いつの時代も人気の刑事ドラマ。
長く続くシリーズもの、時を経て復活したシリーズものもあります。
それぞれ特徴のある刑事ドラマはどれも魅力的で、視聴者を飽きさせない工夫が見られます。
硬派なものからコメディタッチのものまで数ある刑事ドラマの中から、選りすぐりの10作品をご紹介します。
目次
日本の人気刑事ドラマおすすめ10選
『相棒』
『相棒』は2000年からテレビ朝日・東映の制作で放送されている刑事ドラマシリーズです。
2000年6月から2001年11月にかけてテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとして放送され、2002年10月から連続ドラマとしてシリーズ放送されました。
優秀なキャリアながらも、その変人ぶりから警視庁内の窓際部署「特命係」に所属している係長の杉下右京(水谷豊)が、自身の下についた相棒と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍します。
杉下右京は切れ者すぎて嫌われているという人物設定です。
ミルトモ 編集部
右京の名前の由来は『パパと呼ばないで』の石立鉄男演じる安武右京から発想されたそうです。
事件は社会性のある内容が多く、現在の日本で実際に起こっている事件が取り上げられたり、予想外の展開や想定外の犯人、登場人物の複雑な背景など、いたるところに工夫が散りばめられています。
ミルトモ 編集部
杉下右京はどんな悪も見逃しません。
「小さいことが気になるのが私の悪い癖」の口癖を言いながら、様々な手がかりを集めていき、事件を見事解決します。
基本的に1話完結型のストーリー構成で、右京とその相棒が難事件の捜査を展開し、謎を解き明かしていきます。
併せて相棒や彼らを取り巻く刑事たちとの人間模様、警察組織との摩擦、それらに複雑に絡み合う官僚・政治家の陰謀などが展開され、見ていて飽きません。
ミルトモ 編集部
1人目は失態により捜査一課から左遷させられた亀山薫(寺脇康文)です。
亀山は寺脇の明るい人柄が反映されたキャラクターです。
2人目は元は右京を監視するスパイとして警察庁から送り込まれた神戸尊(及川光博)です。
亀山とは対照的なキャラクターということで、ニュートラルに芝居に臨めること、どういうふうになるか読めないというキャラを、及川の持ち味を生かして演じています。
3人目は右京の要望で所轄から引き抜かれた甲斐享(成宮寛貴)です。
突然芸能界を引退した成宮ですが、右京と名コンビだった相棒で復帰を待望する声が高いです。
そして4人目は法務省からキャリア官僚として警視庁へと出向してきた冠城亘(反町隆史)です。
歴代の中で異例の経歴を持つ相棒です。
相棒は「か」で始まり「る」で終わる役名になっているのが特徴です。
ミルトモ 編集部
そのほかにも、舞台出身の実力派が多く、短時間の出演でも強いインパクトを残しています。
失敗しているドラマは有名な俳優を多く配置し、それぞれの見せ場を見せている内に話が細くなってしまいますが、『相棒』は実力俳優を上手く起用し幹の太い話を展開しています。
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『踊る大捜査線』
『踊る大捜査線』は1997年1月期フジテレビ系「火曜21時」枠で放送されました。
その後シリーズ化され、ドラマや映画、スピンオフ作品などを含め記録的ヒットを連発しました。
2012年、14年ぶりとなるスペシャルドラマ『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』を放送、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を映画公開しシリーズ15年の歴史に幕を閉じました。
東京お台場の湾岸警察署を舞台に、脱サラして警察官になった青島俊作巡査部長(織田裕二)が、所轄の仲間たちと事件を解決していくとともに、警察組織の権力争いや本店(警視庁)と支店(所轄署)の絡み、人間模様などを描いています。
現実の警察組織と近い業務形態や実情を採用しており、警察機構を会社組織に置き換え、署内の権力争いや本店(=警視庁)と支店(=所轄署)の綱引きなどを、湾岸警察署を中心に描いています。
事件を追うだけでなく、警察の抱えるさまざまな内部矛盾、特に警察組織の厳格なキャリア制度の問題、官僚主義の問題、縦割り行政の問題、民事不介入の問題も大きなテーマとなっています。
ミルトモ 編集部
犯人のことを「被疑者・マル被」、容疑者の身柄を拘束することを「確保」と言い換えています。
青島刑事以外にも、恩田すみれ(深津絵里)・和久平八郎(いかりや長介)・真下正義(ユースケ・サンタマリア)などの湾岸警察署員や事件の被害者でのちに刑事となる柏木雪乃(水野美紀)、湾岸警察署の署長ら三人組(通称「スリーアミーゴス」)、警察庁のキャリア・室井慎次(柳葉敏郎)らにもスポットライトが当てられています。
