2022年の超話題作、韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のご紹介です。
日本ではNetflixが独占配信していますが、配信が始まるとすぐに話題になりました。
主人公は自閉スペクトラム症の弁護士です。
ソウル大学法学部を首席で卒業、国家試験でもほぼ満点という天才です。
ウ・ヨンウ弁護士を演じたパク・ウンビンは演技を称賛され、総合芸術賞授賞式「第59回 百想芸術大賞」TV部門で大賞を受賞しました。
また、2023年夏にはシーズン2の制作が発表されています。
笑いあり、涙あり、ロマンスありと満載な作品です!
それでは早速『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』をネタバレありでご紹介していきます。
・お相手には5urprise出身のカン・テオ
・とにかく見どころが満載な作品です!
目次
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主演・注目キャスト
【パク・ウンビン】(役:【ウ・ヨンウ】)
・自閉スペクトラム症の弁護士
・自分が自閉症だと認識していて、それにより悩むことも
・正義のための弁護をしたいと常に願っている
・クジラ大好き
【カン・テオ】(役:【イ・ジュノ】)
・法律事務所ハンバダの訟務チーム
・弁護士のサポートをすることが仕事
・誠実で優しく、正義感も強い
【カン・ギヨン】(役:【チョン・ミョンソク】)
・ヨンウの先輩弁護士
・優しくて包容力のある先輩
・相談されると適格に後輩たちを導く
【ハ・ユンギョン】(役:【チェ・スヨン】)
・法律事務所ハンバダの新人弁護士
・ヨンウとはロースクールの同期
・冷たいことを言いながらもヨンウを気に掛けて助ける
【チュ・ジョンヒョク】(役:【クォン・ミヌ】)
・法律事務所ハンバダの新人弁護士
・ヨンウのことが気に入らず敵視している
・ヨンウと一緒に仕事をしながら少しづつ変化していく
【ネタバレ】『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』あらすじ・感想
ウ・ヨンウ弁護士とは
「親は誰しもうちの子供は特別かと思う日が訪れます。父にとっては2000年11月17日がその日でした」
このナレーションから物語は始まります。
ヨンウ(パク・ウンビン)は5歳になってもまだ話すことができず、ヨンウの父は病院へ連れて行きました。
そこで自閉傾向があるとの説明を受けます。
その帰りのことでした。同じアパートの住人から責め立てられた父を見て、ヨンウは傷害罪の法令を暗唱したのです。
Tomomo
そして時は経ち、ヨンウは弁護士としての初出勤の日を迎えます。
父からの注意事項は3つ「反響言語・変な発言・正直は禁止」です。
特に「クジラの話」はダメだとこれも禁止されました。ヨンウはクジラが大好きなので禁止されて困惑していました。
大きな音や人混みが苦手ですが、1人で地下鉄に乗って出勤できます。ただ、回転ドアだけは何度やっても克服できません。
困っているヨンウを回転ドアを止めて助けてくれたのがジュノ(カン・テム)でした。
Tomomo
大手法律事務所ハンバダに就職したヨンウ。
挨拶に向かったのはチョン・ミョンソク弁護士(カン・ギヨン)です。
ミョンソクはヨンウが自閉スペクトラム症であることを本人から聞き、代表の元へむかいましたが、代表は特に気に留めていないようでした。
こうしてヨンウの弁護士としての生活が始まりました。
ヨンウの成長
ハン代表の対応に納得いっていないミョンソクでしたが、一旦事件を任せることにしました。
それで弁護士としての能力を見てみようと思ったんですね。
最初の案件は70代の女性が認知症の夫をアイロンで殴った事件です。
裁判の途中で夫が亡くなり殺人罪で起訴されてしまいます。
心配されていたヨンウでしたが、事件の矛盾点を見つけて無罪を勝ち取りました。
Tomomo
そもそもヨンウは自分が自閉スペクトラム症であるとの認識があり、よく「私は自閉症なので」的なことを言います。
時にはそれを武器に裁判で争ったりもしていました。
しかし、自閉スペクトラム症であるが故に上手くいかないこともありました。
自閉症の被告人を弁護した時は、自分のせいで裁判が上手くいかず、自分は役に立たない弁護士だとして退職願をだしたことも・・・。
この辺りから同僚の弁護士のクォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク)はヨンウのことを弱者ではなく強者だとして敵視し始めます。
Tomomo
不正採用だと言われながらもヨンウは着実に実力を示していきます。
