武蔵三郎(櫻井翔)は、紫鬼の振りをして界星堂病院に侵入します。
SIS管理官・和泉(ソニン)は、鬼の仲間だったSIS捜査員・相模(白洲迅)を取り調べ‥。
一方、地下4階にいる青鬼(菊池風磨)たちは、冷凍保管されたある人物を見つけるのでした。
相模が鬼の仲間になった理由は何だったのでしょう。P2計画とは何なのか?
第9話では、界星堂病院の地下4階で行われていた事と、P2計画の全容が明らかになります!
目次
ドラマ『大病院占拠』前回第8話のあらすじと振り返り
武蔵三郎(櫻井翔)は、院長・播磨(津田寛治)が残したSDカードを探すため、横浜北署から逃げだしました。
そんな武蔵を手助けするのは、SIS捜査員・相模(白洲迅)と情報分析官・志摩(ぐんぴぃ(春とヒコーキ))。
その頃、裕子(比嘉愛未)たちは、外科医・若狭(稲葉友)を鬼の仲間と見なして(後に、鬼ではないことが分かる)捕らえました。
さらに、病院に仕掛けられた爆弾の爆発から逃れるため、地下4階への行き方を事務長・大隅(瓜生和成)に尋ね‥。
その後、播磨を撃ったのが本部長・備前(渡部篤郎)である事と、鬼の仲間が看護師・安芸(呉城久美)と相模であることが分かるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『大病院占拠』第9話あらすじと感想
紫鬼の振りをする武蔵三郎(櫻井翔)
武蔵三郎(櫻井翔)は、警察内に潜んでいた紫鬼・相模(白洲迅)を捕らえ、紫鬼の振りをして界星堂病院に侵入します。
人質たちはICUから家族控室に移動し、加賀流星(橙鬼・森田甘路)は武蔵に捕まってしまいました。
SIS管理官・和泉(ソニン)は、現場の指揮を警備部管理官・丹波(平山浩行)に任せ、相模を取り調べる事に‥。
一方、青鬼(菊池風磨)、赤鬼(忍成修吾)、黒鬼(ベッキー)以外の鬼たちは、看護師・安芸(呉城久美)が自分たちの仲間だったことを初めて知るのでした。
ミルトモ 編集部
相模俊介(白洲迅)が紫鬼になった理由
武蔵の娘・えみりの居場所(第4話)と、淡路が盗聴器を隠し持っている事(第5話)を鬼たちに伝えたのは相模でした。
さらに相模は、横浜北署に爆弾を仕掛け、院長・播磨(津田寛治)のポケットに盗聴器を仕掛けます。
半年前、相模が和泉の部署に異動願いを出したのは、今回の計画のためだったのです。
実は、ホテルで亡くなった山城琴音は、相模の婚約者(お腹には赤ちゃんがいた)でした。
相模は、「愛する人を、愛する家族を突然奪われた。管理官、あなたには分かるはずですよね。俺の気持ちが」と和泉に言います。
その頃、地下4階でデータベースを調べていた青鬼は、山城琴音が冷凍保管中であることを知るのでした。
ミルトモ 編集部
P2計画に関わっていた人達
3年前、日本中に蔓延した新型ステルウイルスは、クルーズ船・プレミアム・パナケイア号での集団感染が発端でした。
その船に乗っていた知事・長門(筒井真理子)は、感染症対策に強い関心を持ち、ワクチン開発のための研究所が必要だと考えます。
長門は、全てのきっかけとなった船の名前から、プレミアム・パナケイア計画(P2計画)と名付けました。
しかし、住民からの反対にあい、界星堂病院の地下4階に密かに研究所を作ることにします。
P2計画に関わっていたのは、長門、本部長・備前(渡部篤郎)、院長・播磨(津田寛治)、感染症専門医・甲斐正美、事務長・大隅(瓜生和成)。
長門たちは、海外からウイルスを輸入し、研究員にウイルスの研究を始めさせます。
その研究員の一人が、ホテルで亡くなった加賀大輝でした。
日向聡介と琴音が亡くなったのは、ハイドラ・ウイルスに感染した大輝と接触したから‥。
長門たちは、P2計画を頓挫させないために、ホテルで亡くなった3人の死因を隠ぺいし、琴音をワクチン開発のサンプルとして冷凍保存するよう指示したのです。
ミルトモ 編集部
愛する人の命か、1億2千万人の命か
“百鬼夜行ちゃんねる”で、界星堂病院にまつわる全ての罪を明らかにした武蔵。
青鬼は、「間違ったことはしていない」と主張する長門を解放する事に‥。
一方、配信を聞いていた和泉は、体調を崩して別室に運ばれます。
武蔵は赤鬼からタブレットを奪い、人質2人(大隅と外科医・若狭(稲葉友))の救出に成功しました。
動画配信者・因幡(明日海りお)は日向ゆり子(白鬼・真飛聖)に捕まり、病院から解放された長門は「近寄らないで」と叫んでいます。
ハイドラ・ウイルスに感染した長門は、発症(感染後、約1時間で発症)する前に抗ウイルス剤を投与しなければ助かりません。
青鬼は、自分をハイドラ・ウイルスに感染させ、「愛する人の命か、1億2千万人の命か」の選択を、配信を見ている人達に選択させることにしました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『大病院占拠』第9話まとめ
3年前、新型ステルウイルスが日本中に蔓延したのがきっかけで、ワクチン開発のための研究所が必要だと考えた長門。
界星堂病院の地下4階に作られたのは、ワクチン開発のための研究所でした。
研究所を作るのは悪いことではないですが、研究所のリスク管理が出来ていない点が問題です。
致死率の高いウイルスを扱うなら、自分だけでなく、他人にも移さないよう配慮するべきでは‥。
さらに、人が亡くなっているのに、自分がしたことは間違っていないと主張する長門たちの感性も理解できません。
一方、青鬼には、他にも暴きたい罪があるようですが、誰の罪を暴きたいのでしょう。
それは、武蔵が心の傷を負った1年前の事件と関係あるのでしょうか?
最終話がどんな結末になるのか、最後まで見届けたいです!