ドラマ『ファーストペンギン!』 第4話 お魚ボックスのクレームが続出!大赤字脱却のために出来ることは!?

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出典:ファーストペンギン!公式ページ

漁協からの嫌がらせにも屈せず、『お魚ボックス』の注文も順調に増え始めた和佳(奈緒)たちさんし船団丸。

ところが、クライアントからは「魚が傷んでいる」などのクレーム続出!その度に和佳は代品を送る事となり、注文が増えても、会社の経営は大赤字となってしまいます。漁師への追加報酬もままなりません。

そんな状況を見かねた片岡(堤真一)は、独自にクレーム対応を始めます。片岡のそのやり方を知った和佳は激怒。2人は大喧嘩になってしまいます。

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ドラマ『ファーストペンギン!』 前回振り返り

『お魚ボックス』の注文を増やすために、和佳(のどか 奈緒)は東京の飲食店に営業をしに行くことに。

息子の進(石塚陸翔)をママ友のそよ(志田未来)に預け、新幹線で東京との往復を繰り返す日々。しかし、無茶がたたって和佳は倒れてしまいます。

漁港では漁協の杉浦(梅沢富美男)が吹聴した、「和佳が詐欺師である」という噂が広まりつつあり、漁師たちの中にはその噂を信じる者もいましたが、和佳の努力を知った時、涙します。

そして、片岡(堤真一)は和佳に謝り、自分の代わりに社長をやって欲しいと頼みます。

こうして和佳はさんし船団丸の社長に就任したのでした。

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【ネタバレ】『ファーストペンギン!』第4話あらすじ・感想

クレーム続出!

和佳(奈緒)の営業の甲斐もあり、『お魚ボックス』の注文は順調に増え、にわかに忙しくなってきたさんし船団丸。

漁協の嫌がらせは続いていましたが、それにも屈しません。

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漁協も懲りないですね。

忙しくなってきたのもあって、片岡(堤真一)は、箱詰めと出荷作業を引き受け、和佳に営業に専念させます。

ところが、営業をしていてもクライアントからの「届いた魚が傷んでいる」「注文内容が間違っている」などのクレームがひっきりなしに来て、その度に和佳は代品を送ることとなり、おかげで会社の経営は大赤字です。

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その金額なんと120万円です。

漁師たちへ約束していた追加報酬の支払いもままならず、和佳は落ち込み、漁師たちの士気も下がっていくばかりです。

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和佳は、運転資金の融資を受けることを考え始めました。

クレーム対応

和佳は、融資の相談に回りますが、元々ベンチャー融資は難しいのに加え、漁協が貸さないように根回ししている可能性もあるため、うまくいきません。

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地元で借りるのは諦めた方が良さそうです。

そんな折、片岡ら漁師たちが勝手にクレーム対応をし始めたことを、取引先から知らされます。

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和佳は、漁師たちに電話は取るな、FAXは触るなと言いつけていました。

試しに和佳がクレームの電話をかけてみると、片岡は「悪いのは魚ではなく料理人の腕じゃ!」と言い返していることが発覚。

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漁師たちはクレームが減ることは考えても、それで客が減るということは考えていませんでした・・・。

和佳は激怒し、片岡もその喧嘩を買ったため、またしても2人は大喧嘩に発展してしまいます。

和佳が頭を抱えていると、琴平(渡辺大知)と流山シェフ(速水もこみち)から連絡が入ります。
琴平は、漁師たちは魚を獲って出荷したらそれで終わり。その魚がどうなるのか想像が出来ないのではないかと言います。
そこで和佳たちは、さんし船団丸の魚を使った流山シェフの料理を、漁師たちに食べてもらうことを思いつきました。

この町は終わってる

和佳には、もう一つ気がかりなことがありました。
それは、さんしの一人である山中(梶原善)の息子であるたくみ(上村侑)のことです。

彼はいつも冷めた様子で、他の漁師たちと距離を置いていました。
一度東京に働きに出たものの、いわゆる“都落ち”で地元に戻って来てから、ずっと腐っているのです。

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能天気な父親を見て、「自分はこんな風になりたくない」と思っていました。

