映画『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』あらすじ(ネタバレあり)・感想|でっかい犬に加虐されたい欲が爆上がる良作

(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved. でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード

デカい生き物。それは動物好きの“癖“をくすぐる王道ジャンル。犬なら「グレート・ピレニーズ」、猫なら「メインクーン」などなど…。たとえ飼うことができなくても、観ることができただけでも眼福の存在…。
そんなデカい動物好きの欲望を詰め込んだ映画『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』を鑑賞しました。結論から言うと、やっぱデカい生き物最高です。「ちいかわ」もいいけど「でかかわ」もおススメです。

ポイント
・でっかい犬は正義
・主人公とその叔父の会話劇が楽しい
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主人公エミリーを演じるのはダービー・キャンプ

 

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今作の主人公エミリーを演じるのは2007年7月14日生まれのダービー・キャンプ。

HBOのドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」の出演で注目を集め、映画では『クリスマス・クロニクル』とその続編『クリスマス・クロニクル PART2』(20)にてケイト役を演じました。
Netflixオリジナル『ベンジー』にも主人公の妹役で出演しています。

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エイミーの叔父・ケイシー役にはジャック・ホワイトホール

エイミーの叔父である冴えない青年ケイシーを演じるのは『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)や『ジャングル・クルーズ』(21)などに出演するイギリスの俳優・コメディアンのジャック・ホワイトホール。
スタンダップコメディから活動をはじめ、12年にブリティッシュ・コメディ・アワードのキング・オブ・コメディ賞を受賞するなど、コメディ映画でもその魅力を発揮しています。
『赤い子犬 僕はクリフォード』でもキレキレの会話劇を炸裂させていました(笑)

エミリーの母を演じるのはジル・バレンタイン役で知られるシエンナ・ギロリー


エミリーの母マギーを演じるのは映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』(04)で原作ゲームでも屈指の人気キャラ「ジル・バレンタイン」を演じたシエンナ・ギロリー。原作ファンからジルの再現度にはかなり好意的な意見が集まりました。

ヤマダマイ

『赤い子犬 僕はクリフォード』では仕事が忙しく、なかなかエミリーの相手をしてあげられない母を演じており、怒られたくないエミリーから終始クリフォードの存在を隠されます…汗
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原作は「おおきいあかい クリフォード」という児童書

『赤い子犬 僕はクリフォード』の原作はノーマン・ブリッドウェルによる児童書「おおきいあかい クリフォード」シリーズです。

実写版に登場する不思議な老人ブリッドウェルの名前は、原作者から取ったものです。
1963年から発表された児童文学であり、その人気から00〜03年までテレビアニメが放送されたほど(日本でも放送されていました)。
また、今回の実写版とは別に、アニメ版の映画『クリフォード ザ・ムービー』(原題:Clifford’s Really Big Movie)も制作され、2004年に公開されました(こちらは日本での劇場公開はなし)

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主題歌を歌うのはマディソン・ビアー(Madison Bee)「♪Room For You」


『赤い子犬 僕はクリフォード』 の主題歌を歌うのはアメリカ・ロングアイランド出身の女性シンガー、マディソン・ビアー(Madison Beer)です。
1999年の若手シンガーで、2012年のはじめに楽曲をYouTubeに投稿し始め、あのジャスティン・ビーバーがマディソンの楽曲についめツイートしたことをきっかけに注目を集めました!
この楽曲は現時点で「赤い子犬 僕はクリフォード」のサントラのみに収録されているため、いわゆる書き下ろし楽曲かもしれません。


ヤマダマイ

ちなみに「新予告」と題された予告編でBTSの「Dynamite」が使用されましたが、本編(字幕)では流れません!汗
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『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』あらすじ【ネタバレあり】

それではでっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォードをネタバレありでレビューします。

エミリーとでっかい犬の出会い

アメリカ・ニューヨーク州マンハッタンにある廃工場。そこには母犬と4匹の子犬が身を寄せ合って暮らしている。そのうちの一匹はひときわ小柄なうえ、真っ赤な体毛をもつ子犬だった。
あるとき廃工場に動物管理局の職員がやってきて、赤毛の子犬以外は皆連れて行かれてしまう…。
その頃、マンハッタンに越してきた少女エミリーは学校でイジメられ、母のマギーも仕事に忙しくなかなか相手をしてくれない。
そんななか、マギーが出張にいくため、エミリーのベビーシッターにマギーの弟ケイシーを呼ぶことに。
このケイシーがだらしないダメ男であり、無職でトレーラー暮らし。面接には盛大に遅刻するという体たらく。
エミリーにとっては叔父さんにあたるケイシーだが全く尊敬も信頼もされていない。ケイシーはエミリーを学校まで送るが、その途中公園で動物救済処所(いろんな動物の里親募集のようなもの)と書かれた奇妙なテントを見つける。
そこの管理人である老人ブリッドウェルは、たまたま公園で見つけて保護した赤い子犬を世話しないかとエミリーに勧める。子犬を飼いたいとせがむエミリーと面倒事はゴメンなケイシー。結局子犬を引き取ることはできなかった。
しかし学校から家に戻ると、不思議なことにエミリーのカバンにあの赤い子犬が入っていた。「クリフォード」と名付けられた子犬はエミリーの愛情をたっぷり受ける。
夜一緒に寝るとき、エミリーは自分が大きく強ければいじめられることはないと考えるが、翌日大きくなったのはエミリーではなくクリフォードだった。
巨大化したクリフォードに驚くエミリーとケイシーだが、ひとまず病院でクリフォードを診てもらうことに。健康そのものだったクリフォードだが、エミリーはテントで会ったブリッドウェルがクリフォードに魔法をかけたのではないかと考える。
その頃、遺伝子研究会社である「ライフグロー」は、遺伝子操作で動物の研究をしていたが、成果が出せず、社長のティエランは終始イライラしていた。
そんななか、すでにネット上で話題を集めていたクリフォードに目をつける。ティエランは「クリフォードはライフグローの管理している犬で、研究所から逃げ出してしまった」というウソのシナリオで、エミリーからクリフォードを奪おうと考える。

追われる身となってしまったクリフォードの運命は?</h3
エミリーとケイシーはクリフォードの存在が管理人に知られてしまったことで、アパートを退去するハメに。

そこへティエランが現れ、金と引き換えにクリフォードを連れて行こうとするが失敗。クリフォードには「ライフグロー」のICチップが埋め込まれてしまったが、ケイシーのトレーラー(兼自宅)でなんとか逃げ切る。
エミリーはクリフォードを元の大きさに戻したいが、それができなければ、数少ないエミリーの友人オーウェンの力を借りて、クリフォードを広大な自然に返すとケイシーに約束する。
エミリーとケイシー、オーウェンはやっとブリッドウェルの所在をつかんだが、彼は前日に亡くなったと伝えられる。結局、クリフォードは真夜中に船で運ばれていった。
ところがICチップでクリフォードの所在をつかんだ「ライブグロー」によって、輸送中のクリフォードはさらわれてしまう。
ニュースでクリフォードが誘拐されたことを知ったエミリーたちは、近所の人たちと協力してクリフォードを助けに行く。「ライブグロー」 からクリフォードを助け出し、ティエランたちの追っ手から逃げるエミリーとクリフォード。
ふたりを追い詰めたティエランはクリフォードのICチップには自分たちの会社のデータが入っているため、会社の所有物だと主張する。
窮地に陥ったエミリーたちだが、そこに現れたのは亡くなったと思われていたブリッドウェルだった。彼の死は人違いで、エミリーたちを助けるため、彼は「魔法」を使う。ICチップのデータは所有者にエミリーの名前を表示したのだ。
これによりティエランはクリフォードを捕まえることを諦めた。一方でクリフォードが大きくなったのはエミリーの愛情の大きさゆえだったため、クリフォードは小さくなることはなく、その後もエミリーと仲良く暮らすのだった。

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『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』感想

でっかい犬は正義

やっぱでっかい生き物は最高ですね…。筆者は悪意のない動物が人間を加虐しているおもしろ動画が好きなのですが、それの究極体みたいな作品でした。
『ランペイジ 巨獣大乱闘』(18)みたいな、でっかいけど明らかに悪意があって人を傷つける系の動物映画とは違う(動物映画か…?)、牧歌的な雰囲気だけど、一歩間違えたら死ぬレベルでクリフォードに振り回される人間を見るのは大変面白かったです。
しっぽをぶんぶん振っただけで、ケイシーがシリアスなアクション映画で見るような吹っ飛び方をしたり…。
公園でボールの中に入って転がるアクティビティ(名前がさっぱりわからない)中の人間がめちゃくちゃにされてる(クリフォードはじゃれてるだけ。かわいいね)のとか…。筆者はこういう構図に弱いんです…。

エミリーとケイシーの会話劇が楽しい

個人的にはちょっとおませなエミリーと、大人になりきれてないダメ男ケイシーのやり取りが結構ツボでした。

成人男性とまともに会話できてるエミリーがすごいのか、中学生と同レベルの会話をしているケイシーがやばいのか…笑(多分前者)
今作でクリフォードはデカくなったままですが、ケイシーは一連の出来事からイラストレーターとして真っ当に生きているので、そのままデカくてもいいし、変わりたいなら変わればいい。どんな人生も君の自由だよ、というメッセージ性も受け取れて良かったです。まさに大人も子どもも楽しめる動物映画でした。

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォードあらすじ・感想まとめ

以上、ここまで『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』をレビューしてきました。

ヤマダマイ

小難しいことは考えず、動物と少女の尊い絆が見られる楽しい映画でした。家族で見るのもおすすめです!
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