ミステリアスな役からSFアクション作品での陽気なキャラまで、演技の幅広さが魅力のカメレオン俳優、デイン・デハーン。
2012年公開の映画『クロニクル』で初主演を果たし、今作をきっかけに役者として世界に名を広めました。
また、一度見たら忘れられない美しい顔立ちが話題を呼び、多くのファンを虜にしています。
その美貌は、若き日のレオナルド・ディカプリオに似ていると話題になるほど。
整った顔立ちと、繊細な演技力が評価されている実力派俳優です。
2014年にはブランドPrada(プラダ)の春夏メンズコレクション広告モデルに抜擢され、洗練されたスタイルが話題を呼びました。
現在は、俳優業と並行して映画のプロデューサーも兼任。
数々の映画に出演し、観る人の心をつかんで離さない演技力で多くの人々を魅了しています。
今回はそんなデイン・デハーンのおすすめ出演映画を5作品、ストーリーを掘り下げながらご紹介します!
目次
デイン・デハーン出演おすすめ映画5選
『クロニクル』
孤独な日常を送る男子高校生アンドリュー(デイン・デハーン)、いとこのマット(アレックス・ラッセル)、クラスの人気者スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)の仲良し3人組はある日、森にある地下の穴の中で不思議なクリスタルに触れて超能力を手にします。
その力は、自由に空を飛び、物を宙に浮かすこともできますが、物を潰すことも可能で危険性が高いもの。
自分の日常に劣等感を抱いていたアンドリューは、この力を手にすることで無敵になったと信じ込みますが、注意するマットの気持ちを無視して徐々にアンドリューは自らを破滅の道へと進んでいきます。
2015年公開の『ファンタスティック・フォー』で知られるジョシュ・トランク監督初の長編映画として、2012年『クロニクル』は公開されました。
今作はPOV(Point Of View)という手法を使っていて、主人公の目線をそのまま映し出す撮影方法が特徴です。
主にホラー映画やゲーム実況などでも用いられる手法となっています。
このPOV手法により、まるで『クロニクル』の世界に入り込んだかのような臨場感を楽しめるので、デイン・デハーン演じる主人公アンドリューの目線で友人との会話や学校生活を共に過ごしている疑似体験を味わうことができます。
雲の上まで飛びキャッチボールを楽しむシーンなど、ファンタジー要素を盛り込ませていて非日常な気分に浸れるのも『クロニクル』の魅力の一つでしょう。
今作では、カメラを通して自撮りをするデイン・デハーンの様子が頻繁に映し出されるので、デイン・デハーンのイケメンぶりを堪能することができます。
また、初めは純粋無垢な高校生だったアンドリューが徐々に残虐な行いをするサイコパスな姿へと変化していく過程を、デイン・デハーンは見事に演じ切っています。
fran
『クロニクル』は、ある日突然強大な力を得たとしても、日常のありがたみや自分の周りの大切な人たち、今目の前にある幸せを忘れないでいることの大切さを教えてくれる作品だと感じます。
全体的にSFアクションとカメラワークならではの没入感を楽しめる作品になっていますが、改めて一人の人間としての大事なことを伝えてくれる映画です。
『クロニクル』がきっかけで一躍有名になった当時、デイン・デハーンは25歳。
現在までの歴代主演映画の中でも特に存在感を放つ作品になりました。
『キル・ユア・ダーリン』
名門コロンビア大学に入学したアレン・ギンズバーグ(ダニエル・ラドクリフ)は、自由な思想を好み活動している学生のルシアン・カー(デイン・デハーン)と出会います。
二人は、詩を共有することで心を通わせ、やがて友情以上の関係に。
しかし、ルシアンにはある秘密があり、徐々にミステリーに包まれた事件へと変貌していく様子が描かれた物語です。
『キル・ユア・ダーリン』は、1944年にコロンビア大学で起きた「デヴィッド・カマラー殺人事件」をベースに製作された実話映画です。
『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフや、『アベンジャーズ』シリーズと『ワンダヴィジョン』シリーズで活躍するエリザベス・オルセンなど豪華キャスト陣が勢ぞろいしています。
ストーリーの残酷な展開に胸が苦しくなりますが、セリフ一つ一つに重みがあり詩のような美しい言葉がたくさん登場するので思わずうっとりしてしまうでしょう。
fran
どこか影のあるミステリアスな演技が評価されているデイン・デハーンにはかなりのハマリ役だと今作を観て思いました。
また、『キル・ユア・ダーリン』で注目していただきたいのがデイン・デハーンの着ている衣装です。
