単独で先へと進む火縄は暗闇の中、炎の矢を撃つアローと対峙。
消防服が溶けるほどの熱量を持つアローの炎に苦戦。
そこで火縄は、ヴァルカンが作った新兵器を使って応戦します。
銃と矢。その闘いは戦車の撃ち合いに匹敵するものでした。
森羅やアーサーが修行の成果を発揮する中、ヴァルカンと桜備の前に現れたのはDr.ジョヴァンニとリサ。
ヴァルカンとの再会にリサは心を揺さぶられ、すべてを知ると豪語するジョヴァンニに対し、桜備は一喝!
一瞬たりとも見逃せない、ボリュームある回です。
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目次
『炎炎ノ消防隊』前回第19話のあらすじと振り返り
伝道師のアジトと思われる地下(ネザー)へと足を運んだ第8特殊消防隊。
誰もが恐れる次号のような場所であることから、一部の隊員は怯え上がります。
意を決して潜入をすると、早速伝道師側の攻撃により隊員はバラバラに!
茉希は新アイテム「鉄梟」を使い、伝道師の一部を撃破。
そして第1からの預かりである環とシスター・アイリスも強敵と遭遇。
しかし、環のラッキースケベられにより、見事勝利を収めたのでした。
さて、他の面々はどこに!?
【ネタバレ】『炎炎ノ消防隊』第20話あらすじ・感想
銃と矢の火力合戦。火縄の最後の希望は第8の…
単独でネザーを進行する火縄は地下鉄のホームらしき場所へ到着。
すると、どこからともなく高熱の炎が飛んできました。
隊服の一部が溶けるほどの熱を持っているこれを放ったのは、度々森羅たちの前に現れたアローです。
暗闇では方向もわからず、どこに当てたらいいのか見当もつかない火縄でしたが、壊れた地下鉄の中にもぐりこみ攻撃のタイミングを計ろうとします。が、ここに入ってしまえばアローが有利。
一直線方向にしか飛ばないと思っていた矢は爆発し、地下鉄の窓をすべて割るほどの威力を発揮しました。
KAMUI
アドラバーストを持つ森羅を伝道師サイドに引き渡せと言うアロー。
しかし、火縄がこれを承諾できるわけがありません。
アローも火縄も感情を捨てて社会の歯車の上でただ回っていればいいと思うタイプ。
しかし、火縄からすれば森羅の感情を無碍にすることなどできません。だから負けるわけにはいかないのです。
次に火縄が取り出したのは、銃の火力を上げる銃口。
一発で先端が破裂してしまうおかげで、火縄は何本も何本も銃口を取り換えアローに打ち込んでいきます。
強力な銃と矢の応戦。
戦車の撃ち合いにも近い火力により、お互いに吹き飛びながらも相手に向けて遠距離攻撃をしかける攻防。
その結果、アローが放った炎の矢を使って銃弾の加速度を上げ、驚異的な威力を見せたことで火縄は無事に勝利するのでした。
KAMUI
誰があいつらの面倒を見てやれる、自分しかいない!隊服の腕にある第8のエンブレムが、火縄に力をくれたのです。
絆ですねー。心が熱くなりました。
火縄の窮地に騎士侍登場!浅草での修業の成果を発揮する
アローとの闘いで身動きが取れない火縄。
弱ったところを狙ってくる伝道師に対抗する力はありませんが、天井に何かを見つけ、そこに銃弾を飛ばしました。
体力が消耗した結果に外したのかと思いきや、天井は崩れ落ち、落ちて来たのは金髪のアホ毛の騎士でした。
ちょうどよく上から光も差し込んだことから「天空の騎士を地上に召喚したのはお前か」と言うアーサー。
KAMUI
対する伝道師は、以前ヴァルカンを勧誘しに行ったときに対峙した幻影使い。
数多の幻影を出して襲わせますが、アーサーは一歩も動きません。
動きが見えなかったからではありません。命を感じなかったからです。
第19話での修業で紅丸と対峙した時、相手の命を感じることで緊張もしなくなるし、命を感じない攻撃には惑わされることもなくなると言われたことがここで生きてきます。
さらにアーサーは紅丸だけではなく、紺炉からも剣術を教わっていたようなのです。
目で見えたものをなんでも追いかけるなと指摘されたことで、アーサーは心眼を会得。
侍のアビリティーを手に入れたWジョブのアーサー。
騎士は騎士侍…侍騎士にグレードアップしたのでした。
KAMUI
しかも、結んだ頭の毛がピコピコしているのがカワイイのが困ります。
敵は幻影に惑わされて動いた瞬間に攻撃を仕掛けようとするのですが、アーサーはビクとも動きません。
そして気配を感じた一瞬で抜刀。居合いカリバーで一刀両断しました!火縄の頭の上を!
