二宮(坂口健太郎)の目の前で自らに拳銃を向けた百田(三浦貴大)のスマホから、二宮は悠香(臼田あさ美)を殺したという人物から電話を受けます。犯人は自分たちの仲間は警察の中にもいると警告。
田波(鈴木浩介)が復帰し、二宮は正式に悠香の事件を捜査することになります。
一方、三輪(松下奈緒)の元にはCODEから二宮殺害の指令が来ていて・・・。
目次
ドラマ『CODE ー願いの代償ー』 前回振り返り
二宮(坂口健太郎)にCODEを紹介したと思われていた佐々木(渋谷謙人)は、二宮に「二度とCODEを使うな」と忠告します。その後佐々木はプレーヤーと思われるグループに攫われてしまいました。
二宮は椎名(染谷将太)と咲(堀田真由)と手を組み、佐々木を攫った人物を追うことに。
そして二宮は、CODEを使用するもう一人の警察関係者が百田(三浦貴大)だと知ります。
百田は「俺のようにはなるなよ」と言い残し、自らを拳銃で撃ったのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『CODE ー願いの代償ー』第5話あらすじと感想
真犯人からの警告
警察の中にいる二宮(坂口健太郎)以外のもう一人のCODEプレーヤーは、親友の百田(三浦貴大)でした。
百田は「俺のようにはなるな」と言い残し、自らを拳銃で撃ち抜きます。
行き場のない思いを抱える二宮の元に、悠香(臼田あさ美)を殺したという謎の人物から連絡が入ります。
犯人は、自分たちには警察の中やそれ以外にもたくさん潜んでいると警告します。
「警告を無視すれば君たちの命も危ない」
二宮は必ず犯人を見つけ出すと固く誓います。
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百田は“管理側”のことについては何も知らない様子でした。
椎名(染谷将太)たちは調査が振り出しに戻ったと落胆します。
しかも、命を狙われているので今後はさらに慎重に行動しなくてはなりません。
椎名が二宮にCODEを使いすぎると抜け出せなくなると忠告すると、二宮は「もう使わない」と宣言しました。
捜査開始
田波課長が復帰し、悠香に線香をあげに二宮の家を訪れました。
二宮は田波にCODEのことを話します。
驚く田波に、今まで言えなかったのは自分が犯罪に加担していたことを知られるのが怖かったからだと素直に告白しました。
田波は「これからは一緒に調べる」と立ち上がりました。
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二宮は早速田波に頼んで、百田の元上司だった西尾管理官に会い、本庁異動を正式に辞退したいと申し出ました。
田波も一緒に頭を下げてくれ、二宮は悠香の事件を正式に捜査することになりました。
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椎名は二宮に調べ直して欲しいことがあると言います。
悠香が最後に担当したひき逃げ事件のことです。
二宮は、事故の夜、悠香がひき逃げ事件のことで呼び出されて庁舎に戻ったことを思い出し、もう一度調べ直すことにしました。
最後の任務
三輪(松下奈緒)の息子は日に日に容態が悪くなり、三輪は決断を迫られていました。
そんな時、新たな任務が課せられます。
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「二宮湊人を殺してください」
三輪の星は残り一つ。失敗すれば死の制裁が下されます。
一方、二宮が鑑識でひき逃げ事件のことを聞いていると、悠香の同僚が「話がしたい」と声をかけてきました。
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あの夜、悠香を呼び出したのは彼女でした。
壊れていたデータカードから、ドライブレコーダーのデータを復元できたので、見て欲しいと連絡したのです。
しかし、二宮が渡された鑑識の資料にはドライブレコーダーのデータのことはどこにも記されていません。
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さらに、悠香はその時、何か気になることでもあったのか、禁止されているはずのUSBメモリにデータを移していたようでした。
そのUSBは、どこにあるのかわからないとのことです。
悠香の同僚が二宮の車を降りた時、彼女は二人組の男にナイフを突きつけられ、「二宮に話したことを話せ」と脅されてしまいました。
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二宮は自宅に戻ってUSBを探し始めました。
