『だから私は推しました』第3話あらすじ・ネタバレ感想!推しのハナ(白石聖)と距離は縮まるもオタバレNG?

ドラマ『だから私は推しました』第3話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

冴えないアイドル、栗本ハナ(白石聖)を推すオタクの遠藤愛(桜井ユキ)。

オタ活を始めてからというもの、仕事も好調。

会社の飲み会のカラオケでは、合いの手を入れて盛り上げることで、上司からの評価も上々。

しかし、愛は自分がオタクであることを認めていません。

そのせいで、今まで交流していた友人たちに後ろめたい気持ちも生まれ、自分がどうあるべきか悩みます。

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『だから私は推しました』第3話あらすじ

瓜田撃退作戦を経て、愛とハナの距離が縮まった。

オタ活に精を出し、仕事にもメリハリが生まれて愛の毎日は充実感を増すが、オタクであることは周囲に隠し続けている。

小豆沢からは「所詮みんなが良いって言うものしか、良いって言えない奴だ」と鋭い指摘を受けるが、自分がドルオタだと認めることに抵抗感のある愛。

そんなある日、愛はライブ会場の近くで会社の同僚と出くわしてしまう。
出典:『だから私は推しました』公式ページ

【ネタバレ】『だから私は推しました』第3話の感想

ハナ(白石聖)、配信チャンネル開始

SNS上で動画配信をすることができるサイトを利用し、ハナ(白石聖)は番組を始めます。

そこでは投げ銭システムもあるので、収入口にすることも可能。

しかし、何を話したらいいかわからないハナは、せっかく来てくれた人に対し「なにか好きなことを話してください」と言います。

すると視聴者は「また来ます」と言って去っていきます。

ハナとしては、私なんかのサイトに来てくれたんだから愚痴とか好きに話してくれればいいと思ったらしいです。

しかし、見ている側としては面白くない。

何か話してと振られれば、面白い話をしなくては!と思うもの。それは帰りますよ。

そこで愛(桜井ユキ)は、ありのままのハナを見せたらいいとアドバイス。

するとハナは、ぎこちない手つきとトークで料理番組を始めました。

ひたむきに頑張るハナ。

その料理配信を見て、ぽつぽつと訪問者が増えるようになり、その光景を見ているだけで愛は幸せになることができました。

愛にとって、ハナはもう一人の自分であり、我が子なんでしょうね。

これは監視ではなく、見届け人。

なので、ハナのやり方が間違っていても、愛はストーカー瓜田(笠原秀幸)のように叱責することはありません。

オタクじゃないと主張するのは、後ろめたい気持ちがあるから

ある日、ハナが愛にプレゼント!

それは、ハナのオタTでした。

「こんなものって思ったら、雑巾にでもしてください」と、ハナは言います。

愛は喜んで受け取りますが、しかしそれは誰が見ても本心ではありません。明らかに困っています。

サニーサイドアップのオタク仲間との飲み会の時です。

1人が推しのアイドルからTシャツに新しいサインを入れてもらい、テンション爆上がりしている中、愛は構って感満載のため息をつきます。

そして、自分は「ファン」であり、「オタク」ではないと主張。

ここからまた愛と小豆沢(細田善彦)のバトルです。

ファンとオタクの違いとはなにか?

  • ファンは身の程をわきまえて節度ある応援をしている人
  • オタクは身の程をわきまえず、常軌を逸して応援している人

この愛の見解に対し、小豆沢は「はいはいはいはい」という呆れ顔です。

そう言いますけど、愛はハナのチェキ券20枚買ってますからね。

ということは、チェキ20枚=トーク20分。チェキ券合計2万円+ライブ入場料が2,500円。

これでもファンと言えるのでしょうかね?

