされたと思い、この男の捜索を始めます。

自分の店で働くミジンを囮として男の家へやった後、ミジンは失踪してしまいます。

ミジンの一人娘・ウンジと共にミジン探しに奔走するジュンホ。

元不良刑事と、7歳にしてはおませなウンジの母親を探す凸凹コンビの追いかけっこが始まります。

YUKI

バイオレンスシーンはこれでもかとかなり過激な一方で、ジュンホの贖罪のような気持ちや、ウンジの母を想う気持ち、そんな人の“優しい気持ち”もふんだんに散りばめられており、ただ「怖い怖い」と怯えるばかりのストーリーではないところもお気に入りポイント。しかし、ラストは…最低で最高!

※『チェイサー』の詳しいネタバレを知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!

映画『チェイサー』あらすじ・ネタバレ感想!実際に起きた凄惨な連続殺人事件から着想された衝撃作

『チェイサー』の題材 : ユ・ヨンチョル

「あまりにも寂しくて、死体でも傍にいたらいいのに」

ソウルで起きた20人連続殺人事件の犯人、ユ・ヨンチョルは犯行の動機をこう語りました。

風俗嬢への暴行で懲役刑となったユ・ヨンチョルは、その間に妻子に見放され、出所後犯行に及びます。

高齢者や風俗嬢を狙って20人もの人を殺め、一部を“治療”として食べました。

風俗嬢を狙った理由は、風俗嬢として働いていた妻への当てつけだったとされています。

容姿端麗なユ・ヨンチョルは逮捕後、一時期は“黒いヨン様”とファンクラブまで結成されましたが、2005年死刑が確定しています。

④『全員死刑』

シリアルキラー映画

出典:IMDb

作品名 全員死刑
公開日 2017年11月18日
上映時間 98分
監督 小林勇貴
脚本 小林勇貴
継田淳
出演者 間宮祥太朗
六平直政
入絵加奈子
毎熊克哉
清水葉月
鳥居みゆき
音楽 中川考

『全員死刑』あらすじ・見どころ解説


YUKI

私なりに本作を一言で表現するなら、「吐き気を覚えるほどの歪んだ家族愛」

まるで合言葉のように「家族のため」を連呼する殺人一家の、殺人の始まりから終わりまでが描かれています。

主人公の次男・タカノリを演じるのは間宮祥太朗さん、長男・タカシ役には毎熊克哉さん。この2人が最高に良かったです。

その他にも印象的だったのは、なかなか死なない被害者の描き方でした。

何度でも息を吹き返し、また“殺される”被害者。

YUKI

この“人を殺すという作業の大変さ”がコミカルに描かれています。

フィクションもところどころに垣間見え、全体を通して一貫したコミカル感は、『全員死刑』の原作「我が一家全員死刑」が次男・北村孝鉱(タカノリ)の手記を元に製作されていることが大きく影響しているのではないでしょうか。

事件当時、弱冠20歳だったタカノリは「自分はヤクザとして組とオヤジのために殺人を犯したので、ヤクザとして筋は通している。もちろん死刑になっても構わない」と語っています。

YUKI

言葉の意味、本当に理解しているんでしょうか。タカノリが事件をどう捉え、どう語ったかをそのまま再現しているからこそのバカっぽさ、コミカル感。

ショッキング度、不快度100%となっていますので、苦手な方はご注意下さい。

『全員死刑』の題材 : 北村實雄、美、孝、孝紘

2004年9月、金策に困り果てた北村實男とその家族は、借金をしていた高見さんの殺害を計画。

しかし、すでに計画実行の2日前、高見さんの次男を殺害していた孝と孝紘。

その後、高見さんと長男、長男と一緒にいた友人を殺害し、遺体を車に乗せて川へ沈めて犯行を隠ぺいしようと目論みました。

しかし、遺体が発見されたことで一家全員が逮捕され、その後「死刑」が確定しています。

ちなみに、その後4人の弁護人が産休や辞退で相次いで担当から外れ、その後この家族の弁護人を探すも一向に担当が見つからなかったため、国選弁護人をあみだくじで決めたそうです。

⑤『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

シリアルキラー映画まとめ

出典:IMDb

作品名 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
公開日 2017年11月3日
上映時間 135分
監督 アンディ・ムスキエティ
脚本 アンディ・ムスキエティ
出演者 ジェイデン・リーハバー
ジェレミー・レイ・テイラー
ソフィア・リリス
フィン・ウルフハード
チョーズン・ジェイコブス
ジャック・ディラン・グレイザー
ワイアット・オレフ
ビル・スカルスガルド
ニコラス・ハミルトン
ジェイク・シム
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』あらすじ・見どころ解説