ミルトモ 編集部
周りの役者陣の配役も絶妙でそれぞれ役柄が濃いにもかかわらず、邪魔をしあっていません。
今は亡きいかりや長介演じるワクさんがいい味出していて、織田裕二演じる青島とのコンビネーションが最高でした。
ミルトモ 編集部
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『ガリレオ』
『ガリレオ』は東野圭吾の連作推理小説「ガリレオシリーズ」を原作としてフジテレビが製作した日本の実写映像化作品シリーズです。
テレビドラマとしてはフジテレビ系「月9」枠で、第1作が2007年10月期、第2作が2013年4月期に放送されました。
『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』と2本の映画公開に合わせて、それぞれプレミアムドラマも放送されています。
“変人ガリレオ”と呼ばれる天才物理学者の湯川学(福山雅治)が、第1作では新人刑事の内海薫(柴咲コウ)、第2作では岸谷美砂(吉高由里子)とともに、不可解な難事件を科学的知識で解き明かしていきます。
どちらの作品も、数々の輝かしい賞を受賞しています。
ミルトモ 編集部
トリック暴きに時間を費やしているため、あらかじめ犯人が犯行の様子を視聴者に見せるという形式を取っていて、犯人はゲストとされる人物や、本編中で証拠不十分で逮捕されていなかった人物など、ほとんど明かされている状態です。
ミルトモ 編集部
福山雅治演じる湯川学は帝都大学理工学部物理学科准教授です。
頭脳明晰、スポーツ万能で容姿端麗、自分のことは僕と言います。
女子学生に人気があり、その講義の最前列は女子学生で埋まっています。
周囲は彼のことを「変人ガリレオ」と呼んでいます。
「全ての現象には必ず理由がある」との信念を持ち、科学的に立証可能な事象を頭ごなしに否定することを好まず、「ありえない」という発言に対しては常に否定的な姿勢をとります。
オカルト・心霊現象の類は一切信じません。
ミルトモ 編集部
また未解明な事象に遭遇した際には突如笑い出し、突如真顔になって「さっぱり分からない」と言います。
自分の中で全ての謎が氷解した際には頭の中を整理する癖としてチョーク・石・マジックなど目の前にある道具を筆記具とし、地面やショーケース等、所構わずトリックの証明をするための方程式を記し始めます。
記述後はフレミングの左手の法則を模した左手を顔に当てるお決まりのポーズを取るのです。
「人間の感情に興味は無い」と断言していますが、犯人像の特定や目撃者の錯覚を指摘する場面などで人間の心理を熟知している様子が伺えます。
ミルトモ 編集部
理系の頭でしか解けない難解なトリックが必見です。
ミルトモ 編集部
一方、人間関係の描写がよくできていて面白いです。
ミルトモ 編集部
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『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は関西テレビ制作・フジテレビ系の火曜21時ドラマ枠にて2017年4月期に放送された刑事ドラマです。
元自衛隊員の捜査官・稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)ら、各分野のスペシャリスト5人が集結する秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班が、国家を揺るがす規格外の事件に立ち向かいます。
相手はテロリストなど想像をはるかに超える脅威ばかりです。
ミルトモ 編集部
小栗旬演じる稲見朗は警視庁公安部公安機動捜査隊特捜班の巡査部長です。
元・自衛隊員で第1空挺団に所属した過去を持つ捜査官です。
ある特殊任務で心に深い傷を負い、除隊し現在に至ります。
一見チャラく接する事で周囲との調和を図っていて、行きつけのバーでは若い女性に優しく言葉を掛けるなど女性関係は奔放です。
高い格闘技術と身体能力の持ち主で、時に無鉄砲なまでに周囲の想像を超える派手な立ち回りで犯人を制圧します。
西島秀俊演じる田丸三郎は警視庁公安部公安機動捜査隊特捜班に所属するまじめでストイックな男です。
ある事件をきっかけにかつていた公安部外事課から異動を命じられ、特捜班に引き抜かれました。
特に稲見の事を仲間と思って気に掛けています。
ミルトモ 編集部
クオリティの高さが人気で、続編を望む声も多く上がっています。
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『BOSS』
『BOSS』はフジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された日本の刑事ドラマシリーズです。