しかし、20枚買うのはハナとの打ち合わせのためだと愛は主張。

そして、愛が思う本当の違いは、オタTを人前で着ちゃうか否かだったのです。

明らかにダサいと思うそのTシャツを、愛は着ることはできません。

センスが良くない。たとえ推しのハナからもらったものだとしてもです。

「要するに自信がないだけ。オバハンは世間から“イイネ”と言われものしか“イイネ”といえない」

痛いところを突かれる愛。

だからハナも、愛にTシャツを渡したとき、いらなかったら雑巾にしてくださいと言ったのです。

自分でもダサいと思っているから言ったと思う愛ですが、それは愛に否定されることを恐れたハナの牽制だったのです。

小豆沢は、肝の据わらない愛にさらに聞きます。

「オバハンは、私はこの子を推してますって誰かにハナを紹介したことあんの?」

…ないですねぇー。無理ですわ。

愛、小豆沢に完全敗北です。

オタ活力で会社の評価が上がるも、非オタとの溝が深まる

ハナを推し、ライブに通って合いの手を覚えているうちに、愛の生活にはハリが生まれてきました。

仕事はテキパキこなし、どんよりとした空気はありません。

そして何よりも、上司との飲み会でカラオケに行くとすごいのです。

絶妙な合いの手を入れ、歌う上司の気分を良くさせる愛。

オタク活動がこんなスキルアップを生み出すなど誰が思ったでしょうか!?

もちろん愛は、自分がオタクであることを公表していません。

しかし、愛の合いの手の上手さを知った上司が、取引先との接待に愛を同行させます。

曲に合わせて絶妙な手拍子、合いの手を入れつつ「だから契約お願いしますっ!」とか混ぜるものですから、調子はさらに良くなります。

接待について行って場を盛り上げる愛に対し、プレゼンをして必死に契約を取ろうとしている同僚の日高真衣(篠原真衣)がちょっとイラッとしている模様。

彼氏にフラれ、忘れたくて仕事をしているのだと考えた真衣と、もう一人の女子会友達の松前菜摘(土井玲奈)は、愛を合コンに誘います。

愛は用事がるからと断ります。彼女は明らかに変わりました。

今までの愛であれば、すぐに「行く」と乗り気だったことでしょう。

しかし今思えば、なんでそんなところに行かなくてはいけないのかと思うのです。

「自慢話に相槌うって、マウンティングに心すり減らす休日をなぜに過ごさなければならないのかと思うと、どうも行く気にならなくて…」

わかるー!端的に言って、めんどくさいんですよ!

普段は仲良しの友達という顔なのに、男が絡むと急に戦争。

言葉で自分をあげたり誰かを下げたり。

で、そこからなにか生まれますか?ってなるんですよ。

気づけばホント空っぽな休日。それが答えなんじゃないかと思います。

しかし、今の愛にはサニサイを、ハナを応援するという時間の方がとっても大事。

高級ディナーにお金を出すくらいなら、ハナのチェキ券買う方が価値がある。

今の愛はそんな感じだと思います。

洋服の値段を別のもので換算するのはオタクあるあるだ!

合コンを断った休日。

愛は家でネットサーフィン。洋服を眺めていました。

これいいなぁというスカートを見つけたのでしょう。

しかし、値段を見ると25,000円。

オシャレ好きな人なら買うでしょう。私は高いと思ってしまいます。

というのも、これオタクあるあるなんですが、物の値段を見た時に自分の好きなものに換算するんですよ。

ゲームセンターでゲームをする人間なら1プレイ100円。ということは、このワンピースはゲーム250回分。

そっちの方が最高に楽しいです。愛も同じでした。

「チェキ券25枚かぁ…」

すでにハナとのチェキ券20枚を1日に買う愛としては、ワンピースよりもチェキ券の方が価値が高いのです。

こうやって換算している時点で、愛は立派なオタクです!

