『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ・ネタバレ感想!清原翔と上白石萌歌がゲスト出演

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』公式ページ

今回の患者は、肝臓移植が必要なふたりの男です。

ニシキグループのCEOの二色寿郎(モロ師岡)は、手術が成功した際に東帝大病院に10億もの出資を約束してくれたので、ニコラス丹下(市村正親)を始め、多くの医師たちが尽力しようと頑張りたいのですが、ドナーが見つからず危機的状況に!

そしてもう一人のお金も身寄りもない青年・古沢研二(清原翔)は、ドナーを待ちながらも、治療費滞納により強制退院。

コストカットを目的としたこの処置に、大門未知子(米倉涼子)は苛立ちます。

一見繋がりのない2人の患者ですが、古沢の恋人・由理(上白石萌歌)は、二色の末の娘。

肝臓移植が必要な2人と、1人の女性の間で揺れ動く命の問題。

お金よりも患者の命を救うことを優先する未知子は、今回もオペをしていきます。

今回のキーワードは「ドミノ倒し」。連続して行われる大門のオペドミノ、非常に面白かったです。

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『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ2話あらすじ

ニシキグループのCEO・二色寿郎(モロ師岡)が「東帝大学病院」に入院。肝移植を望んでおり、手術が成功した暁にはファンドに10億円の出資を約束してくれていることもあって、院長代理のニコラス丹下(市村正親)は特患として丁重に迎える。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ

しかし二色には移植のための肝臓提供に同意してくれる家族がおらず、次世代インテリジェンス手術担当外科部長の潮一摩(ユースケ・サンタマリア)と次世代がんゲノム・腫瘍内科部長の浜地真理(清水ミチコ)はカンファレンスで、「ドナーが見つかるまで内科的治療で症状の軽減を図る」と発表。

大門未知子(米倉涼子)は内科的治療に疑問を呈しつつ、「ドナーがいなきゃオペできないじゃん」と、不満を口にする。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ②

一方、未知子は病棟で、退院しようとしてたドミノ師の古沢研二(清原翔)を発見。

肝がんステージⅢを患い、生体肝移植を待ちながらも治療費の滞納で退院を余儀なくされていた古沢を、未知子は強引に病室に連れ戻す。

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ③

古沢の恋人・二色由理(上白石萌歌)は、新たに担当医になった未知子に「私の肝臓を研ちゃんにあげてください」と懇願。

だが未知子には、「日本では他人同士の生体肝移植は認められていない」とすげなく断られてしまう!

ドラマ『ドクターX』第6シリーズ2話あらすじ③

やがて由理が、行方不明だった二色の末娘だということが判明。

移植プロジェクトチームは、由理にドナーになってくれるよう説得を開始する。

しかし由理は、「あんな人、親じゃない」と聞く耳を持たない。

そんな由理に、古沢を救う策を思いついた未知子はある交渉を…。
出典:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』公式ページ

【ネタバレ】『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ2話の感想

すべては10億円のため、二色(モロ師岡)のドナーを探すも、嫌われ過ぎて救いの手はなし!

肝臓移植を必要とする二色寿郎(モロ師岡)が東帝大に入院してくると、さっそくドナー探しがスタート。

しかし、親族に嫌われ過ぎている二色のために肝臓を提供しようという人は1人もいません。

医師たちが説得をしても、むしろ早く死んでくれと言われる始末。

女にだらしなかったり、暴力をふるい続けてきた男の末路です。

手術が成功すれば10億もの出資を約束してくれたとなればニコラス丹下(市村正親)は、なんとしてでも探し出せと言いますが、家族がこれでは医師たちはお手上げ。

未知子(米倉涼子)も「ヒドイ」と言います。

しかしそれは、二色を憐れんでではありません。

「ドナーがいないと手術できないじゃん」

そう、これが大門未知子です。ブレないですねぇ。

治療費滞納で退院。危機的状況の古沢(清原翔)を退院させた多古(戸塚純貴)に怒り

小児科病棟で子供たちとドミノを作っていた古沢研二(清原翔)が突然腹部に痛みを訴えながら倒れ込むと、未知子がすぐに検査をし、入院をさせました。

しかし、古沢は退院したばかり。

どういうことだと問い詰めたところ、ずっとドナーが見つかるのを待っていたものの、治療費の滞納で入院が難しくなり、新人外科医の多古(戸塚純貴)によって退院を言い渡されたばかりだったのです。

