『ドクターX』第6シリーズ4話あらすじ・ネタバレ感想!潮の母がアルツハイマー?AIが診断した結果を覆す

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』公式ページ

今回の患者は、膝の滑膜肉腫の診断を受けた日本陸上界のエースである四日市清昭(岡田健史)に加え、潮(ユースケ・サンタマリア)の母・四糸乃(倍賞美津子)。

AIの診断により、アルツハイマー型認知症という結果が出たことで潮はショックを受けるのですが、どうも未知子(米倉涼子)はこの結果に納得がいきません。

四日市からは「半年で走れるようにならないのであれば退院する」とも言われてしまい、追い詰められていく潮。

そんな彼に、未知子はAIに頼らないで自分の頭で考えろと言います。

人工関節に置換することのない肉腫と治ることのない認知症。

AIの診断に惑わされない未知子はやはりすごいです。

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『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話あらすじ

世界記録を叩き出した日本陸上界のエース・四日市清昭(岡田健史)が右足の痛みを訴え、強化合宿先から緊急帰国。

「東帝大学病院」に極秘入院する。

ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話あらすじ①

さっそく、次世代インテリジェンス手術担当外科部長の潮一摩(ユースケ・サンタマリア)は大門未知子(米倉涼子)や海老名敬(遠藤憲一)を除いた少人数だけでカンファレンスを実施。

AIの診断のもと、四日市は膝の滑膜肉腫ステージⅢだと判明する。

ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話あらすじ②

潮らが提案したのは「腫瘍を広範囲で切除したのち、人工関節に置換する」という術式。

しかしその方法では、日常生活に支障はなくとも、陸上競技に復帰することは困難なため、四日市はその術式を拒否!

「半年で走れるようにならないのなら退院する」と言い放つ!

ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話あらすじ③

その様子を見ていた未知子は、潮にある進言を…。

そんな中、「東帝大学病院」に潮の母・四糸乃(倍賞美津子)がやってくる。

たまたまロビーで四糸乃と出会った未知子は、彼女から潮の母親だと名乗られるが、その後医局で会った四糸乃から初対面のような対応をされ、困惑する。

ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話あらすじ④

検査の結果、AIがはじき出した診断は「アルツハイマー型認知症」。

潮はその事実を四糸乃に告げるが、未知子はそのAI診断にも疑問を抱き…?
出典:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』公式ページ

【ネタバレ】『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話の感想

コストカットにより、極秘カンファレンスに省かれた3人

ニコラス丹下(市村正親)のコストカット政策により、病院名物医院長回診はカット。

その上、合同カンファレンスもカットとなりました。

いつもの部屋にいるのに誰も来ず、ハブられてしまった蛭間(西田敏行)と蛯名名(遠藤憲一)、そして未知子(米倉涼子)はこのコストカットに苛立ちます。

未知子にいたっては、オペの話をさせてもらえないことが問題です。

AIが未知子(米倉涼子)に追いついた!?

極秘カンファレンスで話し合われていた患者は、極秘入院をしていた四日市清昭(岡田健史)。

彼は陸上の選手で、世界記録を叩きだすほどのすごい選手でした。

しかし、右足に痛みが出たことで日本へと帰国し、東帝第に入院してきたのです。

AIの診断結果では、膝の滑膜肉腫。

ステージⅢという状態からして手術は避けられません。

そこまでは未知子も同意見。

そして、未知子が手術法をAIに聞くと腫瘍を切除したのち、人工関節に置換すると答えました。

AIよりも未知子の方が上!この謎の上下関係は面白かったです。

この手術をすることで延命は可能ですが、義足にするということは四日市の選手生命の死には変わりありません。

陸上競技に復帰することを望む四日市は、「半年で走れるようにならないのなら退院する」と言い出し手術を拒否します。

しかし、このままでは死を待つしかない四日市。

担当の潮(ユースケ・サンタマリア)は、四日市を説得するよう言われますがそう簡単には行きません。

潮四糸乃(倍賞美津子)が来院。ネギを配って歩くがまさかの認知症診断

ふらりと病院へやって来た一人の年老いた女性。

未知子が声をかけると、それは潮の母・四糸乃(倍賞美津子)でした。

基本的に周りの医師や看護師の名前を覚えない未知子。

潮への印象は「オペが下手な人」。

「息子、オペ下手なんですか!?」

「うん」

ハッキリ言うなぁ~(笑)

四糸乃は未知子にネギをあげて去っていったのですが、外科病棟で再会した時に問題が起きました。

彼女は未知子と出会ったことも、ネギを渡したことも忘れていたのです。

これはまさかと思い、潮自らが検査をすると「85%の確率でアルツハイマー型認知症」とAIが診断を出しました。

ショックを受けた潮は、このことを母に伝え他の病院で治療を受けるようにいうのです。

母親は治ることのないアルツハイマー型認知症。

そして四日市を説得しなければいけない状況にある潮は、徹底的に心が追い詰められていきます。

AIの診断を疑う未知子(米倉涼子)は四糸乃(倍賞美津子)を試し、本当の問題を見つけ出す!