偏見に怒り。カミングアウトして後悔はない

リア充感あふれるショッピングモールの野外ステージでライブをすることになったサニサイ。

愛は買い物がてら、ライブに向かいます。

「リア充感あふれる」っていうのが問題なんですよね。

昔の愛ならば、そんなところで地下アイドルがライブをすれば「なにあれー」「気持ち悪ーい」とクスクス笑ったかもしれません。

だからこそ、サニサイも不安です。

こういう時、ファンが盛り上げてあげないと。

そう思って小豆沢が愛に連絡をしたのです。

というか、愛のあだ名、完全に「オバハン」なんですね。

会場に向かおうと思ったら、タイミング悪く真衣と夏美に遭遇。

ふたりにオタバレしないためにも、オタク仲間に見つからないところでお茶をする愛。

しかし、その行動が結果的にハナを傷つけてしまいました。

チラシを持って愛の元へ駆け寄ってきたハナ。

しかし、今はマズいと思ったハナは「人違いでした」と言って、チラシだけ置いて去っていきます。

やってしまった…感ですよね。

遠くから愛の状況を見ていた小豆沢は、「あれはハードルが高い」とつぶやきます。

確かにハードルが高いです。

真衣は完全に地下アイドルとオタクに対して偏見を持っていました。

アイドルに熱中するファンはヤバいと思っていたけれど、クラスのカースト最下位の子が身の程わきまえずアイドル宣言して、汚いライブハウスでライブをしていて、お互いに承認欲求を満たし合っている。

そう聞いたら、愛も黙っていられません。

真衣のような言葉をいうポジションになぜすがっていなきゃいけないのかと思った愛は、ついに自らの口でカミングアウトをしたのです。

ハナにファンですと言ったこと。自分はハナのオタだと言うこと。

ハナのことを話し、彼女はもう一人の自分だと熱弁します。

必死に頑張るハナを応援したいだけなのに、真衣はこれを理解してくれません。

「共依存っていうんじゃないの?カウンセリング行ったほうが良いんじゃないのマジで」

そう言われた愛は何も言わずにその場を離れました。

カミングアウトをしたことで、オタクであることを受け入れてもらえず、愛は悲しみます。

でも同時に、これでいいとも思ったのでしょう。

階段の上からオタク仲間たちとステージを見下ろし、愛はにこりと笑うと、ジャケットを脱ぎ捨て、ハナがくれたTシャツを着た状態で小豆沢たちの中に飛び込んでいきました。

好きなことを好きって言えることは良い。本当にそうですよ。

愛(桜井ユキ)が笑えば、ハナ(白石聖)も笑う

愛にマズいことをしたと思っていたハナですが、ステージに上がると客席に愛がいてくれて、しかも自分がプレゼントした「ハナ神推し」のTシャツを着て笑っていました。

すると、ハナも自然と笑顔になることができたのです。

いつもは地下の暗いライブハウス。

しかし今日は明るい空の下、サニサイもハナも一段と輝いていました。

そのおかげもあって、ハナのチャンネルにはさらに多くの人がやってきます。

必死で料理をするハナに対し、野外ライブを見てやってきたと言うコメント、私もアイドル志望という言葉を見るたび、ハナ神推しオタクの愛は手を合わせて喜んだのです。

そのツッコミは完全に澤部佑

愛が女子会友達にオタクであることをカミングアウトし、より一層ハナを推していこうと思ったのが、愛が事情徴収を受けている日より1年以上前のこと。

つまりここまでは、すべて過去話なのです。

こうして私の暑い夏がやってきました。

愛の今回の語りが終わりますが、刑事・聖護院(澤部佑)が言います。

「今の話に、瓜田さんいました?」

…いませんね。そのツッコミは、役じゃないでしょ。

お笑い芸人、ハライチの澤部佑のツッコミでした。

で、結局ハナと愛、そして瓜田の間に何が起こったのかは語られません。

事情徴収をする身からすれば、なんだったんだ今回!という具合でしょう。

しかしその間、事件の目撃者が見つかった様子。

これは次回、事件について大きく動きそうですね。

『だから私は推しました』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

オタクオタクと馬鹿にするべからず!

なにかに夢中になっている人は、とってもキラキラしているものです。

確かにハナはアイドルとしてはまだまだ未熟。

しかし、愛との出会いでいい方向に輝き始めたと思うのです。

そしてハナの頑張る姿を見て、私もアイドルになりたいと思う人だって出てきそうです。

だから、人の目を気にしてやりたいことをやらないって、とってももったいないこと。

アイドル、オタクに限らず、誰にでも言えることです。

本当にこのドラマはよくわかっているなあと思えます。だから面白いのです。

そして、ストーカー瓜田はどうなったの?何があったの?

そこを引っ張られるものなので、続きが気になって仕方がないのです!

次回も楽しみに待ちたいと思います。

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