京都には“であいもん”という言葉がある…
料理すると相性が良く、どちらの材料の味も引き立たせるような取り合わせのよい食材のことをいうらしい。
アニメ「であいもん」は一見相性悪そうな2人が出会って織り成す、極上のハートウォーミングストーリー!
10年実家から逃げた和菓子屋の跡取り息子・和と、父に置き去りにされてしまった看板娘・一果…2人の出会いが描かれる第1話「和と一果」。
和菓子を通して育まれていく絆に胸キュン必至!ほっこりご覧あれ!
アニメ『であいもん 』登場人物
納野 和(cv.島﨑信長)
ミュージシャンを目指して上京。
“栗MaJnu”というバンドで活動に勤しむも、挫折。
京都にある実家の和菓子屋緑松を継ぐことを決意し帰郷。
“おじいちゃん子”で和菓子溺愛系男子。
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あのヤバいキャラを演じた同一人物とは思えない…
明るい“優ボイス”に耳が和みます。
雪平 一果(cv.結木 梢)
納野家に居候しながら、緑松で働く看板娘。
仕事ぶりを認めた平伍から“跡継ぎ認定”を受けている。
和に対しては塩対応。放蕩息子に後継ぎの座を譲る気はなし!
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声だけじゃなく、栗MaJnu姿の可愛いツイッター投稿も話題。
納野 平伍(cv.小山力也)
和の父で、緑松の主人。
頑張り屋の一果のことを我が子のように可愛がっている。
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今回も職人気質なかっこいい父を、唯一無二の美声で!
納野 富紀(cv.大原さやか)
和の母で、緑松の女将。
気負いすぎな一果のことが気がかりで、和に父親役を依頼する。
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大原さんの艶やかな声で紡がれるはんなりした京ことばは、美しい!
巽政(cv.岩崎ひろし)
愛称政さん。
ベテラン和菓子職人。
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好きな海外作品のほとんどの吹き替えに岩崎さんが…すてきな声なんです!
お鶴さん(cv.ゆきのさつき)
緑松の茶房を切り盛りする従業員。
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お鶴さんの穏やかで落ち着いた声に癒されます。
瀬戸咲季(cv.永塚拓馬)
緑松で絶賛修行中の和菓子職人。
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爽やかな好青年を活き活きと好演!
堀河美弦(cv.鈴木みのり)
弟たちの面倒を見ながら、緑松でアルバイトをしている高校生。
どうやら彼女には秘密の活動があるようで…
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音楽大好きな美弦は、歌が大好きな鈴木さんにピッタリのハマり役。
松風佳乃子(cv.髙橋ミナミ)
和の元恋人。
別れたきっかけは和が跡を継ぐことを決めたから…らしい。
会社を退職してなぜか、京都に!
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ストーリーの中でも重要な役割を担いそうな予感!
私市緋色(cv.早見沙織)
製菓専門学校を卒業し、見習い職人として緑松へ。
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「甘々と稲妻」の飯田小鳥のキュートボイスに射抜かれました…
凛とした佇まいの緋色、登場が楽しみです!
雪平 巴(cv.松岡禎丞)
ツテを頼って緑松へ…
しかし、一果だけを置き去りにして行方をくらます。
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話題作にひっぱりだこの松岡さん。
今回は訳ありのちょっと影のあるお父さん…クールな演技に痺れます!
【ネタバレあり】アニメ『であいもん』第1話あらすじと感想
“また”勘違いの京都駅。看板娘・一果は、きょうも来ないパパを待つ。
桜舞う春。
和菓子屋緑松の店頭には鶯と紅萌、そして流…美しい3種の季節の和菓子が並びます。
納野平伍(小山力也)に、納野富紀(大原さやか)が一果が帰ってきたかどうか聞きます。
まだと答える平伍。富紀は「また駅やろか…」と呟きます。
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待ち人を見つけたようで、「パパ!」と嬉しそうに駆け寄って腕を掴みます。
人違いでした…恥ずかしくてその場から逃げてしまいます。
「また違った」一果の心の声が聞こえてきます。
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一果のなんとも言えない表情を残してOPテーマ「菫」が流れはじめます。
1年前の大雪の夜…一果の父・雪平巴(松岡禎丞)は、ツテを頼って緑松へ。
しかし父は、「この子を頼みます…スマン、一果」という置き手紙を残して失踪。
それからずっと一果は帰らないパパを待っているのです。
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だから、彼女はギターケースを抱えた男性の腕を掴んだのです。
勘違いで後継ぎ決意。放蕩息子・和が実家へ戻る!
さて、京都駅にて一果に腕を掴まれた男性は納野和(島﨑信長)。
彼は、夢破れ、母の手紙に導かれ、10年ぶりに実家へ帰ってきました。
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“栗MaJnu”というバンドを10年続けるも芽がでず…
そんな中、母・富紀から「平伍が入院!」との一報を受けた和。
一念発起して、実家の跡を継ごうとギターを背負い戻ってきたのです。
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和菓子愛ダダ漏れ!
