将貴(柄本佑)とともに父・海江田(石橋凌)と対峙し、自らの運命と向き合い、自由を手に入れた白夜(浜辺美波)。
高森総合病院は真壁院長(小手伸也)のもと、さらなる活気を取り戻していました。
白夜もCDTで働きながら、亡き前院長(石坂浩二)との約束を果たすべく、医大を目指して勉強に励んでいました。
いよいよ大学共通テスト前日。CDTメンバーが白夜に最後の特訓をしようと意気込んでいると、勇気(毎熊克哉)に助けれられ、元気なって看護学校に通い始めた陽汝(岡崎紗絵)が胸の痛みを訴える淳平(宮田俊哉)を連れてやってきます。
2人の雰囲気は、それまでとはどこか違っていたのです。
目次
ドラマ『ドクターホワイト』 前回振り返り
警察の包囲網をかいくぐり、病院に潜入した勇気(毎熊克哉)に、晴汝(岡崎紗絵)を託した将貴(柄本佑)は、白夜(浜辺美波)と勇気に関わる一連の騒動に決着をつけるため、海江田(石橋凌)の元へ。
真相を解く最大のカギは、白夜と同じ希少血液保有者で、難病を抱えている海江田の娘・沢木朝絵。
晴汝やCDTのためにも、自分の正体を知りたいと願う白夜を連れ、将貴は海江田に白夜を人間として自由にして欲しいと訴えました。
海江田の頑なな心を解いたのは朝絵と白夜でした。朝絵は白夜と話し、元は同じ遺伝子である2人は意気投合します。
そして、白夜は絶対に医師になり朝絵の病気を治して見せると決意するのでした。
あれから
真実を知った将貴(柄本佑)と白夜(浜辺美波)。
白夜は父である海江田(石橋凌)に「医者になって必ず朝絵さんを助けます」と宣言し、自由を手に入れます。
勇気(毎熊克哉)に助けられ、元気になった陽汝(岡崎紗絵)も未来が開かれました。
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あれからさらに月日が流れ、高森総合病院は真壁院長(小手伸也)のもと、以前にも増して活気に溢れていました。
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テスト前日
皆が多忙を極める中、医大を目指す白夜は大学共通テストの前日を迎えていました。
しかし、白夜は腹痛を訴えて伏せっています。
CDTメンバーは「かなり苦しい状況だ」「こんなになるまで放置するなんて」と深刻な表情を見せています。
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実は、白夜の成績は理系は問題ないものの、古文や漢文など文系範囲が壊滅的で、ほぼ勘で回答していたのです。
これではテストの点数が取れません。そのため、白夜は極度のストレスにより腹痛を訴えていました。
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夏樹(勝地涼)、仙道(高橋努)、西島(片桐仁)の3人は、白夜を一夜漬け特訓しようと張り切り始めます。
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陽汝と淳平
すると、急患として淳平(宮田俊哉)が陽汝と共に病院にやってきました。
2人には当直の佐久間(髙橋文哉)が対応します。
実は、2人は交際を始めていました。
しかし、そのことはまだ将貴には話していませんでした。
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陽汝は白夜に自分達がいることを将貴には内緒にして欲しいと頼んでいましたが、結局将貴に見つかってしまい、白夜は2人が付き合っていることもバラしてしまいました。
淳平は数日前から胸の痛みを感じていました。
ちょうど心臓のあたりを勉強中の陽汝は、心筋梗塞なのではないかと心配しています。
淳平の家族は心臓が弱いのもあり、佐久間は最新の検査キットを使用して検査してみることにしました。
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古文・漢文特訓
CDTに戻った白夜は、3人のおじさん医師たちから古文・漢文の特訓を受けていました。
しかし、白夜は全く身が入りません。
こうなったら丸暗記するしかないと、白夜は歩きながら下二段活用の暗記をさせられます。
一方、淳平の検査は「陽性」を示していました。
慌ててカテーテル検査をしようと言う佐久間。
「必要ありません、それ、誤診です」
白夜は、淳平の脈を見て心電図に異常がないことを把握していました。
信ぴょう性の高い最新検査であっても、見落としや間違いはあるものです。
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白夜は佐久間が最新技術に頼りきり、前の前の患者の診察がおろそかになっていると指摘します。