症状は肝臓がん。ステージⅢという深刻な状況なのに通院って、何を考えているんだと未知子に問い詰められる多古。

しかも多古と古沢は友人です。友人を上層部の言いなりで見捨てるのかと、一般外科医の海老名(遠藤憲一)に言われます。

海老名先生…警察行ったんじゃなかったんですね。先週ベラベラと余計なことを喋ったのに。

さらに、いつものように教授先生方と一緒にお偉いさんをお見送りしたり、立場が下なのに呼び捨てしたり、昔の癖が抜けない様子。

そして未知子になにか注意をしようものなら「顔、怖いよ」と返され、それも周りから笑いのネタになりました。

なんだかんだで良いところをもっていく海老名先生。存在感があり過ぎます。

話は戻って、ドナーは待てど暮らせど見つかりませんが、このまま退院すれば死ぬだけと未知子に言われ、古沢は大人しく入院をすることになるのです。

古沢のお見舞いにやってくる恋人の由理(上白石萌歌)に会うと、未知子は言います。

結婚しちゃえばドナーになって彼を助けられるよと。

実は、そうもいかない問題があるのです。

肝移植を必要とする父と恋人。ベンケーシーのイタズラが未知子(米倉涼子)に気づきを与える。

古沢の恋人が大金持ちとわかると、加地(勝村政信)や原(鈴木浩介)は目の色を変えますが、それがまさか二色の末の娘だとは思いもしません。

もちろん由理も、二色のドナーになることを拒否。

そして二色も、由理と古沢の結婚を反対します。

ドミノ師というお金にならない仕事をしていれば、二色が認めてくれるはずもありませんからね。

しかし、このままでは最悪の場合、ふたりとも死んでしまうことになりかねないので、未知子は麻雀もせずに頭を悩ませるのです。

未知子がいつまでも麻雀卓に入らないので、3人でやろうと言い出す晶(岸部一徳)。

その時、晶の腕の中にいた猫のベンケーシーが卓上に乗っかり、牌をグチャグチャにしてしまったのです。

あらあらと言いながら牌を戻しますが、この「グチャグチャ」という言葉が、未知子にひらめきを与えます。

未知子は由理を説得し、二色のドナーになることを説得。

これによって、二色の手術を始められることになるわけです。

しかし、未知子のことですから、これに乗じて古沢の手術もするんだろうなぁということは目に見えていますが、さてどんな風に?というのが今回の見どころでしょう。

潮(ユースケ・サンタマリア)のミスを未知子(米倉涼子)が綺麗にカバー。やっぱりAIより未知子です

二色のオペが決まると、未知子はオペをさせろと立候補します。

しかしニコラスとしては、AIの指示に従わない未知子を起用するわけには行かないと判断。

その結果、二色のオペを潮に、由理の肝臓摘出を加地に抜擢。未知子、まさかの嘘泣きでした。

しかし、いざオペが始まると、由理の肝臓摘出は無事に済んだものの、潮が剥離を失敗したことで危機的状況に陥ります。

これでは10億の出資金がと困り始める医師たち。

その上、AIの指示は「インオペしてください」ですよ。

由理の摘出は終わっているのにそんなことができるわけがないだろうと誰もが思いますが、AIの指示は絶対。

唯一、AIの指示を無視できるとすれば未知子だけです。

二色のオペ室に現れた未知子はAIの指示を無視し、オペを再開。

あまりにもうるさいので、麻酔科医の城之内(内田有紀)はAIの電源を抜いてしまいました。さすがです!

手際よく由理の肝臓を付けていき、二色の手術は無事に終わりました。

が、ここで不思議なことが…。

未知子はいつもオペを終えると患者の肩に手を添えますが、二色には添えませんでした。

そして、二色の肝臓を持って出ていくと、別室でスタンバイしていた古沢のオペを始めます。

親族でなければ肝臓の移植はできませんが、緊急的に他の患者のものを移植するなら、同意書にサインさえもらえれば問題ありません。

由理から肝臓をもらう際、二色は自分の肝臓を古沢に移植する同意書にサインを書かされていたのです。

それが由理の肝臓を貰う条件なので、嫌だとは言えません。

しっかりぐちゃぐちゃにしました。

そして、肝臓を連続して別の患者に移植したことで、表向きにはAIナビゲーションによる生体ドミノ肝移植に成功したことにもなるのです。

報酬額200万を手に入れ、晶(岸部一徳)は踊り、未知子(米倉涼子)も喜ぶ

今回の生体ドミノ肝移植の手柄は、表向きには潮のものとなります。

ガンガン血管傷つけて死なせかけたくせに…と思いもしますが。

その隠蔽と手柄として、未知子の報酬分の金額200万円を支払ったわけですが、今後のことを考えれば安いもの。

前回第1話では逆に高額を請求されかけた晶でしたが、今回はルンルン気分で帰れます。

いつものように軽快なステップと、ここ病院ですけどそんなに歌っていいんですかと言わんばかりに歌います!

古沢の手術も無事に成功したことで、由理と古沢は結婚を決意。

多古を始め、多くの人たちがお祝いムードの中、未知子も喜びます。

人の幸せを喜ぶ心があったのかと思うかもしれませんが、そういう意味じゃないですよね。

結婚したら子供生まれるじゃない?移植の可能性ができるわけだからー。と、結局オペのことしか考えていません。

フリーランスは大喜び。東帝大の医者たちは個人報酬をもらい損ね、そこからドミノ倒しのように倒れていきました。

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズ2話まとめ

今回のオペの中で、AIがインオペをしろと言ったのには正直幻滅でしたね。

命を救うためのAIじゃないんかい!このままだったら患者が死ぬとわからないのかと聞きたくなります。

しかし、未知子は両方救うという偉業を成し遂げました。

その名声は、晶の手でお金に変えて大学へあげる。

叩き上げでここまで来た未知子にとって、名誉なんて必要ないわけです。

名誉だけもらって落ち込む潮。その気持ち、理解できるよと慰める海老名先生。

未知子の存在は、周りの医師たちにも影響を与えるので非常に楽しみです。

未知子が多古に対して、「カルテにないことも含めて古沢の知ってる情報を全部吐け」とパワハラをしても、「デーモンはそんな奴だから自分で頑張れ」と見捨てられます。

だんだん彼女をわかってくると、そういう扱いになっていくわけです。

そして今回、視聴率も19%と良いほうだったのではないでしょうか?

なんて言ったってゲストが少し前まで朝ドラに出ていた清原翔さんですから。

見た瞬間、「え?照男兄ちゃん?」って思いましたよ。

ゲストとして出たいという声が次々と出ているらしい『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』。

次は誰が出てくるのかも、楽しみの一つです。

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