スティーヴン・キング原作のホラーである本作は、少年が次々と街から消えていくこと、犯人の正体が不気味なピエロであることなどが殺人鬼ジョン・ゲイシーの事件から着想を得て描かれています。

予告を観てあまりの恐ろしさに観れるか不安でしたが、子供の視点から描かれる物語だからか、予想していたよりもホラー的な恐ろしさはありませんでした。

YUKI

殺人ピエロのペニーワイズよりも、私がもっとも恐ろしいと感じたのは、普通の人間の大人

「負け犬組」の子供たちはみんな、どんなホラーよりも恐ろしい大人たちがそばにいるのです。

それは、過干渉で息子を家に軟禁する母親、娘を虐待する父親…。

YUKI

そんな大人たちに囲まれながらも恐怖に打ち勝とうとする子供たちの戦う姿に胸を打たれます。

そして、本作から27年後を描いた完結編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が2019年11月に公開されました!

※『IT』シリーズは、ミルトモで詳しいネタバレ記事やキャスト紹介記事を読むことができますので合わせてぜひどうぞ!

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のネタバレ・キャスト情報を今すぐチェックはこちらから!

完結編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のネタバレ・キャスト情報を今すぐチェックはこちらから!

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の題材 : ジョン・ゲイシー

表向きは資産家でチャリティー活動にも熱心、そんな模範市民だったジョン・ゲイシー。

しかし、本来の姿は少年33名を暴行し殺害、自宅の地下に遺体を埋めた根っからの殺人鬼でした。

ゲイシーはパーティーなどでピエロに扮することが多く、殺人ピエロ、殺人道化師の異名を持ちます。

ちなみにゲイシーが逮捕されてから死刑となるまでに描いたピエロの絵は、マニアの間で高値で売買されています。

YUKI

ジョニー・デップも所有しているのは有名な話ですね。

そんなゲイシーは、2006年に薬物注射による死刑が執行されていますが、通常は数分で静かに絶命するはずの刑が、何らかの手違いでゲイシーは20分以上も苦しみぬいて死んだそうです。

担当検事はこのことについて、「被害者が受けた苦痛に比べれば、ゲイシーの苦痛など大したことはない」とコメントしています。

⑥『チャイルド44 森に消えた子供たち』

作品名 チャイルド44 森に消えた子供たち
公開日 2015年7月3日
上映時間 137分
監督 ダニエル・エスピノーサ
脚本 リチャード・プライス
出演者 トム・ハーディ
ゲイリー・オールドマン
ノオミ・ラパス
ジョエル・キナマン
ジェイソン・クラーク
ヴァンサン・カッセル
パディ・コンシダイン
ファレス・ファレス
ニコライ・リー・カース
チャールズ・ダンス
音楽 ヨン・エクストランド

『チャイルド44 森に消えた子供たち』あらすじ・見どころ解説


1930年代~1950年代のソビエトの閉鎖的な時代描写が生々しく描かれている本作。

誰がどこで見ているか分からない、思ったことを口にすることすらはばかられる、そんな時代に子供たちが次々に消え、遺体で発見されるという事件が起こります。

しかし、発見された遺体は全て拷問を受けた形跡があり、さらに全員が全裸で発見されたにも関わらず、単なる事故死として片づけられてしまいます。

なぜならば「殺人は資本主義の病」というスターリンの考えがあったからです。

それを良いことにどんどん消えて行く子供の数は、本作のタイトルにもなっている44人

KGB(ソ連国家保安省)の捜査官のレオは、この事件の捜査をすることになります。

YUKI

社会全体の病、そして子供ばかりを狙う殺人鬼がいるという事実…こんなことが許されていいのかと苛立ち、呆れる感情に追いかけられるような感覚を覚えますが、「観て良かったな~」と素直に思える結末が用意されていますよ。賛否両論ある作品ですが、私は好きです。

『チャイルド44 森に消えた子供たち』の題材 : アンドレイ・チカチーロ

アンドレイ・チカチーロ

出典:Wikipedia

1978年から1990年までの間に52人以上の女性や少女を襲い、殺害したアンドレイ・チカチーロ。

高学歴で教職に就いていたこと、100万人に1人という確率で存在する血液と精液が一致しないタイプの人間であったこと、そして「連続殺人は資本主義の弊害」という当時のソ連の見解がありまともな捜査がされなかったことなどから逮捕が遅れ、多くの犠牲者を生んだ事件となりました。

