『交響詩篇エウレカセブン』は、ヒロインのエウレカに出会った主人公のレントンが恋に落ち、もがき苦しみながらも彼女を救うために奔走し成長を遂げていく物語です。
今回は、そんな『交響詩篇エウレカセブン』にどっぷりとハマった4つの理由を述べていきたいと思います。
詳しいキャラクター紹介や内容のレビューについては、こちらの記事をご参照ください。
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目次
『交響詩篇エウレカセブン』を愛する4つの理由
①エウレカの可愛さに惚れた
当時、『交響詩篇エウレカセブン』を初めて見たのは小学校中学年の時でした。
当時の私は、『交響詩篇エウレカセブン』の持つ不思議な世界観についていけず、どこか怖い印象を持っていたような気がします。
しかし、そんな暗黒の世界に咲いた一輪の花。それがエウレカでした。
確かに最初はエウレカの冷めた態度に恐怖すら覚えていたのですが、レントンと恋に落ち、普通の女の子としての表情を見せるようになったエウレカが本当に可愛いのです。
いわゆるギャップ萌えというやつですね。
大人になって見直した時、心が荒んでしまった大人の私にも、エウレカの笑顔は心に沁みてくるものがありました。
子供の頃の初恋を思い出すような、そんな甘酸っぱさを感じずに入られませんでした。
②人の繋がりが生み出す暖かさと冷酷さに痺れた
エウレカを救おうと奮起するレントンが中心に描かれるのですが、純粋に彼女を救いたいと思うレントンの周りには、大人たちの優しさや欲望が充満しています。
ご都合主義のリアルな人間模様が描かれており、大人になって観ると、より深くアニメを楽しむことができました。
ホランド率いる月光号に乗り込んだレントンは、ホランドの取った行為や、エウレカとのすれ違いから家出をするのですが、そこで出会ったチャールズ夫妻がレントンを自分の子供のように可愛がってくれます。
一人暮らしをしていた自分は、このシーンを見てもう涙が止まりませんでした。
「こんな幸せな時間が一生続けばいいのに…」
これまでが辛い思いをしてきたレントンだっただけに、心の底からそう思いました。
しかし、そんな幸せな時間は長く続くはずもありません。
傭兵のチャールズ夫妻は、軍の依頼で月光号を主激することになるのです。
その際にレントンはエウレカを救うという当初の目的を思い出し月光号に帰るのですが、それを見送るチャールズ夫妻の姿はもうたまりません。
まるで巣立っていく我が子を見守るかのように優しい目をしていました。
そして、月光号に乗り込むチャールズは、かつての同僚のホランドと殺し合いを始めるのです。
もうレントンに感情移入していた私は、チャールズを無意識に応援してしまいました。
アニメ的にはホランドが正義なので、結局ホランドがチャールズを殺すのですが、かつての親友を躊躇なく殺すといった仕事ぶりに感服すると同時に、チャールズを親のように慕っていたレントンのことを思うと、ここでも涙が止まりませんでした。
このように、幸せな明るいパートからいきなり奈落の底に突き落とされます。
私の感情はまるでジェットコースターかのように浮き沈みを繰り返していましたが、その浮き沈みが癖になってしまっている自分がいました。
終始このような浮き沈みの繰り返しなので、1話を見るごとに疲れがどっと押し寄せてくるので、ご視聴の際は気をつけてくださいね。
③アニメの演出に欠かせない歌に聴き惚れた
『交響詩篇エウレカセブン』の世界観を彩るのに欠かせないのがオープニングやエンディングです。
オープニングではFLOWの「DAYS」。
『交響詩篇エウレカセブン』と言えばこれでしょ!
レントンとエウレカの置かれている状況が急速に変わっていく様と、曲の疾走感はベストマッチ。
またオープニングで流れる絵もオシャレで美しく。
この三者が相乗効果を生み出していました。
今でもこの曲を聴くと、『交響詩篇エウレカセブン』を思い出して鳥肌が立ってくるほどです。
一方のエンディングは高田梢枝の「秘密基地」です。
これはもう完全にレントンの姿とリンクしているような歌詞です。
レントンに感情移入しきっている自分が、この曲を初めて聞いたときは震えが止まりませんでした。
エンディングだけでも何回聴いたことでしょう。
大人になってしまった私たちにグサッと刺さる素晴らしい曲になっています。
エウレカを救いたい、なのに自分に力がないばかりに彼女に苦しい思いをさせてしまった…という大人になったレントン目線で聴き入ることができす。
まるで『交響詩篇エウレカセブン』のアフターストーリーの世界にいるようで感動します。
理由④スルメ感がたまらない
今まで私が『交響詩篇エウレカセブン』にハマったポイントをいくつか語りましたが、『交響詩篇エウレカセブン』にハマった最大の理由は「スルメ」です。
たぶん…ふざけているのかと思う方もいるでしょう。
なぜ「スルメ」なのかというと、ありとあらゆる出来事が起きていき、レントンとエウレカを中心とする環境がどんどん変わっていきます。
さらには周りの人間関係も変わり、頭で整理するのも精一杯ですが、どこか癖になってしまう。
これだけでもスルメの片鱗が見えてきませんか?
これが視聴中の感想ですが、物語が終わって情報が整理され始めた頃に「あの人はなんであの表情をしたのだろう」とか「あの人はなんであんなことを言ったのだろう」など、一回では解決しきれなかった問題が山のように出てきました。
こうなったら、もう「スルメ」確定です。何度も何度も見てしまいます。
そして何度見ても、また新しい疑問が湧いてくるのです。
見れば見るほど深みにハマっていく。
この感じが、どうも噛めば噛むほど味が出る「スルメ」に似ていることから、このように表現しましたがなんとなく伝わりますでしょうか…。
【結論】『交響詩篇エウレカセブン』を愛する理由まとめ【神アニメ】
『交響詩篇エウレカセブン』の醍醐味は、レントン少年とエウレカの純粋な恋模様だと思います。
そんな純粋な恋をする少年少女の頃に戻ったようなノスタルジアを味わってみてはいかがでしょうか。
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