火縄が殺されかけたー!と思ったら、伝道師はアーサーが油断した隙を狙って火縄を殺そうとしたのです。
KAMUI
個人的に私にもそれ教えてくれませんかね?命を取ろうとする呼吸ってのを。
森羅が「○○マン」という理由
隊員たちが合流したり、伝道師と攻防を繰り広げている時、森羅はリヒトと合流。
しかし、リヒトは伝道師に捕らえられ、身動きが取れない状況に遭っていました。
「森羅くん、ラビッド!虎の手遊びの!」
すると森羅は思い出したかのように、紅丸の元で会得したジェット噴射のようなキックでリヒトを救うのでした。
ラピッドという名前が気に入った森羅。
蹴りマンキックを却下されたので、改めて「ラピッドマンキック」と命名します。
ラピッドで良いでしょ…と呆れるリヒト。
その前にも絶対「油断しないマンだ」とか言っていたり、何かと「マン」を付けたがります。
KAMUI
自分は「森羅」、弟は「象」。並べると「森羅万象」になります。
だから2人を繋ぐ「万(マン)」の字は必要不可欠なのです。
KAMUI
しかし、それを聞くと森羅らしいなと思えますね。
第8女子が合流。そしてヴァルカンはリサと再会。衝突するジョヴァンニと桜備
アイリスと環が先を進むと、目の前からなんだか恐ろしいものが見えました。
目が光っているような…最初は身構えましたが、やって来たのは茉希で、光っていたのは茉希が操る炎の「プスプス」と「メラメラ」です。
これで女子3人が無事に合流し、先を進むこととなりました。
一方、ヴァルカンと桜備が遭遇したのは、Dr.ジョヴァンニとリサ。
伝道師の服を着たリサを褒めるヴァルカン。
一時は頬を赤らめたのですが、ジョヴァンニによる圧力によってリサは彼に服従し、名前もリサではなく「フィーラ」に。
背けば教育が足りなかったかと言われ、リサは一瞬凍り付き、そしてヴァルカンに攻撃を仕掛けようとするのです。
リサが炎で攻撃を仕掛けようとしたとき、桜備はヴァルカンが作ったアイテムによって炎の一部を消去。
そして、桜備はジョヴァンニに言うのです。
「お前がリサさんに何を教えたかは知らないが、大人が若者に教えるのは当然だろ。恩着せがましいんだよクソジジイ!」
人体発火の炎が何かも知らず、この世界で人体発火現象がなぜ起こるのか、人体発火を促す蟲の正体、森羅のアドラバーストの秘密も何も知らないのによく言うと返すジョヴァンニ。
伝道者はそのすべてを知っているが、桜備には教えんと言い、リサの後ろに隠れます。
「教えるのが下手なんだな」
つづく…。
KAMUI
『炎炎ノ消防隊』第20話まとめ
#炎炎ノ消防隊 第弐拾話「誇りを纏って」を
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Dr.ジョヴァンニが人体発火現象の核心をつくような話をちらつかせておいて教えない。
そして、話は次回へ続くって…どんな引っ張り方をしていますか!?続きはもちろん気になりますよね。
しかし、やっぱり今回の火縄とアローの攻防はすごかったです。
他の伝道師が不意打ちをしようにも、これは巻き込まれて死ぬって思うくらいのものでしたからね。
烈火が死んだ時から猛威を振るっていたアローがここで終了。
もっと生きながらえそうな気がしていましたし、象の側近的な感じもしていたので驚きです。
そして、アーサーと森羅の進化に驚きました。
Dr.ジョヴァンニに教えるのが下手と言った桜備。
逆に紅丸や紺炉の教育力のすごさを感じずにはいられませんでした。
桜備とジョヴァンニ、ヴァルカンとリサ、この闘いがどうなるのかも気になりますが、伝道師たちが知っている人体発火現象の情報も少しずつ明らかになることを願います。
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