前回第3話ではバロン・ジモやシャロン・カーターなどMCUからのキャラが再登場。
再び世の中に現れた超人血清をめぐった、さままざまな組織の対立関係も明らかになってきました。
- 超人血清をめぐった戦いがさらに激化
- サム、バッキー、ジモがついにフラッグ・スマッシャーズの本拠地に乗り込む
- 成果が得られず焦る新キャプテン・アメリカことジョン・ウォーカー
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』前回第3話のあらすじと振り返り
再び世の中に現れた超人血清の出所についてヒントを得るために、ドイツに収監されているジモ(ダニエル・ブリュール)の元を訪れたサム(アンソニー・マッキー)とバッキー(セバスチャン・スタン)。
血清についての情報を得るためにバッキーはジモを脱獄させ、ともにインドネシア近海にあるマドリプールという街へ向かいます。
超人血清を狙うパワー・ブローカーという組織に支配されている街・マドリプールで、現在は悪党として生きる元S.H.I.E.L.D.エージェントシャロン・カーター(エミリー・ヴァンキャンプ)の助けを借りた3人は、超人血清を作り出したネイゲル博士と合流。
しかし、血清はすでにフラッグ・スマッシャーズのリーダー、カーリ・モーゲンソウ(エリン・ケリーマン)に盗み出された後でした。
血清がないことを知るとジモはネイゲル博士を射殺。
パワー・ブローカーによりお尋ね者になった3人を狙う賞金首との銃撃戦に発展しますが、ジモが意外な活躍を見せてその場からの脱出に成功します。
その頃、ラトビアのリガにあるGRC施設がフラッグ・スマッシャーズによって爆破される事件が発生。
さらにカーリにとって重要な人物であるドンニャ・マダーニが死去したとの情報を得たサム、バッキー、ジモの3人は、リガへ向かいました。
バッキーはそこでワカンダ王国の親衛隊、ドーラ・ミラージュの1人であるアヨ(フローレンス・カサンバ)と再会し、ジモを引き渡すように求められ…。
【ネタバレ】海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第4話あらすじ・感想
バッキーの洗脳を解いたアヨ
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「時は満ちた」と言って、アヨはバッキーを洗脳する合言葉を語りかけ、バッキーが完全にヒドラの洗脳から溶けたことを確認していました。
過去の自分の悪事を思い出し、涙を流しながら自由を手に入れたバッキーは、その後ワカンダ王国の国王ティ・チャラからヴィブラニウムでできた義手を受け取ることになります。
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舞台は現代に戻り、バッキーがティ・チャカを殺した犯人であるジモを自由にしたことに対して怒りを隠せないアヨ。
ジモは「目的のための手段」に過ぎないと弁明したバッキーに対して、アヨは8時間だけ猶予を与えました。
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ジモの用意した部屋に戻ったバッキーは、ワカンダの親衛隊がジモの身柄を要求していることを報告。
一方でフラッグ・スマッシャーズは負傷者や死者を出す爆破テロを行い、要求を掲げていました。
なんとか平和的に解決できないかと模索するサムに対して、ジモは「超人になりたい」という願望がカーリを暴走させると説くと、バッキーが「スティーヴは歪まなかった」と真っ先に反論。
ジモはあっさりとバッキーの意見を認めたものの、スティーヴの再来はないと言い切りました。
難民キャンプの中心人物であるドンニャ・マダーニの葬式が行われるとサムが推理。
ここでジモがサムに対して「ターキッシュ・デライト」というお菓子を勧めます。
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ターキッシュ・デライトの誘惑
爆破を受けたGRCは、デシメーション前のように国境を復活させる政策を進めることを決定。
それに対し、デシメーション後の世界を取り戻すことを目指すフラッグ・スマッシャーズは、今や危険な存在として世界中に知れ渡っていました。
難民キャンプになったリガの街を見て「嘆かわしい」と語るジモ。
サムとバッキーは難民キャンプの人々にドンニャ・マダーニの情報を聞いて回りますが、誰も答えてくれないどころか、ようやく口を聞いてくれた人物からも「よそ者は信じない」と突き放されてしまいます。
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その頃、ジモはターキッシュ・デライトを子供たちに与えて、ドンニャ・マダーニの葬式に関する情報を聞き出すことに成功していました。
部屋に戻ったサムは、次第にカーリの行動に理解を示すようになっていました。
迷いながらもドンニャ・マダーニの葬式の情報を得たことを明らかにし、これを切り札とするジモに対し、サムは再びシャロンを頼って情報を得ることに成功します。
その頃、カーリは仲間とともに超人血清の隠し場所を訪れていました。
「真っ当な人間と思えるのはキャプテン・アメリカとカーリだけだ」と話す仲間は、手を汚すヒーローになれる統率者が必要であると続けますが、カーリはキャプテン・アメリカの盾は旧時代の人々が残した遺物であり破壊されるべきだと、サムと同じ考えを口にしたのです。
その頃、街中でサム、バッキー、ジモは、ジョン・ウォーカーとレマー・ホスキンスと合流。
カーリとの対話を求めるサムに対して、ジョンはもうその段階ではないと憤りますが、レマーがサムの意見に理解を示したため、5人はドンニャの葬儀に潜入し、サムとカーリを対話させることにします。
ジョン・ウォーカーの葛藤
葬儀のシーンで、孤児であったカーリを助けてくれた人物がドンニャ・マダーニだったことが明らかになります。
サムの姿を認識したカーリは、「声を上げてきた自分たちが罪人にされ苦境を強いられている。助け合うのは彼らが助けてくれないからだ」とスピーチを続けました。
サムは、カーリが苛立ちや無力感を感じていることに対して理解を示し、さらにジモの言葉を借り、彼がカーリを至上主義者であると話していたことを伝えます。
カーリにとっての至上主義者は大企業の経営者のような人間ですが、例えばフラッグ・スマッシャーズがこのまま超人血清を使って軍勢を増やして邪魔者を殺害し続けたら、そこに違いはあるのかと問いかけました。
カーリの戦いには賛成するが戦い方には賛同できないと、サムとカーリがようやく心を通わせたと思ったその時!