ヨンウとはロースクールの同期で同僚のチェ・スヨン(ハ・ユンギョン)は、素っ気ない態度を取りながらもヨンウの理解者で協力者です。
ミョンソクやスヨン、ジュノに認められて自閉症の弁護士ではなく、ただの弁護士として対等に扱ってもらったのもヨンウの成長に大きく影響していきます。
Tomomo
ヨンウとジュノの恋
ジュノの目にはヨンウはどう映っていたのでしょうか。
回転ドアをワルツのリズムで一緒に通ったシーンは印象的でした。
ジュノが偶然ヨンウにクジラの話をしてしまい、顔を合わせればクジラの話をするようになるヨンウでしたが、そんなヨンウにお昼休みにと時間を決めて、毎日楽しそうに話を聞いてあげていました。
ヨンウは最初から好感を抱いていたようですが、ジュノが一瞬で心を持っていかれたのはヨンウのウェディングドレス姿を見た時ですね。
Tomomo
ジュノはヨンウが好きだと気が付きましたが、距離を縮められずにいました。
ヨンウはジュノに人として好意は抱いているものの、その気持ちが好きかどうかまだわからないといった感じでした。
そこでグラミ(チュ・ヒョニョン)の提案でジュノに触れてドキドキするか試してみることにします。
ジュノに触っていいかと聞き、それを聞かれたジュノが触れないとドキドキしないのは寂しいと言います。
Tomomo
その後、ヨンウが好きだとさらっとジュノに告白してからのスピードは早かった・・・。
”好き”の先が心配で一歩踏み出せなかったジュノでしたが、ミヌから「行け」と言われて自分も好きだとやっとヨンウに言いました。
デートを重ねる2人でしたが障害がある自分との愛は難しいと言い、それでも愛すかとヨンウに聞かれたジュノははっきりと「はい」と答え、それを聞いてヨンウからジュノにキスしました。
順調にお付き合いしているように見えた2人でしたが、この後ヨンウはジュノにやっぱり付き合えないと振ってしまいます。
それはジュノの姉が2人のことについて否定的な話をしているのを聞いたからです。
深く傷ついたジュノでしたが、最後の最後になんとかヨンウの心を取り戻しました。
ぜひ書き留めておきたいセリフたち
兄に暴行を加え死なせたとして被告人となったのは自閉症の弟でした。この事件を扱った時のヨンウのセリフです。
「自閉症を研究した医師ハンス・アスペルガーは言いました。
”正常でないからといって劣っているわけではない
独創的な思考と経験で驚くべき成果を上げうる”と。
しかし、彼はナチスの協力者だったため、生きる価値のない子を選別していました。
ナチスの言う生きる価値のない人とは、障がい者・不治の病の患者・精神疾患者などでした
わずか80年前、自閉症は生きる価値のない病気でした。
80年前私は生きる価値のない人間でした。
今も数百人の人たちが”障がい者じゃなく医大生が死んだのは国家的損失”このコメントに”いいね”を押します。
これが私たちが背負うこの障害の重さです」
Tomomo
最終話、テ・スミ弁護士を説得するため会いに行ったヨンウのセリフです。
「私はシロイルカの中のイッカクに似ています。
慣れない海で、慣れないシロイルカと暮らしています。
私は皆と違うからなかなか溶け込めないし嫌われることも多いです。
それでも平気です。これが私の人生だから。
私の人生はおかしくて風変わりだけど価値があって美しいです」
Tomomo
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ここまで『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』をご紹介しましたがいかがでしたか?
ヨンウが閃くとクジラやイルカ、シャチが映像で現れるのは斬新でしたね。
とにかくヨンウが健気に頑張っていて、見習わないといけないなと考えさせられました。
ヨンウを取り巻く周囲の人達がなんだかんだいい人達で、それが作品の中核になっていたように思います。
「1人じゃない」それがどんなにも幸せなことなのかと感じましたね。
ヨンウが作中で笑うとつられて微笑んでしまう、そんな作品です。
このレビューを書いていても楽しくて幸せな気分でした!書ききれていないことがとても多いほどに。どの裁判のことを書こうか、どのシーンを記事にしようかと何度も作品を観直しました。
心が温かくなるという感覚をじっくり味わうことができると思います!
ぜひ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を観てほっこりしてほしいですね!
シーズン2が楽しみです♪
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