出会いほど人を変えてくれるきっかけはない。
じんわりと心潤う神回は疲れたオトナに響く…
ドジと情熱と友情が詰まった第9話「三間と五十嵐/その後の五十嵐」。
ずっと忘れられない友との記憶があるイケメン広告プランナー(桜田通)と、
ずっと忘れたくない友との記憶があるイケメン小説家(瀬戸利樹)。
時を経て、彼らの友情が…
人々の心を打つ素晴らしい映画広告を生みだします!
夢とドジでできた尊きその作品は、
夢にあがく1人の青年(川西拓実 JO1)を感動させます…!
目次
ドラマ『クールドジ男子』前回第8話のあらすじと振り返り
クールドジ高校2年生・二見瞬(藤岡真威人)がラブレターをもらいます。
「この手紙…なに?」
鈍感ドジな瞬は、告白してくれた高1女子・田中なこ(守谷菜々江)にこんな質問を…!
友人たちから、総ブーイングを受ける瞬。
最近フラれたばかりの赤井(松尾潤)からは、真摯に向き合えと叱られ…
青山(宇佐卓真)から、手紙で返事を書けば?と助言されます。
手紙の文言に悩み過ぎて芯を親指に刺した瞬に、黄田(福松凜)が呆れます。
クールドジ仲間に“優しい断り方”を聞いてみるも…全滅w
瞬は、姉のあさみ(佐藤玲)にSOS要請!
弟を溺愛する姉は、感謝の気持ちを忘れずに!とアドバイス。
瞬が渡した手紙に込めた心が、なこに伝わります。
なこは、余白に添えられた瞬の絵心なき犬の挿絵を「猫可愛い」と笑うのでした。
クールドジ専門学生・四季蒼真(川西拓実 JO1)は節約中!
おしゃれ好きな蒼真は、“ドジ仲間たち”とこの夏遊びたいので服をガマンします…
マネキンを店員と間違え笑う彼を見たショップ店員・灰原(矢部昌暉 DISH//)。
灰原は、蒼真に「ニヤニヤ隠さないでイイじゃん!」と言います。
高校時代にニヤニヤ中に周囲の視線を感じて以来、“隠して笑う”ようになった蒼真。
瞬もまた、その蒼真のクセに不満を感じていました。
「堂々と笑え!ツボ浅いとこ…俺はいいと思ってる!」と瞬。
友の“その思い”が嬉しくて…
翌朝、蒼真はうつむかずに前を向いて笑ってみます。
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第9話では、友情が素敵な広告へとカタチを変えます!
【ネタバレあり】ドラマ『クールドジ男子』第9話あらすじと感想
プランナー・三間貴之(桜田通)は、いい広告を作りたい!
彼が書いた初めての小説の“最初の読者”は僕。
仕事で関わることになった小説家が…昔の友人でした。
クールドジプランナー・三間貴之(桜田通)が感慨深い表情を浮かべながら、『失くした日記』の本を手に取ります。
大切な友が紡いだその小説の映画化プロモーション案締切は、明日の朝!
彼に僕でよかったと思ってもらえるような広告を作りたい!
こんなときに限って、マウスが反応しなくなる機械トラブル発生…!
居合わせた先輩・四季爽太(佐野和真)はビックリ…
なんと貴之はマウスと勘違いし、ミンティアのケースを握っていたのです。
ドジに動じることなく「食べます?」と貴之がふつうにすすめてきますw
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ここから怒涛の三間ドジ連発!
貴之はメガネをしたままで目薬をさしますw
そのドジには癒されるものの…
さすがに見兼ねた爽太&桃崎もも(福田愛依)が息抜き休憩をすすめます。
オトナが2人(桜田通&瀬戸利樹)が公園のベンチで…運命の再会!
「五十嵐先生は作詞活動が息抜きになって、小説のアイデアにつながるって言ってました!」と桃崎。
『失くした日記』の作者・五十嵐元晴は、桃崎が推すバンド・鬼ゼロの作詞もしています。
その助言を受け、貴之はすこし外で息抜きをすることにします。
立ちあがった貴之は、爽太からポケットの中がペロンと出てるのを指摘されます。
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偶然、運命、日記…
呟きながら貴之が公園を歩いていると、そこに黒い手帳が!
すぐに落とし主のクールドジ小説家・五十嵐元晴(瀬戸利樹)が現れます。
「もとっ…五十嵐先生?」「たかっ…三間さん。」
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思わず名前呼びしちゃいそうになる2人。
なぜ東京に?貴之に問われ、現在京都住みの元晴は近々上京予定なのでその準備に来たと伝えます。
5人のクールドジ男子と柴犬さくらが公園に集合!