「1stシーズン」は2009年4月期、「2ndシーズン」は2011年4月期に放送されました。
警視庁が多様化する犯罪や警察の検挙率低下への対策という世間へのアピールのために新設した「特別犯罪対策室」。
その室長に就任したアメリカ研修帰りの訳あり女性キャリアの大澤絵里子(天海祐希)と、各部署から不要と言われた個性的な「精鋭」たちの活躍を描いています。
1st、2ndシーズンともにSuperflyの楽曲が用いられています。
ミルトモ 編集部
1stシーズンは「ザテレビジョン」が主催する「第61回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」において最優秀作品賞、監督賞、主演女優賞(天海)、助演男優賞(竹野内豊)の4冠を制覇しています。
キャッチコピーは「さっさと逮捕して、遊びに行くわよ」。
2ndシーズンは1stシーズン以上にコメディ色が強い内容となっています。
キャッチコピーは「事件は終わっていなかった。」「ただいま。事件だから。」
天海祐希演じる主人公・大澤 絵里子、通称ボス(BOSS)は特別犯罪対策室室長です。
かつては警察庁の女性キャリアでしたが、5年前に、恋人の弟が反政府テロリスト組織「黒い月」のメンバーとして逮捕された為、警視長から降格します。
その後5年間アメリカのFBIで研修を経て、特別犯罪対策室の室長に就任し、アメリカでの研修で学んだ交渉術やプロファイリングなどそこで培ってきた能力と女性ならではの観察眼を駆使した捜査をしていきます。
「刑事は芝居をしてなんぼ」がモットーで、時として犯人や身内に対してフェイクをかけて犯人を嵌めることもあります。
男社会でもある警察内でも女ということで嫌みを言われながらも毅然とした態度を取り、何事にも妥協しない姿勢を貫きます。
各部署の不要人材の寄せ集めで構成された部下たちの短所には目をつぶり、それぞれの長所を生かした捜査法で次々と難事件を解決して行きます。
アクの強い部下に頭を抱えることもありますが、仲間であるという意識を重視し、部下たちとも結束を固めていきます。
口癖かつ決め台詞は部下たちに事件を知らせる時に発する「事件だから」。
ミルトモ 編集部
部下たちも一癖も二癖もありますが、個性的で魅力ある存在です。
みんなボスを信頼して、最後にはまとまってしまうところがすごいです。
絵里子の相棒のような存在の野立信次郎を演じる竹野内豊もよい味を出しています。
特別犯罪対策室設立の責任者ですが、絵里子とは同期で彼女のよき解者です。
ノリが軽く、絵里子をおちょくっていますが、本当は彼女のことを気にかけています。
ミルトモ 編集部
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『TRICK』
『TRICK』は2000年深夜枠でスタートしましたが、本格的な謎解きと独特の世界観が話題を呼び、連続ドラマ3シーズン、スペシャルドラマ3本、映画4本が制作されています。
主人公は仲間由紀恵演じる自称売れっ子マジシャン・山田奈緒子と、阿部寛扮する天才ゆえに騙されやすい物理学者・上田次郎です。
万年金欠の奈緒子と自己顕示欲の塊のような上田は本人たちの意思とは裏腹に超常現象にまつわる奇妙な事件に巻き込まれてしまい、手品や物理学の知識を駆使して、そのインチキを暴いていきます。
謎解きや主演2人のバディが魅力のシリーズ作です。
当時まだ二枚目の役どころが多かった阿部寛にとって、騙されやすい物理学教授という三枚目の役どころがハマりブレイクのきっかけになりました。
ツンツンヘアに、メガネ、長袖のワイシャツにベスト、スラックス姿です。巨根すぎる為に女性経験がないことがコンプレックスです。
阿部は自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じています。
現在の阿部の原型がこのドラマにあります。
ミルトモ 編集部
舞台となるのは主に都心から遠く離れた山奥の寒村です。
奈緒子と上田がそこで暮らす風変わりな村人たちや、珍奇な事件関係者たちと、奇想天外なやり取りを繰り広げるのが作品の見どころです。
警視庁公安部の刑事・矢部謙三(生瀬勝久)や、奈緒子の母で書道を通じて金儲けを企む山田里見(野際陽子)など、個性あふれるサブキャラクターとの絡みも魅力の一つです。
バラエティ番組の要素をドラマに取り入れたような構成になっていて、ストーリーには関係のないギャグやパロディ的なおちゃらけを多用し、台詞や視覚的・音響効果で笑わす演出が散りばめられています。
ミルトモ 編集部
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『アンフェア』
『アンフェア』は2006年1月期、関西テレビ制作・フジテレビ系の「火曜22時枠」で放送されました。
