『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ・ネタバレ感想!犯人の森(黒木啓司)が3人の妻たちに接触

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

第2章がスタートしたドラマ『わたし旦那をシェアしてた』。

犯人である森(黒木啓司)が、恭平(平山浩行)の友人を名乗り、晴美(小池栄子)たちの前へと現れます。

3億円を自分のものにしようと、3人の妻を取り込もうとしますが、文江(夏木マリ)が黙っているわけはありません。

そして今回の課題は、

「秀明(赤楚衛二)と恭平の本当の関係は?」

さらに、この第5話で明らかになった嘘により、文江がどうして3人に課題を出すのか、なぜ真実を明らかにしようとするのかが判明します。

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『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ

加藤と名乗る男が、シングシングハウスを訪れる。

彼は恭平(平山浩行)の友人で、晴美(小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)の相談役になってほしいと恭平から頼まれていたという。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ①

加藤から証拠として恭平との2ショット写真を見せられるものの、晴美たちは彼を信用できない。

加藤は、恭平のアドバイスを受けて心療内科医から転職し、スポーツ選手や経営者を相手にしたメンタルトレーナーをしていると語る。

さらに彼は、文江(夏木マリ)がかつて外科医だったことや、秀明(赤楚衛二)に窃盗の前科があることを言い当てる。

秀明は、加藤を目の前に動揺していた。

加藤と名乗る男の正体は、森(黒木啓司)だったのだ――!

晴美たちは、森の話術に引き込まれていく。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ②

秀明は晴美たちが森に近付くのを止めようとするが、逆に怪しまれてしまう。

文江は晴美たちに“秀明と恭平の本当の関係は?”という新たな課題を与える。

森は晴美たちの心をつかみ、相談に乗るようになる。

晴美たちは森から、3億円を争う戦いから降りることを勧められる。

ずっと抱いていた不安や疑問を森に指摘され、心揺れる晴美たち。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ③

森は晴美たちに、3億円を寄付すればいいと提案する。

その話を聞いた文江は、断固として認めようとしない。

しかし、文江も森に言いくるめられて「3人全員の意見が一致しているなら…」と言うしかなかった。

晴美たちは、3億円を寄付することに同意するが…。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ④

一方、美保(渡辺真起子)は、北神谷町未解決殺人事件について調べていた。

彼女は、この事件の被害者の会会長・桃尻に話を聞く。

桃尻は、事件は恭平のせいで起きたと告げる…。
出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

【ネタバレ】『わたし旦那をシェアしてた』第5話の感想

ついに動き出した森(黒木啓司)は言葉巧みに妻たちを…

誰を介入させてもうまくいかない。

そろそろ俺が動こうかなぁとつぶやいていた森(黒木啓司)がついに動き出しました。

メンタルトレーナーの加藤と名乗り、シェアハウスにやってきたのです。

人を見抜き、悩みを解決するという仕事が天職であるという森。

興味を持った晴美(小池栄子)は、森に悩みを相談するようになりました。

一見怪しいと警戒するも、恭平のこともよく理解し、初対面である秀明(赤楚衛二)のこともバンバン答えていきます。

本当はよく知っているんですがね!

「君、小さい時に家族を亡くしている?」

「君、万引きなどの犯罪に手を染めたことがあるよね?」

未だ明らかになっていなかった秀明の過去。

しかも、恭平殺害で会う以前の話を、どうしてこんなにも詳しい。

そしてさらに森は、どうして秀明が恭平とつながりがあるのかなぁと問いかけたことで、それが今回の課題となりました。

恭平と秀明の関係…よくお世話になっていたというが、このふたりの接点が曖昧です。

ということは、これが明らかになった時、秀明は3人の妻たちからの信用を全部失うことに…。

秀明は怯えるしかできません。

こうして森は秀明の動きを封じたのです。

また、文江(夏木マリ)の立ち姿などを見て、元外科医であることも見抜く森。

これまた新事実でした。

どうやらこの回、いつも以上に明らかになる真実がたくさんありそうですね。

相続権を手放させたい。文江(夏木マリ)がこれを許さない

加奈子(りょう)や茜(岡本玲)のカウンセリングをすることで、余計なものを手放したほうがいいと呼びかける森。

心の隙間にうまく潜り込み、遺産を手にさせようというよりも、現状から解放されたいという気持ちを煽り、そう思わせるようにしています。

「慈善団体に寄付しましょう」

森が3人に提案すると、文江はこれを全力で拒否します。

真実が明らかにならないまま、手放すなんてできない。

晴美たちも、これまで何度も降りようとしたものの、文江が阻止してきました。

頑なに阻止する理由がわからない晴美たちは、森の言葉を信じるようになり、事態は明らかに良くない方向へと進んでいくのでした。

いやー、騙されないでくださーい。その男が殺したんですよー。

秀明がいればストップをかけられそうなものですが、彼は都合よく塚本(渡辺真起子)に連れられ警察署へ。

北神谷町未解決殺人事件の重要参考人であり、恭平の事件にも何か関係があると思われている秀明。

その読みはとっても鋭い。

しかし秀明は、恭平の件に協力してほしければ、未解決事件の犯人を見つけてからにしろと言います。

これでは警察も手詰まり状態。

真相はまだ、日の目を見ることができそうにありません。

森(黒木啓司)の言動に違和感を覚え始める女たち

佐伯(渋谷謙人)と結託し、慈善団体に3億円を振り込ませるふりをして根こそぎ奪おうとする森。

しかし、恭平が慈善団体に募金をして喜ぶ人だろうかと、晴美たちは悩み始めます。

そして、森の存在をずっと疑い続ける文江は、彼の言い分を崩していこうとするのです。

余命間近の恭平が海外へ行けるだろうかと言えば、「有名な医者から許可をもらった」と森は返します。

恭平は有名な医者を嫌うのに?と言えば、「では病院に確認したらいい」と言います。

森にとっては、どうしても文江の存在は邪魔です。

佐伯に文江を消させるよう指示!

