ドラマ『大病院占拠』第10話(最終話)あらすじ/ネタバレ感想!武蔵三郎(櫻井翔)vs青鬼・大和耕一(菊池風磨)。全ての始まりは何だったのか?

大病院占拠

出典:大病院占拠公式ページ©Nippon Television Network Corporation

武蔵三郎(櫻井翔)vs青鬼・大和耕一(菊池風磨)の最後の決戦が始まりました。

武蔵は、SIS隊員と協力して界星堂病院の地下4階に向かいます。

鬼たちは、そんな武蔵たちに抵抗して‥。

愛する人の命と1億2千万人の命。どちらの正義が選ばれたのでしょう。

最終話では、耕一が鬼になった全ての始まりが明らかになります!

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ドラマ『大病院占拠』前回第9話のあらすじと振り返り

武蔵三郎(櫻井翔)は、警察内に潜んでいた紫鬼・相模(白洲迅)を捕らえ、紫鬼の振りをして界星堂病院に侵入します。

実は、界星堂病院の地下4階には、知事・長門(筒井真理子)の指示で作られたワクチン開発の研究所があったのです。

ホテルで亡くなった加賀大輝は、そこで働いていた研究員の一人。

山城琴音と日向聡介が亡くなったのは、ウイルスに感染した大輝と接触したから‥。

界星堂病院にまつわる全ての罪が明らかになり、青鬼(菊池風磨)は「愛する人の命か、1億2千万人の命か」を、“百鬼夜行ちゃんねる”を見ている人達に選ばせることにしました。

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【ネタバレあり】ドラマ『大病院占拠』第10話(最終話)あらすじと感想

青鬼(菊池風磨)、赤鬼(忍成修吾)、黒鬼(ベッキー)の正体

警備部管理官・丹波(平山浩行)の指示で、武蔵三郎(櫻井翔)はSIS隊員と協力して界星堂病院の地下4階に向かいます。

鬼たち(武装集団)は武蔵たちに抵抗し、青鬼(菊池風磨)以外は捕まってしまいました。

その間、“百鬼夜行ちゃんねる”では、鬼たちの最後のメッセージが流れ、視聴者たちは愛する人の命(鬼たちの正義)か1億2千万人の命(知事・長門(筒井真理子)の正義)かの選択をしています。

一方、青鬼・大和耕一、赤鬼・美作孝(忍成修吾)、黒鬼・伊予みさき(ベッキー)の正体が明らかになりました。

里親の下で育った耕一、孝、みさきの3人は、妹の学費を稼ぐためにアプリ開発会社・IZUMOビジョンを立ち上げます。

しかし、IZUMOビジョンは、半年前に売却されていて‥。

ホテルで亡くなった山城琴音は、子供の頃から一緒に過ごした妹だったのです。

耕一は、自分を育ててくれた父親の手帳を見て、界星堂病院を占拠する計画を立てます。

それを知った孝とみさきも、耕一の計画に参加することにしました。

ミルトモ 編集部

耕一、孝、みさき、琴音の4人は、同じ里親の下で育った兄弟姉妹だったことが分かりました。耕一は、父親の手帳を見て計画を思いついたようですが、手帳には何が書かれていたのでしょう。

SIS管理官・和泉(ソニン)の選択

耕一が出頭する条件は、SIS管理官・和泉(ソニン)を地下4階に呼ぶ事。

和泉は防弾チョッキをつけて銃を確認し、武蔵たちと共に地下4階に向かいます。

地下4階には拘束された裕子(比嘉愛未)と動画配信者・因幡(明日海りお)が居て、“百鬼夜行ちゃんねる”に映る3人(耕一、裕子、因幡)の画像はループ映像でした。

耕一は銃を突きつけながら、和泉にどちら(愛する人の命と1億2千万人の命)を選ぶか質問します。

「選べない」と言う和泉に、耕一は「すでに選んでいるはずです。3年前にね」と言い‥。

3年前、和泉の夫は、クルーズ船・プレミアム・パナケイア号に乗った長門を警護した際、国内初の新型ステルウイルス感染者になり、世間から非難されました。

和泉はそれを契機に、長門にワクチン開発を推し進める事を進言。

実は、和泉はP2計画に関わる全ての事件を知っていたのです。

ミルトモ 編集部

和泉の立場だったら、夫を非難した人達を助けたいとは思わない気がします。むしろ、ワクチン開発を進言した和泉は立派です。ダメだったのは、ワクチン開発を推し進めたことではなく、亡くなった人達の死因を隠ぺいしたことではないでしょうか?

全ての始まり

接戦の末、愛する人の命(鬼たちの正義)に軍配が上がりました。

耕一と長門に打った注射が、生理食塩水であることも分かり‥。

“百鬼夜行ちゃんねる”を終わらせた耕一は、「まだ暴かれていない罪があります」と言います。

「全ての始まりは武蔵刑事、あなたなんですよ」

耕一はそう言って、因幡に全てを記録して公表するよう指示します。

1年前、ガソリンスタンド立てこもり事件で亡くなった耕一の父親・尾張は、ホテルオシマの元支配人・薩摩から、琴音の死の真相を聞こうとしていました。

しかし、動画をアップした因幡は注目され、尾張を撃った武蔵はヒーロー扱いされます。

そのせいで、尾張は犯罪者として扱われてしまったのです。

ミルトモ 編集部

個人的に、愛する人の命に軍配が上がったことに納得しました。何故なら、1億2千万人の命の中に、愛する人の命が含まれていなければ意味がないからです。一方、ガソリンスタンド立てこもり事件の真相は、想像とは違っていました。自分の父親が不当に犯罪者扱いされたら、真相を暴きたいと思うのは当然です。全てを知っていながら、公表しなかった警察の罪は大きいと思いました。

宛先不明のメール

耕一がカッターナイフを振り上げ、裕子を刺そうとしています。

武蔵は震える手で銃を握り‥。

「お前は生きるんだ」

武蔵はそう言って、火を放った耕一を助けて逮捕しました。

P2計画に関わった長門、備前(渡部篤郎)、和泉の3人は取り調べを受け、武蔵は娘・えみり(吉田帆乃華)から“パパはわたしのヒーロー”と書かれた家族の似顔絵をプレゼントされます。

宛先不明のメールを開くと、“ありがとうございました blue”と書かれています。

情報分析官・駿河(宮本茉由)は、そのメールを削除しました。

ミルトモ 編集部

最後の終わり方が意味深でした。blueは青鬼の事でしょうか?駿河は鬼の仲間というより、陰で鬼たちを応援していただけだと思いますが‥。最後の駿河の表情が、少し怖かったです。

ドラマ『大病院占拠』第10話(最終話)まとめ

武蔵が心の傷を負った1年前のガソリンスタンド立てこもり事件と、3年前に蔓延した新型ステルウイルス(通院する武蔵が界星堂病院に入った時、プレミアム・パナケイア号のニュースが流れていた)。

第1話に全ての始まりがあったんですね。

武蔵の「嘘だろ」というセリフが印象的でした。

鬼の仲間が誰なのか、考察しながら観るのも楽しかったです。

耕一たちが鬼になった理由には納得しましたが、正義というにはあまりにも過激すぎました。

しかし、鬼たち(武装集団)が居なければ、P2計画に関わる罪を暴くことはできなかったと思います。

最後に、警察官として復帰した武蔵が、家族と仲良く歩く姿が見られたのが良かったです!

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