アニメ『ダンジョン飯』第6話あらすじ・ネタバレ感想!絵画の中に飛び込んだライオスが見たものとは?

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

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ハイファンタジーな世界観の中、スライムやバジリスク、ミミックといった魔物たちを現実的な方法で調理し、ダンジョン内で自給自足しながら踏破を目指すパーティーを描いた『ダンジョン飯』。

絵の中に引きずり込む魔物・”生ける絵画”に遭遇したライオス一行。

空腹のライオスは、食べ物が描かれた絵画の中に入れば、食事にありつけるのではないかと主張し、呆れるマルシルたちをよそに絵画の中へ。

そこで、デルガルという人物の人生の節目となる場面を垣間見ることになり……。

早速、第6話「宮廷料理/塩茹で」をレビューしていきます。

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アニメ『ダンジョン飯』第5話あらすじと振り返り

ライオスと同じく冒険者であるカブルー。

彼のパーティーもまた、迷宮の深部を目指していました。

探索を続ける途中、カブルーたちは倒したゾンビの所持品から宝石箱を発見します。

箱の中には金銀財宝が収められており、予想外の収穫に一行は大興奮。

しかし、財宝の正体は宝石やコインに擬態する魔物――宝虫でした。

ライオス一行は、宝虫の攻撃によって壊滅したカブルーたちを発見。

死体を道の端に避けてあげた後、センシは宝虫でおやつを作り、非常食としました。

そんな中、霊の群れに襲われたライオスたちは、霊の扱いに長けていたファリンのことを想います。

そして、ファリンがいない今、自分たちでどうにかしなければならないと強く思い直すのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『ダンジョン飯』第6話あらすじ・感想

絵に描いた「ぶどう」?

地下4階を目指すライオス一行。

疲れや空腹を感じてきたこともあり、この辺りで休憩するか、一気に4階まで行ってしまうか、悩みつつ進んでいました。

そんな折、絵の中へ引きずり込む魔物・”生ける絵画”に遭遇し、ライオスはそこに描かれたぶどうを見て、あることを思い付きます。

それは、食べ物が描かれた絵画に引きずり込まれれば、実際に中で食べることができるのではないか、というものでした。

センシは「絵に描いた餅」という慣用句を持ち出して反対しますが、ライオスは「絵に描いた餅を食う人の絵なら破綻はない」と主張し、一人で絵画の中へ飛び込むことに。

マルシルたちは呆れつつも、命綱をつけてやって送り出しました。

無事に絵の中へ入ったライオスは、フリナグ(CV.大塚芳忠)という王が生まれたばかりの赤ん坊を抱く場面に鉢合わせます。

側らには赤ん坊の母である王妃と、シスル(CV.小林ゆう)という使者のような褐色のエルフがいました。

一方、使用人の女性に城内の兵だと思われてしまったライオスは、食べ物を口にするタイミングを逃し、元の世界へ戻ろうとします。

命綱を引いて合図を出し、マルシルたちに引っ張り出してもらうと、別のシーンを描いた絵画ならば食事にありつけるかもしれないと考えるのでした。

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どうにか食事にありつきたいライオス。 いつの間にか目的は「食べられるかもしれない」という検証から、「食べてみたい」という欲求に変わっていきます。
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”デルガル”の人生

祝宴のような席で食事を囲む人々の絵画を見つけたライオスは、再び絵の中へ飛び込みます。

そこには、先ほどの絵の中で見た赤ん坊――デルガル(CV.志村和幸)が立派な青年へと成長した姿がありました。

どうやら王子となったデルガルの結婚式のようで、ご馳走が並んでいます。

今度こそ食べ物を持ち帰ろうと集めていたその時、デルガルと盃を交わしていたフリナグが突然倒れてしまいました。

場が騒然とする中、慌てた様子でシスルが駆け寄っていきます。

やはり先ほどの絵でも見たシスルの姿に、道化師か? と考えていると、勢いよく命綱が引かれました。

騒ぎに巻き込まれる前に元の世界へ戻ることができましたが、抱え込んでいたはずの食べ物は消えてなくなっています。

絵の外へは持ち出せないと気付いたライオスは、次こそは中で食べてこようと、別の絵画に入り込みました。

そこは、デルガルの戴冠式。

豪勢な宮廷料理が用意されており、ライオスは美味しい食事で腹を満たすと、満足した様子で帰ろうとします。

しかし、物凄い剣幕をしたシスルに呼び止められました。

城の者ではないこと、デルガルの誕生日や結婚式にもいたことがバレており、「王座を狙う者か?」と胸ぐらを掴まれます。

間一髪のところで元の世界に戻ってこられたライオスでしたが、満腹だったはずなのに、実際には腹に溜まっていないことに気付き、無駄足だったとマルシルたちに叱られるのでした。

