『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ・ネタバレ感想!恭平の第4の嘘に隠されている優しい真実

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

シェアハウスで過ごす晴美(小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)の3人と子供たち。

第4話では、それぞれ多額のお金が必要な事態に陥ります。

そんな中、文江(夏木マリ)から出された次の課題は「恭平(平山浩行)の好物は?」

大したことではなさそうですが、ここに恭平の第4の嘘が隠されていました。

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『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ

晴美(小池栄子)は、同僚の香織(黒沢リコ)からパワハラで訴えられ、示談金300万円を要求される。

仲良くしていた後輩の思いがけない行動に、驚く晴美。

茜(岡本玲)は、慎香(池谷美音)を病院に連れて行く。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ①

慎香は心臓の病気の可能性があり、重度の場合はかなりの治療費が必要になると医師に言われる茜。

加奈子(りょう)は、元夫の尚之と話し合うことに。

加奈子は、尚之と離婚する前に加奈子と別の男性と密会していた7年前の動画を見せられる。

しかし、加奈子には身に覚えがなかった。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ②

尚之は加奈子がかつて不倫していたと決めつけて慰謝料300万円を要求し、払えないなら透(牧純矢)の親権を渡せと迫る。

多額の金が必要になった晴美、加奈子、茜。晴美が3億円を山分けにしないかと持ち掛けると、加奈子と茜も同意する。

しかし、その話を聞いていた文江(夏木マリ)は「山分けは許さない」と釘を刺す。

文江から与えられた次の課題は“恭平の好物を言い当てろ”というものだった。

あまりに簡単過ぎると晴美たちは拍子抜け。

しかし、3人はそれぞれ、まったく違う食べ物を挙げる。

恭平はおいしいと言って食べていてくれたはずなのに…と困惑する晴美たち。

それこそが恭平のついていた“第4の嘘”だった。

文江は、恭平が本当に好きだった食べ物を導き出すようにと告げる。

晴美たちは、急いで金の工面をする必要に迫られる。

加奈子は透を絶対に手放さないためにも3億円を手に入れなければならないのだが、どうしていいか分からない。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ③

そんな中、秀明(赤楚衛二)が加奈子に、協力したいと申し出る。

彼は森(黒木啓司)から、加奈子を騙せと命じられていたのだ…。
出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

【ネタバレ】『わたし旦那をシェアしてた』第4話の感想

シェアしたがる妻たち

ある日、晴美(小池栄子)の会社でパワハラ問題が浮上。

このご時世にそれはマズいでしょと笑う晴美。

しかし、それは部下の香織(黒沢リコ)が晴美に起こした訴えでした。

精神的苦痛を強いられたため300万円を請求すると、会社を通じて言ってきたのです。

一番隣りにいる部下に言われ、晴美はショックを隠せません。

また、茜(岡本玲)の娘、慎香(池谷美音)には心臓の病気の疑いがあると医師に言われ、入院費など、高額な治療費が必要になる可能性が浮上。

そして加奈子は、元夫に結婚していた頃に不倫をしていたと疑いをかけられ、慰謝料として300万、または息子の透(牧純矢)の親権を請求してきました。

見せられた動画に身に覚えのないものの、元夫は加奈子の不倫の疑いを追求し続けます。

こうして、多額のお金が必要になった3人は、「やっぱり遺産をシェアしない?」と言い出します。

3人は同意しますが、何度言っても文江(夏木マリ)は了承しません。

そう、この人がいる限り、恭平(平山浩行)の遺産は、最愛の人の元にしか譲られないのです。

そこで、今回の課題です。

「恭平の好物はなにか」

長年一緒に暮らしていた相手なのですから、好物くらい簡単だと言います。

ですが!3人の妻は別々の答えを出しました。

  • 晴美は、ジビエ料理「鹿肉のステーキ」
  • 加奈子は栄養満点「ケールとプルーンのサラダ」
  • 茜は好物の定番「カレーライス」

鹿肉って匂いがきついと言いますが、新鮮なものは美味しく、恭平も喜んで食べていました。

ケールはオーガニックなものを使い、オリーブオイルのドレッシングと相性バッチリだと、恭平は言っていました。

辛くなくて何度もお代わりをしていた、過去のチェインストーリーでは、慎香が茜と恭平がカレーを作っている画を描いていたこともあり、そうとう印象に残っているモノだったのでしょう。

しかし!これらはすべて妻たちの得意料理であっただけで、恭平の好物は別だったのです。

全員不正解!

そしてこれこそが、恭平の第4の嘘ということです。

答えのヒントは「熊」

治療費のため、慰謝料のためにと、恭平の好物を探る3人の妻。

晴美は、恭平の秘書に心当たりはないかと聞くも、手がかりはつかめません。

しかし、ネットワーク管理の恭平のスケジュール帳に定期的に「熊」の文字が記載されていました。

妻①、妻②、妻③はもうすでにわかります。

しかし、この「熊」ってなに!?

熊が好物!?

鹿よりよっぽどレアじゃないだろうか?

なんて思いましたが、そんなことはありませんでした。

その後も、恭平のスケジュール帳を見ようとする晴美。

しかし、パスワードがわかりません。

もしかして、ここに好物を入れていたのでは?と思い、「しかにくのすてーき」と入れましたが出ません。

「かれーらいす」も「けーるとぷれーんのさらだ」も出ません。

ふたりの好物でもログインできず晴美は喜ぶが、いやいや…そこで喜んでいる暇ないでしょ。

香織と話しても、「いつも高圧的だ」とか「仕事失敗すると突き放すような態度取られる」とか言われ、会社からは穏便に済ませてくれと言われているんですからね!

