ドラマ『ドクターホワイト』 第8話 末期胃がんの院長を救え! 突きつけられる命の選択!

出典:ドクターホワイト公式ページ

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院長の巌(石坂浩二)が末期のスキルス胃がんで余命わずかだと知った白夜(浜辺美波)は、寝る間も惜しんで治療法を模索します。

緩和ケアを選択していた巌でしたが、周囲の思いを受け止め治療をすることに。

一方、CDTは産婦人科から患者の子宮内にいたはずの胎児が消えたと相談を受けます。

不可解なのは、患者に妊娠のサインが残っていること。メンバーはがんの可能性も疑いますが、検査結果は意外なものでした。

そして、院長の胃がん、産婦人科の患者共に助けることが出来るのは、真壁(小手伸也)しかいないとなったのですが・・・。

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ドラマ『ドクターホワイト』 前回振り返り

「次の誕生日までは生きられない」という白夜(浜辺美波)衝撃の告白に言葉を失う将貴(柄本佑)に、白夜は幼いころからの記憶を語り始めます。

一方、仕事一筋で恋愛からは遠のいている麻里亜(瀧本美織)は、偶然元カレの隼人(時任勇気)と再会します。

隼人は、原因不明の体調不良で各科をたらい回しにされていました。CDTはメンタル面の問題だと診断し、隼人は精神科に通い始めますが、隼人の情緒不安定は続き、遂には不整脈で倒れてしまいます。

実は、隼人は鳩の糞から発症する感染症でした。元気になった隼人は、元の性格に戻ったのでした。

そして、自身の病気が進行している院長(石坂浩二)は、緩和ケアに移行することを決めます。それは、白夜にとっては受け入れられる現実ではありませんでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ドクターホワイト』第8話あらすじと感想

私はあきらめない

末期のスキルス胃がんにより、余命がわずかしかないと分かった院長の巌(石坂浩二)。
巌は積極的な治療を行わないと決め、緩和ケア病棟に移りました。

しかし、白夜(浜辺美波)は「命を救うために最後まで全力を尽くすのが医療の仕事だ」と教えてくれた巌をどうしても救いたいと、治療法を模索し続けます。

「それ、絶対誤診にしてみせます」

moyoko

白夜は、寝る間も惜しんで、あらゆる資料を探しています。

そして、『ゲノムプロファイリング』により、ある治療法を発見した白夜と麻里亜(瀧本美織)は、院内で唯一成功させられる可能性がある真壁(小手伸也)に執刀して欲しいと依頼します。

しかし、当然真壁は「リスクが高い」とそれを拒否します。

moyoko

それでも白夜は諦めるつもりはありません。

希少血液

一方、将貴(柄本佑)は、白夜が『RH null(ナル)』という日本に50人程しかいないと言われている希少血液の持ち主だということを知り、それが白夜の監禁や勇気の失踪と関わりがあるのではないかと考え、調べを進めていました。

moyoko

RH nullは、どの血液型にも輸血が出来る『ゴールデンブラッド』と呼ばれる珍しい血液型です。

まずは、日本にいる白夜と同じ血液型保有者のリストを手に入れる必要があります。
将貴は、以前恩を売った厚生労働省職員と、刑事の淳平(宮田俊哉)を使ってリストを手に入れようと考えました。

moyoko

この血液はビジネスに使われようとしているようです。何やらきな臭いですね。

子宮外妊娠

CDTに、産婦人科から妊娠4週の妊婦の胎児が消えてしまったと相談が来ました。
先週妊娠を確認したものの、次の週には胎嚢らしい影が無くなっているというのです。

しかし、血液検査では妊娠のサインはまだ消えていませんでした。
CDTメンバーはがんを疑います。

検査の結果、驚くべきことがわかりました。
なんと、卵巣にがんがあるだけでなく、胎嚢が卵巣内にあるというのです。

moyoko

がんと子宮外妊娠のWパンチです。

そして、白夜は引き続き真壁の説得を続けますが、真壁は聞く耳を持ってくれませんでした。
そんな中、陽汝(岡崎紗絵)が、父親代わりの巌が死ぬのは嫌だと訴えたこともあり、巌は治療を進めることを決めます。

