2022年は3年ぶりに山鉾巡行が開催される予定の祇園祭!
京都の夏に欠かせない祭のメインである宵山の夜が描かれる第3話「夏宵囃子」。
はじめての浴衣、はじめての名前呼び、はじめての手つなぎ…後半はきゅん尽くし。
“はじめて”が愛おしすぎる京都の夏。
心までアツい祇園祭の季節が一足先にやってきます!
目次
アニメ『であいもん 』前回第2話のあらすじと振り返り

出典:であいもん公式ページ
和菓子屋緑松でバイトしている干菓子が好きな高校2年生・堀河美弦(鈴木みのり)。
両親のためを思いほぼ毎日バイトする孝行娘にはヒミツがあります。
それは、ネオンという名前でSNSにギターの弾き語り動画を投稿しているということ!
ある日、緑松屋オリジナルグッズが映りこんでいたことで内緒の活動がバレて大ピンチ!
店には電話が殺到、きっと両親もがっかりする…美弦は引退を決意します。
同じ音楽好きとしてほっとけない納野和(島﨑信長)は、美弦が音楽を続けられるように美弦の母親に土下座で直訴。
その姿に勇気をもらった美弦は、音楽を続けたいと両親へ想いを伝えます。
解決できたことを報告しに来た美弦に、和が渡したのは干菓子。
口に入れると優しい甘さが広がって…それはきっと淡い初恋の味なのでした!
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恋にははじまりもあれば、終わりもある…
第3話では、男に苦い経験をさせられた2人の女子が“厄除けみたらし団子”を爆食しますw
【ネタバレあり】アニメ『であいもん』第3話あらすじと感想
元カノが京都入り!祇園祭の朝に…祇園囃子に包まれながら呟く女子が2人!!
祇園囃子のお囃子が聞こえる中、雪平巴(松岡禎丞)は幼い娘に河原町を山鉾が巡行することを話して聞かせ「そのうち一緒に行こう」と優しく語りかけます。
「そんときははぐれんようにしっかり手つないでて!」と、娘の小さな手が父の大きな手をぎゅっとします。
この日、久しぶりに雪平一果(結木梢)はこの夢を見ました。
鮮明に覚えている父とのやりとり。いまはもうはぐれてしまった手。
「…嘘つき」と、いまは行方知れずの父に対し呟きます。
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「京都、あっつい…」
この女性の名前は、松風佳乃子(髙橋ミナミ)。
実は彼女…和菓子屋緑松の放蕩息子の元カノなんです!
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父恋しさで一果までも失踪!?アリバイ工作で、政の催眠術発動!

出典:であいもん公式ページ
10年ぶりの宵山に朝からウズウズ…行きたそうな納野和(島﨑信長)。
ふと、和は元カノとも今年の祇園祭に行こうと約束していたのを思い出します。
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和から宵山へ誘われて、きっぱり断った一果は制服を着て急いで学校へ。
途中、ギターケースを持った男性がバスに乗り込んでいくのを目撃!
咄嗟に父だと思い、男性と同じバスに乗ってしまいます。
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「学校に来ていない…大原行きのバスに乗るのを見た子がいる。」
電話を受けた和。
緑松の若手職人・瀬戸咲季(永塚拓馬)に事情を話すと、心配をかけないよう両親には内緒にして和だけ一果を探しに出掛けます。
残された咲季は、ベテラン職人・巽政(岩崎ひろし)に相談。
すると、政はアリバイ作りのために奇策にでますw
五円玉催眠術を使い、平伍(小山力也)が和不在に気づかないようにするというのです。
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平伍に催眠をかけ、“和が京都へ帰って来る前設定”に。
父をさがして三千院…一果と佳乃子が偶然遭遇!そして、別れのいきさつが明らかに!
バスで居眠りしてしまった一果。
巴とみたらし団子を食べた在りし日の夢を見ながら、いつの間にか終点の大原まで…!
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みたらし団子には諸説あり、それがまた楽しい!
一果はギターケースの男性を追って、三千院で聞き込みをします。
結局会えず、諦めて帰ろうとしますが…所持金は20円!
そこへ偶然通りかかって声をかけてくれたのは佳乃子でした。
三千院の茶屋に来た2人。みたらし団子を注文しながら佳乃子が話します。
「私は東京から厄落としのつもりで京都に…私よりも家のこと選んだバカにフラれてやけ食いよ!祇園祭一緒に行こうっていってたのに。」
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あれは佳乃子がバンド解散を聞きつけ、心配して和の元へ駆けつけた日のこと。
「父さんが倒れた…俺、実家帰って和菓子作る。佳乃子、一緒に…」
「私、洋菓子が好きなの…バイバイ!」
これが和と佳乃子の最後でした…それから、佳乃子は仕事を辞めて現在求職中!
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大原名物の美味しい厄除け人形で厄落とし。元カレと再会で盛大な勘違い!