偽造が加奈子(りょう)を苦しめる

元夫から見せられた偽造の不倫映像により、300万もの慰謝料を請求させる加奈子。

電話は職場のジムにまでかかってきて困り果てます。

その上、犯人グループの1人である佐伯(渋谷謙人)が記者になりすまし、加奈子が恭平を殺した偽造写真を透に手渡したことで、加奈子は息子からも見放されてしまいました。

こんなとき、恭平がいてくれれば…心細くで、壊れそうで…。

そもそも、なぜ元夫と離婚をしたかというところです。

どうやら、夫婦生活をしている時から不倫を疑われていた加奈子。

事実無根なのですが、疑い続けた夫は透のDNA鑑定をしたと言います。

結果、自分の息子だとわかったのですが、そんなにも信じられないかと苛立った加奈子が離婚を切り出したのです。

そして、家族でずっといられるようにという透の願いをかなえるため、加奈子は必死に母親であり続けたいと思います。

そんな想いを聞いてしまったものだから、秀明(赤楚衛二)は共犯者の森(黒木啓司)から3億円を奪って来いと言われても、これに従うことはできないのです。

「熊」から学ぶ、人と向き合うことの大切さ

恭平の好物がわかったという加奈子。

答は「卵焼き」。

どうしてわかったかのかは、文江は加奈子ではなく秀明に聞きます。

なんで秀明?と思いますよね。

そう、答えを導き出したのは、秀明だったのです。

なに勝手に協力してんの?と茜も晴美も怒りますが、そもそも自分たちを残していった恭平が悪いと言い出す加奈子。

文江から言わせれば「殺しておいてよく言えるわね」といった具合です。

しかし、なぜ卵焼き?

秀明は、3人の妻をある場所に連れていきました。

そこは、恭平と塚本(渡辺真起子)が行きつけにしている焼鳥屋「熊鳥」でした。

そう、スケジュール帳の「熊」はここだったんですね。

そういえば店の名前も店主の名前も知りませんでした。

店主、熊井(遠山俊也)の作る卵焼きが、特別美味しいというわけではありませんが、恭平にとっては母の味によく似ているらしかったのです。

そして、恭平が3人の得意料理を褒めたのは、それが子供たちにとって「母の味」になるからです。

晴美の娘の沙紀(平澤宏々路)からすれば、ステーキと言えば牛肉ではなく鹿肉。

周りからは変と思われても、沙紀にとってはもう当たり前のことなんです。

そうして母の味を大事にしてもらうため、恭平は自分の好物を隠していました。

そして、こうやってきちんと向き合うことで、分かり合えることがあると知った晴美は、香織と話し合って和解。

無事訴えは取り下げられました。

加奈子も、身の潔白を誠心誠意主張したことで、元夫は引き下がったのです。

息子とも和解し、加奈子はやっと肩の荷が下りた感じ。

慎香もすっかり治り、高額な治療費の必要がなくなり、無事解決しました。

なんだか…ふたりに高額が必要になったということで、茜もなにか大変な目に遭わなければという具合に書かれたシナリオ感で、ちょっととばっちり感がありましたが、無事でよかったです。

飯炊き坊主の行動を怪しむ塚本(渡辺真起子)と文江(夏木マリ)

今回の課題の答えを見つけてきたのは、晴美に飯炊き坊主と言われた秀明。

チェインストーリーでは、熊鳥を訪れた秀明の姿が描かれていました。

秀明はパッと見、頭がキレるタイプではありませんし、3人の妻に対しても強気に出られず下っ端オーラが全開な感じです。

しかし、今回の課題である恭平の好物を導き出したり、指輪の鑑定書を持ってきたり、診断書を見つけてきたりと、ずいぶん行動がおかしいです。

見ている側としては、恭平殺しの一端を担っていることをすでに知っているから、おかしいとは思わなかったですが確かに怪しいわけです。

密会する文江と塚本。

文江が秀明のことを話すと、塚本は言います。

「彼は、北神谷町未解決殺人事件の被害者遺族です」

あっ、知り合いというだけの問題ではない。

おそらく文江はこの先、秀明にも疑いの目をかけることでしょう。

そう思わされた瞬間でした。

森(黒木啓司)の不気味な笑み

佐伯を差し向け、加奈子を3億円取得の候補から外そうと仕組み、秀明に優位に事が運ぶようにしたものの「やっぱり俺には無理です」のメールが入ってきました。

差し向けた刺客的存在が誰も役に立たないとわかると、ついに森が動き出します。

スーツを着て、めがねをかけ、シェアハウスの扉を叩く森。

嫌な予感しかしません!

これが第2章の始まり。

いったいどんな展開が…先が読めませんねー。

『わたし旦那をシェアしてた』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

スケジュール帳のパスワードに「たまごやき」と入れると、再びスケジュール帳を開くことに成功。

そこには、それぞれの妻の誕生日や、子供たちに関するイベントが先々まで書かれていました。

余命半年の恭平の愛が、そこにたくさん詰まっていたのです。

好物を隠していたのも、子供たちが自分たちの母の味を覚えるため、それを好物と言い続けたのです。

事実婚で妻を支えつつ、子供たちの未来に影響を及ぼさない、そんな生き方をしていた人なのかと感じました。

ならば、なぜ3人と事実婚を?

北神谷町未解決殺人事件とは?

そして森は何をするのか?

秀明、文江、塚本はこれからどう動くのか…まだまだ謎が多いドラマです。

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