シリーズ2作目にして、公開3日で観客動員数100万人突破という快挙を成し遂げた『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。
本作ではパリを舞台に新たな魔法動物が加わり、物語は衝撃の展開へと進んでいきます。
- 日本の妖怪も?新たな魔法動物たち
- 豪華なキャスト陣に注目せよ
- シリアス続きの衝撃ストーリー
それではさっそくレビューしていきたいと思います。
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目次
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』作品情報
作品名 | ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 |
公開日 | 2018年11月23日 |
上映時間 | 134分 |
監督 | デヴィッド・イェーツ |
脚本 | J・K・ローリング |
原作 | J・K・ローリング『幻の動物とその生息地』 |
出演者 | エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストン ダン・フォグラー アリソン・スドル エズラ・ミラー ゾーイ・クラヴィッツ カラム・ターナー クローディア・キム ウィリアム・ナディラム ケヴィン・ガスリー ジュード・ロウ ジョニー・デップ |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
【ネタバレ】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』あらすじ・感想
あの動物に赤ちゃん誕生!?
『ファンタスティック・ビースト』といえば魔法動物が登場するのが特徴です。
ニュート(エディ・レッドメイン)は魔法動物の保護を行っていて、前作でも数えきれないほど多くの動物を飼育していましたよね。
本作ではお世話係を雇うくらいに、また増えました。
水中で生活しているケルピーは初登場にして大迫力だったので、ぜひ観ていただきたいです。
そして、前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』からニュートの相棒的存在のニフラー。
キラキラ光るものが大好きで集める癖があります。
そんなやんちゃなニフラーに、本作では赤ちゃんが誕生しました。
ニュートが自宅に帰ると、ベビーニフラーがいたずらをしているところに出くわします。
大人ニフラーより体は小さく、体毛がもふもふでふわふわなのが特徴ですが、やんちゃなところは親ゆずりと言えるでしょう。
一方で、大人ニフラーは光りものを集める特性を活かして本作で大活躍します。
その他にも巨大なネコ科のズーウー、さらには日本の妖怪河童も登場するので必見です!
豪華なキャスト陣が圧巻
本作は豪華なキャストが集結しているのも大きな魅力です。
特に注目したいのがこの2人。ジュード・ロウとジョニー・デップです。
『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみのアルバス・ダンブルドアの若かりし頃をジュード・ロウ、闇の魔法使いグリンデルバルドをジョニー・デップが演じています。
ジュード・ロウといえばセクシーでワイルドな演技派俳優として名高く、ダンブルドア役に決まったときはとても驚きましたが、実際はかなりの適役でした。
指導者であり若さゆえのお茶目さを兼ね備え、ニュートの本質を理解している様子にしっかりとダンブルドアの面影が感じられます。
ワイルドな見た目で掴みどころがない、本当にぴったりの役柄でした。
本人は歴代のハリポタを観なおしてダンブルドアの役どころを掴んだそうです。
そして、前作のラストで姿を現したジョニー・デップ演じるグリンデルバルド、こちらもまさかのキャスティングで驚きました。
グリンデルバルドは魔法界と人間界の支配が目的です。
終盤では集会を開き、巧みな話術によって人々を魅了し味方につけいきます。
その中にはクリーデンス(エズラ・ミラー)やクイニー(アリソン・スドル)の姿も。
絶対に悪いやつ、しかし妙に説得力を感じるようなことを言ってみせるずるい人、これがグリンデルバルドだと思います。
この絶対的支配者は、さまざまなファンタジー映画をこなしてきたジョニー・デップだからこそ演じられたはずです。
ダンブルドアとグリンデルバルドは過去に親しい中であり、血の誓いを交わしたために本作でも直接戦おうとはしません。
対照的な人物ですが、負けず劣らず演じられるのはこの2人しかいないでしょう。
グリンデルバルドが犯した罪とは?
実は『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の原題は、訳すと「グリンデルバルドの罪」になっています。
いったいどんな罪を犯したというのか。
わたしはラストのシーンにそれが組み込まれているように感じました。
“クリーデンスがダンブルドアの弟だ”という部分です。
みなさんが衝撃を受けたシーンのひとつだと思います。
わたしも初見のときは信じて驚きましたが、必要な力のためにはどんな嘘でもついて丸め込んでしまうのがグリンデルバルド。
クリーデンスに自らをアウレリウス・アルバスだと思わせることで間接的にダンブルドアを倒そうとしているのだと考えました。
あくまでも考察ですので真意はいかに、という感じです。
ニュートとティナの恋路は?
最後に、シリアス続きのストーリーの中にある、数少ない癒しポイントに触れていきたいと思います。
前作でいろいろ事件に巻き込まれながらも、よい雰囲気で終わったニュートとティナ(キャサリン・ウォーターストン)。
その後、進展はあったのでしょうか。
結論から言うと、お互いにすごく想い合っています(笑)
ニュートの親しい友人だったリタ(ゾーイ・クラヴィッツ)とニュートの兄であるテセウス(カラム・ターナー)が婚約し、リタの婚約相手がニュートだという誤報が流れます。
それを知ったティナがショックを受けて他の闇払いと付き合ったと聞き、動揺するニュート。ティナを探すことになります。
その後、ニュートはティナの足跡を見つけると「彼女、足がすごく小さいんだよ。知ってた?」と言ってきたり、ティナの瞳がサラマンダーのようだと独特な表現をしてジェイコブ(ダン・フォグラー)に呆れられたり…。
しかしティナも、誤報にショックを受けるほどニュートを気にかけている様子。
ズーウーの扱いに慣れていたのは、ニュートの執筆した魔法動物の本をしっかり読んでいる証拠です。
会えば口論になりがちな2人ですが、ニュートがティナの瞳をサラマンダーと例えるのをぐっと抑えるとティナは「サラマンダーみたい?」と察します。
相変わらず波長がぴったり。遠回りしながらも距離を縮めていくのがなんともこの2人らしいですよね。
ニュートのマニアックな着眼点には笑ってしまいましたが、それだけティナのことが大好きなんだなあと安心しました。
今後もニュートとティナの恋路に注目していきたいです。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』まとめ
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— 『ファンタスティック・ビースト』公式 (@fantabi_jp) 2019年5月4日
ここまで、本作の特徴や魅力などを述べてきました。
続きが気になって仕方がない!という方も多いと思います。わたしもです。
おそらくまた2年後くらいの公開になるのではないでしょうか。
次回作も期待しましょう。
- ベビーニフラーはふわふわのもふもふ
- 美女とイケメン揃いのキャスティングに大満足
- ニュート&ティナのシーンに癒されるべし
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