幅広いアニメファンから絶大な支持を得ている『コードギアス』ですが、TVアニメ・劇場作品ふくめ非常に作品数が多いので、「気になってるけどなかなか手を出せない。」という方も多いのではないでしょうか?
ひとつお伝えしたいのは「もったいない!」です。
考え込まれたストーリー、戦闘シーン、心理戦の要素あり、感動あり、とすべてが揃っている神アニメと言っても過言ではありません。
衝撃の最終回は、涙が止まりませんでした。
- 考え込まれたストーリーや心理戦は抜群の見応え
- 大規模で行われる戦闘と緻密な戦略には、ため息つくほど圧倒される
- 衝撃の最終回は、確実に涙が止まらなくなる
それではさっそく『コードギアス』の基本シリーズを解説していきたいと思います。
目次
『コードギアス』とは?
超能力(ギアス)を手に入れた主人公・ルルーシュが、妹のために大国ブリタニアに立ち向かい、世界を壊し、世界を作る壮大なSFロボットアニメーションです。
タイトルになっている「ギアス」とは、作品に登場する特殊能力のことを指しています。
また、『コードギアス』はシリーズ化されており、シリーズの概要はすべてをまとめた表でご確認ください。
放送年 | タイトル | 話数 |
---|---|---|
2006年 | コードギアス 反逆のルルーシュ | 全25話 |
2008年 | コードギアス 反逆のルルーシュR2 | 全25話 |
2012年 | コードギアス 亡国のアキト 第1章 | 全1話 |
2013年 | コードギアス 亡国のアキト 第2章 | 全1話 |
2015年 | コードギアス 亡国のアキト 第3章 | 全1話 |
2015年 | コードギアス 亡国のアキト 第4章 | 全1話 |
2016年 | コードギアス 亡国のアキト 最終章 | 全1話 |
2017年 | コードギアス 反逆のルルーシュI 興道 | 劇場版 |
2018年 | コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道 | 劇場版 |
2018年 | コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道 | 劇場版 |
2019年 | コードギアス 復活のルルーシュ | 劇場版 |
本記事では、『コードギアス』の基本ストーリーとなる『コードギアス 反逆のルルーシュ』TVアニメ2作品についてをまとめています。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』声優・キャラクター紹介
ルルーシュ・ランペルージ(声優:福山潤)
- 本名ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。物語の主人公。
- 元ブリタニア帝国第11皇子でありながら、ブリタニアを憎んでいる。
- 頭脳は一級品だが、体力は全くない。
- 命令を一度だけ絶対服従させるギアスをもつ。
- ゼロとしてカリスマ性を発揮してブリタニア帝国への復讐を遂行する。
C.C.(シーツー)(声優:ゆかな)
- 死ぬことを目的にルルーシュにギアス与える協力者であり、共犯者。
- 不老不死のミステリアスな少女。
枢木スザク(声優:櫻井孝宏)
- 日本の元総理大臣の息子でありながら、ブリタニア軍の所属する軍人。
- 温厚で真面目な人間であるが、後ろめたい過去を抱えておりトラウマになっている。
- ルルーシュの親友でありながら、最大の障害として立ちはだかる。
- 戦闘能力は非常に高い。
紅月カレン(声優:小清水亜美)
- 日本人とブリタニア人のハーフ。
- 兄の遺志をついで、反政府活動に参加する。
- パイロット能力が高く、黒の騎士団のエースパイロット。
ナナリー(声優:名塚佳織)
- ルルーシュの妹で元ブリタニア皇女。
- 母親の暗殺事件に巻き込まれた結果、目が見えず足も不自由。
- ルルーシュの唯一無二の妹で溺愛されている。
【ネタバレ】『コードギアス 反逆のルルーシュ』あらすじ・感想
魔神のはじまり
鬱屈の日々を過ごしていたルルーシュは、テロに巻き込まれて謎の少女C.C.(シーツー)と出会ったことで運命の歯車が回り始めます。
ブリタニアに立ち向かうことができるだけの特殊能力ギアスの力を手に入れたことで世界を巻き込んだ復讐劇が始まります。
それにしても、ルルーシュとC.Cの出会いはまさに衝撃のはじまりでした。
まさかいきなりメインキャラで重要キャラのC.C.が頭を撃ち抜かれるとは…。
つかみから話にのめり込みそうになりました。
やはり神作品はスタート直後から心を掴まれますね。
エリア11(日本)とブリタニア
ギアスという超常の能力を手に入れたルルーシュによる復讐ですが、そう簡単には上手くいきません。
