エデンへの入り口にたどり着いたフェナと雪丸は、ついにその先へと足を進めます。
その一方、島に上陸するアベルたちの姿も……。金銀財宝ではない、父親が残したエデンとは一体何なのか。そして、アベルとの決着は?早速『海賊王女』第11話のあらすじを見てみましょう。
目次
アニメ『海賊王女』第10話のあらすじと振り返り
フェナたちは、ついに旅の最終目的地であるエデンの座標へと辿り着きます。
海中から浮上した謎めいた島に降り立つと、フェナは何かに導かれるようにまっすぐ歩いて行きます。
採掘場で見た、普段とは違う雰囲気になってしまうのではと雪丸は懸念しますが、今回のフェナは意識を保ったままでした。
フェナが厳重に閉ざされた扉の封印を解くと、そこには世界中の金銀財宝が眠っていました。
仲間たちが興味深く探索する一方、フェナが雪丸とともに奥へと歩みを進めると、舞台のような場所が。そこで幼い日の記憶を頼りにフェナが踊ると、隠されていた階段が現れます。
エデンへの道だと感じたフェナは、雪丸と階段を歩んでいきます。その頃、フェナの後を追っていたアベルも、海軍を引き連れて島に上陸していたのでした。
【ネタバレあり】アニメ『海賊王女』第11話あらすじ・感想
フェナと雪丸を守る盾
フェナと雪丸が隠されていた階段を上がって歩いていくと、神秘的な風景とともに方舟の残骸が存在していました。
同じ頃、花梨たちはまだ宝の山を探っていました。双子が金銀財宝を前に遊んでいるなか、単独で気になる洞窟にいた紫檀は草薙の剣を発見します。
田中泉
すると、危機に敏感な椿が海軍を引き連れたアベルの接近に気がつきます。彼らがすぐさま洞窟に隠れると、アベルたちが到着。宝物庫を前に目の色を変えて喜ぶ船長を、アベルは何のためらいもなく背後から撃ち殺すのでした。
田中泉
アベルは続いて、花梨たちゴブリンの戦士に「投降すれば命だけは助けてやる」と呼びかけます。それを聞いた椿は「俺たちはフェナと雪丸の盾になる」と、仲間たちに闘う決意を表明するのでした。
アベルの命令により、海軍たちはゴブリンの戦士たちに集中砲火を浴びせます。しかし、真樺が使った煙幕の中、ゴブリンの戦士たちは海軍を攻撃します。
いつしか宝物子を抜け、エデンへの入り口に向かっていたアベルは、そこが雷鳴がとどろく闇に閉ざされているのを目にするのでした。
ヘレナと再会したアベル
エデンに雷鳴がとどろくようになったことに気づいたフェナと雪丸の前に、再びアベルが現れます。フェナを守ろうと立ちはだかる雪丸の姿が、アベルの目にはヘレナとフランツに映っていました。
田中泉
雪丸との戦闘で右腕を切り落とされるも、アベルの剣は無残にも雪丸の体を貫きます。そこでアベルはフランツを殺した際、すぐ近くで立ち向かおうと剣を向けていた少年が雪丸であったことを思い出すのでした。
怪我を負った雪丸を庇おうと今度はフェナが立ちはだかります。そこで初めて目の前にいるのがヘレナではなくフェナだと気づいたアベル。そんなとき、炎の中から姿を見せたのは、少女だった頃のヘレナでした。
田中泉
コーディーが自称する、「観測者」とは?
雪丸の攻撃により、瀕死状態のアベルは幻想の中でヘレナを抱きしめられそうになります。
これまで多くの血を流してしまったことからそれをためらうアベルでしたが、ヘレナは「あなたに使命は終わったわ」と優しく言葉をかけます。そしてそのまま口づけをして、アベルは消えていくのでした。
田中泉
アベルが消えた後、ヘレナはただフェナに対して、「あとはあなた次第」とだけ言い残して去ってしまいます。その場に残されたフェナは呆然としますが、目の前に現れたのは、かつて死んだはずのフランツでした。
そのフランツも、次の瞬間アベルの側近だった少年、コーディーに姿を変えます。そして「観測者、君という物語のストーリーメーカーだ」と告げるのでした。
田中泉
『海賊王女』第11話のまとめ
アベルとヘレナの物語が終わった一方、突如として現れたコーディー。さらに「ストーリーメーカー」「観測者」という謎の言葉も気になるところ。
物語は果たして、どんな結末を迎えるのでしょうか。タイトルも「選択の巫女」と、フェナに大きな決断が迫られるのかもしれません。今から12話が待ちきれませんね!