チカチーロは被害者をナイフで切り刻むことでしか性的興奮を得られなかったと言われています。

その残虐な殺害方法から『ロストフの切り裂き魔』『赤い切り裂き魔』などの異名は世界中に知れ渡っています。

裁判を行う法廷内では、あまりの残虐非道な事件内容に言葉を詰まらせる判事、気絶する遺族、チカチーロを殺そうとして近づく者などで混乱の極みだったと言います。

⑦『チェンジリング』

作品名 チェンジリング
公開日 2009年2月20日
上映時間 142分
監督 クリント・イーストウッド
脚本 J・マイケル・ストランジンスキー
出演者 アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
ジェフリー・ドノヴァン
コルム・フィオール
ジェイソン・バトラー・ハーナー
マイケル・ケリー
エイミー・ライアン
ジェフ・ピアソン
デニス・オヘア
音楽 クリント・イーストウッド
クリスティン・ヤバラ

『チェンジリング』あらすじ・見どころ解説


ゴードン・ノースコット事件の被害者の1人といわれるウォルター・コリンズの母、クリスティンの視点から描かれる作品です。

本作『チェンジリング』は史実に基づいて忠実に製作された作品ですが、クリスティンの視点で描かれる物語なので残虐性などはあまり感じることはありません。

しかし、だからこそ犯人にしか分からない真実へのもどかしさを痛感します。

ウォルターが失踪してから約半年後、警察が発見し帰された子供は別人でした。

クリスティンは幾度となく警察に訴え、もう一度ウォルターを捜索してもらえるように頼みますが、担当のジョーンズ刑事にあしらわれてしまいます。

YUKI

その後、クリスティンに起こること全てはもう…これが実際にあったことだなんてにわかには信じがたく、もし自分だったら…と思うと恐ろしくなります。

しかし、そんな感情以上にもっともっと大切なことは、クリスティンという女性が一生をかけて教えてくれる、どれだけの逆境にあっても絶対に希望を見失わないことではないでしょうか。

YUKI

ちなみにロス市警の愚の骨頂、ジョーンズ刑事は私が大好きなジェフリー・ドノヴァンが演じています。

『チェンジリング』の題材 : ゴードン・ノースコット

ゴードン・ノースコット

出典:Wikipedia

20人もの少年を性的暴行・拷問するために誘拐し、最終的に殺害したゴードン・ノースコット。

営む養鶏場に少年たちを監禁しており、自分の身勝手極まりない欲望の履け口にするだけでなく、自分と同じ性癖を持つ異常者たちに少年たちを“貸し出し”していたと言います。

当時まだ14歳だった自分の甥や母親を脅し、一連の犯行を手伝わせていました。

母親も5人の少年の殺害に関与したことで、後に逮捕されています。

逮捕から2年後のノースコットが23歳の時に、死刑が執行されました。

⑧『フローズン・グラウンド』

作品名 フローズン・グラウンド
公開日 2013年10月5日
上映時間 105分
監督 スコット・ウォーカー
脚本 スコット・ウォーカー
出演者 ニコラス・ケイジ
ジョン・キューザック
ヴァネッサ・ハジェンズ
ディーン・ノリス
ラダ・ミッチェル
50セント
ジーア・マンテーニャ
ケヴィン・ダン
カート・フラー
音楽 ローン・バルフ

『フローズン・グラウンド』あらすじ・見どころ解説


当時17歳の娼婦シンディがモーテルで手錠をされた状態で警察に保護され、「ハンセンに襲われ殺されそうになった」と訴えるところから物語は始まります。

YUKI

というワケで、かなりの早期にこの事件の容疑者としてロバート・ハンセンが浮上するのですが…。

しかし、町の名士であったハンセン、一方訴えたシンディは17歳の娼婦。

警察はシンディの訴えに全く耳を貸さず、ロクな捜査もされないのです。

主人公のジャックは2週間後に退職を控えた刑事。

女性が次々と失踪、変死体で発見される事件の担当をすることになりますが、シンディの事件の調書を読み、これらの事件は全てハンセンの犯行であると確信します。

エンドロールでは、実際の被害者の生前の写真が公開されて話題を呼んだ本作『フローズン・グラウンド』。

YUKI

ストーリーとして物語が完結した途端、「実際に起きた事件」という衝撃、被害者の無念や恐怖、怒り…そんな感情が自分の身体を駆け巡る感覚を覚えます。ぜひエンドロールまで目を逸らさず観て頂きたい作品です。