サムがカーリを説得し終えるのを待てないジョンが突入!
これが罠であると感じたカーリはジョンを吹っ飛ばして逃げるも、ジモに見つかって脇腹を撃たれてしまいます。
その拍子にカーリは隠し持っていた超人血清を落としてしまい、それを見つけたジモは全ての血清を破壊。
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カーリはなんとか逃げ出しますが、そこに現れたジョンが盾を使ってジモを気絶させました。
そして、床に残っていた1つの超人血清を拾い上げ、それをポケットに隠し持ったのです…。
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その頃、どうしても味方が欲しいと考えるカーリは、彼女たちを狙うパワー・ブローカーは後回しにして、サムとジョン・ウォーカーを分断させて戦わせるという作戦を決めました。
世界注視の中で
「もし超人血清をオファーされた打ったか?」というジモからの質問に対してすぐさま「NO」と答えるサム。
「流血は解決策じゃない」と、かつてのスーパーヒーローとして考えられない姿勢を打ち出します。
バッキーが戻ったところでジョン・ウォーカーとレマー・ホスキンスが部屋に突入し、ジモを引き渡すように命令してきました。
そして、そこにドーラ・ミラージュのアヨが現れ、引き渡しの期限だと言って再びジモの身柄を要求してきたのです。
ジョンがアヨの肩に馴れ馴れしく手を置いたことをきっかけに戦いが勃発。
しかし、その隙にジモはバスルームの下水管から逃亡していたのです…。
戦いが終わり、超人血清を打っていないドーラ・ミラージュにおも圧倒的な力の差を見せつけられたジョン・ウォーカーは苦渋の表情を浮かべ、相棒であるレマーは血清の出所と血清が全て失われたことに安堵していました。
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その後、ジョンの「血清が打てたら打てるか?」という質問に対して「YES」と答えるレマー。
血清を打ったからといって自分の本質が出るだけで何か変化するわけではないという持論を持つレマーに対して、ジョンは過去のアフガニスタンでの任務を語ると、何か決意をしたようでした。
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その頃、サムの姉であるサラのもとにカーリから着信が入り、サムと2人で会えるように手配を求められます。
サムが裏切った場合はサラと2人の息子にも危害を加えるという条件をつけ、ついに善良な一般市民としての境界線を超えてしまったカーリ。
このことを知らされたサムは、サラに息子とともに逃げるように伝えます。
さらにシャロンからの「ジョン・ウォーカーが動いた」との報せを受けたサムは、バッキーとともにカーリとの話し合いの場所へ向かいました。
超人兵士たちを前にあっという間に拘束されるレマー・ホスキンス。
対して超人血清を打ったと見られるジョン・ウォーカーは彼らと対等に渡り歩き、さらにサム、バッキーが加わった大乱闘に発展します。
ここにカーリが到着し、ジョンを助けようとしたレマーを力一杯投げつけるとレマーが石柱で頭を強打。
動かなくなってしまったレマーに対して動揺を隠せない一同でしたが、フラッグ・スマッシャーズはその場を後にします。
誰も死なせないために超人血清を打ったにも関わらず、1番の相棒を失ってしまったジョン。
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怒りを露わにし、フラッグ・スマッシャーズの一員を追いかけます。
そして、街の広場の中央に追い込んだジョンは、盾を使ってその人物を殺してしまったのです…。
ジョンの行動には、たくさんの人々のスマホのカメラが向けられていました。
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海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
⚡第4話配信スタート!⚡活動が激化するフラッグ・スマッシャーズの行方を追う #サムウィルソン と #バッキーバーンズ を待ち受けるものとは?#ディズニープラス で新エピソードを今すぐ観よう🔥#マーベルスタジオ pic.twitter.com/a28lGt2LkW
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) April 9, 2021
マルコヤマモト
- キャプテン・アメリカ衝撃の行動に絶句
- 下水管から逃げ出したジモは再びサム&バッキーを裏切るのか?
- 超人血清を狙うパワー・ブローカーの正体は?
衝撃の展開続きの『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』。
第4話のタイトル「世界注視の中で」とは、スマホを手に握る市民たちの前で暴力を振るいヒーローとしての信頼を失墜させてしまったジョン・ウォーカーのことだったのですね…。
マルコヤマモト
本作をスティーブ・ロジャースが観たらどんな気持ちになるんだろう…と毎回要らぬ心配をしてしまうほどに複雑な内容です。
サムとカーリは和解できるのか?
また、逃亡したジモや、いまだに正体が見えないパワー・ブローカー、そして市民の前で人を殺してしまったアメリカ希望の星ジョン・ウォーカーと、これからの展開どうなるのか一時も目を離せません。
マルコヤマモト
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