恋心を思い出させてくれる食べ物はありますか?
舌で覚えた記憶は…いつも“忘れることのない大切な思い出”に心を連れてってくれます。
第8話の「くり回顧」では、栗まんじゅうが恋を諦めない女性の背中をそっとひと押し!
栗まんじゅうの華麗なるアシストを、ぜひご覧くださいw
目次
アニメ『であいもん 』前回第7話のあらすじと振り返り

出典:であいもん公式ページ
紅葉とともに和菓子屋緑松にやってきた見習い和菓子職人・私市緋色(早見沙織)。
完璧主義の彼女は、緑松で働くベテラン職人の巽政(岩崎ひろし)の大ファン!
緋色は幼い頃に見た巽政の工芸菓子に魅了されて、和菓子の世界に入りました。
憧れの人の所でぜひ修業を…その熱意をもって期間限定の助っ人として緑松へ。
「菓子職人になるべく修業しているのだから、接客なんて無意味なことは必要ない!」
こんな気持ちのまま、緋色は店頭に立ち、配慮のない接客をしてしまいます。
緋色は自分を恥じます。
「どんな人間でもミスは犯す…大事なのは、それを次に活かすこと。」
憧れの師である政に励まされた緋色。
秋の夕暮れに照らされながら、心を新たにするのでした。
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“大人のよくない思い込み&誤解”について描かれた第7話。
第8話は、恋の誤解に悩む女性が主人公。
もどかしい恋のリベンジ、きゅん必至です!
【ネタバレあり】アニメ『であいもん』第8話あらすじと感想
時を思う…あの時に戻れたなら。

出典:であいもん公式ページ
色づいた紅葉に、秋雨が降り注ぎます。
休日を使い、松風佳乃子(髙橋ミナミ)は茶道教室へ通っています。
いつもの時間と切り離されて時を刻む…そんな茶道が佳乃子は好きです。
「なぜ京都に?」
稽古仲間に問われ、佳乃子はちょっと返答に困ってしまいます。
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はじめは正座に苦戦したらしい佳乃子。
京都に来た理由。それはもちろん、元カレの和を追いかけて…です。
「はやく和さんの誤解が解けるとイイね!」
東京の友達・杏由から励ましのメールが届きます。
そう、彼はずっと“佳乃子からフラれた”と誤解しています。
「和菓子より洋菓子がすき!」
和から京都行きの打診があったとき、そう切り捨てて去ったのは佳乃子。
でも、本心ではなくあれは強がり。
最終的には、和が実家の和菓子屋より自分のことを選んでくれるはず…
そう自惚れての言動だったのです。
放蕩息子と約束好きな彼女。2人の出会いから好き合うまで!

出典:であいもん公式ページ
納野和(島﨑信長)との出会いは、新宿の繁華街でした。
酔って道端で倒れそうな佳乃子をほっとけなくて、和が1本の水をくれたのがはじまり。
彼はトイレに案内してくれて、回復するまで一緒にいてくれました。
お礼をしたいと申し出ても「次会ったとき、覚えてたらお茶でも奢って」と連絡先も交換せずに帰った彼。
もう会うことはないだろうと諦めていたけれど、彼の働く喫茶店で偶然の再会!
「約束なので奢ります!」
「客はそっちやん」とツッコむ和。
彼がバンド活動をしていると聞き、「ライブ見に行く…約束します!」と張り切る佳乃子。
「約束…好きなんやな」と和は優しく笑います。
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でも、歌を聞いて佳乃子は栗MaJnuのファンになり彼のことが好きになります。
喫茶店に通ってはデートを重ね、彼のためにご飯や弁当を作り…
ペアリングを買って、2人は付き合いはじめます。
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唐突な別れ…そして劇的な再会!思いは募るくり回顧。

出典:であいもん公式ページ
年末実家に帰らないという和は、ちょっと寂しげ。
実家を嫌っているようでもないのに帰らない彼。
それでもいい、彼には夢もバンドもあって私がずっとそばにいる!と思っていた佳乃子。
家出した自分を待たずに彼が京都へ去ったのを知ってショックを受けます。
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しかも、和は“祇園祭に連れていく”という2人の約束を守ってくれた!
「本当に私は和との約束が好きみたい」と佳乃子は思います。
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もう一度、和のそばにいたくて…でも、それは佳乃子の勝手な思い。
彼女の足は自然と和のいる緑松へ向かいます。
佳乃子は緑松の前で、雪平一果(結木梢)とばったり会います。
緑松の店頭には、一果オススメの“ジャックオーランタンの上生菓子”が並びます。
聞けば、一果の学校では子供たちが仮装してお菓子を貰いにまわるハロウィン行事があるとのことで話が盛り上がります。
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放蕩息子ショック!思い出が詰まった大事な“栗のかぶりモノ”が紛失!!

