ライバルであるAI診断チーム・JMAとの診断対決に勝ったものの、解散危機はいまだ目の前にあるCDT。
メンバーは心中穏やかではなく、チーム内に不穏な空気が流れます。
そんな中、白夜(浜辺美波)達はJMA代表の藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を持ちかけられます。
ところが、晴汝(岡崎紗絵)の目の前で藤島の息子・誠が突然階段から転落し、意識を失ってしまったのです。
この誠の診断を巡って、再びCDTとJMAが対立することになります。
目次
ドラマ『ドクターホワイト』 前回振り返り
グラビアモデルの日比谷カンナ(水崎綾女)が撮影中に突如錯乱状態に陥り、失神。
協力要請を受けたCDTは早速不可解な症状を解明しようと診断協議を始めますが、その矢先に真壁(小手伸也)からチーム解散を宣告されてしまいます。
真壁は経営を立て直すという名目でJMAと呼ばれる医療系経営コンサル会社を招き、彼らが開発したAI診断システムを活用して“総合診断科”を新設するというのです。
CDTはシステマチックな診断方法に断固反対。すると真壁はCDTとJMAの診断対決を提案し、それぞれがカンナを診断することになり、結果CDTが狂犬病と診断し、日本初の治療も成功させました。
一方、院長(石坂浩二)は、逃亡中の勇気(毎熊克哉)と連絡を取っていること、そして深刻な病気であることが判明しました。
【ネタバレあり】ドラマ『ドクターホワイト』第6話あらすじと感想
それぞれの事情
AI診断チーム・JMAとの診断対決に勝利したものの、依然解散危機から逃れられていないCDT。
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仙道(高橋努)は部長の真壁(小手伸也)から次期部長の座をチラつかせ、CDTと距離を取るように仕向けられます。
夏樹(勝地涼)はJMAで心臓外科医として働く元同僚から外科医として一緒にやろうと誘われます。
西島(片桐仁)はそんな2人の思惑を敏感に察知し、「抜け駆けは許さない!」と大騒ぎ。
チーム内には不穏な空気が流れていました。
一方、高森院長(石坂浩二)は、勇気(毎熊克哉)と会い、勇気の無実を確認した直後に倒れ、入院していました。
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麻里亜(瀧本美織)は、そのことを皆に伝えられないでいました。
藤島の息子
そんな中、白夜(浜辺美波)は将貴(柄本佑)、陽汝(岡崎紗絵)と共にJMA代表・藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を打診されます。
そんな時、陽汝の目の前で、突然藤島の息子・誠が階段から転落し、頭を打って意識を失ってしまいます。
すぐに高森総合病院に運ばれますが、藤島はCDTではなくJMAで診断をすると、JMAに所属する内科医と心臓外科医を呼び寄せました。
その時、頭を打って運ばれたはずの誠が急な腹痛で苦しみだしました。
白夜たちは様々な角度から協議をする必要があると訴えますが、藤島は「息子を自分たちの解散回避の道具にして欲しくない」と言って拒否します。
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分裂の危機
JMAとの対立でさらに空気が悪くなってしまったCDT。
焦る西島と、そんな西島を皮肉る夏樹で喧嘩となり、2人とも部屋から出て行ってしまいました。
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そんな中、白夜は彼女に取り入ろうとするJMAの医師たちと楽しそうに話をしています。
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その頃、将貴は淳平(宮田俊哉)と麻里亜と共に、勇気のことについて話し合っていました。
勇気がどこかで監禁されていた白夜を助け出したことで、組織から追われ、逃げているのだろうことは分かりましたが、勇気の目的や意図はまだわかりません。
院長が協力者である線もまだ消えていません。
一度、白夜に覚えている限りの情報を聞き出す必要があります。
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確定困難
AIは、なかなか誠の診断を確定することが出来ません。
誠に付き添う藤島は焦り始めます。
そのうちに、誠がまた苦しみ出します。
このままでは生命の危険があります。
白夜や麻里亜は誠を診ようとしますが、JMAメンバーたちは「下がっていろ」とCDTメンバーを遠ざけようとしています。
「下がりません!」
白夜は、今はCDTとかJMAなどというのはどうでもいい、するべきは苦しんでいる患者の診断だと主張します。
「邪魔をするならどいてください!」
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騒ぎを聞きつけた夏樹、西島はCDTに戻ってきました。
仙道も、「コーヒーを取りに来た」と言いながら協議に加わります。
テントウムシ
CDTは頭を打ったことと、腹痛を切り離して考えてみることにしました。
白夜は、誠が倒れる直前、「テントウムシを見つけたからお父さんに見せる」と言っていたことに注目します。
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テントウムシの画像を将貴から見せてもらった白夜は、黄色地に黒い斑点の『ナナホシテントウ』に目を留めます。
白夜の考えを聞いた麻里亜たちは、その荒唐無稽さに藤島たちが納得するとは思えないと思いました。
「将貴さん、なんとかしてください」
白夜に頼まれた将貴は、一芝居打って藤島の家に向かいました。
そして、佐久間と共に誠が倒れた階段の周辺で何かを探します。
それ、誤診です
JMAの医師たちは、診断を確定させないまま治療を開始しようと言い出しました。
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夏樹は、診断を確定させてからだとそれを止め続けます。
「俺のチームが必ず確定させる」
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「それ、誤診です」
誠は、『ジュウサンボシゴケグモ』という致死性の高い毒を持った、テントウムシによく似た見た目のクモに刺された可能性があると言います。
日本にはいない虫ですが、藤島は家具をヨーロッパから個人輸入しており、そこに紛れ込んだ可能性があり、誠の症状はこのクモの毒による中毒症状と整合性が取れています。
生命の危機
そのうち、誠が不整脈を起こし始めました。
このままでは心停止してしまいます。
「白夜さん、助けてくれ!」
藤島は、白夜に助けを求めます。
JMAメンバーは白夜の話をまだ信じられないようでした。
その時、クモを見つけた将貴が病院に戻ってきました。
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治療には血清が必要です。
麻里亜が各所に電話をかけ、やっと見つかったのは、高森総合病院から往復2時間はかかる距離の病院でした。
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ところが、その病院には、転職活動をしていた西島がちょうど面接待ちをしていることがわかりました。
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西島の奮闘のおかげで、誠は一命をとりとめました。
白夜の誕生日
CDTに息子の命を救われた藤島は、自身の会社の出資者である海江田会長(石橋凌)にCDT存続を訴えてみると言ってくれました。
ただ、海江田会長には気をつけた方がいいと藤島は言います。
「彼は崇高な目的のためには、絶対に意思を曲げない人間だ」
藤島は、CDTの解散を進められなかった責任を取って辞めようとしますが、海江田会長はCDTを「素晴らしいチームだ」と称賛し、藤島の決断を支持しました。
一方、狩岡家では将貴の誕生日祝いが行われていました。
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その後、いつものように月を見上げる白夜に、将貴は自分の誕生日を覚えているかと尋ねます。
白夜は、次の誕生日はないと言います。
「そう決まってるんです。次の誕生日まで生きられないと」
ドラマ『ドクターホワイト』 第6話 ネタバレ・感想&まとめ
今回、JMAとの対立や、分裂危機、そして史上最も難しい診断など様々なトラブルを乗り越え、CDTは一層そのチーム力を固くしましたが、最後の最後で白夜に関するまさかの新情報がもたらされました。
次の誕生日まで生きられないことが決まっているとは、どういうことでしょうか?
ドラマも後半戦。ますます目が離せません!