準決勝に向けて準備を進める青道高校ですが、降谷の気持ちの空回り具合や、奥村と沢村の仲違いなど気になることがたくさんあります。
今回はその心配事が少しずつ動き始めてきました。
万全な状態で準決勝を迎えることができるのか。
重要な出来事の前触れ回となりそうです。
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目次
『ダイヤのA actⅡ』第12話あらすじ
一年生ながらベンチ入りメンバーに加わり、いきなり結果を出した結城将司。
奥村、由井、浅田なども徐々にチームに慣れ始め、それぞれがいろいろな思いを抱きながら練習に励む。
チームは次戦の市大三高戦を控え、練習に熱がこもる。
そんな中、降谷との練習を優先する御幸に焦りを募らせる沢村。
奥村は沢村と衝突したことを御幸にたしなめられ、沢村のキャッチャーを自ら申し出る。
【ネタバレ】『ダイヤのA actⅡ』第12話の感想
エースの見据える先
降谷に投げ足りないのではないか?と言った由井ですが、降谷から放たれた御幸との実力と信頼の差をダイレクトに伝える「今は気持ちよく投げたい」という言葉に悔しさををにじませます。
一方で浅田の誘いで沢村はキャッチボールをすることになります。
そんな中、奥村は御幸に呼びだされます。
沢村と何かあったかを軽く聞く御幸キャプテンですが、何よりも「捕手としての行動として適切ではない」といいます。
「野球選手なら野球で語り合え」と沢村の球を受けるよう提案します。
次の日の朝。浅田は入寮して初めて熟睡をすることができました。
一年の浅田が一番遅く起きたのですが、沢村と倉持はそんな浅田の様子を見て安心したようでした。
朝練では、降谷に実力不足と間接的に言われた由井は、落ち込むどころか奮起します。
そして沢村含めたピッチャー陣も、ブルペンで壮絶な争いが繰り広げられています。
特に降谷の球には、良いか悪いかは別として気持ちが乗っていることを御幸は感じます。
沢村もナンバーズで練習をしたくてたまらないようです。
1日の練習が終わった後、降谷は御幸に投球練習に付き合うように頼みます。
先約として沢村が入っていたようですが、御幸は沢村ではなく、エースの降谷を優先します。
そこに、由井も「見学として参加をしたい」と名乗り出ます。
そして、降谷のピッチング練習が始まりました。
エース降谷の焦り
一方で片岡監督と落合コーチは、降谷が甲子園の経験と現在の落差から焦りを感じていることを見抜きます。
「そこを乗り越えてこそチーム、そして個人の進化を成し遂げることができる」と心配交じりの期待を口にします。
場面は降谷に戻り、降谷は荒々しく、制球力もない球を投げ続けていました。
その球の勢いと、それを難なく受け止める御幸の技術に自分の実力のなさを改めて感じる由井でした。
そして市大三高戦を前に「降谷の真意や向かっているところを知りたい」と御幸は降谷のピッチングに付き合い続けます。
ふたりの様子を影から沢村は愚痴を言いながら眺めており、浅田にたしなめられます。
そんな沢村の元に奥村がやってきて、自分が沢村の球を受けると申し出てきます。
「何を企んでいるのか」と奥村の手のひらの返しように警戒する沢村。
渋る沢村に奥村はもういいですと帰ろうとしますが、沢村は「ピッチングはキャッチャーとピッチャーが作る作品だ。お前に俺と作品を作る気持ちがあるのか」といいます。
その言葉にハッとする奥村たち一年生でしたが、奥村は「御幸の言葉の押し売りだろう」といつものように生意気を言うのでした。
そんないつものように言い合う二人の会話を降谷の球からはじき出される轟音が遮ります。
力任せに投げる降谷に、御幸は「どこを目指しているのか」と問います。
降谷は本郷と投げ合った時以上のピッチングを目指していると、さらなる高みを目指していることを告げます。
当初の目的だった降谷の真意を聞き出せた御幸は、これ以上の投げ込みは意味がないと降谷の練習を終わらせます。
そして沢村がコソコソしていることに気がついていた御幸は、沢村を呼び出して降谷がこのままだった場合、「次の試合の先発は沢村で行くかもしれないぞ」と発破をかけます。
降谷は「マウンドは譲らない」とバチバチの対抗心を見せますが、「決めるのは監督だ」と軽くあしらいます。
そして沢村と練習を始めようとするのですが、沢村も頑固で一度自分を振った御幸ではなく、奥村にキャッチャーを頼むことにするのでした。
沢村の球を受けた奥村は、沢村のことをどのように感じ取るのでしょうか。
『ダイヤのA actⅡ』第12話で判明したこと
今回は由井のメンタルの強さや浅田の変化など一年生の変化が目立ちました。
そして降谷が目指しているものも判明しましたので紹介していきます。
由井のメンタルと慣れてきた浅田
降谷のピッチングの練習の相手を名乗り出た由井ですが、遠回しに降谷から実力不足であることを言われてしまいます。
降谷には全く悪気はなかったようですが、今までエリート街道を進んでいた由井はショックを受けたかと思いきや、次の日の練習からさらに自分の進化のために練習に精を出す姿がありました。
低い身長などのコンプレックスを実力で跳ね返してきた由井のメンタルの強さが出たシーンでした。
そしてチームになじめず苦しんでいた浅田ですが、沢村の野球に対するひたむきさから刺激を受けて、自ら沢村をキャッチボールに誘います。
今まで全く寝れていなかった浅田は、初めて夜をぐっすり眠って過ごすことができたようです。
徐々に浅田もチームに馴染み始めてきたようです。
降谷の目指す先
降谷から目指しているものを聞き出した御幸は、その目標の高さを、いばら道と例えました。
降谷の目指すものは、最高のピッチングを見せた本郷と投げ合った時以上のピッチングのようです。
確かにいばら道ではあるものの、そこまで進化を遂げた時には、いっきに日本一へ近づくのではずです。
『ダイヤのA actⅡ』今後の考察
今回は、奥村が沢村の球を受けると言ってきました。
次回沢村の球を初めて受ける奥村が、その球から何を感じ取るのか考察していきたいと思います。
ピッチャー沢村とキャッチャー奥村
御幸から沢村の球を受ければ、沢村がどんな奴かがわかると言われ、さっそく行動に移した奥村は初めて沢村の球を受けてみることになるでしょう。
その球を受けた奥村は、きっと沢村の熱い気持ちや、これまでの努力と実力を感じ取るはずです。
普段は癪に触ることばかり言っている沢村を認め、沢村も奥村も万全な状態で市大三高戦に望むのではないのでしょうか。
『ダイヤのA actⅡ』第12話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今週もご視聴ありがとうございました!次週第13話「先攻」もよろしくお願いします! #ダイヤのA pic.twitter.com/xUSivuOL8u
— TVアニメ「ダイヤのA」公式 (@diaace_anime) 2019年6月18日
- 由井の覚悟
- 降谷の目指す場所
- 奥村からの誘い
自分の目指す場所を語る降谷、そして奥村とピッチング練習をすることになった沢村。
投手陣の覚悟や進歩が見え始めたその頃、チームに徐々に馴染み始めた一年や課題を見つけて克服し、レギュラー争いを激化させる一年含めた青道高校は準決勝に向けて動き出します。
奥村にピッチングを付き合ってもらうことになった沢村は、先輩としての威厳を見せることができるのか!?
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