moyoko

製薬会社にかけあって輸入薬を手に入れるなど、皆必死で動きます。

助けられるのは真壁だけ

巌の手術だけでなく、がんと子宮外妊娠をしている患者を救えるのはこの病院では真壁だけです。

真壁はかつて、産婦人科医も兼任していました。
彼がその頃に書いた論文に、子宮外妊娠した胎嚢は、子宮に移植出来ると証明していました。

「この命を助けられるのは、真壁先生だけです」

moyoko

白夜は、この世に授かった命を絶対に助けようと思っていました。

しかし、患者の夫は妻の命を優先したいと、卵巣摘出手術を望んでいました。
「簡単に諦めてはいけない」と言う白夜に、真壁は「簡単だと思っているのか」と、医療現場での判断は高度で複雑なものなのだと諫めました。

白夜とて、簡単に言っているわけではありません。
真壁が執筆した論文は全て読み、真壁の人を救いたいという気持ちを受け取ったからこそ、真壁に執刀を頼んでいるのです。

moyoko

白夜に人の気持ちはわかりませんが、論文から真壁の強い気持ちは感じることが出来たと言います。

「さずかった命は大切ではないのですか?」

真壁の過去

実は、真壁は産婦人科医時代に、胎児を救うことが出来ず、患者に責められたことが心の傷になっていました。

moyoko

かつては熱意のある医師でしたが、それ以来リスクを避けるようになってしまったようです。

そんな時、患者が卵巣内出血の疑いで苦しみだしました。
そこで院長は真壁を病室に呼び、「手術を頼みたい」と依頼します。
真壁はてっきり院長の手術のことだと思いますが、院長が言っているのは、産婦人科の患者のことでした。

院長は、医療ミスにより、病院の医師たちが臆病になったのが、病院の一番の問題点で、真壁にその空気を変えて欲しいのだと訴えます。

真壁は産婦人科を辞めたのは出世が望めないからだと言い返しますが、院長は妻の流産がきっかけで産婦人科医になった真壁に、まだ気持ちが残っていると信じていました。

必ず助ける

患者の容態はどんどん悪くなり、時間がなくなってきました。
麻里亜は、思い切って卵巣摘出手術をすることを決めますが、その時真壁が病室に入ってきました。

「私があなたとこの小さな命を必ず助けます」

moyoko

真壁先生、とっても男前です!

その頃、同じくすぐにでも手術が必要だった巌の容態が急変します。
白夜は、「まだ諦めない」とそのことを受け入れられないでいました。

巌は、色々と迷惑をかけたものの、CDTが良いチームになったこと、真壁が病院を託せるような医師になったことは喜びだと感じていました。

「どんなに力を尽くしても、救えない命はある」

巌はみんなに囲まれて愛されて幸せものだと笑顔で言います。
そして、麻里亜に今後を託し、白夜に「生きて命をつなぐんだ」と言い残し、息を引き取りました。

moyoko

将貴から連絡を受けた勇気(毎熊克哉)は、病院の外で泣きながら謝っていました。

これが命

妊婦の手術を終えた真壁は、すぐに巌の手術に取り掛かろうとします。
しかし、時は既に遅しでした。

moyoko

救えない命もあるとまざまざと見せつけられた瞬間です。

妊婦の手術は、がんも移植手術も成功しました。
妊婦は真壁に「この子を救ってくれてありがとうございました」と感謝します。

moyoko

真壁は、複雑な表情を浮かべています。

院長を見送り、気落ちする白夜に、将貴は妊婦のエコーを見せました。

白夜は、写真を見ながら「これが命ですね」と言ってポロポロと涙をこぼし始めました。
将貴はそっと肩を抱き寄せます。

初めての涙は、白夜の目からずっと流れ続けました。

ドラマ『ドクターホワイト』 第8話 感想&まとめ

今回は、涙なしには観られない回でした。
院長は、その命をもって白夜に色んなことを教えてくれました。
初めての涙を流すまでに、院長の今際の際で、皆が涙を浮かべる中、白夜が涙を流さないのはさすがだと思いました!

次回からは最終章に突入。
血液ビジネスに関わる巨大な闇に白夜と将貴たちが立ち向かいます。
今後も見逃せません!

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