イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」を『スターリンの葬送狂騒曲』で世界をブラックな笑いに包みこんだアーマンド・イアヌッチ監督が映画化した話題作「The Personal History of David Copperfield」(原題)が、邦題を『どん底作家の人生に幸あれ!』として2021年1月22日(金)にTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国公開されることが決定!
この度、日本公開にむけてイアヌッチ監督のメッセージ映像、そしてデヴ・パテル演じる主人公ディヴィッドが、自らの生い立ちを振り返り始め、一気に物語世界へと誘う本編冒頭映像が解禁となりましたのでお知らせします。
『どん底作家の人生に幸あれ!』イアヌッチ監督メッセージ映像&冒頭映像解禁!
原作は19世紀イギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」。
文豪自ら「著作の中で一番好きだ」と公言していたこの小説の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに生まれ変わらせたのは、『スターリンの葬送狂騒曲』でスターリンの葬式をめぐる政治家たちのドタバタ権力闘争をシニカルな笑いたっぷりに描いた鬼才アーマンド・イアヌッチ監督。
今回イアヌッチ監督は日本公開にむけて「日本の皆さん、こんにちは。この映画を上映する映画館に、すべての観客の皆さん、皆さん全員にお越しいただけますように!」と笑顔でメッセージを送ってくれました。
あわせて解禁となった本作冒頭映像は、拍手で観衆に迎えられた主人公ディヴィッドがステージに上がり「ありがとう。僕は自分の物語の主人公になれるか、誰かにその座を奪われるのか」とスピーチする場面。
そして「ご覧に入れよう」という言葉をきっかけに、舞台は一気に彼が生まれた“カラスの家”へ。
そこには、陣痛で「痛い!」と叫び暴れるデイヴィッドの母の姿と、家政婦ペゴティが慌てて準備をする様子が。
それを窓から奇妙な顔で覗きこんでいたのが、ティルダ・スウィントン演じる伯母のトロットウッド夫人。
のちにデイヴィッドを助けることになる伯母は苦しむ母にお構いなしに家へ上がり込むー。自分が生まれる瞬間を大人になったデイヴィッドが見守るという展開に、観客もデイヴィッドの物語へ誘われていく演出が印象的なシーンです。
チャールズ・ディケンズの長年のファンであるイアヌッチ監督は「原作が訴えかけていたのが、デイヴィッドが自分は何者なのかと悩み、運命の浮き沈みのなかで、いろいろな人からいろいろな呼び方をされ、居場所を見つけられずにいる状態から、執筆活動を通して自尊心を見出すまでの過程。そしてそれは現代人なら誰もが抱える感覚ではないか」と語ってくれました。
混沌とした現代だからこそ、主人公ディヴィッドの波乱万丈な物語は、私たちの《人生大逆転》のヒントになることでしょう。
映画批評サイトRotten Tomatoes(ロッテントマト)でも92%FRESHを記録し、世界中から支持された本作をお見逃しなく!
『どん底作家の人生に幸あれ!』作品情報
監督:アーマンド・イアヌッチ『スターリンの葬送狂騒曲』
原作:「デイヴィッド・コパフィールド」チャールズ・ディケンズ著(新潮文庫刊、岩波文庫刊)
出演:デヴ・パテル、ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー
原題:The Personal History of David Copperfield
字幕翻訳:松浦美奈
公式サイト:gaga.ne.jp/donzokosakka
2019年/イギリス・アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/120分
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『どん底作家の人生に幸あれ!』は2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ他、全国順次ロードショーです!
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