『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ・ネタバレ感想!3人の元妻たちがまさかの結託?

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

故人・天谷恭平(平山浩行)と事実婚をしていた3人の女性。

その3人がシェアハウスで共に暮らしながら、恭平の遺産を巡るサスペンスドラマ『わたし旦那をシェアしてた』。

第2話では、晴美(小池栄子)の元夫、室井正樹(安井順平)が登場。

娘の沙紀(平澤宏々路)が室井に連絡をしたのだが、晴美はこれを嫌がります。

いったい何があったのか?

まあ、何かあったから離婚したんでしょうけど…。

そして警察となんでも請負人との闘いもさらに苛烈を極めていきます。

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『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ

森下晴美(小池栄子)、小椋加奈子(りょう)、藤宮茜(岡本玲)の共同生活が始まった。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ①

染谷文江(夏木マリ)は、3人に課題を与える。

その課題とは、“天谷恭平(平山浩行)がなぜシングルマザー専用のシェアハウスを運営し始めたのか?”だった。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ③

そんな中、晴美は元夫の室井正樹(安井順平)と再会。

正樹は娘の沙紀(平澤宏々路)から恭平とのことを知らされ、晴美たちを心配して会いに来たと言う。

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ②

しかし晴美は、過去のトラウマから正樹を拒絶。

なぜ正樹に連絡したのかと晴美が沙紀を問い詰めると、沙紀は反発し…。
出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ

【ネタバレ】『わたし旦那をシェアしてた』第2話の感想

仕事に集中できない女たち

事実婚だったとはいえ、大切な人を亡くした3人の妻。

自分以外に妻がいたことや、嘘の誕生日を知らされていたこと、そしてなによりも何者かに殺害されたことがショックで仕方ありません。

しかも、突然シェアハウスに引っ越し、他の妻とその子供たちと共同生活を送ることになったとあれば、頭の整理なんて当然つきませんし、落ち着いた生活を送ることなんてできませんよね。

3億もの遺産が目の前にありながらも、それを手にできるのは、恭平(平山浩行)にもっとも愛されていた一人だけ。

晴美(小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)はそれぞれマウンティングを始め、見届け人となる文江(夏木マリ)にいろいろ吹き込もうとします。

  • 晴美は服にアイロンをかけない。妻としてどうなの?
  • 加奈子は子供が飲む牛乳にプロテインを混ぜている。妻としてどうなの?
  • 加奈子と茜は性格悪い。妻としてどうなの?

そんな言葉に翻弄される文江とは思えないんですがね…。

そんな生活のせいか、3人とも仕事に身が入らない様子。

仕事に失敗し、上司や保護者、クライアントに怒られて肩を落とします。

もう見るからに気苦労が絶えませんね。

晴美(小池栄子)のトラウマ。モラハラな元夫

恭平が亡くなり、環境が変わり、仕事に身が入らない晴美の前に現れたのは、元夫の室井正樹(安井順平)でした。

娘の沙紀(平澤宏々路)から連絡を受けて現れ、ふたりのことが心配だと主張するのですが…そんな気が使える人なら最初から離婚なんてしませんよね。

どうやら晴美は、室井からモラハラを受け、それに耐えられず沙紀を連れて離婚。

モラハラとは?
モラルハラスメント=モラルに反する嫌がらせのこと。

家事や育児の否定、見下した発言や態度を取る、気に入らないことがあれば暴言を吐く、過去の失敗をしつこく責めるなどが代表的なモラハラ例です。

ストーカーのように追いかけてくる傾向がある室井に対し、近づかないようにという警告も突きつけてあったというのに、この状況です。

晴美は沙紀に対し、室井を信じてはダメだと言います。

しかし、沙紀にとって室井は父親。

場合によっては大人なんだから言うことを聞いてと言い、場合によっては子供なんだから黙っていなさいと言う。

晴美に限らず、こういうことってありますよね。

それを言われた沙紀は、「私はなんなの?」と聞きます。

答えられるわけはありません。

親を選べない辛さを口に出されると、母親としてもショックでしょう。

死にたい、とまで言い出す沙紀。

この状況を打開できない晴美は、より室井に追い詰められていきます。

「ダメな妻」

「ダメな母親」

そんな罵倒を言われ続けたら、精神的に病むのは当然!

良い人そうな、優しい父親の顔をしてやってきた室井ですが、蓋を開ければモラハラ夫だったのです。

女の結託

晴美の状況を見た室井は、沙紀の親権を奪おうとします。

仕事はしているが貯金はないような人に沙紀は渡せない、と晴美は主張します。

しかし、室井は言うのです。

恭平の遺産があれば問題ないでしょ?