佐久間は、かつてAI診断に頼って、狂犬病を見抜けなかったJMAと同じ間違いをしていたことに気がつきました。
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診断確定
しかし、佐久間の診断に口を挟んだことで、白夜は下二段活用をすっかり忘れてしまいました。
呆れる夏樹たちに、白夜は古文や漢文は覚える必要性を感じない、外国語と違って昔の人とは話せないとむくれます。
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一方、淳平の診察を再開した佐久間は、淳平の首元に湿疹があることに気がつきます。
「最近、何か強いストレスを感じることは?」
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淳平の診断が確定しました。
淳平は、帯状疱疹による肋間神経痛でした。
白夜は、淳平の脈を見て、彼の環境を考えてそれしかないと思っていましたが、当直の佐久間に気を遣って黙っていました。
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大きなストレス
淳平の抱える大きなストレスというのは、陽汝のこととなると戦闘態勢になる兄・将貴の存在でした。
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陽汝は将貴に淳平との経緯を説明します。
「隠すことないだろ」と憤然とする将貴。
そこで西島が「恋する気持ちは止められない」とフォローすると、麻里亜(瀧本美織)はかつて元カレが入院してきたことで「運命だ!」と浮かれた黒歴史を思い出し、恥ずかしさで悶絶しています。
ところで、白夜の勉強の方ですが、なかなか身が入らないことを聞いた陽汝は「言い訳だ」と一刀両断します。
「大学受験するんだから、勉強する意味はあるでしょ!」
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陽汝が「頑張ったらとちおとめを買ってあげる」と励ますと、苺の名前を聞いただけで勉強を始めた白夜。
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愛とラブ
白夜は、皆が自分のために力を貸してくれることが不思議でした。
CDTメンバーは、強いて言えば恩返しだと言います。
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佐久間は医師としての自信をつけてもらいました。
陽汝をビタミンB12欠乏症から救ったのも白夜です。
夏樹は初心を思い出すきっかけを白夜から貰いました。
麻里亜は失敗をフォローしてもらったと思っています。
西島は、白夜がいなければ転職していたかもしれません。
チームワークの大切さを教えてくれたのも白夜です。
「ひょっとして、愛ですか?」
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将貴は皆の愛が詰まったお守りを白夜に渡します。
白夜は、『生きて、命をつなぐ』という前院長(石坂浩二)との約束を胸に、絶対に医者になると改めて決意しました。
将貴が「受験が終わったら君に伝えたいことがある」と言うと、白夜も「私も聞きたいことがあります」と返しました。
合格発表
運命の合格発表の日。
皆、気が気ではなく、自然とCDTに集まってきます。
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周囲が息をのんで見守る中、パソコン画面を一目見た白夜はパソコンを閉じてしまいました。
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「受かりました。合格です」
せめて笑ってよ!とツッコむ麻里亜たち。
しかし、白夜にとってはここからがスタートなので、喜んでいる場合ではないのです。
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その後、白夜の夢のキャンパスライフや、悪夢のダブルデートなど語られるべきことはたくさんありますが、それはまた別の話。
CDTは明るい未来への希望に満ち溢れていました。
ドラマ『ドクターホワイト』 特別編 感想&まとめ
これまでのCDTでの出来事や白夜のことを振り返った特別編。
その後のことや白夜の大学受験のこともたっぷりと描かれました。
恋の方も、陽汝は淳平と付き合い、どうやら将貴も白夜を受け入れる準備が出来たようです。
無事大学にも合格し、恋の行方も気になるところですが、CDTに笑顔が溢れたところでドラマは終わりました。
明るい終わり方で良かったです!3ヶ月間お疲れ様でした!