大切な“初めて”を見せた友達を、いまでも覚えていますか?
第13話「再会」では、クールドジな会社員(27)が“さよならを言えなかった転校生の友達”と再会を果たします。
無自覚ドジさんらしい再会が焦れまくるストーリーに、クスクスさせられますw
目次
アニメ『クールドジ男子』前回第12話のあらすじと振り返り
クールドジ送球部高校生・二見瞬(CV.内山昴輝)の負けたくない日がやって来た…!
今日は、インハイをかけた大会の当日です。
緊張感もあってか、会場入口を間違える瞬。
聞けば、応援に来る予定の四季蒼真(CV.千葉翔也)も電車を間違えて遅刻中だとか…
年下コンビのドジっぷりに、年長組の一倉颯(CV.小林千晃)&三間貴之(CV.梅原裕一郎)は心配します。
試合がはじまると、瞬はガッチガチでミスを連発!
それを救ったのは、遅れて駆けつけた蒼真のドジ(カメラのレンズキャップ外し忘れ)でw
ドジにめげない蒼真を見て肩の力が抜けた瞬は、本来のプレーを取り戻して活躍します。
健闘むなしく瞬のチームは敗退…そして、先輩たちは引退。
可愛がってくれた先輩たちへ、瞬は自分たちの代ではインハイに行くと約束します。
そのために瞬は、試合後も休まずにお気に入りの歌を口ずさみながら公園ランニングへ。
すると、偶然にもその歌を書いた男・五十嵐元晴(CV.古川慎)が瞬とすれ違い…!
元晴は、瞬が全力ハナウタしてくれていることに嬉しくなるのでした。
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第14話も、青春時代に関わるお話…転校してしまった友との再会が描かれます。
でも、ちょっとドジな大人は…
エモいはずの再会のシーンでも鈍感っぷりがさく裂しちゃうんですw
アニメ『クールドジ男子』第13話登場人物
五十嵐元晴(CV.古川慎)
猫を飼っている(名前はうに)、27歳の小説家。
ドジに関しては“天才型自己完結タイプ”!
たとえミスってもドジを前向きに捉えて「いい経験になった」と自己完結できる…
なんてことないドジに対するスルースキルが非常に高い人物。
「人を知らないと人を知れない」という信条を強く持って物書きをしています。
コミュ力高めで誰とでも仲良くなれてしまう、超フレンドリーな性格の持ち主!
大人っぽい余裕感&無邪気な笑顔が魅力的で、いとも簡単に人の懐に入って心を掴んでしまいます。
小学4年生まで、三間貴之と同じ神奈川に在住!
貴之とは、どうやら顔見知りっぽいのですが…!?
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古川さんの耳心地いい声は、天然人たらしな五十嵐元晴にピッタリなんです!
【ネタバレあり】アニメ『クールドジ男子』第13話あらすじと感想
クールドジ会社員の梅雨時間は…読書!
季節は梅雨。
アジサイを濡らす音をBGMにして、三間貴之(CV.梅原裕一郎)が部屋で本を読んでいます。
「作者が与えてくれた情報を頼りに、イメージもサウンドも読み手が補う。切れない集中力に、次第に雨音も遠ざかる…それは、きっと“晴れ間に等しいもの”だと思う。」
三間の読書時間に対する思いが語られます。
全集中で活字と向き合う中、三間はいま読んだ文に見覚えがある気がしはじめました。
そして、三間は気づきます…「また、同じ行を読んでしまった!」ということに!
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ポップで楽しいメロディーなのに、歌詞がなかなか深くて…イイ!
三間は物を書く人のことを尊敬しています。
なんとなく、昔に身近にそれができる人物がいたような気がしてなりません。
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直前の記憶すら曖昧な彼は、過去の記憶も当然ぼや〜っとしちゃってて…
このことが、後に昔の親友をとても切なくさせてしまいます。
さよならと感想を伝えられなかった転校生・五十嵐元晴くん。
なんだか懐かしい記憶…小学4年生の貴之が登場します。
雨の日の教室にて。黒髪で色白の少年が、貴之に話しかけます。
「これ、僕が初めて書いた小説…転校するまでに間に合ってよかった。貴之が最初の読者になって、読んだら感想聞かせて!」
貴之は、“小説…作・五十嵐元晴”と表紙に書かれたノートを渡されました。
しかし、彼が転校してしまう最後の日に、貴之は熱を出して学校を休まねばならず…
とうとう転校してしまう元晴くんに、感想を伝えることはできませんでした。
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四季爽太(CV.興津和幸)の声で、三間貴之は小学生から会社員に戻されます。
三間は、コーヒー販売機の前でお金を入れずにカフェオレの砂糖入りボタンをただただ押していました。
今日は、貴之が過去作を読み漁るほどハマっている小説家の先生との打ち合わせの日。
「ガチガチせずに、ワクワクしとけ!」と緊張をほぐそうとする四季先輩。
今日初めて会う小説家・五十嵐元晴先生…
彼の著書である「失くした日記」という本の映画化プロモーションを、三間が担当します。
貴之は、五十嵐先生の見覚えのある名前に親近感を抱いています。
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偶然の一致ではないのです!