「どの面下げて無駄に明るく入ってきとる!」
帰るなり、平伍にぶっ飛ばされた和でしたが…。
「元気だぁー!」と嬉し涙を流して父にしがみつきます。
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和は病名を聞かされておらず、重病と勘違い!
「10年菓子にも触ってへんド素人が…お前には頼らん!後継ぎはもうおる!」
父から衝撃的なひと言が告げられます。
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そんな姿に癒されるw
再会は突然に…放蕩息子vs看板娘、後継ぎバトル勃発か!?
ちょうどそのとき、一果が納野家に帰宅。
すると、さっき間違って腕を掴んでしまった男性がそこに座っているではありませんか!
「駅で人違いされた子に似てる!」と和。焦って否定する一果。
和が平伍から聞かされていた“この店を捨てて出てったきりでロクに便りもよこさない息子”だと知った一果。
和に冷たく鋭い視線を向けます。
平伍は、「この子がウチの跡継ぎや!」と一果を紹介。
「まだ10歳…この人が勝手にゆうてるだけ!」と富紀が訂正します。
それでも一果は「逃げ出すような勝手な人には譲りません!」と和をけん制。
「俺が見込んだ後継ぎや!」と一果の決意に平伍は喜びます。
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茶房も併設している緑松は看板娘一果のお陰で助かっています。
くるくるとよく働く一果の様子を見て、和は感心します。
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和菓子に感情移入でヤバい…和のクセ強すぎな和菓子愛w
早朝5時半、瀬戸咲季(永塚拓馬)と巽政(岩崎ひろし)が出勤してくると店前に異様な光景が!
腕立て伏せをさせられている和と、それを鬼の形相で監視する平伍。
一果だけは未だ認めておらず…和への塩対応継続。
「この人には任せられない!」と表掃きを断固として譲りません。
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手伝いに失敗したとき、祖父は「うまいもん食べたら元気になるで!」と幼き和へさくらまんじゅうをくれました。
「うちの和菓子が一番元気になる!」
そう言った孫を優しく撫でながら、嬉しそうにしていた祖父を思い出します。
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富紀は慌てます。
実は和、緑松の和菓子が好きすぎるあまり、お客さんに売る際に「達者でな…」と感情移入して泣いてしまうクセがw
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和の和菓子愛を感じた一果、すこしだけ彼への印象が変わります。
犯人はきっとあいつら…一果ピンチ、よもぎまんじゅう事件が起こる!
「全席禁煙なんで…」茶房で喫煙している男性2人に禁煙を促す一果。
「子供のくせに…ひっこんどき!」と強気の男たち。
「警察呼びましょか?」
一果の毅然とした態度に怯んだ男達は、すごすごと帰っていきました。
人に頼ることに慣れておらず、平伍と富紀を煩わせないよう気丈に振舞う一果。
その一件を見ていて一果のことが心配になった和。富紀に話します。
「うちらじゃ限界がある…あんた、このままここで修業するつもりならあの子の親代わりになって!あの子も遠慮の枠から外れたあんたになら素直になれるかも。」
一果を案じた富紀が、和に頼んできます。
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ある日、一果の働きぶりに感心したというお客様から電話がかかってきます。
一果をご指名での注文。なんと、よもぎ上用饅頭100個の大量発注!
しかし、翌日の夕方に受け取りに来ると言ったお客さんは現れませんでした。
電話をかけてみるも繋がらず…イタズラ電話だったことが発覚!
「私がなんとか…責任果たすのに、大人も子供も関係あらへん!」
一果は、おまんじゅうの入った大きな袋を抱えて店を飛び出します。
和は一果の後を追います。
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栗を被った救世主登場!和が心に決めたこと!
今出川駅の改札前。
「おまんじゅういかがですか?」一果は必死に声を張り上げます。
誰も立ち止まってくれず、無力な自分に負けそうになります。
「子供は邪魔…手がかかるばっかで役に立たん。」
ふと、父(松岡禎丞)が去り際に放った捨て台詞が浮かんできます。
また私は“いらない子”に…不安で胸が苦しくなった、そのとき!
「またせたな!」栗の被り物をした和がギターを持ってやって来ます。
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軽快なギターの音色に合わせて、和が歌う!
面白がって、通りすがりの人が立ち止まりはじめます。
「あんこは美容にええ!あずきには食物繊維にポリフェノール、女性に不足しがちな鉄分ちゃんもしっかりとれるんやで!ついでにカロリーオフゥ!」
歌詞に反応したマダムがさっそくお買い上げ…瞬く間に完売!
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「失敗したってええやん。人はウマイもん食べたら元気になる!」
和はとっておいたよもぎまんじゅうを一果へ渡します。
このとき、和は「この子の力になれるだけなろう」と心に決めたのでした。
アニメ『であいもん』の次回に期待するもの
和に惚れてしまいそうになりましたw
四季を感じるものは数あれど、和菓子ほど気高く美しく季節を告げてくれる食べ物は他にないように思います。
キャラ立ちがよく、これからの展開に期待値が高まります!
第2話「四葩に響く」では、堀河美弦(鈴木みのり)の秘密のSNS活動が発端で騒動が起きちゃうようです。
どんな美菓子が登場するのかも楽しみですね!