「石の加工を依頼したのは、ジャンヌ・ダルク」「ジャンヌ・ダルクが処刑された5年前に依頼された」……フェナたちはリバーオーダーシュタインでついに石の情報を得たものの、その情報は相変わらず謎に満ちたものでした。
謎が深まるなか、フェナたちは石が採掘されたオルレアンに向かうことに。そこには、追っ手も追跡していて……?物語が大きく動く第5話のあらすじを早速見てみましょう。
目次
アニメ『海賊王女』第4話のあらすじと振り返り
フェナたちは、バルバラルで得た情報から、石が加工されたリバーオーダーシュタインという地域を目的地にします。
その道中、追手から逃げる際に雪丸に怪我を負わせてしまったことを悔いるフェナは、自らも役に立ちたいと仲間たちに稽古を依頼します。最初こそ断る仲間たちでしたが、なかなか上達しないながらも果敢に挑むフェナの姿に感化されたのか、少しずつ協力してくれるように。
ついにリバーオーダーシュタインへと到着したフェナたちは、村長のもとで肉眼では見えない出荷番号から新たな情報を得ます。詳しく調べたところ、石の出どころはここではなく、依頼者が持ち込んだということが発覚しました。
さらに顧客名のリストによれば、フェナの持っている石は1436年にフランスから持ち込まれたこと、顧客名が「ラ・ピュセル・ドルレアン」であることが判明。
「ラピュセル・ド・ドルレアン」とは、あのジャンヌ・ダルクの別名。しかし、依頼を受けたのは1436年、ジャンヌ・ダルクが火炙りにされたのは1431年と、矛盾しているのでした。
【ネタバレあり】アニメ『海賊王女』第5話あらすじ・感想
オルレアンへの長い旅路
リバーオーダーシュタインの村長により、石に関して有益な情報を得たフェナたちは、新たな目的地を石が採掘されたオルレアンへと変更。一行が辿り着いたのは、迷路のように入り組んだ採掘所でした。
田中泉
そんなオルレアンの採掘所に向かうフェナたちを、バルバラルで退けたはずのオマリー海賊団が眺めていました。
入り口は100以上もあり、分岐点も少なくない採掘所。最初こそどこに進むのか戸惑っていたフェナでしたが、直感でどんどん進んでいくように。その様子を、雪丸はどこか違和感を持ち始めます。
田中泉
石が教えてくれる、次の目的地
やがて大きな扉のあるところにたどり着いたフェナは、いくつか配置されている石のスイッチを迷わずに押し、そのまま広い空間へとまっすぐに進んでいきます。
田中泉
「そこに火をつけて」というフェナの言葉通り、真樺が持っていた松明の火を移すと、次々と火が燃え移り、儀式を行うような祭壇がありました。
祭壇の中には、フェナが持っている石と同じ石が。そこにフェナが石をはめ込むも、特に何も起こった様子はありません。一同はがっかりするも、石が重なり合った箇所が覗ける位置に穴が空いていることに気がつきます。
花梨はその穴から見えたものがローマ字であり、フェナが呟いた“エルドラド”への緯度と経度だと気づきます。雪丸たちが記録に残している一方、誰にも気づかれることなくふらふらと地下室に迷い込むフェナ。
田中泉
人質にとられたフェナ
フェナの姿が見えないことに気がついた雪丸の前に、フェナを捕まえたオマリー海賊団たちが姿を表します。オマリー海賊団はフェナを人質に取りながら、エルドラドへの手掛かりを要求し、花梨に持ってくるように命じます。
田中泉
しかし、オマリー海賊団はフェナもエルドラドへ行くための手がかりとしてそのまま連行、花梨を踏みつけて置いていきます。さらに採掘所に仕掛けた火薬を爆発させ、唯一の出入り口を塞いで立ち去っていくのでした。
田中泉
『海賊王女』第5話のネタバレ・感想まとめ
フェナが連れ去られるだけでなく、次の目的地の手掛かりを奪われ、採掘所に閉じ込められた雪丸たち。
果たして彼らは無事に採掘所を脱出し、無事にフェナを救い出すことはできるのでしょうか。