さかのぼること1500年前の新羅時代が舞台!
韓国ドラマで大人気のパク・ソジュンが初の時代劇に登場の注目ドラマ『花郎<ファラン>』。
- イケメン揃いのキャストも注目ポイント
- 花郎達の気持ちに毎話感情が揺さぶられること間違いなしの一作
- それぞれの目的を果たすために花郎となり、ぶつかり合いながら絆を深め、成長していく超青春時代劇
- ソヌとヒロインのアロ、ジディの甘く、切ない三角関係に胸キュン間違いなし!
仲間や友の死… そして誰が新羅の王となるのか。物語が進むにつれ、浮き上がってくる個々の感情。
果たして新羅を変えることはできるのか。
さっそく『花郎<ファラン>』のレビューをしていきたいと思います。
『花郎<ファラン>』主要キャスト
パク・ソジュン / 役:ソヌ(ムミョン/無名)
- 賤民の村で無名(名無しの意)と呼ばれて育つ。
- 都で親友のマンムンを亡くし、ソヌという彼の本名を借りて生きることを決意。
- マンムンの妹アロを守りたいという気持ちがいつしか恋心に変わっていく。
- 新羅の貴族制度に反感を抱き、花郎となる。
パク・ヒョンシク / 役:ジディ(真興王、彡麦宗)
- 新羅第24代王・真興王 彡麦宗。
- 7歳で即位して以来、母・只召太后の命令で身を潜めて生きてきたため、彼の正体を知る者はほとんどいない。
- 母への反感からジディという偽名で花郎に志願する。
- アロに興味を抱き、惹かれていく。
Ara / 役:アロ
- 真骨のキム・アンジと賤民の母の間に生まれる。
- 明るくしっかり者で、医者である父を手伝いながら語り部としても人気を集めている。
- 自分の隣で眠りたいというジディが現れ、生き別れた兄ソヌが戻ってきたことで人生が一変する。
イ・ミンホ(SHINee) / 役:スホ
- 太后派の長キム・スプの息子。
- 勇猛さと武術の腕は都で一番の肉体派。容姿端麗で気さくな性格。
- 女性たちの心を振り回す遊び人だが、実は只召太后に憧れている。
- 犬猿の仲のパンリュと共にウィファの罠に嵌り、花郎となる。
V(防弾少年団) / 役:ハンソン
- 最年少の花郎。好奇心が強く、天体観測が大好き。
- よく笑い、誰に対しても分け隔てなく接するフレンドリーな性格。
- ソク・ヒョンジェの孫で真骨だが、仲のよい異母兄のタンセが自分より低い身分であることに心を痛めている。
ト・ジハン / 役:パンリュ
- 知的で端正な顔立ちだが、誰にも心を開かず、女性にも関心のない冷血漢。
- 反太后派パク・ヨンシルの養子。ヨンシルに頭が上がらない実父のホを見ながら、やりきれない気持ちを抱えている。
- 太后派のスホとは宿命のライバル。
チョ・ユヌ / 役:ヨウル
- 新羅で最も麗しく、万人の心を奪う妖艶な花郎。
- 先王の姉だった聖骨の母を持つが、父は真骨の誰なのかわかっていない。
- 根無し草のように生き、権力にもまるで興味がないが、都や王室については誰よりもくわしい情報通。
キム・ジス / 役:只召太公
- ジディこと真興王 彡麦宗の母で、花郎の創始者。
- アンジを愛していたが、父の命令で叔父と婚姻し、若くして未亡人に。
- 激しい王位争いの中で野心に満ちた冷酷な悪女に変貌し、息子を即位させて以来、権力を握り続けてきた。
【ネタバレ】『花郎<ファラン>』あらすじ・感想
時代劇としての完成度と恋愛ドラマとしての完成度の両方を備えている
senkouhanabi
始めは主演のパク・ソジュンを目当てで本作を見ましたが、冒頭から作品の内容にのめりこみました。
新羅時代のスーパーエリート揃いの花郎。
なにをしていても輝いている花郎達の葛藤や挑戦。
senkouhanabi
また劇中での花郎との恋愛は女性なら誰しもがドキドキ、キュンキュンするもので、いい意味で時代劇と感じないほどの吸収がありました。
senkouhanabi
現代では王や権力に悩まさせることがないため、劇中の花郎達の感情に心が揺さぶられ、何度泣いたか分からないほどです。
時代劇への始めのイメージは日本の歴史もままならないのに、韓国の時代劇なんて難しすぎるのでは?と思っていましたが、まったくそんなことはありません。
senkouhanabi
賎民「ムミョン」から花郎「ソヌ(パク・ソジュン)」へ
賎民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン)は、親友マンムン(イ・グァンス)の家族を捜すため、ともに都へ潜入します。
都でマンムンは正体を隠している王の顔を見てしまい、狙われ命を落としてしまいます。
senkouhanabi
そしてマンムン(ソヌ)の父である医者のアンジに助けられたムミョンは、都で「ソヌ」として生きることを決意するのです。
そんな中、新羅では王の親衛隊である【花郎】を結成します。
ソヌは親友の命を奪った新羅の国への復讐心と、新羅の貴族制度に不満を感じ花郎になります。
ソヌの真っすぐで正義感の強い姿に誰もが釘付けになると思います。
senkouhanabi
そして、はじめてできた家族への接し方に苦悩するソヌ。
いつまで噓をつくのかと葛藤し、妹アロへの恋心に悩みます。
そんなソヌの心情や表情に心を打たれます。
ソヌの妹「アロ(Ara)」
都で父と2人で暮らすアロ(Ara)の元に、突然兄が帰ってきます。
想像していた兄とは違う兄。
困惑し、どう接したら良いのか分からないが、次第に兄ソヌとの信頼関係、兄妹愛が生まれていきます。
それが果たして兄妹愛なのか。それとも恋心なのか。
senkouhanabi
兄妹なのに愛していいのか、また兄妹ではないと知った時の、アロの戸惑いが鮮明に描かれていてとても切なかったです。
最後には結ばれて、すごく嬉しかったです。
新羅24代王・真興王(パク・ヒョンシク)
7歳で王位に就くが、ずっと身を隠し続けてきた真興(パク・ヒョンシク)。
王とはなんなのか…そんな疑問を抱きながら葛藤し、眠りにつくこともできません。
ある日、真興は唯一アロの語りを聞きながら眠れることに気づきます。
そして次第にアロに惹かれていくのです。
母・只召太后(キム・ジス)により花郎が結成されると、母への反抗心から自分が王である現実を受け入れ、「ジディ」と名乗り花郎となります。
ジディの王としてのあり方とは何か。王である自分はどのようにしたらいいのか。
senkouhanabi
クールなのにとても感情的なジディも、本作の見どころの1つだと思います。
『花郎<ファラン>』キャスト相関図・あらすじ・ネタバレ感想:まとめ
以上、これまで韓国ドラマ『花郎<ファラン>』の感想を述べさせていただきました。
- 時代劇初心者、時代劇が苦手な方にもおすすめです
- ソヌ、アロ、ジディの三角関係に胸キュンします
- イケメン揃いの花郎達は見てて飽きません
- 伏線が劇中にたくさん散りばめらせますが、最後には全部回収してくれるのでスッキリ見終わることができます
- ハッピーエンドではありますが、終盤に内容を詰め込みすぎている気がしますので序盤が少し残念でした
- 仲間の死と友情を通して成長していく花郎が見どころです
- 切なさと感動で涙が出る作品です