三輪はマンションの前に車をつけて、もう一人のプレーヤーを待ちながら殺害の機会を狙います。
二宮は悠香の遺品が入った箱を探しますが、USBは見当たりません。
もう一つある箱は、事故当時悠香が身に着けていた物が入っている箱ですが、二宮は引き取って以来それを開けていませんでした。
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悠香が着ていたジャケットには血が付着しています。
二宮は辛い気持ちを抑えてポケットなどを探りますが、何も入っていませんでした。
しかし、ふと袖口を見ると、糸がほつれています。
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USBはその袖口の折り返し部分に隠されていました。
襲撃
その時、田波の動画を解析していた咲(堀田真由)から椎名に連絡が入ります。
解析の結果、二宮がCODEから受け取った田波の動画は、フェイク動画でした。
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しかし、庁舎のドアは県警関係者しか開けることができません。
防犯カメラも操作されていたことを考えると、外部からシステムを操作して、開錠をした可能性も考えられます。
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その時、部屋のブレーカーが落とされ、三輪とプレーヤーの男が侵入してきました。
しかし二宮はすぐにプレーヤーを取り押さえ、近くで警備していた二宮の後輩の八重樫が駆け込んできました。
三輪は逃げ出し、車を乗り捨てたところで病院から「息子の容態が急変した」と連絡を受けます。
三輪が病院に駆けつけると、医師からは息子は一旦落ち着いたものの、すぐにでも心臓移植のために渡航をする必要があると言われました。
途方に暮れる三輪の元に、二宮と椎名が現れます。
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二宮が三輪に拳銃を向けながら「悠香の死に関わっているのか」と尋ねると、三輪は「仕方がなかった」と答えました。
三輪は抵抗することなく、二宮に手錠をかけられました。
CODEは容赦なく「任務失敗 死の制裁が下ります」とアラートを出します。
次の瞬間、二宮のアプリに三輪を指定の場所に運べという任務が下りました。
三輪は息子に被害が及ばないために自分を連れていけと言いますが、二宮はスマホの電源を切ってしまいます。
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「あんたに今死なれたら困る」
二宮は病院の警備を強化し、三輪を警察署に連れて行きました。
死の制裁
二宮は、椎名と三輪と共に悠香のUSBに入っていた動画を確認します。
動画では被害者の車がトラックにぶつけられた後、被害者のスマホにあったCODEが勝手に起動し、電話をかけ始めました。
三輪は、CODEはこうして増え続けるのだと言います。
プレーヤーが死ぬと、CODEが勝手に欲望が深い関係者を見つけ出して誘い出すというのです。
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この動画が悠香の死にどのように関わっているのか、二宮が三輪に聞こうとしたその時、二宮宛てに外線電話がかかってきます。
「お久しぶりです。二宮さん」
電話をかけてきたのは、逃亡していた甲斐(青柳翔)からでした。
「今から制裁を下す」
甲斐は、三輪の子供を狙うかのようにほのめかしてきました。
二宮は病院にいる田波に連絡をし、警備を固めてもらいます。
そして急いで病院に駆けつけると、田波は駐車場に出ていました。
二宮が車から降りると、突然駐車場に銃声が響き、その瞬間田波が腹から血を流して倒れます。
「制裁完了! 子供だと思ったか!」
甲斐は笑いながら車に乗り込み、闇夜に消えていきました。
ドラマ『CODE ー願いの代償ー』 第5話 感想&まとめ
第5話はめちゃくちゃ胸糞悪い終わり方をしました。ある意味で感心するほど、相手は二宮が嫌がることをよく知っています。
それにしても、田波課長は踏んだり蹴ったりですね。犯人の仲間だらけの警察署にいる三輪のことも心配です。
ところで、病院の外に出てきた田波課長に、話しかけた人物がいました。それは前回怪しいピエロとして登場した玉山鉄二さんです。
彼は事件とどんな関係があるのでしょうか?次回も見逃せません!