幼い日の歌から、エデンの本当の場所を知ることとなったフェナたち。その頃、フェナを追うアベルもその場所を知り、エデンにたどり着こうとしていました。
かたや、フェナに誓いを見せたことからどこかぎくしゃくしたままの雪丸。お互いの想いを知り、結ばれることはあるのでしょうか。冒険も恋もますます展開が気になる『海賊王女』第10話のあらすじを見てみましょう。
目次
アニメ『海賊王女』第9話のあらすじと振り返り
フェナが去った船で、アベルはひとり絵を描きながらフェナの母親、ヘレナのことを思い出していました。
王の一族であるものの、身寄りがないアベルは、幼少期からひとりで屋敷に住んでいました。そんなある日、アベルは庭園で踊っていたヘレナと出会います。不思議な雰囲気を持つヘレナにアベルは特別な感情を抱きますが、突如としてヘレナは姿を消してしまいます。
数年後、再会したヘレナは駆け落ちによって王の元から逃げたことを理由に火あぶりの刑に処されます。その前夜、アベルは「あの子に巡り会えればエデンに行って再会できる」と聞かされます。
一方、フェナは幼い日の歌からエデンへの道筋を雪丸とともに見つけ出します。フェナたちは、あらためてエデンへと向かうべく、船の進路を変えるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『海賊王女』第10話あらすじ・感想
隠されていた島が現れた!
船は順調に進み、いよいよ座標の場所へと辿り着きます。ただの海原かと思いきや、座標の場所にはひとつの大きな島が浮上し、雪丸達は驚きの表情を隠せません。
田中泉
草花が生い茂る幻想的な景色の中、初めて来たはずが、慣れたように歩き続けるフェナ。採掘場とは異なり、自分の意思を持ちながら導かれるように歩くフェナに、雪丸たちは続きます。
滝の裏に隠された洞窟を抜け、古代都市のような場所にやってきた一行は、さらに下層まで降りて行きます。
田中泉
さらに深いところまで降りるため、花梨たちは一気に飛び降りていきます。困ったフェナを抱えた雪丸も飛び降り、建物の中へと歩みを進めるのでした。
田中泉
必要なのは、使命だけ
フェナたちが入った建物の壁には、膨大な本が見られました。花梨が「もしかして、アレキサンドリア図書館の本なのかも」と驚くなか、大きな扉の前に辿り着きます。「必要なのは、使命だけ」、そう呟いたフェナの手によって扉が解除されると、その先には数え切れないほどの黄金が存在していました。
田中泉
花梨たちが黄金を調べる一方、フェナは父親が自分に見せたいものがこれではないと確信していました。洞窟を進むと、そこには舞台のような場所が現れます。「彼女もここに来たんだ」と呟いたフェナは、「イニティウム」と刻まれた足形を確認し、踊り始めます。
田中泉
幼い日に踊っていたフェナを思い出した雪丸は、愛おしげな目でフェナの踊りを見届けます。自分のステップで踏んだ石板が光り、エデンへ続く階段となっていくのを見つめるフェナ。雪丸の手を握り、ふたりでエデンへ向かって歩き出すのでした。
田中泉
『海賊王女』第10話のまとめ
ついにエデンが隠された島にたどり着いたフェナたち。隠された島が現れ、お宝が見つかるという冒険ものとして最高にテンションの上がる展開が続きました。
エデンへの隠しルートを見つけ、来週はいよいよエデンへと向かうフェナと雪丸。しかし、アベルたち海軍も島に上陸しており、エデンをめぐる戦いは避けられないはず。果たして、無事にフェナはエデンへと辿り着き、真相を知ることはできるのでしょうか。
さらに紫檀も何かを見つけた様子。島に隠されたものとは、一体なんなのでしょうか。いよいよ残り少なくなってきた『海賊王女』から、ますます目が離せません!