マイペース男・五十嵐元晴が、かつての親友に再会!
新宿駅南口の待ち合わせ場所を間違えて、約束の時間に遅れた五十嵐元晴(CV.古川慎)。
「東京人じゃないから大目に見て…“白川ちゃんは今日も怒っている”ね?」
「怒ってないけど心配した!」と怒る白川(CV.川澄綾子)。
マイペース男と白川に罵られても、怒られてもめげることなくどこまでもポジティブ!
「“白川ちゃんは今日も怒っている!”って、ゴロもいいし漫画のタイトルっぽい!」
元晴は、冗談を言って無邪気な笑いで返します。
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株式会社TMCBプランナー三間貴之という名刺を渡しながら、元晴に挨拶をする貴之。
小学校以来の再会…元晴は一瞬でかつての親友に気づきますが、貴之は気づいていません。
貴之は元晴の小説のファンだと言って会えたことを嬉しそうにします。
「もっとおじさんかと…意外と若い人なんだな五十嵐先生は。」と、心で呟く貴之。
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五十嵐先生はエスパー!?
打ち合わせがはじまりました。
「作品の舞台が神奈川なのは、子供の頃にちょっと住んでいたからです…」と元晴。
「うちの三間がそこ出身でして!」と四季が話を広げます。
「そんな気はしてました!」とほほ笑む元晴。
すると、三間は元晴にファンとしての熱いまなざしを向けます。
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そのまなざしに気づいた元晴が、貴之に猛チャージをかけます。
「三間さんは、葉山小学校ご出身の今年27歳ですか?担任の田中先生覚えてますか?小学校4年生の頃には、図書館の読みたい本すべて読んでしまっていた?」
親友だったので当たり前なのですが、すべて的中!
やりとりを聞いていた白川&四季は「この2人知り合いじゃね?」と気づきます。
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相変わらず鈍い?それとも、もう忘れちゃった…?
鈍感な貴之だけは「占い師みたいなすごい観察眼をお持ちだ!」と唸ってばかり…
元晴もその言葉にのっかって「まだ力の半分も出していませんよ?」と笑います。
本題に戻り、書き下ろし小説の掲載の話題になります。
イメージ画像を見せようと、貴之が自分のスマホ画面を元晴たちに見せます。
ところが表示画面を誤り、かつて大流行したブレモンサイトが表示されちゃって…
ミスが露呈しても、貴之は淡々とクールにドジの釈明をします。
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ここで元晴がついに、かなり踏み込んだエピソードを投入します。
「この2人…もう絶対に知り合いだ!」白川&四季は脳内で確信します!
とうとう、この打ち合わせ中に貴之が元晴を同級生だと気づくことはありませんでした…
人が多い東京ってワクワクするね!
「五十嵐先生と絶対知り合いだろ!?」
先生たちを見送った後、四季が貴之にツッコみます。
「…確かに、同じ名前の友人は昔いました。そういえば、その友人と文章の書き方の癖が似ています。」
四季は「ここまできて、気づく要素それ!?」と驚きます。
「本人だったのか…」やっと気づいて、四季以上に驚きを隠せない三間。
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「昔ちょっとだけ。相変わらず鈍かったのかな。それとも、もう忘れちゃったかな…?」
一瞬、すこし切なげなトーンで語る元晴。
でも、元晴はすぐに白川を見ながら無邪気な笑顔で話しだします。
「なんにしても、いろんな縁が生まれやすいと考えると…人が多い東京ってワクワクするね!」
アニメ『クールドジ男子』の次回に期待するもの
エンディングテーマもPICGの「たいせつ」に変わりました!
「クールドジ男子」声優5人が歌うしっとりバラード。
「涙もあやまちも“大切な今日”さ」という歌詞がじんわり沁みてきます。
かつての友との再会に気づけなかった過ち(ドジ)を描いた第13話にも、ぴったりなエンディングでした。
決して忘れてた訳じゃないことが伝わって欲しい…です。
第14話「いいところ」は、どんな話が展開していくのか楽しみです。