“恋煩い”は、時に人の心を大きく惑わしてしまいます。
そして、人を恋しく想う気持ちはいつの時代も変わらない尊いもの。
第3話「風青し/暑気払い」では、暑い夏に人を想う気持ちがはじけます!
一目惚れで恋煩いに陥った若き青年のひと夏の恋バナ「風青し」と、
父親と娘が寸での所ですれ違ってしまう「暑気払い」。
夏のひとときが、眩しく、切なく…描かれています!
目次
アニメ『であいもん 』前回第3話のあらすじと振り返り
バンドマンだった元カレ・納野和(島﨑信長)の故郷を訪れた松風佳乃子(髙橋ミナミ)。
置手紙を残して東京から去った彼からは、実家を継ぐからとフラれました。
きょうは別れる前に彼と一緒に行こうと約束していた祇園祭の日です。
観光で訪れた三千院で、所持金20円で途方に暮れる雪平一果(結木梢)に出会います。
佳乃子は一果を誘って、一緒に“厄除けみたらし団子”をやけ食い!
そして、和と劇的な再会を果たし、元カレの実家である和菓子屋緑松へ行くことに…
しかも、佳乃子は緑松のお手伝いをする羽目になります。
求肥の若鮎をご馳走になって、佳乃子が帰ろうとすると…和の母に引きとめられます。
浴衣を着付けてもらい、和と一果と祇園祭のメインイベント宵山へ!
和は約束を覚えていて…
佳乃子は京都の夏が好きになり、京都への就職&移住を決めました。
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第4話では、少女の父を恋しく想う気持ちをあざ笑うかのように
“運命のいたずら”が起きてしまいます!
【ネタバレあり】アニメ『であいもん』第4話あらすじと感想
真面目な好青年・瀬戸咲季と、看板娘にメロメロなおっさん・納野和。
蝉が鳴く中、修業中の若手職人・瀬戸咲季(永塚拓馬)が緊張した様子で焼印を入れたばかりのまんじゅうを見つめています。
あとは師匠である納野平伍(小山力也)の厳しい最終チェックをクリアすれば…
平伍のゴーサインを得て咲季はホッと肩を撫で下ろします。
女将である納野富紀(大原さやか)はその様子をこっそり見て微笑みます。
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次男坊の咲季は兄を支えることを決意…大学卒業後、お菓子を学びたくて緑松へ。
何をやらせても手際がいい真面目な彼には“ある秘密”があるんです!
「次は、ひらパー?パチャンガが人気なんやって!」
雪平一果(結木梢)の後ろを付いて回って猛アタック中ですw
宵山で撮った一果との写真を何度も見せては「一果がカワイイ!」と自慢する和。
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和もすかさず行こうとしますが…一果から「来なくていい」と拒絶されます。
手伝いをしてもらえて信頼されており、一果と仲良しな咲季が羨ましい和。
富紀は「おっさんやからやない?」とからかいます。
「ほな、産み直して…小奇麗なお姉さんに!」和が母に懇願します。
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お得意さんから突然のキャンセル…理由は一目惚れの恋煩い!?
「お得意さんのとこキャンセルって…和、何やらかしたんやー!」
突然平伍が現れ、和に詰め寄ります。なんのことやら…和には見当もつかない。
すぐに、平伍と和は謝罪に向かいます。
「うちの愚息が、何かしでかしてたらエライことやと…」
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その息子さんが急に「緑松に居る女性に一目惚れして心が痛い!」と言いだしたらしい。
お菓子を届けにきた咲季が忘れていった携帯ロック画面の娘に恋をしてしまったのだと、タダシの母は話します。
携帯を返却する際、誰なのかを聞いたが咲季から「あなたにはつとまらへん相手…やめたほうがいい」と無下にされたと!
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平伍と和に会うなり、タダシは泣きながら怒りだし、緑松の菓子を拒否します。
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茶道教室の息子に惚れられた、ロック画面の彼女の正体は?