いつまでもやる気のないたくみを見かねて、山中が怒鳴りつけると、たくみは「ここは終わってる。こんなところなら生んで欲しくなかった」と言い返し、こちらも大喧嘩に発展してしまいます。

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たくみは遅くに生まれた子で、山中にとって待望の一人息子でした。

和佳は、なんとなく東京に行けばたくみが変わるのではないかと思いました。
しかし、親子は喧嘩を引きずり、なかなか腰を上げようとはしません。

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ちなみに、片岡は「流山が謝罪したいと言っている」と言うと、ホイホイと東京行きを決めました。

いざ東京!

東京行き当日。和佳は漁師たちの姿を見て目を見張ります。

moyoko

どう見ても、ヤクザ映画そのものだったからです。

なんだかんだで、山中も気合バリバリです。たくみも、「美味しいものが食べられるなら」と渋々スーツを着てやってきました。

「ナメられたらアカン」と凄味をきかせていた漁師たちですが、いざ東京に着くとビクビクし始めます。

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ただし、山中だけは何も考えていないのか、堂々としています。

流山のレストランに到着した漁師たちは、はじめこそフレンチをバカにしていましたが、その素晴らしい料理にすぐに魅了され、素直に「うまい、うまい」と大喜び。

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しかもそれは自分たちが獲った魚なのです。最高ですよね。

しかし最後に、自分たちが送った魚と、和佳が送った魚を同じ料理で食べ比べることになり、その違いに驚きます。
漁師たちはそこで初めて手当の違いで魚の美味しさや鮮度が大きく変わって来るということに気づかされます。

山中の提案

和佳は、さんし船団丸の魚が最高だと思っているということ、いずれそれをブランド魚にしたいと思っているが、今はまだその”ロマン”しか渡せないと告げます。

「だから、お客さんの注文や苦言は自分たちのためだと思って聞いて欲しい」

「もう少しだけ私についてきて欲しい!」

moyoko

和佳の必死の訴えに、漁師たちの心も揺れ動きます。

するとその時、山中が鮮度を保つために魚の“血抜き”をしたらいいのではないかと提案します。
片岡たちは、そのことをわかってはいましたが、大変な労力がかかるため、知らないふりをしていました。

moyoko

KYな山中によって、バラされてしまいました。必死に話をそらしますが、既に遅し。です。

和佳は、漁師たちにお構いなしに血抜きの話に飛びつきます。
面倒くさがって誰もそれをしないのなら、それをすれば唯一の商品になるはずです。
嬉しそうに目を輝かせる和佳を見て、片岡は根負けし、船の上で血抜き作業をすることに同意しました。

一難去ってまた一難

漁師たちは、早速店の前に座り込んで、『お魚ボックス』の改良に向けて話し合いを始めます。

座り込んでる漁師たちを見て和佳は呆れますが、たくみは「かっこいい」と言いました。
自分以外の人たちは皆、一生懸命に仕事に取り組んでいます。

「結局、終わっていたのは俺だけじゃん」

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たくみはお父さんの姿を見て、心を入れ替えたようです。

和佳と漁師たちは『お魚ボックス』に改良を重ね、短期間で最高のボックスを作ることができ、評判も上々です。

しかし、その分資材などの経費がかさみ、さらに東京行きの経費もあって会社も和佳も経済状況は最悪になってしまいました。

そのことを知った漁協組合長の杉浦(梅沢富美男)は、今がチャンスと、漁協がさんし船団丸に貸している金をすぐに返せと、“貸し剥がし”に向けて動き出したのでした。

ドラマ『ファーストペンギン!』 第4話 感想&まとめ

今回は、いつもつまらなそうにスマホばかりみている若手漁師・たくみの問題と、『お魚ボックス』の鮮度問題に和佳が立ち向かいました。
皆の努力でそれらが解決したのは良いですが、琴平先生に何か事情がありそうなのと、組合長がまだまだ嫌がらせにご執心なのが気にかかります。融資の件もどうなるでしょうか?
次回も見守っていきたいと思います!

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