二宮(坂口健太郎)にCODEを紹介したと思われていた佐々木(渋谷謙人)は、二宮に「二度とCODEを使うな」と忠告します。その後佐々木はプレーヤーと思われるグループに攫われてしまいました。
二宮は椎名(染谷将太)と咲(堀田真由)と手を組み、佐々木を攫った人物を追うことに。
さらに二宮は、CODEを使用する警察関係者の正体を知ることになります。
目次
ドラマ『CODE ー願いの代償ー』 前回振り返り
二宮(坂口健太郎)はどんな願いも叶えるというアプリ『CODE』を使って、信頼している上司、田波課長(鈴木浩介)が悠香(臼田あさ美)の死に関与していることを知ります。
一方、椎名(染谷将太)と咲(堀田真由)は、二宮にCODEを紹介したという佐々木(渋谷謙人)の存在を掴み、佐々木を探し始めます。
そしてCODEの任務の裏では、謎の人物(松下奈緒)らが佐々木の行方を追っていました。
【ネタバレあり】ドラマ『CODE ー願いの代償ー』第4話あらすじと感想
佐々木の忠告
二宮(坂口健太郎)にCODEを紹介したと思われた、二宮の同級生・佐々木(渋谷謙人)は、紹介したのは自分ではないと主張。
それどころか、二宮に「二度とCODEを使うな」と忠告します。
moyoko
椎名(染谷将太)が佐々木が知っている限りのCODEについての情報を聞き出そうとしたその時、突如銃声が鳴り響きます。
moyoko
二宮と椎名は佐々木を逃がそうとしますが、佐々木はプレーヤーグループに連れ去られてしまいます。
二宮がグループの一人と格闘した時、その女は手首に青いミサンガをつけていました。
moyoko
二宮は椎名と共に車で後を追おうとしますが、車のタイヤはパンクしていました。
当然、逃走に使われた車は盗難車でした。
そして、佐々木がいた山荘エリアには、防犯カメラはほとんど設置されていません。
二宮は必死で佐々木を捜索しますが、後日、佐々木は遺体で発見されます。
椎名の目的
佐々木の死因は「覚せい剤の過剰摂取」でした。
moyoko
二宮は殺人だと主張しますが、所轄は取り合ってくれません。
苛立つ二宮に対し、同期の百田(三浦貴大)は「冷静になれ」と二宮を諭します。
「今のお前を見たら、悠香さんが悲しむぞ」
二宮は、佐々木の件に関して椎名が他人事のように捉えているのにも苛立ちを隠せません、
椎名は「俺には俺の目的がある」と言いますが、二宮は自分は身近な人間を奪われていると抗議します。
すると、椎名は二宮をあるホテルの一室に連れて行きました。
そこは椎名の拠点で、ハッカーの咲(堀田真由)も一緒です。
椎名は、彼が調べたCODEの被害者と関連のある人物のデータを二宮に見せます。
moyoko
二宮が何故悠香の写真もあるのかと尋ねると、椎名は悠香が最後に担当したひき逃げ事件の被害者はCODEプレーヤーだったこと、そして当の悠香はプレーヤーの寺島に殺されたこと、そして佐々木の件で、悠香も必ずCODEと繋がりがあるはずだと椎名は説明します。
そして椎名は、三宅という人物の写真を二宮に見せます。
彼はジャーナリストで、椎名の唯一の恩人であり、CODEを使って殺されたと言います。
「大切な人の理不尽な死、その真相を暴いてCODEを潰す」
moyoko
相互協力
椎名が二宮に近づいたのは、情報収集のためです。
ただそれ以外に、自分と二宮の境遇が似ていると思ったのも理由の一つです。
「お互い協力しませんか?」
二宮は渋々それを受け入れます。
作戦会議の結果、椎名たちは二宮が佐々木が連れ去られた現場でナンバーを見た車以外に、もう一台目撃していた車を追う、二宮は田波がプレーヤーかどうかを探ることになりました。
二宮は収監されている田波に、CODEに願いを入れたのかと単刀直入に尋ねます。
「俺が何かを願ったとすれば、お前と悠香さんの幸せだよ」
田波は一貫して「誰かにはめられた」と主張していました。
moyoko
一方、椎名たちの車の捜索は、山荘付近に防犯カメラがないため難航していました。
青いミサンガの女
三輪円(松下奈緒)は、警備会社のSP訓練を受けていました。
moyoko
警備会社は正社員として採用したいと言いますが、三輪はそれを断り、これまで通りスポットで入りたいと答えます。
それには、理由がありました。
三輪の息子が長期入院しており、時間が取れないのです。
moyoko
三輪の息子は心臓移植が必要な重い心臓病です。移植には3億5千万円は必要だと医師から言われています。
現時点で三輪がCODEで集めた金は6800万円。
moyoko
