「次の誕生日までは生きられない」という白夜(浜辺美波)衝撃の告白に言葉を失う将貴(柄本佑)に、白夜は幼いころからの記憶を語り始めます。
一方、仕事一筋で恋愛からは遠のいている麻里亜(瀧本美織)は、偶然元カレの隼人(時任勇気)と再会します。
隼人は、原因不明の体調不良で各科をたらい回しにされていました。CDTはメンタル面の問題だと診断し、隼人は精神科に通い始めますが、隼人の情緒不安定は続き、遂には不整脈で倒れてしまい・・・。
目次
ドラマ『ドクターホワイト』 前回振り返り
ライバルであるAI診断チーム・JMAとの診断対決に勝ったものの、解散危機はいまだ目の前にあるCDT。チーム内に不穏な空気が流れます。
そんな中、白夜(浜辺美波)達はJMA代表の藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を持ちかけられます。
ところが、晴汝(岡崎紗絵)の目の前で藤島の息子・誠が突然階段から転落し、意識を失ってしまったのです。
この誠の診断を巡って、再びCDTとJMAが対立。診断を確定できたのは、CDTの方でした。
息子の命を助けられた藤島は、JMAの出資元である海江田会長(石橋凌)に、CDTの存続を求め、海江田会長は快諾してくれました。
その頃、白夜は「次の誕生日まで自分は生きられない」と将貴に告白していました。
【ネタバレあり】ドラマ『ドクターホワイト』第7話あらすじと感想
白夜の生い立ち
「次の誕生日まで生きられない」と告白した白夜(浜辺美波)。
将貴(柄本佑)は、辛い事は話さなくてもいいから、覚えていることを教えて欲しいと言いました。
白夜は、幼いころから何もない部屋で育ちました。
外に出た記憶はなく、誰かと接するのは係の人が何人かだけ。
与えられたのは医療の情報だけでした。白夜にとって、それは勉強であり娯楽であり、世界を知る唯一の方法だったのです。
「次の誕生日まで生きられない」というのはそう言い聞かせられていたからで、勇気(毎熊克哉)は「このままじゃ殺される」と言って施設から連れ出してくれたと言います。
逃げ出してからしばらくは勇気と連絡を取れた白夜ですが、今はもう連絡が取れないといいます。
将貴は、「大丈夫。俺が絶対に白夜を守る」と固く誓ってくれました。
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元カレとの再会
次の朝、白夜は食欲がなく珍しくフルーツを残しました。洋服も後ろ前に着るなど、おっちょこちょいが続いています。
その夜、CDTの壮行会が行われますが、白夜はずっと上の空。
その時、偶然麻里亜(瀧本美織)は元カレ・隼人(時任勇気)に再会します。
当時、浮気性で無職の高学歴モラハラニートだったという隼人に対し、麻里亜は素っ気なく接しました。
それでも、突然の元カレの出現に、気が気ではない将貴。
そんな将貴のことが、白夜は気になって仕方がありません。
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隼人の不調
次の日、隼人が「どうしても聞いて欲しいことがある」とCDTを訪れます。
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隼人はここ2週間ぐらいずっと不調が続いているのですが、各科をたらい回しにされてなかなか診断がつかないというのです。
実は、今は投資会社でCEOをやっているという隼人。
決断力が必要とされる業務のため、仕事にも支障をきたして困っているとのこと。
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忙しい仕事のため、CDTはメンタル面に原因があるのではないかと、一度西島(片桐仁)のカウンセリングを受けることになりました。
白夜の不調
一方、白夜もここ数日の不調に自分では診断がつけられず、悩んでいました。
食欲不振に注意力の低下、時々胸部に痛みを覚えるなど、看過できない症状が出ています。
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夏樹(勝地涼)や仙道(高橋努)は白夜を心配し、心電図などをとって検査をしましたが、何も異常を認められませんでした。
調子が悪いからと将貴と一緒に帰っていく白夜と話をした西島は、得意顔でこう言います。
「それ、誤診です」
西島は白夜の病名は「恋の病」であり、胸の痛みは精神的なものからくるものだと指摘。
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豹変する隼人
カウンセリングに通う隼人は、麻里亜とやり直したいと言ってきました。
「俺は変わったんだ」
