手掛かりとなる石に関する情報を得たフェナは、石を加工したとされるドイツのリバーオーダーシュタインを目的地とすることに。
その一方で、フェナは女海賊の狙撃から怪我をしてしまった雪丸に対し、何かできないのかと奮闘します。
ひたむきなフェナに、仲間たちも徐々に感化されて……?石に関する謎が急展開を迎えた『海賊王女』4話のあらすじを早速見てみましょう。
目次
アニメ『海賊王女』第3話のあらすじと振り返り
ゴブリンの島を旅立ったフェナ一行は、補給のために自由都市“バルバラル”に立ち寄ることに。
世界中の海賊がお宝を換金する場所でもあるバルバラルには物珍しいものも多く、フェナは槐と楓のふたりと勝手に散策します。
そこで、フェナは自分が手にしている謎の石と似た石を宝石店で発見。
店主からその石を加工した場所を聞いたフェナは手掛かりを得られたことに喜びますが、謎の女海賊たちに襲撃を受けるのでした。
留守番中だったはずの雪丸に助けられ、フェナは女海賊たちからなんとか逃げ出します。
【ネタバレあり】アニメ『海賊王女』第4話あらすじ・感想
役に立ちたい!というフェナの奮闘
フェナたちは、バルバラルの宝石店で得た情報から、石が加工されたという「リバーオーダーシュタイン」に向かうことに。
その道中、フェナは自分のせいで怪我を負った雪丸のことを心配していました。
「護衛は仕事だから気にするな」という雪丸に、フェナは「少しでも役に立てるよう頑張る」と言います。
しかし、雪丸はフェナに「役に立てると思うな」「犬の蚤取りでもしていろ」と冷たい態度です。フェナも譲らず、雪丸と言い合いになってしまいます。
田中泉
言い合う声が船中に響いてたことから、紫檀に笑われるフェナ。それでも役に立ちたい思いから、紫檀に武器の扱いを教えて欲しいと頼み込みます。
紫檀から弓を教えてもらおうとするフェナでしたが、なかなか上手く扱えません。紫檀とともに他の仲間たちに武器の扱いを教授してもらおうとしますが、「一朝一夕で扱えない」といった理由から断られます。
田中泉
みんなに断られて落ち込むフェナでしたが、紫檀に剣術を教えてもらうことになりました。
「剣術はそこまで得意ではない」という紫檀に、フェナは「なんでもできちゃう人だと思ってた」と驚きます。
「何をやっても叶わないと思わせてくれる奴がいた」「次は前ではなく後ろから守りたいと思った」という紫檀の言葉に、フェナは「ちょっとでいいから守れるようになりたい」と決意を新たにするのでした。
ついに到着したリバーオーダーシュタイン
朝食前に剣術の練習をすることになったフェナ。上達の見込みはないものの、甲板で練習する姿に感化されたのか、仲間たちがこぞって協力してくれるようになりました。
田中泉
やがてフェナたちは石工たちの町“リバーオーダーシュタイン”へと到着します。
石工に石を見せて聞き込みをしますが、「研磨はこの村と似ているが、こんな形は今は作ってない」としか返ってきません。
しかし、がっかりするフェナの前に、アリアという女性が「石のことをわかりそうな人のところに案内する」と声をかけてきます。
雪丸に親しげに話したり、ボディタッチをするアリアにフェナは焼きもちを焼くのでした。
田中泉
石を作るよう依頼したのは、まさかのあの人……?
フェナたちは、村長のもとで石にまつわる情報を聞きます。実際に石を手に調べた村長は、「この石はこの村で作られたのは間違いない」と断言します。
リバーオーダーシュタインでは、出荷の際に肉眼で見えない出荷番号を石に刻むことになっていました。詳しく調べたところ、石の出どころはここではなく、依頼者が持ち込んだということが発覚しました。
顧客名のリストから、フェナの持っている石は1436年にフランスから持ち込まれたことがわかります。
さらに村長は、その顧客名が「ラ・ピュセル・ドルレアン」であることに驚きます。
「ラピュセル・ド・ドルレアン」とは、あのジャンヌ・ダルクの別名。
村長が驚いたのは、ジャンヌ・ダルクという著名な相手から依頼を受けた点ではなく、依頼を受けた年にありました。
ジャンヌ・ダルクが火炙りにされたのは1431年。しかし、依頼を受けたのは1436年と、矛盾しているのでした。
田中泉
アリアの協力により、石にまつわる有益な情報が得られたフェナたちは、泊まるよう勧められますが急ぐ旅ということで断ります。
その夜、フェナは雪丸に「ラピュセルって言葉に聞き覚えがある」と話します。
一方その頃、アベルはフェナに似た女性が描かれた謎の絵に「ラピュセル」と呼びかけているのでした。
『海賊王女』第4話のネタバレ・感想まとめ
石の情報が明らかになりましたが、ますます謎が深まった第4話。
果たしてフェナたちはこの石に秘められた謎を解き明かすことはできるのでしょうか。
そして、アベルがフェナを付け狙う理由とは何なのか。5話も見逃せませんね!