出典:であいもん公式ページ
富紀(大原さやか)たちと話していると、和が「俺の栗は?」とやってきます。
記憶を遡ると最後に被ったのは運動会…片付けの際に紛失したことが発覚!
「ギターとあの栗の被りものだけは絶対に触らせてくれない位大事にしてたのに。」
佳乃子は一緒にいた頃を思い出して語ります。
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あの時(第6話)は、一果の母襲来で一果の心配で栗どころじゃ…
“一果>栗”な和。
集会所の納戸に入れたはず…でも無い!
しかも、要らないものとして買い取り業者が持って行った可能性が浮上!!
栗は、こつ然と行方をくらましてしまいます。
それからというもの、和は失意の日々を送ります。
「まんじゅうの中のあんこみたいに大事なものがいっぱい詰まっとる…すんなりとは諦められない!」
一縷の望みを託し、和はSNSに栗の画像を載せて「大事なもの…見かけたら一報を」と投稿します。
「バンドの人たちみんなで被ってた…そもそもなんで栗?」
一果が素朴な疑問を投げかけます。
「あの栗はバンド結成の思い出でもあるし、まさにバンドの象徴そのもの。」
和は、理由を話しはじめます。
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なんで栗?…栗MaJnuのバンド名はあの国民的漫画がモチーフだった!!

出典:であいもん公式ページ
あれは、ちょうどいまぐらいの季節。
バンド名を考えるためにバンド仲間4人が集まっていました。
和は、ビールとコンビニのレジ横にあった栗まんじゅうを人数分購入して合流!
「昔読んだ漫画でさ…」
バンドメンバーの1人が栗まんじゅう漫画の話を語りだします。
【メンバーが語った思い出の栗まんじゅう漫画“ドラえもんのバイバイン”】
栗まんじゅうをいっぱい食べたいと思ったのび太。
バイバインというドラえもんのひみつ道具を使って増やしまくった挙げ句…
このままじゃ地球が栗まんじゅうに埋め尽くされるっていう事態に!
ついにロケットで宇宙へ栗まんじゅうを飛ばしたというお話w
「あの栗まんじゅう、宇宙で増え続けてんのかな?」
みんなが知ってた宇宙に漂う栗まんじゅう話。
「バンド名…宇宙を支配するかもしれん“栗MaJnu”にしいひん?壮大でロマンに溢れてる!」
和が興奮気味に提案すると、みんな同意します。
その後すぐに知り合いに頼んで作ってもらったのが、あの栗の被りものなのです!
栗が宙に浮かんでロマンを運ぶ!栗まんじゅうの告白!
和の投稿を見た佳乃子が、元栗MaJnuメンバー・タクミに電話します。
和からあっさり置いて行かれたと自虐する佳乃子に、俺たちもだとタクミ。
「あっさり京都に帰りやがって!決断を未練で鈍らせたくなかったのだろうな。」
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和菓子にちなんだバンド名をつけた時点で、どんな形でも和菓子に関わっていたいという和の思いを感じとっていたバンド仲間たち。
解散を告げたのは、和にやりたいことの優先順位を考えて欲しかったからだと明かします。
「和は変わってない…どこにいようが、秋になったら色づくのは一緒!佳乃子ちゃんはどうする?」
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しかも、メンバー全員が自分の栗を和の家へとおくり届けます。
「絶対返せよ!はやく見つかるとイイな」というアツいメッセージ付きで!
猫娘の仮装した一果が、栗の仮装をしたクラスメイトを発見…それは和の栗で!!
急いで猫耳とトレードして持って帰ります。
和を見つけた瞬間、一果が転んでしまい、栗が宙を舞います。
そこへ偶然通りがかった佳乃子が空に浮かぶ栗を目撃!
なにはともあれ、栗は持ち主の元へw
「佳乃子が洋菓子の方が好きなのは解ってんねんけど…」
元バンド仲間へ繋いでくれたお礼として、和は佳乃子に栗まんじゅうを渡します。
「私、ちゃんと和菓子も好き!」と佳乃子が告白すると、
「よかった!」と和は微笑むのでした。
アニメ『であいもん』の次回に期待するもの
彼からもらった栗まんじゅうを「おいし!」と食べる佳乃子の姿が印象的!
きっとすてきな恋の味がしたはずです。
第9話は「一陽来福」。一果と和の誕生日にまつわるお話のようです。
季節は冬へ…冬生まれの2人はどんな誕生日を過ごすのでしょうか。