『フローズン・グラウンド』の題材 : ロバート・ハンセン

ロバート・ハンセン

出典:BuzzFeed

30人以上の女性を襲い、少なくとも17名を殺害したロバート・ハンセン。

普通の家庭を築いていたハンセンは、夏休みになると妻と子供を旅行に行かせ、その間“人間狩り”を楽しんだと言います。

ハンセンの“人間狩り”とは、娼婦やストリッパーばかりを選んで犯行に及び、拷問を楽しんだ後、わざと女性を全裸で森に逃がし、時間をかけて徐々に追いつめ殺害する、という残虐非道極まりない行為でした。

これを『サマータイム・プロジェクト』と名づけ、1983年に逮捕されるまで10年間もの間、次々と若い女性を殺害しました。

1983年、17歳の少女がハンセンの元から脱出し警察に保護されたことで事件発覚、やっと逮捕に至ります。

担当検事が裁判中に「人の道を極度に踏み外した変質者」と罵るほど、明かされた犯行の数々は残忍極まりないものでした。

⑨『ロンリーハート』

作品名 ロンリーハート
公開日 2007年11月10日
上映時間 107分
監督 トッド・ロビンソン
脚本 トッド・ロビンソン
出演者 ジョン・トラボルタ
ジェームズ・ガンドルフィーニ
ジャレッド・レト
サルマ・ハエック
スコット・カーン
アリス・クリーグ
ローラ・ダーン
音楽 マイケル・ダナ

『ロンリーハート』あらすじ・見どころ解説


レイモンドとマーサの殺人カップルを追う主人公の刑事、エルマー・C・ロビンソンをジョン・トラヴォルタが好演しています。

本作『ロンリーハート』に出てくるレイモンドとマーサだけでなく、このエルマー刑事も実在した人物です。

しかも、本作の監督・脚本を務めたトッド・ロビンソンは、エルマー刑事の実の孫!

YUKI

エルマー刑事の実の孫のトッド・ロビンソンだからこそ、「ロンリーハート事件」を刑事の視点から描くことができたんですね。

タイトルの由来は、レイモンドが獲物を物色していた新聞の恋人募集欄【ロンリーハート・クラブ】からきています。

【ロンリーハート・クラブ】で出会ったレイモンドとマーサ。

それまではケチな詐欺師だったレイモンドですが、マーサのレイモンドへの深すぎる愛と嫉妬心で次第に犯行はエスカレート、殺人にまで手を染めることになっていきます。

レイモンドとマーサをモデルにした作品は『ロンリーハート』以外にも、『ハネムーン・キラーズ』『地獄愛』などがあります。

この中でも、本作『ロンリーハート』は事件として追う刑事からの視点が多く描かれているので、一番ショッキング度は低め。

YUKI

2人の異常なまでの愛や、深すぎる闇を覗いてみたければ『ハネムーン・キラーズ』『地獄愛』もおすすめですよ。

『ロンリーハート』の題材 : レイモンド・フェルナンデス、マーサ・ベック

レイモンド・フェルナンデス、マーサ・ベック

出典:note

レイモンドは頭蓋骨が陥没するほどの事故を起こした後、異常なまでの性欲に頭を悩ませていました。

その欲求を満たすため、【ロンリーハート・クラブ】で独り身の女性を狙って結婚詐欺を働くように。

このクラブで看護師のマーサと出会い、レイモンドの結婚詐欺を手伝う形でマーサは傍にいるようになります。

しかし、マーサがかなり嫉妬深い女だったため、レイモンドの獲物を最終的には殺すようになり、逮捕されるまでに2人が殺害した人数は20名ほどと言われています。

⑩『ヒルズ・ハブ・アイズ』

作品名 ヒルズ・ハブ・アイズ
公開日 2007年9月29日
上映時間 107分
監督 アレクサンドル・アジャ
脚本 アレクサンドル・アジャ
グレゴリー・ルヴァスール
出演者 アーロン・スタンフォード
キャスリーン・クインラン
エミリー・デ・レイヴィン
ダン・バード
ヴィネッサ・ショウ
テッド・レヴィン
ロバート・ジョイ
音楽 トムアンドアンディ