クラシカルなセーターにライトブラウンのパンツやグレーのジャケットの装いは、『キル・ユア・ダーリン』の文学的な世界観をより魅力的に演出しています。
当時のレトロなファッションを見事に着こなしているデイン・デハーンの姿はとてもハンサムで見惚れてしまいます。
『キル・ユア・ダーリン』は、切ない物語なのですが、ダニエル・ラドクリフ演じるアレンがどんな状況でも詩を書くことを諦めず好きなことを貫き通す姿が印象的で、アレンの姿を見ると、「愛は人の感情をも丸ごと飲み込んでしまう恐ろしい面を持っているのと同時に、何かを成し遂げる原動力にもなる」ということを教えてくれます。
どこか放っておけない、繊細で不思議なオーラに包まれたルシアン・カーの役を見事に演じ切っており、デイン・デハーン出演映画の中でも特に外せない作品です。
『アメイジング・スパイダーマン2』
『アメイジング・スパイダーマン』の続編である『アメイジング・スパイダーマン2』は、主人公のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)とヒロインのグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)が高校を卒業し、それぞれ新たな道を目指すところから物語が進んでいきます。
ピーターのもとに、親友であるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)が久しぶりにNYに戻り姿を現し、オズコープ社の社長としてハリーが就任。
ハリーは、父から受け継いだ不治の病に悩まされており、病を治すにはスパイダーマンの血液が必要だと思い、スパイダーマンに助けを求めようとします。
ハリーが物語の中盤から登場することによって『アメイジング・スパイダーマン2』の展開がガラリと変わるので、この作品の中でデイン・デハーンは極めて重要な人物といえるでしょう。
今作のデイン・デハーンは珍しく悪役を演じており、普段はなかなか見ることのできない体を張ったアクションシーンにも注目したいところです。
デイン・デハーンの変貌ぶりが明かされるシーンでは、できるだけCGを使わずに特殊メイクをベースに仕上げており、よりリアリティのある姿が話題となっています。
そして、スパイダーマンの正体がピーターとは知らずに、ハリーがスパイダーマンのことを相談する切ない人間模様や、時折見せるデイン・デハーンのはにかんだ笑顔が世界中のファンを虜にしました。
父の仕事を継ぎ、社長となったデイン・デハーンの上司としての話し方や部下との関わり、そして悪役になるまでの墜落を観て感じたのが、デイン・デハーンは二面性のある役を演じるのがとても上手いという点です。
『クロニクル』や『キル・ユア・ダーリン』でも二面性のある役を演じており、物語冒頭の無邪気な少年のようなイメージと反対の、ダークな一面まで自然と印象が変わっていくので、同じ人物が演じているというのが驚きです。
まさにデイン・デハーンはカメレオン俳優といえるでしょう。
『アメイジング・スパイダーマン2』では、デイン・デハーンの無邪気な青年の姿と、恐ろしい悪役のどちらも楽しむことができる内容になっています。
『アメイジング・スパイダーマン2』に出演し、よりデイン・デハーンの知名度が上がり多くのファンを獲得することに繋がったことで、彼の新たな分岐点となったといえるでしょう。
『ディーン、君がいた瞬間』
1955年、アメリカで写真家として活動しているデニス・ストック(ロバート・パティンソン)は、当時無名の俳優であったジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティーで出会い、ディーンに対してこれから売れる俳優になると確信を持ち、雑誌「ライフ」に掲載するためにディーンと共にLAやNY、ディーンの故郷であるインディアナへと旅に出かけその様子を写真に残そうとする物語。
24歳に自動車事故により若くしてこの世を去ったジェームズ・ディーンの、死の直前までの日々を描く実話映画で、『トワイライト』シリーズで名を広めたロバート・パティンソンとの共演が実現し話題作となりました。
今作を観て衝撃を受けたのが、デイン・デハーンが当時のジェームズ・ディーンそのものだったことです。
ジェームズ・ディーンといえば、リーゼントヘアにタバコをくわえているクールな立ち姿をイメージする方も多いと思いますが、今作のシーンでもデイン・デハーンが同じようなたたずまいをしているところが何度も登場します。
デイン・デハーンが『キル・ユア・ダーリン』や『アメイジング・スパイダーマン2』で演じている時の声のトーンや話すスピードは、普段のデイン・デハーンに近いのですが、『ディーン、君がいた瞬間』では、少しつぶやくようにゆっくりと話す姿が印象的でした。