再び病院へとやって来た四糸乃ですが、驚くことに今度は息子である潮の顔も忘れてしまいました。

これはだいぶショックでしょう。

しかし、未知子が言った「オペが下手」ということは覚えていることと、歩き方が気になった未知子はAIの診断にまたも疑いを持ちます。

未知子が気になったのは、四糸乃の歩き方です。

そして、息子の所に行きたいというので、未知子はちょとした診断をします。

潮がいるであろう教授室に案内するのではなく、道順を説明します。

「ここを出たら右に曲がるとエレベーターがあるから、3階に上がって降りたら左。そしたら突き当たるから、それを左に行ったら教授室」

四糸乃が教授室に辿り着くことができるかを確認するため、未知子は階段を使って3階まで駆け上がります。

ヒールで良くいけるなぁと思ってしまいます。

3階から降りてくる加地(勝村政信)をどかして3階に出て来た未知子は四糸乃の後をつけるのですが、いつの間にか加地までついてきているのです。何してんだろうこの人。

四糸乃は何とかして教授室の扉の前までやって来たのですが、ココで具合を悪くして倒れてしまいました。

しかも、廊下には失禁の跡。

方向感覚が失われていないことで、アルツハイマーではないと未知子は確信したのです。

またも勝手に?手術を始めた未知子(米倉涼子)が潮(ユースケ・サンタマリア)にキツイ一言。

四日市に手術を断られている間、マスコミは四日市が東帝大に手術していることを嗅ぎつけて押し寄せてきました。

この事態をどうにかしたいと思った蛭間は、海老名の提案で「未知子に手術させちゃえばいい」と思うのです。

すると間もなくして、未知子が勝手に手術を始めたと連絡が入ります。

自分の患者を取られたと思った潮がオペ室が見えるところへ行って文句を。

しかしよく見ると、未知子が手術しているのは四日市ではなく、アルツハイマー型認知症と診断が出たはずの母でした。

アルツハイマー型認知症は手術で治すことができないのにどういうことだという潮に、加地は話します。

「おふくろさんはアルツハイマーじゃない。歩行障害、認知障害、尿失禁、それぞれの特徴的な症状が進行していただけ。本当の病名は、突発性正常圧水頭症」

AIは85%がアルツハイマーと診断しましたが、本当の答えを見つけ出せず、その他3%に放り込んでしまっていたのです。

これに気づいた未知子は、脳脊髄液の流れを良くし、四糸乃を救ったのでした。

AI…ホント信用できない…。

人の母親を勝手に手術をしやがってと怒る潮ですが、AIに頼りっきりでちゃんと患者を診ていないからだと、未知子にイタいところを突かれます。

「もっと自分の頭で考えたら?」

それな!という気持ちです。

潮(ユースケ・サンタマリア)が自分の頭で考え、四日市(岡田健史)のオペに向き合う。

AIに頼りすぎて誤診を受け止められない潮。

しかし、患者からしたらたまったもんじゃありませんよ。

それが実の母に起きたことだったせいで、潮は四日市の足の手術を改めて見直すのでした。

そこで見つけ出した方法、「自家培養軟骨移植」他の部位から軟骨を採取し軟骨細胞を培養し、後ほど欠損した部分に移植するという方法です。

これであれば、義足にする必要はないと潮は見つけます。

未知子はすでにこの方法を見つけていましたが、「問題はあとひとつ~」と言い残すのです。

とりあえず陸上を続けることができるならと、四日市は手術をすることを決意。

記念に蛭間と潮、そして四日市の3人で握手をしている写真を撮りました。

…すごいどうでもいい瞬間に見えたんですが、これが大変なことになるなんて(笑)

いざオペを始めると最初は順調でも、失敗してはいけないというプレッシャーに負け、大事な時に出血を。

しかも、なぜか入院中の四糸乃が上から見届けているという異例の事態。

なんですかこれは、授業参観ですか?ってな雰囲気のオペ。

失敗すると母は怒るし、潮は母が邪魔するからだと親子喧嘩。

すると、未知子が来るわけです。

彼女が言った「問題はあとひとつ~」と言ったその「問題」とは、患者の問題ではありません。

ズバリ潮の腕だったのです。これはどうすることも…。

母は「情けない」と落ち込みますが、未知子が終えた手術の論文を書くよう潮に指示が下ると、息子が世界発症例に携わったと喜びます。

あれ?未知子の手柄は?というのはいつものこと。

潮が自分の手でこの手術法を見つけたから良いのか…なんて。

手術が成功したことで、四日市は数日後に養殖した軟骨を移植。

そしてリハビリをすることであ走れるようになると言われ、一件落着です。

今回の報酬はいかに!?

無事に手術を成功させたことで、晶さん(岸部一徳)はニコラス丹下の元へ請求書を持ってきました。

丹下としては、未知子を使った覚えはないと言いますが、ではなぜ晶さんはこっちだと判断したのか…。

それはあの写真が関係しています。

蛭間と潮、四日市の3人が握手している写真は、蛭間が週刊誌に持っていくよう海老名に指示したのですが、どうやら出版社のほうで蛭間と丹下をすり替えたのです。

名誉は丹下のモノになったわけですが、すると請求書もやって来たというからくりでした。

写真を変えなければ、蛭間に行っただろうに…仕方がないと飲んだ丹下は請求書を開けます。

「なんだこれは!」

事務長の鮫島(武田真治)が覗き込むと、2億円!?

ゼロを一つ多く書いてしまいましたと言って、晶さんは2,000万円に修正。それでも多額です。

晶さんなら何も言わなければ2億円ごっそり持っていきそう…。

後日、潮の母からもお礼が届きました。

大量のネギの下に茶封筒。中身は分厚い!

医者の母だからわかってるーと思い、未知子と晶さんはワクワクしますが…中には大量の割引券が入っているだけでした。そりゃないわなぁ…。

しかし、病院から2,000万も取れたならいいのではないでしょうかね。

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ4話まとめ

回を追うごとにAIへの信頼度がダダ下がりしているように見えるわけですが、それでも使い続ける東帝大と丹下。

利益重視すぎて呆れるしかないですね。

その分、未知子たちの腕が引き立つわけなのでいいのですが…にしても、毎週毎週2千万も支払っていても病院が続くということは東帝大病院っていくらため込んでいるのだろうと疑問さえ出てきます。

次週もまたAIが出てくるんでしょうね。

未知子の相手にならないんですが…どんな診断になるのか期待です。

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