『ヒルズ・ハブ・アイズ』あらすじ・見どころ解説

残念ながら日本語吹替版/字幕版の予告動画はまだリリースされていませんが、英語が分かる方や映像で雰囲気を掴みたい方はぜひ予告動画もご覧ください。


今回ご紹介する作品の中では、唯一はっきりとバニックホラーのカテゴリーに入る作品です。

YUKI

あまりの過激さに、一時期はレンタルビデオ店でも取り扱い中止された所もあるそうです。私も探すのに少し苦労しました。

ソニー・ビーンはもともと本当にいたのか、伝説だったのか明確にされていない分、物語の中の怪物化が一番激しいのかもしれません。

登場する食人鬼ファミリーは、核実験によって奇形となってしまった一族。

見た目は、もう人とは到底呼べない感じですので、良く言えば人が人を襲って食べるという非常にモラルに欠けるタブー行為の絵そのものが逆に緩和されているようにも感じます。

ただただ恐怖とパニックのオンパレードかと思いきや、ストーリー性もきちんとしており、ただ怖がらせるだけじゃない作品です。

YUKI

この恐ろしい食人鬼ファミリーに哀愁を感じるシーンも実はありました。ファミリーの中のルビーという女の子。あの状況で生まれて、ルビーのように感じることはむしろそこら辺の普通の人間よりも人間らしい、優しい心の現れではないでしょうか。

『ヒルズ・ハブ・アイズ』の題材 : ソニー・ビーン

最後にご紹介するソニー・ビーンは、14世紀~15世紀頃と大昔の話であるため、事実なのか伝説なのかはっきりとは分かりません。

ソニー・ビーンは青年時代は普通の人と変わらず街で暮らしていましたが、妻をめとるとなぜか街を離れ、洞窟の中で暮らし始めます。

初めは旅行者などを襲い、強奪した金品で生計を立てていたビーン一族ですが、14人の子供が産まれ、子供が子供を産み…最終的には48人の大家族に。

人数が増えたことで食料の調達に難儀したビーン一族は、強盗を働くだけでなく、襲った人間を喰らうようになります。

ビーン一族の食人行為は25年にも及び、その間に犠牲となった人数は300人とも1,500人とも言われています。

尋常ではない数の行方不明者が相次ぎ、捜索に乗り出した400名の兵士により、ビーン一族は全員捕獲。

洞窟内は、保存食として吊るされた死体で溢れかえっていたそうです。

ビーン一族には裁判なしの極刑が言い渡され、翌日、赤ん坊や幼児を含む48人全員の死刑が執行されました。

ソニー・ビーンの子供や孫は一切の教育を受けておらず、言葉を話すこともできませんでした。

死ぬその瞬間まで、なぜ食人がいけないことなのか理解すらできない様子だったと言います。

『ヒルズ・ハブ・アイズ』は、1977年に公開された映画『サランドラ』のリメイク版にあたります。

その他にも『悪魔のいけにえ』など、多くの映画の元ネタになりました。

YUKI

ちなみに、諌山創の漫画『進撃の巨人』に登場する“ソニー”と“ビーン”という2体の巨人も、このソニー・ビーンが元ネタです。

実在したシリアルキラーがモデルの映画おすすめ10選まとめ

実在したシリアルキラーがモデルの映画おすすめ10選のまとめ

今回は実在したシリアルキラーを題材にした映画を10作品ご紹介させて頂きました。

どれも実話を基にした作品ならではの、リアルすぎる恐怖が目の当たりになる作品です。

  1. 『モンスター』
  2. 『冷たい熱帯魚』
  3. 『チェイサー』
  4. 『全員死刑』
  5. IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
  6. 『チャイルド44 森に消えた子供たち』
  7. 『チェンジリング』
  8. 『フローズン・グラウンド』
  9. 『ロンリーハート』
  10. 『ヒルズ・ハブ・アイズ』

YUKI

今回はランキングを付けることはしませんでしたが、10作品の中で私が一番感銘を受けた作品は『チェンジリング』もっとも多くリピートした映画は『モンスター』です。

被害者遺族を描く『チェンジリング』と女性シリアルキラーを描く『モンスター』。

視点は違えど、どちらも女性目線で描かれている点で共感するところがあったのかもしれません。

シリアルキラーの視点だけで言えば、共感度0%、不快度100%なことには間違いありません。

しかし、事件を追う刑事や、被害者や被害者の遺族、そんな別の角度から事件を捕えると、また違った別の感情が生まれてきます。

YUKI

という訳で、今回は実在したシリアルキラーをモデルにした映画を10作品ご紹介させて頂きました。

皆さまの次回の作品選びのご参考になりますように!

今回ご紹介した10作品のうち、8作品はU-NEXTで視聴できるのでもっともおすすめです。

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