「出会いのきっかけをつくる広告のお仕事、とっても素敵だと思います!」
人気作家が発したこのひと言が、映画広告のアイデアに行き詰ったクールでドジな会社員(27)に最高の閃きを与えます。
クールドジ男子5人が大集合しちゃう、第18話「貴之と元晴」。
それぞれの“ちょいドジ”から、楽しくてオモシロイ化学反応が起きちゃいます!
目次
アニメ『クールドジ男子』前回第17話のあらすじと振り返り
京都に住んでいる、27歳のクールでドジな小説家・五十嵐元晴(CV.古川慎)。
元晴には、小説を書きはじめるきっかけをくれた忘れられない友がいます。
学校の図書室の本を全制覇して読む本がないと嘆く彼に、小説を読ませたいと思ったのが元晴が物語を紡ぎはじめたきっかけ…
元晴は、小学生のときに出会ったその本好きの友達と最近再会しました。
彼の名は、三間貴之(CV.梅原裕一郎)。
元晴の小説が映画化され、偶然にもその広告担当が貴之で…!
大人になるまで小説を書くのを諦めていた小学生の元晴の背中を、いま書けばいいと押してくれた貴之。
「クールだけどドジな貴之を主人公にしたい!」
稀有な存在である貴之は、書きたい気持ちを刺激してくれました。
自宅の湯船に浸かりながら、“はじまり”を思い出して懐かしむ元晴。
小説家になりたいという夢を、リアルに導いてくれた貴之との再会に縁を感じます。
急にわくわくしだした元晴は、唐突に決意します。
「そうだ、貴之がいる東京へ行こう!」
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第18話、元晴&貴之の友情が再燃の兆しが…!
ラスト、ファンが歓喜した“胸アツな名前呼び”は必見です!!
【ネタバレあり】アニメ『クールドジ男子』第18話あらすじと感想
マウスを“あれ”と間違うクールドジ会社員(27)が、仕事に行き詰る!
駅の一面をどんな広告にするか…
映画「失われた日記」広告担当・三間貴之(CV.梅原裕一郎)は、いまだかつてないプレッシャーを感じながら会社のデスクに座っています。
仕事で関わることになった小説家が昔の友人でした。
あの頃返せなかった小説のように、今回の仕事では中途半端なことはしたくない。
元晴が、広告は僕でよかったと思ってもらえるようなものを作りたい!
はやる気持ちとは裏腹に全くいいアイデアが浮かばなくて、彼は頭を抱えます。
貴之の焦る気持ちがマウスに乗り移ったのか…
急にマウスのカーソルが動かなくなります。
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貴之がマウスの不調を訴えると、爽太が心配します。
「ちょっとみせて…ミント!?」
手元を見て、思わずツッコむ爽太。
なんと、貴之はミントケースをマウスと間違ってにぎっていました!
そりゃ動かないはずです。
「みせてミント?」
貴之は、自分のドジよりも、爽太の偶然ダジャレの方が気になりますw
息抜きで出かけた街で、小説みたいな出会いアリ!
「友人との仕事で張りきるのもわかるけど…」
仕事に行き詰っているのを察した爽太が、貴之に少し休憩をするよう提案。
人気作家の五十嵐元晴が三間の友達だと知った桃崎(CV.白石晴香)は、驚きます。
元晴は、桃崎の仲良くしているバンドと深い親交があるらしい。
「五十嵐先生もバンド活動は息抜きになってアイデアにつながるって…ぜひ、三間さんも!」
桃崎のアドバイスを受け、三間は外出を決めます。
元晴の小説「失われた日記」は、ドジな主人公が同じ過ちを繰り返さないように日々の失敗談を綴った日記をどこかで落とした所からはじまります。
ささいな出来事から、やがて大きな展開へ!
この小説の設定を広告にも活かせたら…
駅の広告という、あの限られたスペースをうまく物語に絡められたらいいんだけどな。
頭の中を小説のことでいっぱいにして歩く貴之の足先に、誰かの手帳が落ちてきます。
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落とし主はなんと“彼”でした!
夜の公園にて…&1匹の柴犬とクールドジ男子5人が大集合!
うっかり、手帳をカバンから落とすドジをしたのは五十嵐元晴(CV.古川慎)でした。
京都住みのはずの元晴との遭遇に驚く貴之…
あまりにもびっくりして、うっかり元晴を名前呼びしちゃいそうになります。
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ちょうど物件周りの環境確認に訪れていたらしい。
元晴が書いた小説の映画広告の仕事に行き詰ったとはいえない貴之…
気まずい思いをしていると、目の前に救世主の柴犬が現れます!
