2人きりだと、急に緊張しちゃって話せなくなっちゃう友達っていませんか?
恐竜界にも“なんだか気まずい”って空気感は存在するみたい。
ダイ19話「ティラノとトリケラ」では、気詰まりな雰囲気と懸命に戦ったティラノサウルスの勇敢なお話!
斬新すぎな対処法にクスッとさせられ、ちょっと元気をもらえるラストは必見です。
目次
アニメ『 ダイナ荘びより』前回第18話のあらすじと振り返り
この日、Demaecanの空飛ぶ配達員・ケツァルコアトルス(荒木宏文)がピザを届けに来たのはダイナ荘203号室。住人のアンキロサウルス(陳内将)は、受け取り後に重大な事に気がつきます。
「見たことあるから頼んだこれ、苦手なやつじゃ…」
以前、お隣さんに貰って食べたときに不得手だったことを思い出しますが、時すでに遅し!
アンキロは、今回は大丈夫かもというわずかな期待を抱きながら再実食…しかし、撃沈!
このままではもったいないと、仕方なくお隣さんに“お裾分け”に向かいます。
ピザをくれたお隣さん、202号室のドアをノックするアンキロ。出てきたトリケラトプス(田中要次)から「食べないのでいりません!」と、アンキロのピザは完全拒否されてしまうのでした。
【ネタバレあり】アニメ『ダイナ荘びより』第19話あらすじと感想
ティラノサウルス(松重豊)、トリケラトプス(田中要次)との“サシ”にド緊張!
まったりとした時間が流れる、ある夏の日のダイナ荘202号室。
渦巻き状の蚊取り線香の煙がゆっくりと立ち、外からは蝉の大合唱が聞こえています。
ティラノサウルス(松重豊)は長いストローをすすってタピオカドリンクを美味しそうに飲み、トリケラトプス(田中要次)はハンモックに揺られながら携帯電話を触っています。
ふと「そういえば部屋でトリケラくんと2人って珍しい」と気がついたティラノ。
さっきまでのんびりモードだったのに…意識し始めた途端、急に緊張しはじめます。
「ステノニコくん遅いな…はやく帰ってきてほしい!」
心の中で、外出中のステノニコの早期帰宅を願うティラノ。
願いむなしく、ステノニコが帰ってくる気配はありません。
ついに、無言の時間の耐えきれず「何か言わないきゃ!」とティラノが一大決心!
勇気と言葉を振り絞って、トリケラに話しかけます。
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後悔、焦り、そして赤恥…怒涛の勢いで感情の波がティラノサウルス(松重豊)を襲う!
「この間のバーベキューで隕石が降ってきたとき“君のこと好き”って言ったけど。あれは特別な意味じゃないからね!」
トリケラに対して、思わぬことを言ってしまったティラノ。
トリケラは顔色一つ変えず、無表情でティラノを見つめてきます。
言ったそばから「僕はなんでそんなこと言った!?他に言うことあるでしょ!」と特大の後悔の念がティラノを襲ってきます。
なんとか取り返さねば…内心ヒヤヒヤのティラノは次なる言葉を紡ぎだします。
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窮地に立たされたティラノが絞り出したのは、なんとも意味深な台詞(笑)
放ったそばから、今度は大量の恥ずかしさが押し寄せてきます。
トリケラは化石のように微動だにせず、無反応で視線だけ向けてきます。
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この後、無言の圧に屈してフルMAXで我を見失ったティラノが斬新な行動に打ってでます!
いろんな意味で限界値に達したティラノサウルス(松重豊)がとった斬新な言動w
「うわぁーバカ…隕石降ってくれー!!違う、隕石落ちないでー!!」
意味不明な思考が止まらず、ティラノの脳内はパニック状態。
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そして置いてあるハーブの鉢植えに駆け寄ると、そのままバクッ!
ハーブが苦手なはずのティラノが、植木鉢ごと持ち上げるようにして豪快にハーブを頬張ります。
「苦くないの?」
変な汗をかきながらむしゃむしゃと食べすすめるティラノに、トリケラが冷静に問います。
「全然…食べれる」と強がるティラノ。
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待ち望んだステノニコサウルス(バイきんぐ小峠英二)がお出掛けから帰ってきました!
「あれ?なんでハーブ食べてるの?」帰宅早々問いかけてきたステノニコ。
答えることができず、ただただすがるような視線をステノニコに向けるティラノなのでした。
アニメ『ダイナ荘びより』の次回に期待するもの
ラストカットには、ティラノの奮闘っぷりがうかがえる“葉抜けになった鉢植え”が!
なんだか会話に困っちゃう感じ、人間界でもよくあるシチュエーション。
焦って空回ってしまう気持ち、理解できます。“焦りは禁物”、ティラノから教えてもらいました。
ツイッターによると恐竜たちの夏恒例行事は朝体操をとのこと。
夏休みの早起き習慣、ぜひ見習いたいけど…ついつい起きれないんですよね。