『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』などに出演し、世界をまたにかけて活躍する宇宙最強の男、ドニー・イェンの最新作『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』が2021年元日に公開!
『るろうに剣心』シリーズのアクション監督である谷垣健治がメガホンを取り、かつてサモ・ハン・キンポーが主演を務めた香港映画の人気作品『燃えよデブゴン』シリーズを踏襲し、新しい形に昇華!
なんと今作ではあのドニー・イェンが120キロに激太り!?
さらに東京を舞台にした今作では、竹中直人、丞威、渡辺哲、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーら、個性派キャストが大集結しました。
- 宇宙最強の男、ドニー・イェンが120キロに激太り!
- サモ・ハン・キンポー主演の『燃えよデブゴン』シリーズを踏襲した新年から笑えるアクションコメディ
- ドニー・イェンと谷垣健治の名コンビによる緻密なアクションが炸裂!
マルコヤマモト
目次
映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』作品情報
作品名 | 燃えよデブゴン TOKYO MISSION |
公開日 | 2021年1月1日 |
上映時間 | 96分 |
監督 | 谷垣健治 |
脚本 | ウォン・ジン |
出演者 | ドニー・イェン ウォン・ジン ルイス・チョウ テレサ・モウ ニキ・チョウ 竹中直人 丞威 渡辺哲 |
音楽 | カイ・チャン |
【ネタバレ】映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』あらすじ
スマート刑事が半年で60キロ激太り!
香港警察の熱血刑事フクロン(ドニー・イェン)は、結婚を間近に控えた売れない女優のホーイ(ニキ・チョウ)と同棲中。
ある日、ホーイとの写真撮影に向かう最中に強盗に遭遇したフクロンは、街中で壮大なカーチェイスを繰り広げます。
大騒ぎを起こした挙句、警察署に車で突っ込み、写真撮影にも遅れたフクロンは、ホーイと破局し、警察内での部署も異動になってしまいます。
証拠品管理室でのデスクワークと1人暮らしの暴飲暴食が祟り、フクロンは半年で60キロも増量し、ぽっちゃりデブゴンに。
今までのスマートな体型は、影も形も無くなってしまいます。
マルコヤマモト
そんななか、日本人の容疑者を東京まで護送する任務についたフクロンは、かつての恋人・ホーイと飛行機の中で再会。
ホーイは初めての海外進出に希望を抱いていましたが、クライアントとしてバックについていたのは日本のヤクザ・島倉(丞威)だったのです…。
殺害された容疑者の謎を追え!
東京に到着したフクロンは遠藤刑事(竹中直人)と協力して容疑者であるAV監督の山本(葉山豪)の護送を行いますが、途中で山本が逃走しフクロンは帰国までの間、新宿歌舞伎町で甘栗屋台を営む友人・シウサー(ウォン・ジン)の世話になることに。
歌舞伎町でさっそく借金取りに狙われるフォンワー(テレサ・モウ)の店を救ったフクロンですが、駆けつけた日本の警察が借金取りたちを見逃していたことに驚きます。
そして数日後、フクロンは遠藤刑事から逃走中の山本が遺体となって発見されたという連絡を受けたのです。
逃走後に麻薬を大量摂取した山本が海に飛び込んで自殺したという遠藤刑事の説明を信じられないフクロンは、シウサーと協力して山本の自宅に乗り込み、築地市場で撮影されたと見られるスマートフォンの映像を発見します。
マルコヤマモト
そこには、ホーイのクライアント島倉率いるヤクザたちが、マグロの体内に麻薬を詰めて運んでいる映像が写っていました。
証拠隠滅のために島倉が山本を殺したと断定した2人は、築地市場へ向かいます。
築地市場では島倉たちが主催するイベントが行われており、ゲストとしてホーイも参加していました。
格闘の末に麻薬入りのマグロを発見するフクロンたちですが、またもや日本の警察が島倉たちを見逃したため、さすがに疑問に思い始めます。
現場をめちゃくちゃにしたフクロンは、ホーイに「自分の仕事を邪魔するな」と怒鳴られ落ち込みますが、その後シウサーとフォンワーの仲を取り持ったことで、自分ももう1度ホーイとやり直したいと決意するのでした。
『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の結末
ホーイを食事に誘ったフクロンでしたが、その時に大きめの地震が発生。
ホーイとまた2人で暮らせるなら警察を辞めると言っていたフクロンでしたが、自分を守り地震で怪我をした人に声を掛けるフクロンを目にしたホーイは、「警官のあなたを必要としている人はたくさんいる」と、フクロンの背中を押すのでした。
数日後、帰国の挨拶に向かったホーイはその場で島倉による東野(渡辺哲)の殺害現場を目撃し、捕らえられてしまいます。
また、山本が撮影した証拠映像が記録されているスマホをシウサーが所持しているとわかると、歌舞伎町に刺客を送り込んできたのです。
歌舞伎町の狭い路地裏や屋根の上で刺客たちとの戦いを繰り広げるシウサーとフクロン。
多勢に無勢で絶体絶命のピンチに陥りながらも刺客たちの撃退に成功しますが、現場に駆けつけた遠藤刑事はヤクザたちを逮捕しません。
フクロンが遠藤を問い詰めると、警察とヤクザが裏で繋がっていることがわかります。
不正を堂々と行う遠藤に対してフクロンが「いずれ報いを受ける」と言って立ち去ると、その直後に遠藤は車に轢かれて命を落とすことに。
そして、ホーイが捕らえられたことを知ったフクロンは、島倉が待ち受ける東京タワーへ向かいました。
フクロンと島倉の激しい戦いは東京タワー内のレストランから外に飛び出します。
最終的に鉄筋の上でフクロンと島倉の壮絶なバトルが繰り広げられ、フクロンが勝利。
香港に帰ったフクロンとホーイは復縁し結婚しますが、フクロンはぽっちゃり体型のままでした。
マルコヤマモト
映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』感想
『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の良かった点
『燃えよデブゴンTOKYO MISSION』の撮影にファットスーツを着て挑んだドニー・イェン。
冒頭のカーチェイスシーンはもちろん、ラストの東京タワーを舞台にした決戦など、手に汗握る戦いが繰り広げられます。
見た目は肥えても、その身体から繰り出されるアクションはいつも通り俊敏!