ルルーシュの親友であるスザクがブリタニア側として、敵として立ちはだかるからです。
コードギアスの魅力を引き立たせているのは複雑なキャラの立ち位置と言っても過言ではないでしょう。
元ブリタニア皇子のルルーシュやハーフでるカレンが日本側でありながら、日本人でありルルーシュの親友であるスザクはブリタニア側。そして、どちら側か謎のC.C.。
ちぐはぐな立場ですが、これらのキャラ配置が後々にストーリーにうまいこと噛み合って話が面白くなっていくのです。
黒の騎士団
ルルーシュはブリタニア帝国に対抗するために世論を味方につけた黒の騎士団を立ち上げるシーンも見逃せないでしょう。
コードギアスの名シーンとして挙げられる黒の騎士団設立を発表したシーンは、ド派手に登場した演説に心が震わされます。
演説時の言葉、挙動は見入ってしまいました。
ルルーシュのカリスマ性が溢れていますね。
新型ナイトメアと圧倒的戦略
中盤になってくると、ナイトメア・フレームという人形ロボット兵器の戦いが白熱していきます。
特に新型のナイトメアとしてスザクが乗るランスロットとカレンが乗る紅蓮弐式は別格のかっこよさ。
2体ナイトメアの戦闘ポテンシャルは他の機体からズバ抜けており、機動力といい、戦場を舞う姿といい戦闘シーンが圧巻です。
なかでも一押しなのは、武器の輻射波動。
相手をつかんで爆発させる姿は、ただひたすらにかっこいいとしか言いようがありません。
そして、かっこいいナイトメアフレームを更に引き立たせるのが、ルルーシュの戦略術。
戦略予想、ブラフ、陽動、毎話ごとにルルーシュの策略が唸り、予想を裏切るどんでん返しに気がついたら作品に惚れ込んでしまいます。
カリスマ性を備えたルルーシュの1つ1つの仕草、演技がすべて絵になっており、目が離せないですよ。
ギアス能力者とギアス教団
そして、物語中盤以降でルルーシュ以外にもギアス能力者が登場してルルーシュの前に立ちはだかります。
全員とも性格のクセが強くて面白いです。能力も全部デタラメ反則級で、ひとりで多数の敵と戦えるレベル。
ギアスの研究などをしている教団のトップは子供にしか見えないですし、教団に改造されたジェレミアも異色のナイトメア・ジークフリートで登場し、調整不足のせいで挙動もいろいろとやばかったです。
ギアス暴走と決着
そんな戦いに明け暮れるなかルルーシュはギアスの使い過ぎで、能力が暴走して常時発動状態になってしまいます。
ルルーシュの能力は絶対遵守。言った言葉で相手を支配することができるという便利な能力とだれしもが思いますよね。
ただ、冗談など意識しないタイミングで「死ね」とか暴言を吐いた瞬間に相手が自殺するとなったら、うかつに言葉も話せない呪いです。
しかし、暴走が起きるなんてつゆ知らず、悲劇は発生します。
結果的にルルーシュやスザクの仲に決定的な亀裂が走り、話は急速に進んでいくのです。
負の連鎖が始まり、第1期の最後である、ルルーシュとスザクの対面シーンはハラハラが止まりません。
互いに銃を突きつけたまま1期が終了するという…。
とても気になる終わり方を演出してきましたw
そして、物語は第2期の『コードギアス 反逆のルルーシュR2』へと続いていきます。
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【ネタバレ】『コードギアス 反逆のルルーシュR2』あらすじ・感想
帰ってきたゼロ
第1期で訪れた最大の山場からの再開かと思えば、まさかの日常スタート。
あれ?ルルーシュとスザクはどうなったの?という疑問感がすごかったですが、徐々に解説が入りましたね。
皇帝にギアスで記憶を書き換えられ、ナナリーがブリタニアにさらわれ、偽りの弟に代わっていたのをC.C.と黒の騎士団がルルーシュに接触して記憶を取り戻す。
記憶を取り戻してゼロが復活するシーンは鳥肌が立ちました。
第1期からの期間が長くて、待ちわびていたので、興奮がすごかったのです。
ナイトオブラウンズ
ブリタニア帝国でも、10人だけの皇帝直属の最強騎士・ナイトオブラウンズにスザクが…
第1期最後の決着後に、皇帝にルルーシュを引き渡した功績でラウンズ入り。
まさか、スザクがこんないきなり上の立場になっているとは思わなかったので驚愕。
ですが第1期で色々ありすぎて、雰囲気がすごく冷酷になっている感じがします。
牽制しあう2人
記憶が戻ったことを隠すルルーシュ。
記憶が戻っていると疑うスザク。
この2人のやりとりが細かい、そして大いに見応えがありました。
変装、偽装工作のオンパレードですね。
まさか、メイドのサヨコさんがここまですごい人だったとは…きっとこの場面は驚きますよ。
シャーリー死す
まさかシャーリーが死ぬとは…
しかも、ロロが殺すとは…
死んでほしくなかったキャラが死ぬのは悲しいです。
