くるくる変わる表情と魅惑的な演技がチャーミングな女優、エマ・ストーン。
11歳の頃から地元であるアリゾナ州の劇団や即興劇のグループに所属し、2005年にテレビドラマで女優デビューしました。
2007年の青春コメディ『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画初出演を果たして以降、『ゾンビランド』などで注目を集め、『小悪魔はなぜモテる?!』では初主演を務めます。
その後、『ラブ・アゲイン』や『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』での好演が話題を呼び、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズではヒロインのグウェン・ステイシーを演じるなど、一躍人気女優となりました。
2014年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー助演女優賞初ノミネートを果たし、2016年に出演したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』では女優志望の主人公を演じ、ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞やアカデミー主演女優賞など数多くの賞を受賞しています。
今回はそんなエマ・ストーンの出演映画の中からおすすめの作品を11本ご紹介します。
目次
エマ・ストーン出演映画おすすめ11選
『ゾンビランド』
ゾンビによる世界の終末を描いたホラー・コメディ映画『ゾンビランド』。
新型ウイルスの感染拡大により、人類の大半がゾンビと化してしまった世界を舞台に、引きこもりの青年・コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)が“生き残るための32のルール”を作り、それを実践して生き延びていく様子を描きます。
コロンバスを演じたジェシー・アイゼンバーグをはじめ、最強のゾンビハンター・タラハシーを演じたウディ・ハレルソン、美少女詐欺師姉妹を演じたエマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンなど、今となっては注目のキャストが顔を揃えた本作。
エマ・ストーンは詐欺姉妹の姉であるウィチタを演じました。
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ゾンビものらしからぬスカッとするコミカルなストーリー、そして色っぽくてグッとくるエマの瞳に釘付けになりたい方は要チェックの作品です。
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『ラブ・アゲイン』
中年男性を主軸としたロマンティック・コメディ映画『ラブ・アゲイン』。
40代の生真面目な男・キャル(スティーブ・カレル)が妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)に浮気され、離婚を切り出されるところから始まる群像劇です。
エミリーとは高校時代から付き合っていたため、エミリー以外の女性とデートもしたことがないキャルでしたが、プレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と知り合い、アドバイスを受けたことでファッションや髪型を変え、新しい人生を歩もうとする様子を描いていきます。
エマ・ストーンは法科学生のハンナを演じました。
恋人とのやり取りに傷付き、ナンパをしてきたジェイコブと関係を持とうとするハンナは、とってもキュートで魅力的。
女たらしのジェイコブもタジタジのシーンには思わず胸がときめきます。
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『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
1960年代の公民権運動を背景に、ミシシッピ州に住む白人女性と黒人メイドたちとの関係を描いたベストセラー小説が原作の映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』。
南部の上流階級に生まれ、当たり前のように黒人メイドたちに囲まれて育った作家志望のスキーター(エマ・ストーン)が、大人になってから白人社会に置かれたメイドたちの立場に疑問を抱き、真実を明らかにしようとメイドたちにインタビューを試みる姿を描きます。
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エマ・ストーンは主人公のスキーターを熱演。
もう一人の主人公・エイビリーンを演じたヴィオラ・デイヴィスや、スキーターのインタビューに応じるメイド・ミニーを演じたオクタヴィア・スペンサーとともに、人種差別が色濃く残る当時の社会に生きる女性たちを確かな演技力で表現しています。
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『アメイジング・スパイダーマン』
サム・ライミが手掛けた『スパイダーマン』3部作のリブート作品となった新シリーズ、その第1弾である『アメイジング・スパイダーマン』。
両親を亡くし、叔父と叔母のもとで育てられたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)が、13年前に失踪した父親の秘密を思いがけず知ってしまい、“スパイダーマン”として生きていくことを決意する様子を描きます。
『(500)日のサマー』で知られるマーク・ウェブがメガホンを取った本作。
エマ・ストーンはヒロインのグウェン・ステイシーを演じました。
他シリーズと比べて人間としての心理描写が印象的な作品となっているのですが、それは主人公のピーターだけでなく、もちろんグウェンにも当てはまります。
アクションシーンとあわせてヒューマンドラマとしての側面も大きな見どころの一つなので、グウェンの地に足のついたようなキャラクター性には好感が持てます。
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『L.A. ギャング ストーリー』
1949年のロサンゼルスを舞台に、ギャングと警察官の抗争を描いたクライム・アクション映画『L.A. ギャング ストーリー』。
ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエン(ショーン・ペン)、そして、そんな彼を打ち破るべく立ち上がったのは6人の警察官。
警察当局は一切の責任を負わないという命がけの任務に就いた6人が、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑む様子を描きます。
エマ・ストーンは6人の警察官のうちの一人であるジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)の元恋人・グレイスを好演しました。
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フィルム・ノワールが意識された映像の中で、華やかな雰囲気のエマは存在感があり、真っ赤なドレスを身に付けた姿は特に印象的です。
『マジック・イン・ムーンライト』
1920年代の南仏リゾート地を舞台に描くロマンティック・コメディ映画『マジック・イン・ムーンライト』。
ニヒリストで毒舌家な天才マジシャン・スタンリー(コリン・ファース)が、ある大富豪が入れあげている占い師の真偽を見抜いてほしいと幼馴染みから依頼され、自信満々で噂の占い師・ソフィ(エマ・ストーン)のもとへ乗り込むも、彼女の透視能力を目の当たりにして価値観を揺さぶられ、さらには容姿も性格も完璧な彼女に惚れてしまう姿を描きます。
