Netflixオリジナルドラマ『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』のご紹介です。
原作は韓国お得意のウェブ漫画です。しかも作家が元精神科のナースだとか。
精神科が舞台なだけに色々考えさせられるところがありましたね。
いつ自分や周りの人が精神科のお世話になることがあってもおかしくない現代ですから、ゆっくりじっくり観てほしい作品です。
それでは早速『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』をネタバレありでご紹介していきます!
・ちょっとおかしな医師の役にはヨン・ウジン
・主人公ダウン(パク・ボヨン)の成長と心の動きに注目してほしい!
目次
『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』の主演・注目キャスト
【パク・ボヨン】(役:【チョン・ダウン】)
・内科で3年務めた後、精神科に異動になった
・本人は一生懸命やっているつもりだが周囲からは疎まれている
・優しくて誠実、患者と向き合おうと努力する
【ヨン・ウジン】(役:【トン・ゴユン】)
・ダウンと同じ病院の肛門外科の医師
・指をポキポキと鳴らすクセがある
・こうと決めたら突き進むタイプ
【チャン・ドンユン】(役:【ソン・ユチャン】)
・ダウンの幼馴染
・大企業に勤めていたが、パニック障害を発症し退職
・実家のチキン屋を手伝っている
【イ・ジョンウン】(役:【ソン・ヒョシン】)
・精神科病棟の師長
・時には厳しく、時には優しく後輩の看護師たちを導く
【ネタバレ】『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』あらすじ・感想
精神科病棟の内情
ミョンシン大学病院で看護師として勤務するチョン・ダウン(パク・ボヨン)は3年目で内科から精神科に異動になりました。
精神科勤務の初日を迎え、看護師長から説明を受けるシーンからドラマはスタートします。
名札のストラップはダメ、クリップを使用する、靴は紐のないもの、シャワー室のシャワーは全て埋め込み式、ドアの取っ手も特殊な形、各部屋の丁番も紐を掛けられないようにピアノ丁番、ペンはシリコン素材か0.5ミリ以上の太めのもの、ハサミの持ち歩きは禁止。
その他にも一般の病棟との違いが多くて、いきなり精神科の洗礼を受けた感じですね。
Tomomo
いきなりダウンが担当した患者は躁状態で入院した患者でした。
確かにパッと見は普通に見え、病気じゃないのに入院させられた、夫以外に好きな人がいるとダウンに訴えました。
しかし本当は、その患者が夫以外の男性にストーカー行為をしていたのです。
それを聞いたダウンが患者にそのことを言ってしまい逆上されて、患者はパニック状態になりダウンは叩かれてしまいます。
Tomomo
裸で病棟内を踊り歩き、捕まると発狂して失禁した患者を見て呆然とするしかないダウン。
本で学ぶのと実践の違いにダウンは初日から疲れ切っていました。
壊れていくダウンの心
精神科病棟には色々な患者がいます。
その中の患者の1人が退院後に自殺してしまいダウンの心は壊れ始めます。
患者が亡くなった翌日はオフで1日寝ていたダウンは、オフの翌日いつも通りに出勤します。
その後もいつも通り仕事をしている様子に周囲は心配しますが、仕事で気を紛らわせているのだろうと思っていました。
ダウンの異変に気がついたのはダウンのことが好きなゴユン先生(ヨン・ウジン)でした。
ダウンは患者が自殺したという事実を記憶から消し去っていたのです。
Tomomo
家族や身近な人が自殺すると、残された家族はPTSD(心的外傷後ストレス障害)になります。
助けてあげられなかった罪悪感、あの時話を聞いてあげればという後悔、突然で実感のない死、辛いうえに気持ちのやり場がなくて現実を受け入れられないんですね。
自殺した家族の会に亡くなった患者の家族がいてダウンは患者の死を思い出しました。
それでも笑顔を浮かべ周囲に迷惑をかけて申し訳ないと謝っていたダウンでしたが、患者を診ながら悲しみから逃れられない自分に気がつきました。
Tomomo