写真を見た和が「咲季に似てる」と感想を述べると、咲季が慌てて写真を隠します。
一果は「そういうしつこいの嫌われる!」と和を一喝!
得意先を1つ潰してしまった咲季は、それから元気がなくなってしまい…和は気になります。
そんな折、ロック画面の彼女を夜の町で見かけたではありませんか!
和は声をかけ…彼女の顔を覗き込んだ瞬間、あることに気づきます。
なんとロック画面の女性は、女装した咲季!
大学時代にやった女装カフェをきっかけに目覚めた彼。
彼にとって女装しているときは周囲の期待やプレッシャーから解き放たれる尊い時間だと話します。
「その姿でできる“けじめ”つけるのはどう?」和は咲季に問います。
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咲季だけでは入りづらいお店などに、一緒に行ってくれていました。
和のお遣い同行拒否はこれが理由。
青い楓の菓子で伝える…行間の想い。ひと夏の恋の結末!
翌日、和は平伍に特別な和菓子を作ってくれるようお願いします。
緑松の袋を持ったロック画面の女性(咲季)が、タダシの家の前へ。
出てきたタダシに、何も言わずお菓子と手紙を渡して去ります。
手紙には…探してくれたことへの感謝と従弟の咲季がしたことへの謝意、そして自分には結婚の予定があるということが丁寧な文章で綴ってありました。
「季節によって楓の変化する様をどうかお察しください。」
懐紙の上には、青い楓が添えられた夏らしい爽やかな二層羊羹!
手紙を読み切って、美しい所作で抹茶をたてるタダシ。
ひと夏の恋の終わりの味は…甘くて切ない味でした。
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一件落着したところで、和は咲季に“あるお願いごと”をします。
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なんと、カナヅチ放蕩息子にギターを教えたのは一果の父だった!
本格的な京都の夏がやってきました。
ここ最近の一果の対応が、すこしだけ柔らかくなったように感じ、和は嬉しく思います。
それにしても、和にとって謎なのは元カノ・松風佳乃子(髙橋ミナミ)の心中。
「フッた俺のことなんとも思っていないのか…?」
華風園に就職し、京都に住みはじめた佳乃子は、よくお遣いで緑松を訪れます。
きょうも暑気払いのあんころ餅を買いにやってきました。
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土用餅(あんころ餅)を食べると、暑さに負けず無病息災に過ごせるといわれています。
一果と佳乃子、和と咲季の4人で行くことになりました。
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毎日触れてはいるものの、最近は思いっきりギターを弾いていない。
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バンドも一緒に組んでくれて、家にもよく遊びに来ていたのに…
連絡先くらい置いてってよと和は心配しています。
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行方不明の父がすぐそばに…まさかのニアミス!!
風にのって聞こえてきたギターの音色。
一果の耳にも届き、一瞬ハッとして音の鳴るほうを見ます。
「一果!」和に呼ばれて、一果はみんなが待つ方へ。
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からしのメンバーの1人は、なんと雪平巴(松岡禎丞)なのです!
演奏が終わると、巴は主催者から謝礼を受け取っていなくなってしまいます。
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佳乃子は「いままでと同じではいられない…でも、本気でやろうとしてる姿を見届けたい」と答えます。
そして、佳乃子は「血は繋がってなくても、好きとか嫌いでは簡単に片付かない関係もある」と一果に伝えるのでした。
アニメ『であいもん』の次回に期待するもの
であいもんをみていると、“人を想う気持ち”について考えさせられます。
夏は苦手ですが、今年は絶対あんころもちを食べて乗り切りたいと思います。
さて、第5話は京都独自の風習があるという「おしょらいさん」がサブタイトル。
恋敵になりそうな美弦vs佳乃子の静かなバトル勃発か!?
そして、和の祖母が登場…新たなキャラの登場で波乱の予感がします!