エマ・ストーンはヒロインのソフィを好演。
本作と『教授のおかしな妄想殺人』の2本連続でウディ・アレン監督作品にヒロインとして出演し、表現の幅を広げています。
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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『バベル』などシリアスなヒューマンドラマで高い評価を得ているアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが挑戦したダーク・ファンタジー映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。
かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながら、現在は失意の底にいる俳優・リーガンが、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことになるも、出演俳優の降板をきっかけに、少しずつ精神的に追い詰められていく様子を描きます。
第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した本作。
エマ・ストーンはリーガンの娘であるサマンサを演じ、アカデミー助演女優賞初ノミネートを果たしました。
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『ラ・ラ・ランド』
『セッション』で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼルが手掛けたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。
オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミア(エマ・ストーン)と、ジャズバーで演奏をしているピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)が出会い、第一印象は最悪だったのにもかかわらず、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく姿を描きます。
往年の名作ミュージカル映画を彷彿とさせるような歌唱シーンが魅力的な本作。
第74回ゴールデングローブ賞では作品賞ほか同賞の映画部門で史上最多の7部門を制し、第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートを受けるなど、世界的に高く評価されました。
ミアを演じたエマ・ストーンはライアン・ゴズリングとダブル主演を務め、ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞やアカデミー主演女優賞など数多くの賞を受賞しています。
夢を追う表現者としての現実、そんな表現者である二人の恋愛、二つの側面が絡み合いながら展開する切ないラブストーリーを彩るのは、エマ演じるミアの歌とダンス。
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『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』
1970年代に全世界がその行方を見守ったテニスマッチ「Battle of the Sexes(性差を超えた戦い)」を映画化した『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』。
1973年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)が女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退し“女子テニス協会”を立ち上げたのちに、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグス(スティーブ・カレル)から男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつけられ、試合に臨むことを決意する様子を描きます。
エマ・ストーンは実在するテニスの女王、ビリー・ジーン・キングを演じました。
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世紀の男女対抗試合に基づいて、男女格差やセクシュアリティについての社会問題を真っ直ぐに取り上げ、現代に再提起した作品となっています。
『女王陛下のお気に入り』
18世紀イングランドの王室を舞台とし、女王と彼女に仕える二人の女性の入り乱れる愛憎を描いたヒューマンドラマ『女王陛下のお気に入り』。
18世紀初頭、フランスとの戦争下にあるイングランドで、アン女王(オリヴィア・コールマン)の幼馴染みであり側近として絶大な権力を握っていたサラ(レイチェル・ワイズ)と、没落した貴族の娘でサラの従妹にあたるアビゲイル(エマ・ストーン)が、戦争を巡る政治的駆け引きの裏で静かな戦いを繰り広げていく様子を描きます。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の賞レースで受賞、ノミネートを果たした本作。
エマ・ストーンはサラの親族であり、アン女王の侍女となるアビゲイルを演じました。
サラとアビゲイルがアン女王のお気に入りとなることで権力争いをしているかのように見えて、実際には三つ巴の愛憎劇。
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『クルエラ』
ディズニーのアニメーション作品『101匹わんちゃん』に登場した悪役・クルエラの誕生秘話を実写映画化した『クルエラ』。
パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンへやって来たデザイナー志望の少女・エステラ(エマ・ストーン)が、カリスマ的ファッションデザイナー・バロネス(エマ・トンプソン)と出会ったことをきっかけに、心に抱いていた夢と希望を狂気へと変貌させていく様子を描きます。
エマ・ストーンが演じたのはデザイナーを志すエステラ・ヴォン・ヘルマン/クルエラ・ド・ヴィル。
夢への情熱を心に宿したうら若き少女・エステラが、如何にしてあの悪女・クルエラとなったのか、その過去と現在の姿をエネルギッシュに演じ分けていました。
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エマ・ストーン出演映画おすすめ11選まとめ
- 『ゾンビランド』
- 『ラブ・アゲイン』
- 『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
- 『アメイジング・スパイダーマン』
- 『 L.A. ギャング ストーリー』
- 『マジック・イン・ムーンライト』
- 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
- 『ラ・ラ・ランド』
- 『バトル・オブ・セクシーズ 』
- 『女王陛下のお気に入り』
- 『クルエラ 』
いかがだったでしょうか。
まだ30代、これからどんどんキャリアを重ねていくエマ・ストーンから目が離せません。
エマ・ストーン最新出演映画『クルエラ』は2021年5月27日から劇場公開され、翌28日からDisney+でも配信中です。
ぜひご覧ください。