結婚していた時のように晴美を否定し続ける室井。

そんな光景を見ていた加奈子と茜は黙ってはいません。

晴美が「自分ってなんなの?」という問いかけをしたとき、室井は「ダメな女」と答えました。

加奈子と茜は「紛れもなく、沙紀ちゃんの母親でしょ?」と答え、晴美に光を与えるのです。

室井から見れば、加奈子も茜も、恭平に3股をかけられていた残念な女。

しかし、恭平の妻であったことに誰も後悔はありません。

「私たち、旦那をシェアしていたみたいで~す」

「でも、あんたみたいな男には騙されません」

「罵倒して女性を傷つける最低男」

「娘の前で母親を悪く言うモラハラ夫」

それが現実です。

「沙紀ちゃん、それでも本当についていくの?」

結局、沙紀は自分が室井のところに行くときはお金とセットだと言われ、晴美の方がずっと自分のことを考えてくれているとわかります。

「また連絡するねー」

とにこやかに室井は言いますが、沙紀はきっちり言い返しました。

「もう連絡してこないで」

頼れるものが昔言葉の暴力を自分たちにふるい続けてきた男しかいないと思った沙紀、自分ひとりで頑張らないといけないと思っていた晴美ですが、よく見ればこんなにも強い味方がいることに気づけた。

そんな瞬間でした。

そう、女は結託すると強いんです。

モラハラ夫だって怖くありませんよ。

本当は怖かったでしょうけど。

でも、ここぞという時は絶対負けない!

そんな強さを、シングルマザーの3人は秘めているのです。

内縁妻たちと恭平(平山浩行)の出会いと課題の答え

この話の冒頭で、文江(夏木マリ)は晴美たちに課題を与えました。

「どうして恭平が、シングルマザー専用のシェアハウスを作ったのか」

この答えを出せた者には得点を与えるというのですが、答えなんてそう簡単に出てきません。

ですが、室井の件で3人が結託したことで、答えは出てきました。

シングルマザー特有の苦しみや悩み、それを理解できるのは同じ境遇のシングルマザーだけです。

それを共有し、解決し合い、幸せを手にしていってもらうため、恭平はこのシェアハウスを作った。

この答えは正解でした。

というのも、3人と恭平との出会いはとても似たようなものでした。

  • 重い荷物を自転車に乗せて帰ろうとしたときに支えてくれた恭平。
  • ジムでお客さんに八つ当たりで怒鳴られている時に助けてくれた恭平。
  • 自殺しようとして車道に飛び出そうとしたとき、手を引いて止めてくれた恭平。

辛い時に手を差し伸べてくれた。

だからこそ、この人と一緒にいたいと思えたんですね。

そんな過去の恭平のエピソードを見ていると、ほんと悪い人には見えないんですよねー。

じゃあどうして殺されたの?

という問題なんですよね。

さすがに気になる赤い石

沙紀は常日頃から、赤い石がついたブレスレッドを付けていました。

それに合わせるように、晴美は赤い水晶の付いたイヤリングを沙紀にプレゼント。

最初は晴美に反発し、これを突き返しましたが、最終的には身に着けてくれました。

実は赤い石のブレスレッドは恭平からの贈り物。

晴美がまた自殺をしないように、止めてほしいという願いを込めたものでした。

それを沙紀の口から聞いた晴美は涙。

あぁ、自分はやっぱり愛されていると実感します。

ものすごーい細かいことを言っちゃうんですが…なぜ赤い石にしたんだ!

赤は行動力を上げたり積極性をあげる色。

自殺防止とは真逆なんですよね(汗)

事故防止や自殺防止なら、もっと他の色があったはずなんですが、なぜ…。

この意図だけが読み取れず悔しいばかりです。

恭平(平山浩行)殺しの犯人が警備員!?そこから浮上した衝撃の秘密

恭平殺しに加担していた松田秀明(赤楚衛二)。

彼は指輪の鑑定証を持ってきただけだというのに、文江に月50万円で雇われます。

その仕事内容は、シェアハウスの警備員兼、晴美たちの雑用。

そして、恭平を殺した犯人探しです。

文江はこの事件を追っている刑事、塚本(渡辺万起子)と内通しており、3人が容疑者として挙げられていることを聞かされます。

秀明はこれを探れと言われますが…いや、君だよね。

なんとも心苦しい立場です。

しかも、第3話へと続くチェインストーリーでは、茜から子供たちの遊び相手になるよう言われ、大いに振り回されます。

なんという辛い立場。

そんな秀明に関する秘密もここで浮上。

塚本たちが例のHPを探っていると、女の敵と書かれた上、「北神谷町未解決殺人事件」に関わっているとも書かれていました。

1995年に起こったこの事件を探ってみると、被害者欄になぜか秀明の名前が。

もしかして、秀明が恭平殺しに参加したしたのは復讐?

そんなふうに思わされる展開です。

そして、さらにさらに出てきた新事実。

それは、恭平はすでに余命宣告をされていたということです。

恭平の会社に忍び込んだ秀明は、3ヶ月前に病院から出された診断書を発見。

そこには「自己免疫溶血性貧血の可能性」と書かれ、余命半年と記載がありました。

つまり殺された時点で、恭平の余命は残り3ヶ月。

だから遺言書を残したというのです。

これを知らされた妻たちは、またショックを受けます。

それに加えて、より一層恭平の想いがわからなくなってしまったのでした。

『わたし旦那をシェアしてた』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

シングルマザーが悩みを分かち合い、結託して乗り越えていく、そんな姿が見られた回でした。

しかし、問題が解決したとしても、秘密が露わになればなるほど、糸がぐちゃぐちゃに絡まっている感覚に謎だらけです。

しかも、恭平と秀明にも何らかの縁があったりと、ややこしいことだらけです。

このサスペンスドラマは、落ち着く暇がありません。

それでも晴美たちは、恭平の愛を信じ続ける。

なんとも不思議な感覚に陥り続けながらも、次週を楽しみにします。

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