焔ビトの鎮魂と国民の安全を守るはずの特殊消防隊。
しかし、焔ビトを鎮魂せず、研究材料として連れて帰った第5特殊消防隊に第8特殊消防隊は苛立ちます。
そんな中、第8消防隊のシスターであるアイリスが、プリンセス火華に会いに行きます。
この2人の間にいったい何が!?
そして、アイリス奪還のついでに、森羅たちは第5調査と称して潜入しますが、これは明らかに「夜襲」。
曲者ぞろいの「第5」と「第8」のバトルは苛烈なものとなっていきます。
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目次
『炎炎ノ消防隊』第5話あらすじ
「第5」ヒバナ大隊長との一件以来、どこか浮かない顔のアイリス。
シンラは気遣いからアイリスに声をかけるが、やはりどこか翳りのある笑みで返されてしまう。
オウビは、”焰ビト”の秘密を解明するためには、「第5」を調査する必要があることと、その方法としては戦闘も辞さないことを隊員達に伝え、シンラも新たな任務に意気込む。
その夜。アイリスは他の隊員達とは別の決意を固めて、一人、「第5」の本拠地へと赴くのだった。
出典:『炎炎ノ消防隊』公式ページ
【ネタバレ】『炎炎ノ消防隊』第5話の感想
真剣な話なのに隊長たち、ツッコミどころ満載で困る
第5特殊消防隊が焔ビトとなった宮本を連れ去ったことで、第8特殊部隊は何が何でも第5がどんな研究をしているのかを暴く必要があると考えます。
今こそ、第8のもう一つの任務である、他の部隊の行動を明らかにするべく動き出す時が来たのです。
しかし、隊員たちはまともに話を聞いていません。それもそのハズです。
大隊長の秋樽が筋トレをしながら話をするのはいつものことですが、鉄アレイやらプレスやらバランスボールやら、色々なものを一気にやろうとしており曲芸状態です。
副隊長の火縄のキャップには「壁の中のせつ子さん」と、なんでその帽子をチョイスしたのかわからなくて気になります。
アーサーに関しては話を聞いていない。
色々気になりすぎて結局誰も話を聞いていないので、総じて火縄に怒られます。
大事な話をしていても、色々と台無し。
しかし、森羅を始め第8の誰もが、今自分たちがするべきことは何なのかをしっかり把握するのでした。
アイリスとプリンセス火華
プリンセス火華という女性は、ある日突然現れ、自分の研究内容を上層部に報告。
それで認められたことにより、第5特殊消防隊の大隊長に就任というルーツを持ちます。
もうこの時点でだいぶ怪しいですよね。
そんな火華の元に、1人で訪ねていったアイリス。
どうやらこのふたり、元は同じ修道院にいたみたいです。
アイリスは火華のことを「姉さん」と呼び、研究をやめるように言いますが火華はやめません。
それどころか、アイリスが修道女の格好で自分の前に現れたことに苛立ちます。
ふたりが育った修道院はすでにありません。
シスターは何もできない存在だとわかった火華は悪魔となり、研究に没頭するようになったと言います。
だからこそアイリスは、彼女を止めようとしますが、力の差は歴然。アイリスに成す術はありません。
火華は、アイリスをダシにして第8の連中をおびき出そうと考えます。
しかし、そんな必要はありません。
なぜなら第8の方が、奇襲するがごとくやってきたのですから。
第8部隊、第5部隊に突入
空を飛べる森羅を筆頭に、第8が第5にやってきました。
どんな研究をやっているのか調べるために潜入すると言っていたハズなんですが、思いっきりバトルになっています。
自慢のエクスカリバーで次々と第5の隊員を切り倒していくアーサー。
「安売りせい、峰打ちじゃ」と決め台詞を言って次へ。
ええ、アーサーは馬鹿ですよ。言葉を上手に使えません。
しかし、実力はあるのでとりあえず良いのです。
そして副隊長の火縄は、隊員たちに対して容赦なく銃を向けていきます。
この男、焔ビト相手より人間相手の方が容赦ありません。
話の通じない人間を見るとイラつくのでそうなるらしいのですが、おかげで森羅もアーサーもよくしごかれます。
第5特殊消防隊員の新入社員であるトオル岸理は、壁の裏に隠れ、爆発を起こす風船ガムを飛ばし、茉希や火縄を攻撃していきます。
ふわふわしすぎて非常に危険な相手ですが、第2世代の火縄は撃った銃弾の火花を利用して跳弾させ、みごとに岸理を撃破。
火縄副隊長、本当に甘く見れません。
ところで、この現場に隊長の秋樽がいません。
これは何かの作戦なのか、もしかして秋樽抜きで火縄たちが動き出したのか、そこは今回の話では定かになっていません。
どうなんでしょ?
かっこつけていてバカだがアーサーはできる子
「安売りせい、峰打ちじゃ。」
とか、第5に潜入するぞと言われれば、「俺はドラゴンを倒す」と言い出すアーサー。
そんなアーサーの目の前に現れたのは、第4話で焔ビトとなり、研究材料として拘束された宮本でした。
第5の研究材料となった宮本はパワーアップし、もはや部下として動いているではありませんか!?
しかも、拘束される前よりも火力はアップしており、アーサーは苦戦します。
「いつもの力が出せない」
と言って手こずるアーサー。
それは自分の弱さを認めないやつの言うことです。
しかし、アーサーの場合は違いました。答えは、簡単。
剣を左手に持って振っていたからでした。
それで力はそんな変わるのか?と思うでしょう。
「紫電一閃」
アーサーは一瞬で宮本を切り捨てて鎮魂させました。
アーサー…かなりのバカでしょ。そして馬鹿みたいに強いです。
さすが主人公の森羅とライバル関係にあるキャラクターです。
その森羅は、アイリスと火華がいるであろう場所へ到着。外観はまるで修道院。
森羅はアイリスを助け出すことができるのかどうか、それは次回です。
ああ、ここで終わるのか!ちょっと悔しいです!
『炎炎ノ消防隊』第5話まとめ
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「ぶっシゴき倒してやる」 pic.twitter.com/BzDLeXZlGo— TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式 毎週金曜25:25より放送中 (@FireForce_PR) August 12, 2019
悪魔と呼ばれる森羅。
しかし、森羅の場合は緊張すると顔が引きつって笑い、悪魔のような笑みを見せてしまうだけです。
一方、自らを悪魔と呼ぶプリンセス火華。
自分でも非人道的な研究をしているという自覚があるみたいですね。
その結果、宮本を鎮魂しないどころかパワーアップさせちゃっているわけで、そしてそんな宮本はアーサーの手であっさりと鎮魂されました。
しかし、調子の悪い理由が剣の持つ手が違ったからって…。
どこかのワンパンで敵を倒すアニメですか!
- アイリス、姉と呼ぶプリンセス火華の元へ
- 第8特殊消防隊、第5の実態を知るべく潜入
- アーサー・ボイル、頭は弱いが腕は確か
森羅が第5をかき回している間に、火縄たちは資料を探しますが、果たして第5は何をしようとしているのか。
そして森羅は無事にアイリスを助けることができるのでしょうか?
次週に期待!
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