休みたいと師長に申し出たダウンは食事もせず寝ていることが増え、歩くことすらままならないほど憔悴してしまいます。
ゴユンに病院に行くよう勧められても自分がうつ病とは認めなかったダウンでしたが、車が多く走っている道路に飛び込み、自殺未遂をしてしまい強制入院となりました。
精神科での治療
病院のベッドの上で目を覚ましたダウンは精神科の保護病棟に自分が入院させられていることを知りました。
退院する方法は精神科の看護師なので良く知っています。
とにかく早く退院したい、その一心でした。
薬を飲むと精神疾患の患者だと自身で認めることになるから薬は飲みませんでした。
患者扱いされることに納得がいかないダウンは面会に来た母親に退院させてほしいと訴えますが、母親は死にそうで不安だとダウンを言い聞かせます。
Tomomo
医師との面談の中で、自分が走っている車に向かって突進したことを思い出して、やっと自分が重症だと気がついたダウンは混乱していました。
しかし自分が病気だと気がつくことが治療の第一歩なので少しだけ前進したみたいでした。
治療に前向きになったダウンは少しずつですが表情も明るくなっていきます。
「周りの人が幸せであってほしい」とダウンが言うと、医師が「自分は幸せじゃなくていいの?」と言いました。
Tomomo
自分を褒める習慣がつき、そして三食きちんと食べる、夜になれば寝る、そんな日常生活が送れるようになるとダウンはやっと退院することになりました。
職場への復帰
退院後、職場に復帰することになっていたダウンですが、ダウンが精神科に入院していたことは師長しか知りません。
しかし、退院前にダウンが入院していた病院でミョンシン大学病院の患者に会ってしまい、しかもその患者がミョンシン大学病院に転院することを知ります。
そのせいでダウンは不安になり、なかなか復帰できずにいました。
そんなダウンを訪ねてきたゴユンは、自分を卑下するダウンに対して泣いて訴えました。
そして「僕の好きな人を悪く言うな」と言い、復帰を拒むダウンに呆れた様子で去って行きました。
Tomomo
なかなか出勤しないダウンを説得しに来た師長にダウンは泣きながら「本当は看護師でいたい」と訴えました。
他人にどう思われようと、明日から堂々と出勤しなさいと言われたダウンは、やっと復帰することができました。
しかし、患者たちの間でダウンがうつ病で入院していたことが広まってしまいます。
入院している患者の保護者達がダウンを辞めさせろとデモをしたりすることで、病院内の視線も冷たいものになっていきます。
結局、家族懇談会が開かれることになりました。
精神疾患の看護師に家族は任せられないと言う保護者に師長は言います。
「心を病んでいる人間は社会生活をしてはだめですか?ではあなたたちの家族も社会にはでられませんね」
Tomomo
その後、ゴユンの訴えで院長までもが動き問題は解決します。
そしてダウンはゴユンの気持ちに向き合うようになり、2人は付き合うようになります。
ダウンは自分の病気になった経験を活かしながら、看護師を続けます。
天気のように気持ちが暗くなる時もありますが、周囲の人に支えられながら・・・。
『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
韓国ドラマ『今日もあなたに太陽を-精神科ナースのダイアリー-』をご紹介しましたが、いかがでしたか?
まずはさすがパク・ボヨンと言うべきでしょうかね。
素晴らしい演技だったと思います。
特にうつ病になった時のダウンは本当に今にも死にそうで見ているだけで辛かったです。
誰もが精神疾患を患う可能性があり、それは自分自身かもしれないし、家族かもしれません。
そんなことを考えさせられる作品でした。
ストレスが多い現代、見えないところで苦しく辛い時間を過ごしている人があなたの周りにもいるかもしれません。
自分を幸せにする、自分を愛してあげる、自分のために生きる。
当たり前なことのようですが、当たり前ではない人がいることを心に留め置きたいと思います。
心に余裕のある時にひとつ、ひとつのセリフに集中して観てほしい作品です!
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