貴之は、仕事が行き詰って公園に来たとはいえず。
元晴も、僕のこと覚えてる?って聞きたいけど言えません。
やっぱり気まずい…って思う2人。
貴之はなんだか視線を感じます。
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瞬の愛犬・さくら
颯の手からリードが離れてしまい、さくらはベンチ横へ!
慌てた颯がさくらを追ってきます。
飼い主のクールドジ高校生・二見瞬(藤岡真威人)&クールドジ専門学生・四季蒼真(川西拓実 JO1)も走ってきます。
さくらの賢さに感心する元晴を見て、颯はどこかで会ったような気がします。
オトナが公園のベンチで2人きりってどういう状況かわからないけど、邪魔しちゃ駄目そう…颯&瞬&蒼真の考えが一致!
3人は空気を察し、その場からすこし離れた場所へ。
貴之は、ドジ仲間たちとのおもいがけない遭遇で、いい意味で気が抜けます。
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出会いのきっかけをつくる三間さんの仕事は…とても素敵だと思う。
貴之の若い友達に、元晴が興味を示します。
仲良くなったあの3人との時間はいつも新鮮で、友人というものの意味に気付かされて楽しいと貴之が微笑みます。
貴之に深い理解を示す元晴。
「出会いほど自分を変えてくれるきっかけはない…僕もとある友人との出会いがきっかけで“人を知らないと人を書けない”っていう小説家として大事なことを学びました。」
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この元晴の言葉で、貴之にある気づきが生まれます。
広告には、人とモノとの出会いをつなぐ大切な役割があるのに…
元晴に褒めてもらうことばかり考えてしまっていたと。
原作ファンの颯が見てもイメージが崩れないような伝え方を、
本をあまり読まない瞬のような子も興味を持ってもらえるような見せ方を、
クリエイティブで遊び心のあるものが好きな蒼真みたいな青年が足を止めるものを!
貴之は、すこし遠くで楽し気に遊ぶ3人を見ながらいい広告を作ろうと決意します。
雰囲気が暗くて本好き…そして、クールだけどドジな主人公!
「糞固い…」さくらの体調を心配して颯が2人に糞を見せます。
蒼真が「石みたい」って言ったら、瞬が「これ石!」とツッコみますw
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「ありがとう、元晴。今日は会えてよかった…次は小学校時代の友人として連絡するよ!」
アイデアが浮かんだ貴之は“不意打ち名前呼び”をして、仕事に戻っていきました。
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転校慣れしていた小4の元晴(渡邉斗翔)は、友達不要ってスタンスでした。
「なんでいま書かないの?」
図書館全部読破するほどの本好き少年・貴之(橋本偉成)からこう言われます。
はじめて人(貴之)のために小説を書きたいと思いました。
「雰囲気が暗い、本を読むのが好き…そしてクールだけどドジ!」
元晴を主人公にって決めたら、元晴少年の頭の中にアイデアが浮かびはじめます。
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貴之を知る作業が楽しくて仕方なくて、小説を書くのが楽しい。
貴之を書きはじめてから、元晴は“友達つきあい”を大事にするようになりました。
プランナー(桜田通)の情熱がバズる!
湯船に浸かりながら、懐かしい記憶が蘇り…東京暮らしが楽しみになります。
ふと元晴がバスルームの扉に視線を向けると、うにのシルエットが!
「うに、一緒に入る?」待機する愛しい猫に優しく話しかけます。
でも、ずっと元晴が話しかけていたのは脱いだ服の塊でしたw
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映画『失くした日記』の広告が、蒼真の足を止めます。
それはみんながドジを綴って貼っていく…
人が参加して初めて広告が完成する“参加型の人を巻き込んだデザイン広告”でした。
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「すごい…俺もこんな仕事ができる人になりたい!」
そう思いながら、蒼真はカメラのシャッターを切ります。
「貴之、やっぱりすてきな仕事だ…」
元晴が広告の前で嬉しそうに呟きます。
ドラマ『クールドジ男子』の次回に期待するもの
人が心を動かされる瞬間って尊いな…と、しみじみ思いました。
第10話のタイトルは「映画館にて/三間の長い夜」。
ついに『失くした日記』が公開し…年少組が映画館に行くお話…
そして、貴之が苦手なホラゲに挑戦する“三間ドジ”ファンには堪らないお話!
来週も、微笑ましいドジが渋滞しそうですw