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ところが、2人で楽しく話している最中に隼人が頭を押さえたかと思った瞬間、表情が一変し、機嫌が悪くなって帰ってしまいました。
「やらかしてしまった!」と落ち込む麻里亜。
しかし、次の日隼人はケロッとした顔で病院を訪れます。
怒ったことは覚えておらず、楽しかった記憶しかないと言います。
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原因不明の病気
カウンセリング後、帰ろうとする隼人が急に不整脈を起こして苦しみだしました。
精神疾患ではないと考えたCDTは、不調で仕事が手につかない白夜の負担を減らすため、自分たちだけで診断協議をすることにしました。
その協議で麻里亜は『サルコイドーシス』という原因不明の多臓器疾患ではないかと診断しました。
その頃、真壁(小手伸也)は経済界の大物・海江田(石橋凌)に政権交代のための出資を頼んでいました。
海江田は、白夜を自分の傘下の医療施設に入れることを条件に入れました。
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麻里亜は、隼人にステロイドを投与して、様子を見て診断を確定させることにしました。
しかし間もなくして隼人は苦しみだし、『サルコイドーシス』ではないことがわかりました。
白夜復活
陽汝(岡崎紗絵)に兄との恋を応援すると言われ、元気を取り戻した白夜は、CDTの協議に復帰します。
完全復活した白夜は、隼人に頭痛や物忘れはなかったかと麻里亜に尋ねます。
麻里亜は、隼人から「やり直したい」と言われた日に、突然機嫌が変わり、次の日に覚えていなかったこと、そして全体的に以前の彼とは別人のようになっていたことを思い出しました。
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その時、真壁が現れ、誤診をした麻里亜を次期院長にふさわしいか幹部会にかけ、白夜を謹慎させると宣言しました。
しかし白夜はそれを拒否。
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「私は責任を感じているので、患者さんの命を全力で救います!」
公園の鳩
白夜は、隼人に公園には行っているかと聞くと、隼人は考え事をする時に公園に行くと答えました。
「そこに鳩はいましたか?」
すると、また真壁がやってきて、ここからは隼人の診断からは外れてもらうと言ってきました。
ところが、白夜は既に診断を確定させていました。
隼人は、鳩の糞を吸いこんだことで発症する『クリプトコッカス症』という難しい病気だったのです。
白夜は、麻里亜が隼人を細かく見ていたおかげだと言います。
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院長の決断
そんな時、別の病院で入院中の院長(石坂浩二)から、麻里亜と狩岡兄妹、白夜が呼ばれます。
院長の病気は、予想よりはるかに進行しており、根治を期待できない状態でした。
院長は、高森総合病院の緩和ケアに移ると言います。
白夜は、最後まで患者の命を救うために救うのが自分の仕事だと語っていた院長が、自分を助けようとしないことに納得がいきません。
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「私は諦めません。必ずあなたを助けます!」
将貴は、父と兄は勝手だと言って泣く麻里亜を優しく抱きしめました。
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もう、ウンザリだ。
将貴は勇気に電話をかけます。
「全てを警察に話す!」
勇気は、将貴と会い「もう少し時間が欲しい」と言います。
しかし、将貴はこれ以上迷惑をかけられるのはごめんだと言います。
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勇気は巻き込みたくないようでしたが、将貴には自分にも出来ることがあるはずだと思っていました。
「これが最後のピースだ。お前の力を貸してくれ」
勇気から受け取ったメモには、『ゴールデンブラッド』と呼ばれる希少血液のことが書かれていました。
ドラマ『ドクターホワイト』 第7話 ネタバレ・感想&まとめ
いよいよ白夜の正体に迫ってきました。白夜は、かなり珍しい血液の持ち主のようです。
その血液を巡って、医療界、経済界が動いているということなのでしょう。
当の本人は恋を知ってしまって、ちょっと切ない状況になっています。
陽汝も、脳の病気により注意が必要な状態ですが、周囲には黙っています。
問題だらけのCDT。今後の展開が気になります!