ああ、サスペンス味が増してきました!

文江の背後から忍び寄る佐伯は、毒で殺そうとします。

必死に逃げ回る文江。

え、もしかしてここで一人亡くなるのか!?と思った時です。

佐伯が背後から何者かに抑え込まれます!

塚本です!

刑事さーん!最高ですか!?

ハラハラしましたが本当に良かったです。

牙を向く森(黒木啓)の置き土産「こいつ、俺の仲間だから。よろしく」

森の言葉に違和感を覚えた晴美たちは、団体のパーティーにまできたところで、募金を拒否。

今さらしませんとはできないと森は言いますが、「謝罪します」と言い、妻たちも曲げることはしません。

すると、ついに森が本性を晒します。

「無理はできないんだよ。お馬鹿ちゃんたち」

身の危険を感じた晴美でしたが、殺意ある“壁ドン”で道を封鎖されます。

叫びながら逃げる3人。

森は淡々と3人を追い詰めますが、ここで秀明が出てきて森に一撃。

しかし、森には効きません。

どうやら無痛症らしく、殴られても痛みを感じません。

逆に滅多打ちにされる秀明。3人は怯えるしかできません。

思うことは同じでしょう。

こんな時に恭平がいてくれれば…。

結局、佐伯を逮捕した塚本たち警察が駆けつけ、森はその場から逃亡しました。

そのとき森は、晴美たちに言います。

「こいつ(秀明)、俺の仲間だから。よろしく」

晴美たちとしては、「はっ、どういうこと!?」という顔をするしかありませんよね。

染谷文江(夏木マリ)の本名は…

恭平を殺した張本人であり、北神谷町未解決事件の犯人と名乗り、森が姿を消したことで事態は終息します。

それと同時に、今回の課題である「恭平と秀明の関係」の答えもわかりました。

加害者と被害者。

これで秀明は酷く責められるのではと思われましたが、直接手を出したわけではないということを話すと重症の文江が彼を許し、その代り晴美たちを守るように言いました。

恭平から渡された指輪の鑑定書を持ってきたのも、償いの気持ちがあったからだと言えます。

秀明がこれに応えないわけがありません。

佐伯に重傷を負わされた文江は、そのまま病院へ。

救助隊から名前を聞かれ「染谷文江」と答えました。

しかし、彼女の本当の名前は、

「天谷文江」

恭平と同じ「天谷」の苗字。

つまり文江は恭平の実の母親だったのです。

課題の答え以上に衝撃を受ける晴美たち。

いろいろ合点が行きます。

  • 恭平を殺した人物をなんとしてでも暴きたいという想い
  • 恭平が誰を一番愛し、指輪を送ろうとしたのか
  • あのルームシェアの所有権
  • 恭平の好物の答え

今まで謎のポジションであった文江が、実の母。しかもシングルマザーです。

恭平がついた10の嘘のひとつは、自分には外科医でシングルマザーの母に育てられたという真実。

7年もの間会っておらず、余命宣告を受けていた息子が、どうして殺されなければならなかったのか…。

そりゃなんとしてでも真実を知りたいと思うわけです。

その胸の痛みに気づき、文江の嘆きを聞いたことで、晴美、加奈子、茜はもちろん、見ているこっちも辛くなりました。

『わたし旦那をシェアしてた』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

晴美たちからすれば、文江の存在は管理人さんですが、よく考えれば姑になる存在だった可能性のある人。

自分と恭平の間にはなんの関係もないと主張していた文江ですが、そこには母と子という明確な名前の関係がありました。

親より先に子どもが死ぬことは、とても不幸なこととよく言います。

ならば尚のこと、森の存在を許すことはできないでしょう。

今回のアナザーストーリーでは、晴美たちは情報の整理を始めます。

恭平がついていた10の嘘のうち、明らかになったものはなにか。

  • 3人の妻がいたこと
  • 余命宣告を受けていたこと
  • 無性症だったこと
  • 本当の好物は卵焼きだったこと
  • 文江というシングルマザーの母親がいたこと

森はハッキリと、秀明も晴美たちも殺すと言いました。

今までは序章にすぎません。ここからが本題。

誰が一番愛されていたかを知るためには、脅威にも立ち向かわなくてはいけない。

どこまで嫌なスリルが続くのだと思ってしまいますね。当事者なら身が持たない。

妻たちが残りの嘘の中で、「指輪は3つ用意しようとしていた」とか、「実は生きていた」なんてないかなぁと言いました。

本当、それだったら面白いんですが…ないだろうなぁ。

北神谷町未解決事件の真相も未だにわからないですし、秀明が森や佐伯と共に恭平殺しに参加しようとしたのか…謎が多すぎます。

とにかく第2章に入ってスリルが増し、何が起こるかわからないドラマ『わたし旦那をシェアしてた』の続きをドキドキしながら待とうと思います。

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