その年10月連続ドラマの続編となるスペシャルドラマが放送され、その後映画公開とそれに合わせたスピンオフドラマが数回制作されています。
警視庁検挙率No.1で、バツイチ子持ちの敏腕女性刑事・雪平夏見が次々と発生する3つの事件に立ち向かう姿を描いています。
ミルトモ 編集部
検挙率No.1で、警視庁きっての美人刑事・雪平夏見は推理力や格闘術、射撃術に長けています。
殺人現場に遺体があった場所に発見時と同じ格好になりながら、「きらきら星」をハミングし、「被害者が最期に見た景色」を見るという”儀式”を行います。
犯罪者を決して許すことのない姿勢で、たとえ犯人が少年であっても人質の身を案じて犯人を撃ちます。
そのことから、マスコミの格好の的とされ、人権擁護団体から抗議運動を起こされています。
そのため、娘はいじめに遭って失語症となり、夫とは離婚していました。
ある日、警察とマスコミのもとに何者かから小説が届き、小説に書いてあるとおりに殺人が起きていきます。
現場に残された本の栞には「アンフェアなのは誰か」という謎のメッセージ。
その事件は小説の内容に沿って殺人が進行していく「推理小説予告型殺人」で、事件が起こるたびに必ず次の殺人予告がされていきます。
破天荒な敏腕女刑事と、劇場型犯罪を楽しむ犯人の戦いが始まりました。
予告殺人の犯人が特定され、安堵した束の間、今度は雪平の娘が誘拐されます。
その身代金として、全国の大衆に対して「1人10円ずつの募金」を迫り、総額12億円を集めるよう指示する「募金型誘拐事件」となります。
娘を助けようとする雪平に犯人は集まった募金を株式投資により、指定した企業を買い上げて株価を吊り上げるよう指示します。
そして、この二つの事件の関係者らが、次々に掌に「×」のマークをつけられた上で殺害されます。
実は「推理小説事件」、「募金型誘拐事件」を影で操り「Xマーク連続殺人事件」を実行した黒幕は雪平の相棒新人刑事・安藤(瑛太)でしたが、最終話で雪平に射殺されます。
ミルトモ 編集部
裏切りの連続と張り巡らされた伏線、犯人考察が話題となりました。
強くたくましい女性でありながら、儚い面も持つ篠原涼子演じる雪平夏見が魅力的です。
雪平夏見は女刑事主人公の中で最高傑作と言えるかもしれません。
ミルトモ 編集部
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『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿』
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』は2010年10月期TBS系列『金曜ドラマ』枠で放送されました。
本作品は1999年に放送され、2000年に劇場版が公開された『ケイゾク』と同一の世界観であり、両作品を合わせて「ケイゾク・サーガ」と呼ばれることもあります。
捜査一課が手に負えない超能力などを使った特殊な事件を捜査するために警視庁公安部が設立した未詳事件特別対策係、通称“未詳”。
そこに配属されたIQ201の天才であり変人の当麻紗綾(戸田恵梨香)と、警視庁特殊部隊(SIT) 出身で叩き上げの瀬文焚流(加瀬亮)の2人の捜査官が、常人にはない特殊能力(SPEC)を持った犯人と対決する姿を描きます。
本ドラマは国や政治、宗教団体など、SPEC絡みの事件を扱います。
当麻と瀬文刑事のバディや、これまでにないスタイリッシュかつシュールな描写で人気を集めました。
出動中に部下を誤射したと疑われ異動命令を受けた警視庁SIT丙部隊長・瀬文焚流は公安部公安第五課未詳事件特別対策係の一員となり、係長の野々村光太郎の下、天才だが変人の捜査官・当麻紗綾とコンビを組みます。
未詳とは一見暇な左遷先であすが、他部署で手に負えない事件や、超能力など科学的に説明のつかない事象に関わる難事件を捜査する部署です。
当麻と瀬文は予言者や千里眼を得たと称する死刑囚からの挑戦、他人に憑依する犯罪者などSPECを持つ者たちの関係する奇妙な事件に、当麻の天才的推理と肉体派の瀬文のコンビで次々と立ち向かってゆきます。
ミルトモ 編集部
超能力者が出てくるという荒唐無稽な設定なのに,シリアスベースにギャグを適度に折り込んだストーリーとなっています。
事件を通して当麻と瀬文の信頼関係が築かれていく様子は素敵です。
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『古畑任三郎』
『古畑任三郎』は第1シーズン1994年4月期、第2シーズン1996年1月期、第3シーズン1999年4月期にフジテレビ系で放送された後、スペシャルドラマが計5回制作され、2006年の「ファイナル」をもって完結しました。
ミルトモ 編集部