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デルガルが生まれてから王になるまでの歴史を追体験したライオス。 いつも王族とともにいたシスルには存在を把握されており、魔法で攻撃されそうになりましたが……?

チルチャックの奔走

結局、地下4階へ辿り着く前に休憩することにしたライオス一行。

仮眠を取るのに良さそうな部屋を見つけ、この日のキャンプ地としますが、チルチャックはすぐそばにミミックを発見します。

ライオスたちに伝えれば、厄介なミミックを開けるのは自分の仕事になってしまうので、面倒くさがって黙っておくことにしました。

皆が寝静まった頃、喉の渇きを感じたチルチャックは、隣の部屋に水を汲みに行きます。

その帰り、見かけたコイン虫を腹の足しにしようと追いかけた矢先、うっかりミミックのいる部屋に閉じ込められてしまいました。

仕掛けられた罠を攻略しようと頭を悩ませていると、警戒していなかった箱からヤドカリのように足とハサミが飛び出し、勢いよく襲いかかってきます。

こちらが本物のミミックだったかと慌てて逃げるチルチャックは、一か八かで部屋の仕掛けを発動させて攻撃、沈黙させました。

一方、元々ミミックだと思っていた空箱にはコイン虫が張り付いており、その体に書かれた文字が罠を解除するために必要な古代語を読み解くヒントになっていると気付きます。

その時、起き上がったミミックが再び襲いかかってきますが、今度こそ正しく仕掛けを攻略したチルチャックは、ギリギリのところで部屋から脱出しました。

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部屋からの脱出、そしてミミックを倒すことに成功したチルチャック。 普段の冷静さとは違った、おっちょこちょいな一面が明らかに……!

食うか食われるか

チルチャックが戻ってこないと心配するマルシルは、ライオスとセンシを連れて探しに出ます。

すると、そこには怪我をして倒れているチルチャックと、檻に挟まれて沈黙したミミックの姿がありました。

マルシルはすぐにチルチャックに駆け寄りますが、ライオスとセンシはミミックに興味津々です。

ミミックを一人で倒したチルチャックを褒めながらも、すでに食べることで頭がいっぱいな様子……。

センシは早速ミミックを塩茹でにし、ライオスがそれを食べようとします。

しかし、ミミックの爪や足に詰まった肉は、スプーンでは上手く取り出せません。

そこでセンシとライオスは、チルチャックの仕事道具であるピッキングツールを使おうと提案しました。

今回ばかりは食べることに乗り気じゃなかったチルチャックなので、ジリジリと近付いてくる二人を退けようとしますが、あえなく奪われてしまいます。

そして、ピッキングツールによって掻き出されたミミックの身を差し出され、落ち込みながらも口にし、「すげえ美味い……」と呟きました。

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気持ちとは裏腹に美味しいミミック……チルチャックの複雑な感情も想像に易いですが、食うか食われるかのダンジョンでは食べた者勝ちですね。

マルシルは、チルチャックがミミックに気付いていながら黙っていて痛い目に遭ったことを引き合いに出し、仲間に隠し事をすると損をすると言いながら、彼が隠してきた年齢を尋ねます。

種族的に小柄な体格のチルチャックは子供扱いされてきましたが、言いづらそうに「今年で29歳」だと明かしました。

それでも、寿命が長い種族のマルシルやセンシにとっては子供のようなものであり、ライオスだけが思ったよりも大人だったチルチャックを「さん」付けで呼び直すのでした。

アニメ『ダンジョン飯』第6話まとめ

いかがだったでしょうか。

チルチャックvsミミックから、改めて迷宮の厳しさが垣間見られた第6話。

ライオスが”生ける絵画”の中で追体験したデルガルの人生、そして怒っていたシスルの存在も気になりますが……?

次回、第7話も楽しみです。

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