田波と話した二宮には、田波が嘘をついているようには見えません。
ただ、“恩人補正”が入ってしまっていることも否定できません。二宮は、まだ信じたくない気持ちはありつつも、自分で白黒つけようと決めました。
田波がプレーヤーだと認めなかったので、二宮は田波の所持品からスマホを見つけ出し、確認しようとしました。
それを後輩の八重樫に見つかり、百田と共に咎められます。
moyoko
しかし百田は最終的に、「どうせ言うことを聞かないんだから、とことんまでやれ」と言ってくれました。
moyoko
黒い車の持ち主
椎名と咲が捜索していた車はなかなか見つかりません。
咲は捜索範囲を広げ、二宮が見た黒い車と同型の車をピックアップして、二宮に確認してもらいます。
膨大な量の動画をチェックして、最後の動画で二宮は助手席に青いミサンガをつけた人物が映っているのを見つけました。
その車を調べてみると、なんと登録者は「神奈川県警本部」となっていました。
車は本部に残っていて、二宮は鑑識に頼み込んで調べてもらいましたが、不審な物質は検出されませんでした。
ドライブレコーダーの映像はシステム障害でデータがなくなっています。
moyoko
このことと寺島と佐々木の死の真相も潰されていることから、警察内にCODEの協力者がいることは明らかです。
田波は怪しいですが、今は収監中です。神奈川県警に所属する1万5千人もの人間から協力者を見つけ出さなくてはいけません。
moyoko
二宮は「これで最後にするから」とCODEに県警のCODE利用者を教えて欲しいと願いました。
すると、送られてきたメールには2枚の画像が貼り付けてありました。
1枚目は二宮のもの、そしてもう1枚は・・・。
親友の親友
二宮は百田を屋上に呼び出します。
「俺の同級生なんだ。お前が殺した佐々木ってやつ。お前がCODEを使ってるだなんて・・・」
百田は当初とぼけますが、すぐに自分がプレーヤーだと認めました。
そして、百田自身、二宮がプレーヤーだということに気がついていたと言います。
佐々木と二宮が会ったあの日、百田は任務として佐々木を殺しに来たものの、二宮の姿があったので一瞬躊躇してしまいました。
しかし、任務は絶対です。百田は佐々木を連れ出した後、殺害しました。
二宮は途中で引き返せなかったのかと問い詰めますが、百田はCODEには抗えないと言います。
moyoko
「お前が悠香を殺したのか?願いを入れたのか?」
百田は、二宮のその問いには答えず、復讐のためにCODEを使ったと語り始めました。
百田には二宮以外に幼馴染の親友がいました。
その親友は政治家の秘書をやっており、ある時不正献金があることを見つけます。
親友は「悪い奴を追い詰めて、絶対に逃がさない」と宣言する正義感の持ち主で、その不正を正すため、自分が秘書を務める政治家に相談したところ、彼は抹殺されてしまったのです。
moyoko
しかも、親友の殺人事件は証拠不十分で不起訴になってしまいました。
百田はそのことで親友を殺した者を一人残らず消すと誓いました。
その時、百田はCODEの存在を知り、復讐を実行していたところでした。
moyoko
最悪の結末
百田のスマホにはCODEから「二宮湊人を殺してください」という任務が送られてきていました。
moyoko
百田は悠香の事件に関しては「関与していないと言えば噓になる」と曖昧な答えをしました。
ただ、百田が願ったわけではなく、CODEからの任務を実行しただけで、自分の意思ではないと言います。
moyoko
「誰かが田波課長に罪をかぶせ、悠香さんを殺すことを願った」
それが、誰なのか百田にもわかりません。
二宮は、百田に銃を向けています。CODEのタイマーはあと2分を切っています。
百田は銃を抜き、自分の首に銃口を当てます。
「二宮、俺みたいになるなよ」
百田はそう言って引き金を引きました。
「なんでこうなるんだよ!」
二宮が倒れた百田に駆け寄ると、百田のスマホから着信音が聞こえます。
応答すると、「これがCODEの力だよ」と相手が話し始めました。
moyoko
「君はずっと私のことを探していたんだろう?私が七海悠香を殺した」
ドラマ『CODE ー願いの代償ー』 第4話 感想&まとめ
遂に悠香を殺したという人物が現れました。
それにしても二宮は大事な人をどんどん亡くして気の毒です。
実は、今回の話の中で、三輪の息子が入院する病院に出入りする、玉山鉄二さん演じるピエロが何か大きな鍵を握っているようでした。
CODEを運営しているのは誰なのか? CODEの『管理者』とは?まだまだ謎は深まるばかりです!