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散歩初心者の彼は、ドジってさくらのリードを離してしまったらしい。
一緒にきたクールドジ専門学生の四季蒼真(CV.千葉翔也)が、さくらを見つけてホッと胸を撫で下ろします。
「すみません。俺の犬っす!」
さくらの飼い主であるクールドジ高校生の二見瞬(CV.内山昴輝)が、驚かせた貴之&元晴に謝ります。
出会いほど、自分を変えてくれるきっかけはない。
「俺のせいで…すみません。」
散歩してみたいと挑戦し、ミスった颯も貴之と元晴に平謝り。
颯は、元晴の事をどこかで見たことがある気がします。
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颯は、まだ元晴が自らが敬愛する小説家だと知る由もありません。
楽しそうな若者3人組の様子を、27歳コンビが見守ります。
「若い子達と仲良くなって、忘れかけていた気持ちや新しい刺激を貰えたりして。こういう友達という存在もいいものだと思いました。」
颯たちとのいい関係性について元晴に話す貴之。
貴之の話を聞いて、元晴も小学校の頃を思い出して語ります。
「たしかに…昔、僕もとある友人との出会いがきっかけで、今まで自分になかった新しい考え方に気づきました。」
元晴はとてもいい表情をしながら続けます。
「出会いほど、自分を変えてくれるきっかけはないです。人に限らず…自分の凝り固まった世界を揉みほぐしてくれるのは、いつだって“外部からの刺激”です!」
頭皮を可愛くもみもみ&にこにこしながら、元晴は自分のキモチを貴之に話します。
愛犬さくらの糞はまるで石!?クールドジ会社員が大爆笑!
「だから、出会いのきっかけを作る三間さんの仕事…僕、とっても素敵だと思ってます!」
元晴に言われて、ハッとする貴之。
随分、初歩的なことを見失ってしまっていたことに気がつきます。
元晴に認めてもらうことばかりを考え、これから作品に出会う人に目を向けていなかった…
「出会いか…」
人とものの出会いをつなぐ、広告が担う大切な役割を貴之は改めて考えます。
颯みたいな原作ファンがみてもイメージが崩れないないような伝え方を大切に…
瞬のような本を読まない人にも映画に興味を持ってもらえるような見せ方を…
蒼真のような人はクリエイティブで遊び心のあるものなら、きっと足を止めてくれるはず。
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さくらの糞を回収した颯がひと言。
糞を確認した蒼真も「ホント石みたい…」とコメント。
すると、瞬が「いや…それ石だろ!」とツッコミます。
恥ずかしくて赤面する颯と、震えながら笑う蒼真。
そして、動じない瞬。
それを見て、元晴は「僕とも友達になってくれないかな…」と呟きます。
糞間違えのドジがツボった貴之は「ホント面白い!」と思わず吹き出します。
尊き友情が再燃!そして、最高の“参加型映画広告”が誕生!!
「元晴、きょうは会えてよかった!」
小学校のときと同じ呼び方をする貴之。
自分のことを覚えていないと思っていた元晴は不意打ちの名前呼びにびっくり!
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いいアイデアが浮かんだ様子の貴之は、すぐ仕事モードへ!
去り際、貴之はきゅんとさせるひと言を放ちます。
「貴之!」
会社に戻っていく友の背中に向かい、久しぶりに名前を呼ぶ元晴。
僕のこと、覚えてた!
そこには、子供の様に無邪気な顔で嬉しそうに笑う27歳がいました。
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あなたの物語が、今、動き出す。”
映画「失われた日記」の広告は、書いた失敗談を貼れる参加型の広告!
みんな、その広告の前に立ち止まって、ときに笑い…ときに涙していきます。
それを見た元晴は「貴之の仕事は、やっぱり素敵な仕事だよ!」と感激します。
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人を巻き込んだ素晴らしいデザインは、デザインを学ぶ蒼真にもいい刺激を与えたよう。
アニメ『クールドジ男子』の次回に期待するもの
両想いな友情の再燃に心が温かくなりました。
第19話のタイトルは「メンバー入り」。
とうとう、人気作家が正式にクールドジ男子の仲間入りをしそうです!