出典:であいもん公式ページ
一果は、みたらし団子に“厄除け人形”の意味もあることを佳乃子に教えます。
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佳乃子は、一果も男子にフラれた同志であると勘違い…一果を励まします。
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佳乃子と一果と和が鉢合わせ!
「えッ…」
立ち止まる3人。状況把握するのに時間がかかりました。
帰りは、佳乃子が借りていたレンタカーで…一果を学校へ送り届け、2人きりに!
すると、佳乃子は一果が和の子どもだと盛大に勘違いします。
和が詳細を説明すると、すべてを理解した佳乃子。
「俺は父親の代わりくらいの気持ちでいる。」
一果に冷たくされても、和は楽観的です。
「ごめんな」と書置きを残して去った元恋人。
自分がいないとなにも出来ないと思っていたのに…和は案外平気そうで寂しく感じます。
流れで元カレの実家へ…佳乃子、緑松の若鮎を食す!
「なぜ京都に?」和に問われ、佳乃子は答えに困ります。
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心の中では「祭行こうって言ってたくせに」と毒づく…切ない乙女心!
そんな佳乃子を和が誘い、連れてったのは緑松!
帰るなり、和は事情を知らない母・富紀(大原さやか)にサボりを一喝されます。
佳乃子は和が働くのをしばし眺めていたのですが…
あまりのポンコツっぷりにみていられず、和に接客のイロハを指導しはじめます。
富紀から接客スキルを見込まれた佳乃子、頼まれてお店を手伝うことに!
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和が“一果失踪騒動”を両親に黙っているのを察しての振るまいでした。

出典:であいもん公式ページ
佳乃子に富紀から和菓子の“若鮎”がもてなされます。
いろんな解釈があって和菓子っておもしろいと和菓子の奥深さに感動する佳乃子。
彼女は和のことが気になり、和菓子について勉強してきたみたいです。
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地域によって特性がある、川で泳ぐ鮎をイメージしたお菓子。
フッたorフラれた?初めて名前を呼んで手を握った歴史的な宵山の夜!

出典:であいもん公式ページ
富紀は店じまいまで手伝ってくれた佳乃子に何かお礼を…と考え、和に相談します。
そこで、和は母に佳乃子と一果に浴衣を着せてくれるようお願いします。
和は宵山へ2人を連れていこうしていました。
しかし、お父さんと約束をしている一果。行きたいけれど躊躇します。
察した佳乃子は「今回は予行演習…お父さんともいけばいい!和菓子みたいに状況に応じて解釈なんて幾重にもとっていい!」とアドバイス。
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宵山を見ながら和が佳乃子に言います。
「誰がフッたの?」と佳乃子。
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はじめて名前で呼んできた和の手を、ぎゅっとした一果。
「きょうはありがとう、和さん…」
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学校で高瀬先生は一果にこう声をかけていました。
はじめてを噛み締めながら「どういたしまして」と照れる和がいました。
アニメ『であいもん』の次回に期待するもの
地域によって愛され方が異なる和菓子っていいですよね。
心の赴くままに解釈すべし…という佳乃子の柔和なひと言が沁みました。
京都の夏が好きになったという佳乃子は、華風園という京都のお茶屋さんに就職した模様。
さて、好きになったのは京都の夏…それとも和?
お互いフラれたと勘違い中の元恋人たちがこの先どうなるのか、楽しみです!
第4話は「風青し/暑気払い」の2本立て!
和がまた何かやらかす…!?
夏らしいプール水着回は見どころ満載です!