実際のジェームズ・ディーンも、主演の代表作『エデンの東』の中でつぶやくように話す姿が記憶の中に残っています。
fran
まさに、現代にもジェームズ・ディーンがここにいると感じさせてくれるような演技で、デイン・デハーンにとっても大きなキャリアになったことでしょう。
心が温まるジャズの音楽とともに繰り広げられる、デイン・デハーンとロバート・パティンソンの息がぴったりの会話劇をぜひ堪能していただきたいです。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
西暦2740年、連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)と相棒であるローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は、一千もの種族が住んでいる「アルファ宇宙ステーション」へと向かい、宇宙の平和を守る任務を任されます。
そこは、“千の惑星の都市”と呼ばれ、たくさんの種族が助け合い過ごしている大切な場所。しかし、ヴァレリアンはかつて夢の中で見た、ある種族が戦争に巻き込まれ宇宙船の墜落とともに惑星が滅亡するという不思議な光景が頭から離れません。
ヴァレリアンとローレリーヌは、夢の中に登場した種族と実際に出会い、彼らは現実で惑星が滅亡し生き残った種族だと知ります。
宇宙の貴重な惑星の滅亡に関して重要な秘密が隠されていると予想し、ヴァレリアンとローレリーヌは銀河を救う旅に出かけ、予期せぬ方向へと向かっていく様子を今作は描きます。
『ヴァレリアン』は、ジャン・レノやナタリー・ポートマンが出演する名作『レオン』(1994年公開)のリュック・ベッソン監督が手がけています。
今作の製作費は、1億9700万ユーロとなっており、当時フランス映画史上最高の製作費となりました。リュック・ベッソン監督の今作への並々ならぬ情熱を感じられます。
また、『ヴァレリアン』の原作は『スター・ウォーズ』にも影響を与えたと言われています。まさにSF作品の金字塔ともいえる作品。
実際に『ヴァレリアン』の宇宙船での旅や任務、宇宙人との交流のシーンを観ると、『スター・ウォーズ』の世界を連想させるものがあるので、『スター・ウォーズ』ファンの方にもぜひおすすめしたい作品です。
今作のヒロインは、映画『アンナ・カレーニナ』でスクリーンデビューし、女優・モデルとしてもキャリアを積むカーラ・デルヴィーニュです。
デイン・デハーン演じるヴァレリアンは、映画の中でカーラ・デルヴィーニュ演じるローレリーヌに片想いをしています。
ヴァレリアンは、ローレリーヌに対して「彼女以外何もいらない」と一途な気持ちをストレートに言葉にしながらともに任務をこなしていきますが、ローレリーヌにはなかなか想いが伝わりません。
なぜなら、ローレリーヌはヴァレリアンに対してプレイボーイの印象を持っているからです。
プレイボーイのイメージを脱するべくヴァレリアンは誠実な態度を見せますが、上手くいかずにやきもきしてしまう場面も。
fran
宇宙を駆け巡るデイン・デハーンの演技は他になく、敵と対面した際に華麗に飛び回る戦闘シーンも見どころ。
アロハシャツを着ていると思いきや、宇宙服で仕事をこなすギャップにもついつい見惚れてしまいます。
『ヴァレリアン』は、壮大なSFアクションと圧巻の映像美はもちろん素晴らしいのですが、ヴァレリアンとローレリーヌの恋愛模様にも注目していただきたいです。
美男美女と宇宙の旅はとてつもなくワクワクします。
また、物語の始まりに登場する、宇宙に進出した人類が、様々な格好をした宇宙人と握手を交わすシーンにグッときました。
そこでは、人類と宇宙人という種族の垣根を越えてお互いの違いを認め助け合うという大切なメッセージが込められているように思います。
銀河で繰り広げられるSFアクションが好きな方にはぜひおすすめしたい作品です!
デイン・デハーン出演おすすめ映画5選!まとめ
いかがでしたでしょうか。
作品一つ一つに圧倒的存在感を放ち、観る人の心をつかんで離さない実力派カメレオン俳優、デイン・デハーンが出演したおすすめ映画5作品をご紹介しました。
今年2026年には新作映画『Wardriver』(原題)で主演に抜擢されアメリカで3月に公開、配信されています。
日本での公開や配信も期待したいところ。
映画プロデューサーとしてのキャリアにも挑戦し、常に新しいことにどんどん取り組む姿は、ファンとしても嬉しいですし期待する声が多く挙がっています。
繊細な演技や、役柄によって雰囲気がガラリと変わり様々な表情を見せてくれるデイン・デハーンの今後の活躍がとても楽しみです!