ルルーシュとの別れのシーンは涙なしには見られません。感動必至。
ここまで健気に第1期ではつらい思いをしていたのに、ここへ来て死んでしまうはかわいそうでなりませんでした。
中華連邦
今作(R2)では、日本だけではなく、中華連邦も大きく関わってきます。
中華連邦が、黒の騎士団と手を組んだことによって戦力が大幅アップしました。
ここでひとり、エース級パイロットの黎星刻(リー・シンク)が出てきます。
戦術、戦闘力ともにある最強キャラのひとりでしょう。
決戦前
日本でもう1度奪還作戦が行われるため、ブリタニアに囚われているナナリーの安全を考えて、ルルーシュはスザクに自分の記憶が戻っているのを告白して助けを求めます。
直接会って話をし、もう一度だけナナリーのために手を取り合う流れでしたが、ブリタニア兵の乱入によってルルーシュが捕まってしまいます。
このシーンはすごかったです。
これほどまでに、この2人は互いに手を取り合うことがないのかと思い知らされました。
グレン新型
東京決戦で、カレンのナイトメア紅蓮弐式がグレードアップして紅蓮聖天八極式が登場。
このナイトメアはかっこよすぎます。
強さもナイトオブラウンズを圧倒するポテンシャル。
フレイヤ
奪還戦に登場してきた広範囲型殲滅爆弾。
もはや核というか核以上ですね。
しかもフレイヤに巻き込まれてナナリーも…まさかここで戦う理由もなくなるとは…。
ルルーシュが不憫すぎます。
ロロが死す
ナナリーを失ったルルーシュは全てを諦めます。
そんなスキを逃す訳がないブリタニア帝国宰相シュナイゼルの策略で、黒の騎士団にも裏切られ、絶体絶命に陥ります。
と、ここでロロが命懸けでルルーシュを逃がします。
ロロはシャーリーを殺したりして嫌いでしたが、だいぶ好きになりました。
それにしてもいきなり主要キャラが死に出しましたね。
Cの世界
いきなりの皇帝との最終決戦に突入。
人の意識が集まるCの世界で、スザクとともに皇帝を倒しにかかります。
このシーンでは、ルルーシュの想いや決意があふれ出てきました。
胸打たれる名シーンです。
新皇帝
皇帝シャルルを倒し、ルルーシュが新しいブリタニア皇帝になり、全国中継で発表。
このシーンは衝撃を受けました。
ルルーシュが皇帝になるのもそうですが、ナイトオブゼロとしてスザクが騎士に。
ついにルルーシュとスザクが手を組むときが来たのです。
このときの興奮度たるや…もう限界を突破しました。
ナイトオブワン
ルルーシュを皇帝と認めないナイトオブラウンズが反逆を起こし、スザクが鎮静に行きます。
ここでランスロット新型のランスロットアルビオンが登場。
1機でナイトオブラウンズ相手に、圧倒的な勝利を手にしました。強すぎます。
間違いなく、紅蓮聖天八極式との2強ですね。
シュナイゼルの戦略と最終決戦
死んだと思わせていたナナリーを使ってルルーシュに宣戦布告します。
ラスボスが、最愛の妹ナナリーだとはまさかの展開でした。予想できるわけがないです。
そして、ブリタニア全勢力、黒の騎士団&シュナイゼルの戦いが大迫力で展開されます。
本作一番とも言える大規模な戦闘は目が離せなかったです。
特に、スザクとカレンの戦いは胸が熱くなるの間違いなしです。
キャラそれぞれにみどころの戦闘シーンがありますよ。
ゼロレクイエム
そして、最後に言わなければいけない名シーンが最終決戦後のルルーシュの作戦、ゼロレクイエム。
衝撃の終わり方であり、感動シーン。間違いなく泣けます。
ラストのゼロレクイエムがあったからこその神作品認定ですね。
しかも、いろいろな説が出るような終わらせ方になっており、それがまた良さを際立たせています。
ただ個人的には、ルルーシュは多くの苦難を味わったので幸福になってほしかったです。
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『コードギアス 反逆のルルーシュ』まとめ
コードギアス10周年プロジェクトサイトを更新!TOPページのコードギアス10周年キービジュアルイラストを変更しました! https://t.co/ZG4GXmplVI #geassp pic.twitter.com/dSl2inxZL6
— コードギアスプロジェクト (@GEASSPROJECT) 2016年11月25日
以上、『コードギアス』シリーズの原点となる、TVアニメ第1期・第2期について書かせていただきました。
これから『コードギアス』を鑑賞してみた!という方は、まず入り口はこの2つからになります。
- 感動するシーンがたくさんある
- 大規模戦闘な戦闘が手に汗握る展開で魅了される
- キャラクターの言動、挙動がクセになるほどかっこいい
- 伏線が多く、予想できない展開にも楽しめる
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