『古畑任三郎』は警視庁捜査一課の警部補・古畑任三郎(田村正和)が、殺人のアリバイやトリックを柔らかい物腰と卓越した推理力で崩していき、完全犯罪をたくらむ犯人たちと対決していく人気シリーズです。
本ドラマは物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かすという倒叙ミステリーであるため、視聴者は「誰が真犯人なのか?」という興味ではなく、「真犯人をどうやって追い詰めるか?」という点に目が向けられることになります。
古畑は冒頭のオープニングシーンに登場しますが、本編に入ってからすぐには登場しません。
放送の前半には犯人と被害者とのやり取りや犯人の犯行シーンなどが公開され、誰かが警察に通報したりするまで古畑は登場しません。
終盤の解決篇の直前に画面が暗転して、古畑が視聴者に向かって「挑戦」する構成となっています。
ミルトモ 編集部
犯人は有名人や社会的地位の高い人物が多く、ゲストには人気芸能人が多数登場しています。
被害者役にも知名度の高い俳優やタレントが起用されることが多いのも特徴です。
古畑がゲスト俳優演じる犯人による殺人のアリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩していき、完璧と思われていた犯行の真相を解明していきます。
ミルトモ 編集部
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『時効警察』
第1シリーズ『時効警察』は2006年1月期に、第2シリーズ『帰ってきた時効警察』は2007年4月期にテレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠で放映されました。
そして12年の歳月を経て、第3シリーズにあたる『時効警察はじめました』が2019年10月期放送されました。
第1シリーズから、“時効成立事件”という特異なものにスポットを当てた、シュールな小ネタ満載の“脱力系コメディーミステリー”として大きな話題を呼び、「第23回ATP賞テレビグランプリ2006ドラマ部門最優秀賞」にも輝きました。
2010年4月、殺人事件の時効は廃止されましたがそれ以前に時効が成立した事件は山ほど残っています。
未解決のまま時効が成立し、刑事責任を問われることなく逃げ切った“元”犯人は世の中には数多く存在しています。2019年の新シリーズ『時効警察はじめました』はそんな“逃げ切った犯人vs時効事件を趣味で捜査する男・霧山”のドラマです。
殺人事件の時効が廃止された今だからこそ、霧山が“単なる趣味”として未解決事件に挑んでいきます。
2019年版はオダギリジョー演じる霧山が、出向していたアメリカのFBIから12年ぶりに帰国し、再び総武署の“時効管理課”に戻ってきたところからはじまります。
“時効管理課”の主な仕事は時効になった事件の資料を検察へと送ることと、その捜査資料の管理なのですが、殺人など重大事件の時効が廃止され、以前よりもさらに窓際な部署になっていました。
そんな古巣に戻ってきた霧山は時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開します。
霧山にとって、捜査はあくまで趣味なため、対象とする事件は大小さまざまです。
犯人を突き止めても成敗などすることはありません。
ミルトモ 編集部
真相を暴かれ真っ青になった犯人を心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカードを手渡して、こう言います。
「犯人はあなたですね。時効が廃止されたとはいえ、あなたの事件はもう時効ですから、僕がこの件を口外することはありません。」
ミルトモ 編集部
とはいっても、真相にたどりつくまでの劇中にちりばめられたサスペンスは実に巧妙に作られています。
どこか力の抜けた『時効警察』ならではの仕掛けが続々用意されています。
悲しい人間ドラマがあったり、笑いがあったりします。
シュールでポップそしてなんとなくゆるい、心なごむミステリーが展開していきます。
ミルトモ 編集部
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日本の人気刑事ドラマおすすめ10選:まとめ
好きな刑事ドラマ選手権!1位はイチローも出演のあのドラマ | しらべぇhttps://t.co/6pKjk0mjhE @sirabee_news #刑事ドラマ #ランキング pic.twitter.com/UmRyEUmSdV
— しらべぇ【公式】 (@sirabee_news) September 15, 2016
以上、ここまで代表的な刑事ドラマをご紹介してきました。
1クールに必ず一作はある刑事ドラマ、今後も色んな作品が見られることを期待したいです。
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