マルコヤマモト
なんといっても『るろうに剣心』シリーズのアクション監督を務め、ドニー・イェン出演作品にも数多く携わっている谷垣健治監督とのコンビネーションが抜群で、心で通じ合っている感じが画面を通して伝わってきます。
また、今作で敵となるヤクザの島倉を演じた丞威のギリギリまでキレない演技にも、リアルヤクザを感じてドキドキしました。
マルコヤマモト
マルコヤマモト
また、アクションだけでなく築地市場や新宿歌舞伎町を再現?したセットも圧巻です。
おそらく歌舞伎町のあそこら辺…を再現したセットですが、思えば歌舞伎町のビルの上なんて想像したことなかったな…と、アクションを見ながらしみじみ思ってしまいました。
現実と虚構が混在する歌舞伎町の独特の店の看板が面白く、見入ってしまいました。
マルコヤマモト
『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の残念だった点
お正月からスーパー面白いアクションコメディだった『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』。
サモ・ハン・キンポーの『燃えよデブゴン』シリーズを踏襲しているだけありお笑いのシーンも満載なのですが、逆に今の時代にはちょっと古臭い感じもしました。
マルコヤマモト
全編通して「一体何を見せられているんだ」という気持ちにもなりますが、なんにせよ「お正月だし許せちゃう!」となってしまうのがこの映画のいいところ!
マルコヤマモト
SNSでのみんなの感想・評判
『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』
ユルい笑いと激しいアクション! これぞ、お正月映画だ! ドニーさんは太ってもアクションを変えない。強い。心にドラゴンがあれば、体型は関係無いのだ! 街角での上へ下へのコメディアクションは成龍、終盤は李小龍がそれぞれ憑依したかのようだ!#デブゴン爆上げ pic.twitter.com/lCMPkYCRMh— 100Fe(ももてつ) (@enjoy_cinema) January 2, 2021
正月に抱えていた複数の台本が無事に仕事終わりを迎えたので、今日は新年初映画。
「燃えよデブゴンTOKYOMISSON」もうね。難しい事を考えずに見られる最高の正月映画でしたよ。ドニーさんのヌンチャク格好良かった。
アクションチームへのリスペクトを要所要所で感じるから素敵。 pic.twitter.com/qrEE0PS01Z— 大岩主弥 (@kiai_ganz) January 7, 2021
で、『燃えよデブゴン/TOKYO MISSON』を観てきた。
突っ込み所はあったけど、8〜90年代に多かったクンフーアクションコメディー物が好きな自分にはとても楽しめた
初監督であのドニー兄さん他、曲者達をまとめ上げて演出した谷垣さん、お疲れ様でした✋part2も期待してます#燃えよデブゴン pic.twitter.com/HyQE5gx10y— 加々美高浩 手のLINEスタンプも発売中❗️✋ (@jetikariya50) January 6, 2021
マルコヤマモト
これまでのイメージではデブゴン=サモ・ハン・キンポーでしたが、『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』製作のきっかけとなったのは2015年にドニー・イェンがファットスーツを着て挑んだマットレスのCMで、CM監督を務めた谷垣健治がそのまま映画でもメガホンを取ることになりました。
ドニー・イェン、谷垣健治、往年の香港映画ファンが楽しみにしていた今作。
サモ・ハン・キンポーだけでなく、ジャッキー・チェンやブルース・リーを彷彿させる、香港アクションへのリスペクトも盛りだくさん。
マルコヤマモト
続編を待ち望んでいるファンの声も多く、今後どうなるのかが楽しみですね!
映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
/#ドニー・イェン、
に参上‼️
日本ロケの舞台裏を捉えた
メイキング解禁
\超巨大セットで新宿を一から再現‼️#ドニー・イェン、#谷垣健治 監督、#丞威 さんらがその秘話を語ります
他、貴重なシーン盛り沢山の
必見映像デスッッ#燃えよデブゴン 爆上げ公開中 pic.twitter.com/0I9OukiNHP— 映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』公式 (@debugon_tokyo) January 4, 2021
マルコヤマモト
- 腐っても鯛、太ってもドニーの爆アゲ、アクション・コメディ
- コメディでもアクションは本格的!往年のカンフー映画やカンフー・スターへのリスペクト満載!
- 何も考えずにただ笑いたい人におすすめ
マルコヤマモト
ストーリーは単純明快、ワハハと笑えるコメディの中にキラリと輝く本物のアクションは、ドニー・イェンと谷垣健治監督だからなせる技。
『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』は、コロナ禍で鬱屈とした雰囲気を吹き飛ばしてくれるような作品です。
マルコヤマモト